ドラえもん のび太の転生ロックマンX   作:赤バンブル

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兄弟の因縁、再び

アチモフロボ 

 

「また、揺れが激しくなってきたぞ。」

 

アチモフのいるメインコントロールルームへと急ぐドラえもんズたちだが先ほどから続く激しい揺れで身動きが取れずにいた。

 

「ワイリーの野郎・・・・どうやら、外で本格的にドンパチし始めやがったようだな。それにこの揺れだとアチモフの奴も要塞を変形させたのかもしれねえ。」

 

「何っ!?この要塞、ロボットにもなるのか!?」

 

スカルマンの言葉にリングマンは大きく目を見開いて言う。

 

「それに関してはあまり詳しく調べる暇がなかったがアイツの部屋に行ったとき、ロボットに変形すると思われるコマンドボタンがあった。多分、変形機構も取り入れてたんだろうな。」

 

揺れは更に激しくなる。

 

「このままだとマシンが完成してしまう。先を急ぐぞ!」

 

ゼロがそう言いだして移動を再開しようとした矢先、ドラニコフが突然倒れてしまう。

 

「ん?どうしたドラニコフ?」

 

「ア・・・・・アウ・・・・・・」

 

続いて王ドラまた膝を付いてしまった。

 

「なんか急に力が・・・・・・」

 

更にドラえもんズが次々と倒れ始めていく。

 

「一体どうなっているんだ!?」

 

「まさか!?」

 

ゼロは咄嗟にバスターを変形させてまだ倒れていないキッドの背後を撃つ。すると棘のついた球体「マグネットマイン」が吹き飛ばされた。

 

「みんな離れていろ。アースクラッシュ!!」

 

ゼロはそのまま地面に拳を打ち込んで衝撃波を放った。すると姿を消していたヒャクレッガーが宙返りをしながら目の前に降りてきた。

 

「完全に気配を消していたにもかかわらず俺の仕業だとよく見抜いたな、ゼロ。」

 

「メタルマン達が戦おうとしていた中でお前だけ姿が見えなくなっていたと思っていたが・・・・・・ついて来ていたのか。」

 

倒れたドラえもんズの面子を庇いながらゼロはセイバーを引き抜く。

 

「無論だ。貴様らをアチモフ様の所へ行かせるわけにはいかんからな。」

 

「それが元特A級イレギュラーハンターの言うことかっ!?」

 

「それはもう過去の話だ。以前も言ったはずだ。自分の存在を誇示させようとすることこそがレプリロイドの本来あるべき姿なのかもしれんとな。俺は助けてくれたアチモフ様に仕えることで自分の新たな存在意義を見出している。それのどこが悪い?」

 

ヒャクレッガーは、後頭部のマグネットマインを飛ばしてくる。

 

「くっ!」

 

ゼロはダブルチャージを放ってマグネットマインを破壊するがヒャクレッガーは特に焦る様子もなく、知らぬ間に破壊したはずの尾が元に戻っていた。

 

「何っ!?」

 

「ここは俺たちの基地、常に補給ができるように手が加えられていなくちゃおかしいだろう?」

 

ヒャクレッガーは手裏剣を飛ばしてゼロたちのと間合いを詰め始め、ゼロの攻撃が命中しそうになるとワープで姿を消し、背後に回り込んで攻撃を仕掛けてくる。

 

「ちっ!仕方ねえな!!」

 

スカルマンはスカルバリアーを展開して背後からの攻撃を防御する。

 

「スカルマン、アチモフ様に復活させてもらった恩を忘れたのか?」

 

「頼んでもねえのに生き返らせられて礼なんかするか?それに俺はあのままでも満足だったんだよ。それをあんな現実見せやがって!!」

 

スカルマンは両腕のバスターを同時に撃ち、ヒャクレッガーの身体を撃ち抜いて行く。

 

「また、残像か。」

 

「俺はアサシン。影に忍んでターゲットに悟られぬように抹殺するのが任務だ。そう簡単にくたばらんよ。」

 

そう言うとヒャクレッガーは無数に分身をし、一同を取り囲む。同時に操っているマグネットマインの数も増え、完全に退路を断たれてしまった。

 

「・・・・・・お前ら、全員武器を構えろ。コイツはちょっとばかし長期戦になっちまうかもな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイリーアイアンゴーレム内

 

『『『メット、メット!!』』』

 

複数のメットールとスナイパージョーたちが砲弾型の巨大カプセルを急いで運んでいる。カプセルからはドンドンと大きな音が鳴っており、明らかに何か閉じ込めているようだった。

 

「やれやれ、エネルギーを補充しただけでもう意識が覚醒しましたか。これでは向こうのロボットの内部に撃ち込む前に暴れて出てきてしまいそうですね。」

 

シェードマンが呆れた表情で見ている中、メットールたちはカプセルを主砲に装填する。

 

「ドクター、カプセルを主砲に装填し終わりましたよ。」

 

『よし、ワシの計算が正しければ奴のダブルギアの効果もそろそろ時間切れになるはずじゃ。回転が止まったと同時に主砲を指定したポイントへと撃ち込め。』

 

「ですが、よろしいので?」

 

『仕方あるまい。向こうに命中したと同時にカプセルを解放じゃ。そして、お前以外のセブンスにいつでも乗り込める準備をしておくようにな。』

 

「はいはい。わかりましたよ。」

 

そう言うとシェードマンは通信を切る。

 

丁度、同じ頃、アチモフロボのボディから青い発光が解除され、回転が弱まる。

 

「今じゃ!奴の動きを封じるんじゃ!!」

 

ワイリーの叫びと同時にアイアンゴーレムはアチモフロボを取り押さえる。突然の行動につきすぐに反撃には出ないと考えていたアチモフ側はこの行動に唖然とした。

 

「なっ!?すでに限界のはずなのに!?」

 

「これでお前たちも終わりじゃ!!『開けたら超・危険!フォルテカプセルミサイル』発射!!」

 

「はい、発射。」

 

『メットッ!!』

 

ワイリーの命令が出るとアイアンゴーレムの主砲から一つのカプセルが発射される。カプセルは勢いよく飛び、アイアンゴーレムが取り押さえたことでアチモフロボの防衛網をうまく潜り抜け、ちょうどゼロたちがいる場所へと着弾する。

 

「ん!?」

 

カプセルが割って入った来たことによりヒャクレッガーは分身を一旦解除し、ゼロたちから距離を取る。

 

「なんだ、このカプセルは?」

 

ゼロは突然のカプセルの登場に戸惑いながらも見る。カプセルにはワイリーを象徴する「W」のマークが施されているため、恐らくワイリーが攻撃として撃ち込んだものなのだろう。

 

「あのカプセルのマークって・・・・・・もしかして」

 

「アイリス、もしかしてじゃなくてもわかる。あのジジイ・・・・・一体何を寄越してきたんだ!?」

 

送って来たからには碌でもないものだと分かっているため、ゼロは思わず叫んでしまう。

 

「Dr.ワイリーが送ってきたものか。だとすれば尚更早く対処しなくてはな。」

 

そう判断したヒャクレッガーは腕部に追加装備として取り付けられたグレネードランチャーでカプセルを吹き飛ばす。

 

「「「「「あっ!?」」」」」

 

カプセルはたちまち爆発し、勢いよく燃え上がる。

 

「これで中身が何であろうと無事ではすむまい。」

 

ヒャクレッガーは改めて分身をし始める。

 

「さて、続きと行こうじゃないかゼロ・・・・・・・!!」

 

背後からの異常な殺気にヒャクレッガーは瞬時にスピードギアを発動して回避する。同時に彼がいた場所はバスターの光弾がマグネットマインをいくつも破壊した。

 

「馬鹿な・・・・・・」

 

「アチアチアイチアチアチ!!!畜生!!ジジイの奴、カプセルにぶち込んで閉じ込めたかと思ったら俺を焼こうとしやがって!!!」

 

「この声・・・まさか!?」

 

炎の中から聞こえてくる声にゼロは思わず顔を歪める。それはリングマンも同じ反応だった。

 

「アチチ・・・・・・ん?」

 

炎の中から出てきたのは黒いロボットだった。そのすぐ脇には狼型のサポートロボットを連れており、ゼロは無論、リングマンもその姿を何度も見たことがある。

 

「「フォ、フォルテ!?」」

 

「ハッ、ハ・・・・・・・コイツは運がいいぜ!!まさか、目を覚ました先にお前がいるとはな!!ゼロ!!!」

 

フォルテはゼロを見るなり嬉しそうににやけるがゼロにとっては今はもっとも出くわしたくない相手だった。

 

「フォルテ・・・・・」

 

「せっかくエックスへのリベンジマッチができるかと思った矢先にジジイの奴にカプセルに閉じ込められて腹が立っていたが、こんなサプライズを用意されているとは思わなかったぜ!」

 

フォルテは、バスターを構えながら言う。

 

「くっ!よりによってこんな奴を寄越してくるとは・・・・・・」

 

「なんだ、アイツは?」

 

この状況を最悪と見ていたリングマンを見ながらスカルマンは不思議そうに聞く。

 

「あぁ・・・・そう言えばお前は知らなかったな。アイツはフォルテ、ワイリーがロックマンをベースに作ったロボットなんだが・・・・性格は野獣のように獰猛、作ったワイリーですら手に余るほどの奴だ。」

 

「なるほどな・・・・・・・確かに見ただけでそんな風に感じられる。」

 

リングマンの簡単な説明を受けてスカルマンはなんとなく納得する。

 

フォルテは近くにヒャクレッガーがいるにもかかわらずゼロに攻撃を仕掛けようとしていた。

 

「さあ、ゼロ!今回こそは俺のために消えてもらうぞ!!お前の次にはエックスとロックマンも控えているんだからな!!」

 

「お前・・・・・この状況を見て何も感じられないのか!?」

 

「ジジイが何を考えようが世界がどうなろうが知ったことじゃねえ!!俺は自分が最強であることを証明することができればそれでいいんだよ!!」

 

そう言いながらバスターを放とうとする。

 

が、その直後に付近を浮遊していたマグネットマインが一斉にフォルテに目掛けて飛んできた。

 

「なっ、なんだこれは!?」

 

相手にもしていなかったものにフォルテは思わずバスターの照準を変更する。天井ではヒャクレッガーがマインをコントロールしていた。

 

「スペシャルワイリーナンバーズ フォルテ。データは確認していたがやはりただの戦闘狂か。だが、それに見合った攻撃力が非常に厄介になる。この要塞を破壊されては迷惑この上ないからな。ならば、優先的に貴様から無力化させてもらう。」

 

「ちっ!雑魚が俺の邪魔をするんじゃねえ!!」

 

フォルテはヒャクレッガーに向けてバスターを発射する。ヒャクレッガーは瞬間移動で避けると複数のマインをフォルテに命中させると同時にウィルスを打ち込む。

 

「うっ!?」

 

「貴様に騒がれると計画に大きな支障が生じるからな。しばらくウィルスで動けなくなってもらおう。」

 

ところがフォルテは動けなくなるどころかむしろ撃ってくるバスターの出力が強くなっていった。

 

「ん?おかしいぞ、何故動ける!?」

 

ヒャクレッガーが疑問に思ったのも束の間、バスターの光弾が顔を掠って焦がした。

 

「!?」

 

「何を打ち込んだか知らねえが、調子が絶好調だぜ!!それともここの連中はバカばっかりなのか!?」

 

高揚しているのかフォルテは見境なくバスターを撃ち込んでいく。

 

「あの狂犬野郎・・・・あんだけ撃ち込まれて気がおかしくなっちまいやがったか?」

 

スカルマンはスカルバリアーを張りながらフォルテの様子を見る。

 

「いや、俺が初めて戦った時も奴は本来ならイレギュラー化を引き起こす『シグマウィルス』を取り込んでパワーアップしていた。どういう基準かはわからないが奴はウィルスを吸収してそれを自分のパワーへ変換する機能を持っているのかもしれない。」

 

ゼロの言うことは飽くまで推測ではあるがあながち間違いではない。

 

フォルテはシグマウィルスを含めて複数のエネルギーを取り込んでパワーアップをしたことがある。

 

かつては一つだけでも暴走しかねない超エネルギー元素の結晶のコピーを複数組み込みながらも最終的にはスペースルーラーズの一体を葬り、また、ワイリーの作成したロボットエンザウィルスにも完全とは言えないがある程度の抵抗力があった。

 

前回のシグマウィルスの一件を考えればフォルテにそのような機能があったとしても不思議ではない。むしろシグマウイルスでパワーアップしていたことに気づいたワイリーが新たに搭載したと考えた方が自然だ。

 

「だとすれば厄介だな。ヒャクレッガーのウィルスを撃ち込まれたとなると奴は無尽蔵にパワーアップしていくことになる。そうなったら、マシンを止めることができなくなる。」

 

「どうしようというんだ?」

 

ゼロは無差別破壊を続けているフォルテの様子を観察しながら聞く。

 

「この場に留まっていても埒が明かない。最低でも二人でフォルテとヒャクレッガーをここで足止めをし、その間に残ったメンバーがアチモフの所へ行く。それが最善だろう。」

 

スカルマンは後方のスカルバリアーを一部解除し、リングマンにデータ端末を渡す。

 

「リングマン、コイツをインストールしろ。この要塞の全面図だ。ルートも入力しておいてあるから後はその通りに行けばいい。」

 

「まさか、お前が足止めを引き受ける気か!?」

 

リングマンは端末を受け取るとスカルマンの顔を見ながら言う。

 

「フォルテに関してはよくわからんがヒャクレッガーの方はある程度は熟知している。時間稼ぎぐらいは何とかなるだろう。」

 

「お前・・・・・・あの時みたいに死ぬ気か!?」

 

まさかと思いリングマンは掴みかかる。

 

「さあな・・・・・・だが、ここで足止めをされてマシンが完成したらどうする?地上には嫁と子供がいるんだぞ?」

 

「うっ・・・・・・・」

 

「それに末の兄弟とも再会できたんだ。また、寂しい思いをさせたくないだろう?」

 

「・・・・・・・」

 

「俺は本来もういねえはずの存在なんだ。気にすることじゃねえ、元に戻るだけだ。元にな。」

 

「スカルマン・・・・・」

 

「さあ、今のうちに早く行け!!」

 

スカルマンは手を払うように言う。バリアーはフォルテバスターの出力の上昇と共に限界が近づいている。

 

地上に残した家族の事を想い、リングマンは苦渋の決断で先に進むことを決めた。

 

「・・・・・すまない。」

 

そう言うと彼は動けなくなったドラえもんズたちを担いでバリアーの抜け道から出て行く。

 

「・・・・・フン、それでいいんだよ。それでな。」

 

一同が全員バリアーの抜け道から出て行ったのを確認するとスカルマンはバリアーを解除して、交戦中の二人の下へと赴く。

 

「あぁ~~~クソ!!ちょこまかと・・・・・・」

 

「・・・・・・・・(迂闊に攻撃するわけにはいかんな。ウィルスが効かない以上俺の攻撃では決定打に欠けている。止むを得んがここは時間を稼ぐしか・・・・・・)」

 

「おう、随分面白そうなゲームになってんじゃねえか?」

 

「「ん?」」

 

対峙していた二人はこちらに向かってくるスカルマンを見る。

 

「なんだ、てめえ?邪魔すんなら容赦しねえぞ?」

 

「スカルマン、今頃こちらに戻るつもりか?」

 

「俺も混ぜてくれよ。三つ巴でも二対一でもいいぜ?まっ、こん中で一対一でやり合っていたら俺が楽勝だろうがな。」

 

二人をうまく挑発させるためにスカルマンは、皮肉そうに言う。

 

「何だとてめえ!?」

 

「そう言えばそっちの黒いのは昔っからロックマンに勝てなかったんだよな?俺なんかアイツを含めた四人がかりの四対一で圧倒してたんだぜ?一対一で勝てなかったお前じゃ無理だよな~~~ハッハッハッハッハッ!!」

 

「俺がお前に勝てないだと!?ふざけるのも大概にしやがれ!!」

 

フォルテはヒャクレッガーからスカルマンに標的を変えてバスターを放つ。スカルマンはすぐに応戦しようと両腕のバスターを展開しようとするが背後から飛んできた光弾により、相殺された。

 

「!?」

 

不思議に思って後ろを振り向くと先に行かせたはずゼロがバスターを展開して戻って来ていた。

 

「お前・・・・・」

 

「悪いな。アイツは少し前に大事な仲間とパートナーを傷つけられた因縁があるんだ。どうせなら、ここで決着をつけておきたい。」

 

「・・・・・・アイツらだけで大丈夫なのか?」

 

並んだゼロに対してスカルマンは呆れた表情で聞く。

 

「心配ないさ。アイリスもドラえもんたちも俺が思っている以上に強いからな。」

 

「・・・・・そうかよ。」

 

二人は改めて正面を向く。フォルテはターゲットであるゼロが戻って来たことに嬉しそうだった。

 

「そうか・・・・態々戻ってきやがったか、ゼロ!!」

 

「フォルテ、悪いがお前をここで倒させてもらうぞ!!」

 

「上等だっ!!どちらが本当の最強なのか、ここでケリをつけてやる!!!」

 

フォルテは、フォルテバスターを連射タイプへと切り替えてゼロに攻撃を仕掛ける。

 

「この間はお前の連れの女の邪魔が入って思うようにいかなかったが今度は遠慮はいらねえ!!ここでスクラップになってもらうぜ!!」

 

「ちっ!」

 

ゼロはバスターで迎撃するものの連射性能はフォルテバスターの方が上回っているため、若干押され気味になる。

 

「バスターの機能が回復しているとはいえ、厳しいか。・・・・・だが、ここでやられるわけにはいかない!!」

 

ゼロはバスターを撃つのと同時にセイバーの出力を上げてかつてファイナルシグマ戦で使用した技を放つ。

 

「幻夢零!!」

 

セイバーを振り下ろすと巨大な衝撃波が右手に向かって放たれる。シグマ戦で覚醒した時に比べれば大分威力が落ちてしまっているようだがフォルテのバスターの光弾を消すには十分な威力だった。それに威力が落ちている分、連続で放つことができるようになっている。

 

「うおっ!?」

 

バスターの光弾がすべてかき消され、自分に迫ってくる衝撃波を見てフォルテは思わず避ける。

 

「ハアッ!!」

 

ゼロは更に二度三度衝撃波を放つ。フォルテは回避を続けるもののそのうちの一波が顔を掠った。

 

「・・・・・・やってくれるぜ。」

 

自分を傷つけたことに怒りを見せているものの同時に何かを楽しんでいるようにも思える。

 

「雷神撃!!」

 

「アイスウォール!!」

 

雷神撃で攻撃をしてくるゼロに対してフォルテは目の前に氷の柱を出現させて防御する。

 

「・・・・・フォルテとゼロの戦闘能力はほぼ互角。うまくいけば同士討ちにできるが・・・・・本当に俺の邪魔をする気か?スカルマン。」

 

天井に立っているヒャクレッガーは背後でバスターを構えているスカルマンに対して聞く。

 

「勿論だ。徹底的に邪魔させてもらうぜ。」

 

「・・・・・・実に残念だ。」

 

ヒャクレッガーはそう言うと手裏剣を飛ばす。対するスカルマンはそれを避けると狙いを定めてバスターを連射する。

 

「お前とは仲良くできると思っていたが・・・・・・敵となるなら仕方ない。排除させてもらう。」

 

光弾が命中した瞬間、ヒャクレッガーは崩れるようにして消える。

 

「あぁ・・・・・・できるもんならやってみな。できるならな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アチモフロボ メインコントロールルーム

 

「にゅ~~~~~Dr.ワイリ~~~!!よりによってフォルテを撃ち込むとは!!」

 

アチモフはモニターで確認しながら言う。今頃向こうではワイリーがざまあ見ろと笑っている頃だろう。

 

「どうするのよ、パパ。あの赤の坊やがいなくなったからいいものを、あんなのに来られたら防ぎようがないわよ?」

 

ベルカナが心配そうに言うと自分の出番とばかりにダイナモが部屋から出て行く。

 

「ダイちゃん!?」

 

「こうなったら、仕方ねえ。俺が出て少し時間を稼いでくるよ。その間にさっさと終わらせてくれよ、親父。」

 

そう言うとダイナモはさっさと行ってしまった。

 

「もう・・・・・パパが悪いのよ!」

 

「わかってるっしょ!こんな時ゼロは何処行ったっしょ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイリーアイアンゴーレム

 

「よし!フォルテの奴、うまく喰い付いてくれよったわい!!」

 

ワイリーはデータ反応を確認しながら言う。

 

「シャドーマン、向こうへの乗り込み準備は?」

 

『既に開始しています。』

 

モニターで敬礼をして出て行くシャドーマンの姿を確認するとワイリーはアイアンゴーレムをアチモフロボと距離を取ろうと動かし始める。

 

「奴らに中で暴れてもらっている間にワシらは態勢の立て直しじゃ。」

 

「それが一番ですな。」

 

ワイリーの言うことに賛成するシグマはアチモフロボの内部の反応を再確認し、表情をしかめる。

 

「ドクター、セカンドナンバーズの反応があまり芳しくありません。」

 

「ん?」

 

シグマに言われてワイリーはモニターを見る。




X6編が今年中に終われるか心配になってきた。

本作でロックマンX7をやった場合で最も生存しそうなキャラは?(枠足りないので二つに分けます)

  • フレイム・ハイエナード
  • バニシング・ガンガルン
  • トルネード・デボニオン
  • スナイプ・アリクイック
  • ソルジャー・ストンコング
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