ドラえもん のび太の転生ロックマンX   作:赤バンブル

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よくよく考えて見たら連続でパーツあるボスのステージ選択していた(汗)


ソニック・オストリーグ

ハンターベース 

 

「ケイン博士!!」

 

エックスたちは、慌ててハンターベースに戻った。ケインは、丁度オペレーターと話をしていたところだった。

 

「エックス・・・・」

 

「説明してください!イーグリードが脱走したって・・・・・・」

 

「エックス、まずは落ち着いて聞いてほしい。お前たちが現場に向かった後、司令部で砂漠基地を占拠したイレギュラーの正体がわかったのじゃ。」

 

「・・・・・それってどんな奴よ?」

 

マーティが聞くとオペレーターが代わりに答える。

 

「イレギュラーは、元特A級ハンター ソニック・オストリーグ。かつてイーグリード隊長の部隊に所属しており、彼の親友でもあった方です。」

 

「えっ!?それって・・・・・・」

 

「えぇ・・・・・・そのことを独房で監禁中のイーグリード隊長に聞かれてしまったらしく・・・・・・・」

 

「イーグリードは牢の鍵を看守から奪った後、ハンターベースにあるチェバルを一台奪って逃走した。おそらく目的地は砂漠基地のはずじゃ。しかし・・・・・奴の飛行機能はまだ完全に治っているわけではない。急いで連れ戻さねば・・・・・・」

 

エックスは、カウンターハンターに指定されたエリアを確認する。よく見るとオストリーグが占拠しているエリアも指定されていた。

 

「マーティとビートブードは、急いでイーグリードを連れ戻してくれ。俺はカウンターハンターを倒した後にオストリーグの説得に向かう。」

 

「そんな!いくらエックスでも二人を相手にするなんて無理よ!?」

 

「副隊長の言う通りです!!エックス隊長でもイレギュラー二人を相手にしたら・・・・・・」

 

「無理をするつもりはない。だが、カウンターハンターが指定したエリアと一致しているという事はきっと何かあるはずなんだ。それに今のイーグリードじゃ、オストリーグにやられてしまう危険性もある。」

 

「・・・・・確かに、イーグリードは優秀なハンターじゃが飛行能力が使えない今、元特A級ハンターだったオストリーグを相手にするには分が悪すぎるのう・・・・・」

 

「とにかくあの砂漠基地には大型ミサイルが保管されている場所でもあるんだ。準備が整い次第、急いで基地へ向かうぞ!!」

 

「「りょ、了解!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

「くっくくく・・・・・・・・中々プロテクトは厳重だったようじゃがワシの手にかかればあっという間じゃったのう。」

 

砂漠基地のミサイル格納庫のロックを解きながら老人型レプリロイドがニヤニヤしながら言う。そこへもう一つの人影が。

 

「ん?お前か。」

 

「・・・・・・・・」

 

「くっくっくっくっ・・・・奴も最初のうちは抵抗しておったが今ではワシの忠実な駒。ん?」

 

老人型レプリロイドはモニターを見る。

 

「おぉ・・・・・・・どうやら獲物がこっちに来てくれたようじゃのう。幸い砂漠には砂嵐を発生させる装置をセットしておいたから時間は十分に稼げる。」

 

「・・・・・・・・」

 

「お前が迎撃に迎え。よいか?ミサイルが発射されるまで奴らを・・・・・・いや、あの青いのを除いては絶対にいれてはならんぞ?あの青いのはワシが相手をするからな。」

 

「・・・・・・」

 

人影は黙って頷く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砂漠

 

シティ・アーベルから少し離れた砂漠地帯。この砂漠の先にはイレギュラーハンターが管理するミサイル基地があり、シグマの反乱を教訓に常にハンターたちがこの基地を警備していた。

 

しかし、今回の事件によりミサイル基地はイレギュラーによって占拠され、砂漠においては防衛用に設置されていた「人工砂嵐発生装置」によって行く手を阻んでいた。

 

そんな砂漠の中を一人のレプリロイドが歩いていた。

 

ハンターベースから脱走したイーグリードだ。

 

「くっ・・・・・・・・・飛行機能が完全だったら・・・・いや、この砂嵐の中じゃ無理か。」

 

途中で乗ってきたチェバルがイレギュラーの攻撃で壊れてしまったため、彼は止むを得ず歩いて砂漠基地を目指していた。

 

「オストリーグ・・・・・・・何故なんだ・・・・・お前ほどの男が・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数年前 ハンターベース

 

「オストリーグ!」

 

ハンターベースから去ろうとするダチョウ型レプリロイドを呼び止める。

 

「イーグリード隊長。」

 

「お前・・・・・・本当にやめるのか?」

 

「はい、自分にはもう空を飛べる力がないので。今までお世話になりました。」

 

「何故だ?ケイン氏から聞いた話ではお前のブースターは直っていてまた飛べるようになっていると聞いているんだぞ。」

 

イーグリードは、思い止まるように言う。しかし、オストリーグは首を横に振る。

 

「申し訳ございません隊長。自分は・・・・・・・空を飛ぶのが怖くなってしまったんです。」

 

「怖くなった?」

 

「はい、ブースターの修理が終わってリハビリ兼ての飛行テストを行おうとしたのですが何度も恐怖を感じて・・・・・・自分でもどうすることもできないんです。」

 

オストリーグは、申し訳なさそうな顔で言う。

 

「自分は、第7空挺部隊にいる資格がありません!!自分には・・・・・」

 

「ふざけたことを言うな!!」

 

「!?」

 

イーグリードは、オストリーグの肩に手を置いて言う。

 

「空を飛ぶことが怖いのなら怖くなくなるように努めろ!お前を慕ってくれている仲間たちもお前がきっと戻ってきてくれることを信じているんだ!!」

 

「隊長・・・・・・」

 

「俺もお前がトラウマを克服して戻ってくることを信じている。だから、お前も自分の恐怖を乗り越えて帰ってこい!!俺は、お前のことを信じる。」

 

「・・・・・・・はい!」

 

オストリーグは、感激のあまりに泣きかけながらも敬礼する。

 

「いつか、また空を飛べるようになったら戻って来い。どこにいようがお前は、我々第7空挺部隊の一員 ソニック・オストリーグなんだからな。」

 

「はい・・・・・自分が愚かでした・・・・・・いつか戻れるように努力します!!」

 

そう言ってオストリーグは、ひっそりとハンターベースを後にして行った。                                                                    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砂漠基地

 

「イーグリードは、まだここには来ていなかったようだな。」

 

エックスたち三人は、砂嵐の中どうにか砂漠基地に到着していた。

 

「イーグリード隊長が奪ったというチェバルも見当たりません。おそらく砂漠のどこかで遭難したのではないかと思います。」

 

「まずいな・・・・・・この砂嵐の中だ。長時間、晒されていたら砂が体のあちこちに入って動けなくなってしまうぞ。」

 

エックスは、腕を組みながらしばらく考えると顔を上げる。

 

「じゃあ、予定通りマーティとビートブードは、砂漠でイーグリードを捜索してくれ。」

 

「「了解!!」」

 

二人は、チェバルで砂漠の方へと戻って行く。

 

「さて、俺も急がなくては・・・・・」

 

エックスも基地の中へと入り、中を探索し始める。

 

「生存者はなし。後はメカニロイドと施設を改造して作ったトラップか・・・・・・・ん?」

 

エックスは一部の壁が不自然なことに気づく。叩いてみると中は空洞なようだ。

 

「スピンホイール!」

 

エックスは壁に向かってスピンホイールを当てると壁に穴が開き、奥にカプセルがあった。

 

「しめた!強化パーツならイーグリードの居場所を割り出せるものがあるかもしれない!」

 

そう思いながらもエックスは、カプセルの前に立つ。

 

『エックス、ここではパワーアップしたフットパーツを授けよう。このパーツを装着すれば空中でも素早く動く事ができるダッシュ「エアダッシュ」が使用できるようになる。さらに僅かだがジャンプ力もアップじゃ。』

 

「あっ、ありがとうございます・・・・・(流石にそこまで都合よくはならないか。)」

 

エックスは、カプセルに入ってフットパーツを装着する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砂漠

 

一方、別れたマーティとビートブードは、イーグリードの行方を探るべく移動していた。

 

「破壊されたチェバルです。」

 

ビートブードは砂に埋もれかけた壊れたライドチェイサーを発見する。

 

「・・・・・この状態だと破壊されてそう長くは経っていないようです。」

 

残骸をよく確認してみると形式番号がハンターベースから奪われたものと一致している。

 

「おそらくイーグリード隊長はここでマシンを破壊されてから徒歩で移動していると思われます。」

 

「よぉし!さっさと連れ戻してアタシたちもエックスに合流しましょう!」

 

二人はチェバルを走らせて移動を再開する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その地点からかなり離れた地点では・・・・・

 

「はあ・・・・はあ・・・・・・」

 

砂嵐に襲われながらも基地を目指すイーグリードの姿があった。

 

「もう、砂漠基地までそう遠くないはずだ。」

 

自分の位置を的確に確認しながらイーグリードは、歩き続ける。

 

「・・・・・・・・ん?」

 

そのとき、自分の目の前に何かが近づいていることに気が付く。彼は自分のセンサーのレベルを上げて見る。

 

しばらくするとその姿は徐々に明確になっていき、姿が確認できる頃には自分のすぐ近くにまで来ていた。

 

「・・・・・・・オストリーグ。」

 

イーグリードは、懐かしむようにその名を呼ぶ。

 

「・・・・・・・・」

 

しかし、当のオストリーグ本人は何の反応も示さなかった。その様子にイーグリードは違和感を感じる。

 

「オストリーグ、一体どういうつもりなんだ?ミサイル基地を占拠して、イレギュラーハンター本部に標的を向けるなんて馬鹿なことを・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

「答えろ!オストリーグ!!」

 

「・・・・・・侵入者、ハイジョ。」

 

「!?」

 

無機質な声で答えるオストリーグの様子にイーグリードは思わず動揺する。オストリーグはそんなイーグリードを他所に高速で移動をする。

 

「どういうつもりなんだオストリー・・・・・ぐっ!?」

 

「侵入者、ハイジョ。青イヤツイガイハハイジョ、ハイジョ。」

 

オストリーグの強烈な蹴りがイーグリードを吹き飛ばす。イーグリードが倒れるとオストリーグは再び砂嵐の中へと消える。

 

「やめろ、オストリーグ!俺はお前と戦いに来たんじゃない・・・・・うぉ!?俺がわからないのか!?」

 

蹴りを受ける寸前で避けるイーグリード。

 

「ハイジョハイジョハイジョハイジョ・・・・」

 

「何があったというんだ・・・・・・オストリーグ・・・・」

 

イーグリードは、オストリーグの攻撃を受けながらも反撃できずにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砂漠基地

 

「くっくくくく・・・・・・・・・その調子じゃ。このまま奴を破壊して・・・・・・」

 

「待て!!」

 

「むっ?」

 

老人型レプリロイドがイーグリードとオストリーグの戦闘を見ながら笑っていたとき、エックスが部屋に乗り込んできた。

 

「ほう、予定よりも早い到着だったようじゃのう。」

 

「お前が次のカウンターハンターか。」

 

「ワシの名はサーゲスじゃ。思っていたよりも活きがよさそうな奴じゃわい。」

 

サーゲスは、ニヤリと笑いながらエックスと対峙する。エックスはモニターの方を見る。

 

「・・・・・・・・お前がオストリーグを操っていたのか?」

 

「まあのう。イレギュラーハンターを叩き潰すには本部を叩けばいいだけのこと、手っ取り早く潰すにはこの砂漠基地に保管されてあった大型ミサイルが一番覿面じゃったのでな。この基地で勤めておった奴を捕えて手駒にしたのじゃよ。」

 

「よくも!!」

 

エックスはバスターをサーゲスに向かって放つ。しかしサーゲスの乗っている飛行ユニットからバリアが発生し、バスターの光弾を弾いてしまった。

 

「なっ!?」

 

「ワシをただの老いぼれだと思ったら大違いじゃ。この基地のミサイル発射は既に完了しておる。早くワシを倒さんと仲間と本部がどっちもやられてしまうぞい。ほれほれ。」

 

サーゲスは、マントを脱ぎ棄てて戦闘態勢に入る。

 

「くっ!イーグリード、待っててくれ!必ずオストリーグを正気に戻して見せる!!」

 

エックスは、サーゲスへと向かって行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




サイバーミッションとソウルイレイザー。

コレクション出すのを機にイレハンみたいにリメイクしてプレイしやすくしてくれないかな(コマンドミッションみたいな感じのRPGでいいから)。

どっちも作品としてはマイナーだし(おい!)。

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