ドラえもん のび太の転生ロックマンX   作:赤バンブル

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最近モチベが上がらず執筆に力が入らない・・・・(´・ω・`)


守護神?

旧日本エリア 早乙女研究所 上空

 

「「「ゲッタービーム!!」」」

 

メタルビーストとの戦いを終えて研究所に帰還したゲッターノワールGを待っていたのは上空一帯から飛来してきたインベーダーの大群だった。研究所はゲッター線のバリアと武蔵司令官が率いたゲッター軍団で守られていたがその数は尋常じゃなく、倒しても次から次へと迫ってきた。

 

「「「くそ、帰ってきたと思ったら飛んだ客が来てくれたもんだぜ。いくら倒しても湧いてくるように次が来やがる!!」」」

 

トマホークを展開している攻撃しているノワールGの近くでは、間に合わせで出動したD2二機が背中を合わせて攻撃を行っている。度重なる襲撃で万全でない中、インベーダーは容赦なく研究所内に侵攻をはじめ、ゲッターロボ軍団の攻防戦が繰り広げられる。

 

「Bブロックの防壁を下ろせ!ここで侵入を喰いとめる!!」

 

「奴らは不定形の寄生生命体だ。液体窒素弾を投げろ!動きを封じたところで一気に決める!!」

 

「ゴー!ゴー!一片たりとも残すな!!」

 

敵の襲来、本来指揮するはずの隼人が不在なこともあって実質最高権限を持つことになった敷島博士は、少し不満そうな顔をしながら武蔵と共に司令室へと入ってきた。

 

「もう、これからと言う時に攻め込んできおって・・・少しは待たんかい!」

 

「連中もそれだけ必死という風に見るべきか。・・・しかし、それにしてはどうも違和感を感じざるを得んな。」

 

「被害状況はどうなっておる?」

 

「研究所各ブロック、迎撃による被害は軽微。うまく押し返しています。外の方はのノワールGが大半の敵を引き付けてくれていますがD2の方は防戦一方です。」

 

「ようし、『クジャク』の準備じゃ~!!あんな数、肉片も残らんほど」

 

「待ってください、敷島博士。」

 

頭部の両サイドにケーブルを接続しようとした彼に対して、武蔵は待ったをかけた。

 

「なんじゃ、武蔵。」

 

「『クジャク』を使えば敵に侵入口を作ってやるようなものです。それにこちらの駒を出し過ぎるのは敵に手の内を明かしてしまうことになる。」

 

「言いたいことはさっさと言え~。」

 

「彼の慣らしにいい機会です。ここは私にお任せを。」

 

武蔵は、通信を開いて迎撃に向かおうとしていたブラックゼロに回線を繋げた。

 

「ゼロ、俺だ。今すぐ、ドッグに戻ってタラクで出撃してくれ。」

 

『こっちの方はいいのか?膠着状態だが。』

 

「そっちは、お前の仲間に任せておけばいい。こちらの兵装も回しているからな。だが、敵にこちらの部隊を見せることはできるだけ避けたい。」

 

『それでタラク一機で片付けろか。だが、長時間は乗れないぞ。あの機体、負担が大きいからな。』

 

「構わん。既にお前の簡易転送装置にタラクのコックピットの座標をインストールしておいた。敵が目的は不明だが長期戦はリスクを生じる。手っ取り早く殲滅してくれ。」

 

『了解。すぐに出撃する。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通信を切ったブラックゼロは、入力されている座標へと転送してもらうと武蔵の言う通り黒い真ゲッターこと『タラク』の前に着いた。

 

「整備は既に完了です。いつでもどうぞ。」

 

メカニックの言葉を聞くと彼は、胸部ハッチから中に乗り込んでシステムを起動させる。

 

「研究所近辺以外にも世界各地で奴らの姿が確認されている。飽くまでもレプリフォース、イレギュラーハンターの拠点だが何を企んでいるんだ?」

 

『それは我々にも分からんがただ単に総攻撃を仕掛けようとするほど知能が低い輩ではない。きっと裏に何かがあるはずだ。』

 

「・・・ジジイの奴から何か連絡はないのか?」

 

『今のところまだない。おそらくトカゲ共との話し合いに時間がかかっているのだろう。』

 

「・・・オリジナルがいつ消えてもおかしくない状況でのんびりなものだ。」

 

『ハッチ開きます。発進、どうぞ。』

 

格納庫が開き、なだれ込むようにインベーダーが侵入する。出撃したタラクは人差し指を突き出し、その先端からビームを放って消滅させた。

 

「すぐに閉めとけ。」

 

そう言うとブラックゼロは、研究所上空へと高速飛行するとトマホークを展開して敵を切り裂き始める。

 

「クッ、調整した割には相変わらずの暴れ馬だな。」

 

ライドチェイサーで無理な運転をこなしていた彼だったがこのタラクの加速Gはそれを遥かに上回る衝撃だった。今は敵を倒しているが気を抜けばたちまち体中を打ち付けられ、最悪原形の残らない鉄塊と化するだろう。

 

タラクの登場でインベーダーたちは、一斉に標的を変える。その隙にD2は研究所へと引き上げていき、上空には黒いゲッター2機が防衛する状況へとなった。

 

「「「よおぉ、兄弟。そいつはうまく乗りこなせるのか?」」」

 

「お前らの兄弟になった覚えはない。」

 

「「「それだけの口が叩けるなら問題なさそうだ。さて、どう動く?」」」

 

「一体一体相手にしていたら時間の無駄だ。一気にまとめて片付ける。」

 

「「「同感だな。体を酷使することになるが研究所が墜とされたんじゃシャレにならないからな。」」」

 

タラクとノワールGは、光を収束させて背中を合わせると回転するような形でゲッタービームを放つ。周囲のインベーダーたちは次々と消滅し、残った個体は攻撃から逃れると一か所に集まって合体をし始める。

 

「よし、あんたらは研究所に戻れ。ここで一気に蹴りを付ける。」

 

体を構築しているうちにブラックゼロは、タラクの両腕にエネルギーを収束させ『ストナーサンシャイン』を撃つ態勢に入った。するとコックピットが緑色の光に包まれ、体に得体のしれないエネルギーが流れ込んでくるような感覚が襲ってきた。

 

「ちっ、この技を出す時だけ妙に変な感覚に襲われるな。」

 

エネルギー弾がある程度の大きさになるとタラクは、目の前から喰いつこうとする大型インベーダーに向かってストナーサンシャインを撃ち込む。光弾はインベーダーの口内に入ると一瞬で膨張し、周囲に残っていた小型インベーダーをも巻き込んで閃光をあげながら爆散した。

 

「派手に逝ったな。」

 

『研究所の方は今の一撃でほとんど一掃した。これぐらいなら残りも問題なく殲滅できるだろう。だが、奴らは他の場所でも暴れている。休むのはまだだぞ。』

 

「次はどこだ?」

 

『既にマップをインストールした。タラクの移動速度ならすぐに行けるはずだ。』

 

「お前たちの方からは増援を送らないのか?特にレプリフォース関しては今の戦力でまともに対応できないだろう。」

 

『イレギュラーハンター側には、既に部隊を展開して迎撃を行っている。だが、レプリフォースの方は状況が芳しくない。』

 

「つまり、そっちの手助けをして来いってことか。」

 

ブラックゼロは、操縦桿を握りなおすとタラクと共に早乙女研究所上空から姿を消す。

 

「うん?真ゲッターはどこへ行きおった!?」

 

モニターで見ていた敷島博士は、突然消えたことに驚く。すぐそばに座っているゲッターロボたちが端末を操作して行方を捜す。

 

「レプリシーフォース支部上空で確認。」

 

「なぬっ!?いきなり100キロ以上も行きおっただと!?」

 

「ものすごい勢いでミンチにしています。」

 

「あっ、ビーム撃った。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 ハンターベース

 

「ブーメランソーサー!!」

 

インベーダーの襲撃は各地で繰り広げられており、ハンターベースではゲッター號とザンダクロス、そして、鉄人兵団の大型兵器たちが共闘して迎撃していた。

 

「当たれ!!」

 

アクセルは、ザンダクロスのミサイルポッドを展開し一斉射撃で攻撃すると間を開けずにビームランチャーで攻撃していく。

 

しかし、数の暴力の前には敵わないのか撃破してもインベーダーの数は全く減らず、次々と地上に降下して近くの大型兵器を破壊して本部へと近づいていた。

 

「他の支部も襲っているって聞いたけど、ここだけ明らかに数が多すぎるよ!?」

 

目の前に来た敵を胸部ビーム砲で焼き払いながら彼は、この数の異常さに苦言を漏らす。

 

インベーダーがこのハンターベースへ襲い始めたのが巴武蔵率いるゲッター艦隊が現れてからほんの数時間後。

 

今のところ被害こそ最小限に抑えているが援護で参加してくれているゲッター軍団を入れても敵の数が圧倒的に多すぎる。まるでここだけは絶対に墜とすという意思すら感じるほどだ。

 

「一体何が目的でここを攻めているのかな?」

 

「私たちを連れ戻しに来たんじゃ・・・・」

 

「でも、それだったらあのへんな博士が来ているはずだよね?」

 

 

インベーダーたちが向かおうとしている場所。

 

それは『Z』を一時的に格納している倉庫の方だった。

 

ネロが気を失ってメディカルルームで寝かされているため、他のパイロットが搭乗できるように改修しようとダグラスが運び込んだのだがどういうわけか反応がなく、操縦桿をいじろうがボタンを押そうがピクリとも動かなかった。

 

「どうなっていやがんだコイツは!?特に壊れているわけでもねえのに動かねえなんて何か特別なセキュリティーでもかかっているのか?」

 

外では、爆発音が聞こえている。

 

今はまだ大丈夫だがここにまで戦火が及んでくるのは時間の問題だ。

 

彼は、再度メカトピア側のメカニックと確認をし始める。

 

「本当にこの頭部のユニットが操縦を担っているんだよな?」

 

「え、えぇ。間違いありません。」

 

「誰にでも操縦できるよう脳波感応型リモコン取り付けたのに・・・・・中から妨害電波でも出ているのか?」

 

「調整を行っていたのはビアンコ博士だったので。それに『Z』のブラックボックスは謎だらけでなんとも。」

 

「ネオゲッターも色々やべえ機体だったがコイツも大概だな。戦闘も激しくなっているみたいだし、ここもそろそろやべえ・・・」

 

腕を組みながら解決方法を考えている彼らをよそに今まで沈黙を守っていた『Z』の目が突如光りだした。

 

「か、勝手に動いた?」

 

「まさかそんな・・・・」

 

驚いている彼らを他所に『Z』は、固定するために取り付けられていた拘束具を破壊して格納庫から出て行った。

 

外に出てきた『Z』の姿を見るとインベーダーは、ゲッター軍団を無視して一斉に向かい始めた。

 

アクセルたちは、誰かが動かしているのかと頭部の操縦ユニットを見るが中には誰もいなかった。

 

「誰も乗っていないじゃん!どういうこと!?」

 

「わからない。でも、向こうに向かったということは僕とリルルの回収が目的じゃなくて・・・・『Z』が狙いだったってこと?」

 

インベーダーは、『Z』に飛びつくと纏わりつくように同化を試みる。対する『Z』は、自らの意思で動いているのか胸の放熱板から熱線を放って全てをドロドロの液体へと変えていく。腕を鎌状に変形させて向かってくる個体には、前腕左右からカッターを展開して逆に切り刻んでいった。更に空を飛んでいるものに対しても両目からの光線と口から放たれる突風で次々と殲滅していく。

 

「うわぁ・・・・ダグラス、エグ過ぎだよ。でも、自動操縦ってこんな的確に敵を倒せるものなのかな?」

 

「いや、あれはどう見ても自分で動いているようにしか見えないけど。」

 

数では勝負にならないと判断したインベーダーたちは、自分たちが倒した大型兵器の残骸をも取り込んで一体の巨大メタルビーストへと変貌する。

 

メタルビーストは、『Z』に向かって触手を振り下ろすと絡め捕るように体内に取り込んでしまう。

 

「『Z』が!?」

 

「こいつ等、初めからここを狙ってきたんじゃなくて『Z』を奪うために攻撃して来たんだ。いくら強くても自動操縦じゃ・・・・」

 

言いかけた直後、メタルビーストの顔から腕が飛び出す。

 

取り込まれた『Z』が強引に脱出しようとしているのだ。

 

更にどういうことか、同化しかけていたインベーダーを吸収して背中に紅い翼のような飛行ユニットを生成していた。

 

ロボットが行えるとは思えないその光景にジュドたちは、絶句した。

 

生成を完了し、飛行能力を得た『Z』は、再度取り込もうとするメタルビーストの触手を掴み上空へと持ち上げていく。

 

「今度は何をする気なんだ?」

 

勢いよく投げ飛ばすと一瞬体を光らせ、翼の形状を変化させたかと思いきや体を変形させて巨大な腕に変貌。

 

そして、握り拳を作って黄金に輝くとメタルビーストに向かって飛んでいき、命中させると一片残らず消滅させてしまった。

 

巨大な腕となった『Z』は、上空にいるインベーダーを蠅を叩き落すようなノリで次々と消滅させ、5分もしない内にハンターベース上空から敵を殲滅した。

 

もはや何でもありの展開にアクセルたちは、ポカーンと口を開けていたが元の形状に戻った『Z』が着地してこちらに向くと警戒し始める。

 

「つ、次は僕たちって悪い冗談じゃないよ・・・・ね?」

 

ビビりながらもザンダクロスのランチャーを構える。

 

しかし、向かってくる途中で『Z』は、急に頭を押さえて苦しみだす。

 

さっきのように熱線を出してくるのではと一同は慌てて離れるが頭部ユニットから火花が飛び散ってすぐにその場で膝をついて機能停止してしまった。

 

「・・・止まった?」

 

警戒しながら先端で突いてみる。

 

反応はない。

 

どうやら本当に止まったようだ。

 

「ふう、よかった。でも、このロボット本当に何なんだろう?吸収したり、腕に変形したりと変化自在過ぎて意味が分からないよ。」

 

コックピットから降りたアクセルは、ジャンプをして『Z』の操縦席へと登ってみる。やはり中には誰も乗っていないがよく見ると小さい装置が煙を吹きながら壊れているのが分かった。

 

「これってザンダクロスにも積んでいた脳波コントローラーだよね?でも、誰も乗っていないんじゃ意味がないし・・・・もしかして、このロボットが自分の意思で動いたとか・・・流石にないよね。きっとロボッターも付けていたから動いてたんだ。」

 

敵がいなくなった空を見上げながら彼は、目の前にある機体への違和感を拭おうとする。

 

だが、その後ダグラスから『Z』には、ロボッターを取り付けていないどころかあんな変形機構は存在しないという衝撃の事実を知ることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鏡面世界 旧鉄人兵団基地

 

鏡面世界の方では、ビアンコたちが表面世界の様子を窺っているところだった。

 

「どう思う?二人とも。」

 

「あの黒い真ゲッターは目障りだと思うけど少なくともこれで彼らは僕たちが引き上げようとしているとは考えもしないだろうね。君もそう思うでしょ、スティンガー君。」

 

「う、うん。そうだねコーウェン君。でも、『Z』は本当に何なんだろうね?ゲッター線の恩恵を受けていないにも関わらずあの変化・・・正直ゲッター艦隊よりも厄介な存在になりそうな気がするよ。」

 

ゲッター線と縁の所縁もないはずの『Z』の異常な能力にスティンガーは、かなり警戒心を抱いていた。ゲッターロボと比べても勝るとも劣らないレベルの物理の法則を無視した戦闘活動ぶりに自分たちの最大の脅威になるのではないかと。

 

「『Z』のことに関しては発見者であるこのワシでさえもすべてを解き明かすことはできんかった。だが、計画が成就することができれば話は別。その時にはおそらく奴も我らの敵ではなくなっているだろう。」

 

ビアンコは、冷静に二人に言うものの内心では不穏に感じていた。

 

発見時の内部解析で見つけた複数のブラックボックスの存在。

 

圧倒的な戦闘能力と吸収して自らの一部にしてしまう未知の力。

 

真ゲッターを葬った今、厄介なゲッター艦隊も計画を成功させればそこまでの脅威にはならないと判断していたものの予想外の成長を続けているこの機体がいずれ自分たちの前に立ち塞がることになると思っていた。

 

「・・・・次に対峙したときは確実に葬らねばならんな。」

 

彼は、一人呟くと自分の研究室へと戻っていった。




「XDiVE」がサービス終了かと思ったらまさかのオフライン版配信で久しぶりに吹いた。

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