鋼の不死鳥 黎明の唄   作:生野の猫梅酒

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#55 貫くべき想い

 アーブラウ自治領に存在する鉄華団地球支部の様子は、かつてジゼルが働いていた頃とあまり変わっていなかった。

 

「あ、団長! お久しぶりです!」

「よぉ、タカキ。元気そうで何よりだ」

 

 久しぶりに地球へ降りてきたジゼルとオルガを出迎えてくれたのは、心なしか精悍な顔つきになったタカキ・ウノである。ジゼルの記憶ではこのアーブラウの代表を務める蒔苗氏の事務所で研修を受けていたはずだが、今は鉄華団のジャケットを着て見慣れた姿だ。

 一緒に火星からやって来た他の団員たちは既に荷物を移動させつつ支部の施設へと入っている。何だかんだとまだ少年の多い組織であるから、久々の家族との再会が待ち遠しかったのだろう。この辺りは年相応の微笑ましさだからオルガも全く咎める気はない。 

 なのでジゼルとオルガ、それに案内役として残ってくれたタカキの三人で、地球支部をのんびりと歩いていく。この後は早速ギャラルホルンの者と打ち合わせもあるが、まだ時間の余裕はあった。

 

「こっちの皆の様子はどうだ? お前やチャドは平気だろうけど、他の奴らはちゃんとアーブラウの方と仲良くやってるだろうな?」

「今はだいぶ落ち着いてますね。鉄華団もより有名になりましたし、俺たちも少しは大人になれましたから」

「そうか、なら良かったぜ」

 

 かつては鉄華団(こども)アーブラウ防衛軍(おとな)でいがみ合ったりもしていたが、今の鉄華団は誰も否定できないような実績を携えている。さらに少年たちも時間が経てば身体と共に心も成長するのだから、現在は”大人の対応”を覚えるべく四苦八苦しているとタカキは言う。

 

 ただ、と彼は苦笑いした。

 

「かつての”アレ”が尾を引いているのが一番でしょうけどね。やっぱりこう、インパクトが強すぎたと言いますか……」

 

 言いながらタカキはチラリとジゼルを盗み見た。彼女は素知らぬ顔で周囲を見渡している。

 タカキからすればしばらくぶりにジゼルと会った訳だが、マイペースぶりは何も変わっていないらしい。しかしその裏には、躊躇なく殺人を実行できる恐ろしさが潜んでいることもよく知っている。たとえ彼らが戦場慣れしているといえど、いきなり眼前でアーブラウの者を銃殺した光景は忘れられないことだろう。

 

「だとよ、ジゼル。その辺り張本人としてはどうなんだ?」

「……必要な措置だったと思います。過激な手段なのは認めますが、あの場では一番手っ取り早いやり口でしたので。それに何より、ジゼルの趣味も──むぐっ」

「ま、まあそういう訳だ。俺も無意味な殺しはしたかねぇが、コイツもその辺りの機微は分かってる奴だ。だからそう心配しなくても大丈夫さ」

「はぁ……まあ団長が言うなら」

 

 正直にいえばジゼルの危険性や隠された嗜好などにタカキは察しを付けている。これまでの彼女の行いや発言を鑑みれば、少なくとも戦闘狂以上の存在だとは想像できるところだ。とはいえ、彼女と初めて出会ってからもはや数年も経つ。その間に何も問題を起こしてないとなれば、後は団長であるオルガと本人次第なのだろう。

 なのでことさらにタカキから言う事は何もない。蒔苗の事務所に勤めた経験もあるから敢えて危険な人物を引き込むメリットも理解してるつもりだし、清廉潔白なだけでは前に進めず、理想ばかり掲げても仕方ないと知っていた。

 

 それに、これはあくまでタカキ個人の感想ではあるのだが──この不思議でつかみどころのないジゼルという人物が、決して嫌いではないのだから。

 

 たまにユージンからの愚痴をチャドと一緒に聞かされたりしているし、今回の一件でもこの二人をセットにすることを散々強調されはしたものの、別に今更心配するような事は何も無いと感じているくらいだった。

 むしろ直に会えばまだその程度の関係性なのに驚くくらいだが、それは脇に置いておく。

 

「で、本題だが。先方からの客はもう来てるのか?」

 

 和気藹々とした空気から気を引き締め、オルガが真面目に問うてきた。

 

「はい。少し前に到着したので代表に応接室で待ってもらってます。相手はあのラスタル・エリオンの懐刀とも呼ぶべき存在だとチャドさんが言ってました。名前は確か──」

「ロミオとジュリエット……じゃなくて、ジュリエッタ・ジュリスですね。それはまた、随分な人物を寄越してきたようで」

「ジゼルさん、知っているのですか?」

「前にちょっとだけ因縁がありまして。オルガ団長もご存知のはずですよ」

「MA騒ぎの時のアイツか……あんまし良い思い出はねぇんだがな」

 

 MA関連といえば、タカキは直接知らないが火星の採掘場で掘り出されたMAを鉄華団が対処した際のことだろう。

 その際はギャラルホルンの横槍が入ったりと慮外の事態は起きたものの、無事に事態は収束させたと聞いている。さらに何人かを捕虜に取ったことで大きく状況は変わったらしいが、つまりその時の捕虜に違いない。

 ……そう知ってしまうと途端に複雑な関係性な客人に頭を抱えたくなったタカキである。というより、既に頭を抱えているオルガの真似をしたいくらいだ。唯一平気そうに振舞っているジゼルは火星で矛を交えた張本人だから余計にいたたまれないというか。

 

「まあ、何とかなるだろ。この前の戦いのときもMA相手に三日月たちに協力してくれたらしいしよ……つーかロミオとジュリエットってなんだ?」

「有名な戯曲ですよ、ご存知ありませんか?」

「悪いが知らねぇな。生憎そういうのに触れる機会はなかったもんでよ」

「じゃあ今度教えてあげますよ。悪くない話ですよ」

「そりゃ、楽しみだな」

 

 ──後でアストンとフウカに愚痴を零してもバチは当たらないよね?

 二人のなんて事のない軽口を聞きながら、今度はそっと頭を抱えるタカキだった。

 

 ◇

 

「ギャラルホルン所属、ジュリエッタ・ジュリスです。この度はこちらの要請に応えていただき感謝します」

「別に構わねぇよ……とまでは言わねぇが、相手がMAならな。無視を決め込んでマクギリスの野郎が死んでも寝覚めが悪い」

「ここで死なれても、という感じですね。まあ今のあの人なら自力でMAだろうと撃破してしまいそうですが……」

「業腹ながら同感です。しかしそれでは話にならないから、そちらの協力を依頼したのです」

 

 想像していたよりかは、オルガ達とジュリエッタの会話は穏やかだった。

 既に今回の件について詳細はオルガ達も聞き及んでいる。なのでことさらギャラルホルンの方から人員を地球支部まで寄越す必要は無いはずなのだが、そこは向こうからのせめてもの礼儀なのだろう。だからといってこの人選はどうかとは思うが、随一の実力者なのを考慮すれば決して不思議でもない。

 ともあれ、直に顔を突き合わせての説明はもう少し具体的なイメージをオルガ達に抱かせるには十分だった。

 

「場所は群島近くの海域だと聞いてるが、そこまでの足はギャラルホルンの方で用意してくれるって事で良いんだよな?」

「無論です。そもそも鉄華団の方には海上艦の用意はないと聞いてますし、まさか空から放り投げる訳にもいかないでしょう。当然のことです」

「……確かそれ、二年前にバルバトスで既に実証済みと報告を受けていますが」

「えぇ……? 本当にあなた方は無茶をしますね……」

 

 ガンダム・フレーム含むMSの中でも、推力に重きを置かれている機体は大気圏内でも飛行することは不可能でない。リアクターの出力を回せば理論上は全てのMSで飛行は可能という話もあるくらいだ。

 しかし本当に海上戦をやるよりは艦船なり島なりの足場がある方が当然良い。ジゼルのフェニクスもジュリエッタのレギンレイズ・ジュリアも、地球での飛行は不可能でないがあまり積極的にやろうとも思わない。むしろ火星の空から地上目掛けて一直線にダイブした三日月とバルバトスの方が例外なのだ。

 

 思わぬ話にジュリエッタが困惑したのもつかの間、すぐに咳払いして空気を戻した。

 

「ともかく話のほうですが……そういえば、あの”鉄華団の悪魔”──いえ、失礼、三日月・オーガス氏とガンダム・バルバトスはどうされたのですか? フェニクスの方は搬入されているのを確認しましたが……」

「ミカは連れてきてねぇよ。悪いが今回の件、鉄華団から出せる戦力はジゼルとフェニクスだけだ」

「なっ……! しかしそれではもしもの場合──」

「ジゼルだけでは不足ですか? ですがこの話はそちらから持ち込んできたもの、あくまで民間の一企業でしかない鉄華団の戦力をあまりアテにされても困る話なのですよ」

 

 いつまでもアテにされては筋が通りませんからね、などと淡々とした口調で脅すように言われてしまえばジュリエッタに反論できる余地がない。

 

 事実としてジゼルは強い。厄災戦から蘇った鋼の不死鳥の力を疑う者は誰もいないだろうし、戦力としては屈指のものがある。火星で敗北した彼女としても異論を挟めるはずもないのだ。

 しかも海底に沈んでいるのが『本当にMAだという』確証すらまだ存在しない状況で、組織の最重要人物となるオルガ・イツカとジゼル・アルムフェルトが来てるだけでも鉄華団は十分に義理を果たしているといえよう。

 まあ三日月・オーガスの不在にマクギリスはかなり驚くかもしれないが、そこはジュリエッタの知るところではない。ジゼルの言う事も一理あるのでさらに食い下がる気も無かった。

 

 そのためにも、これはチャンスだった。

 鏖殺の不死鳥の強さを学ぶ……のはジュリエッタもどうかと思うが、一端を盗む良い機会だ。更なる強さを手に入れることが出来れば、これから先のギャラルホルンの役にきっと立てるのだから。いつまでも治安維持組織が外部に頼ってばかりでいられないのは同感である。

 

「出発はおそらく明日になるでしょう。他の方は……いえ、もしもを考えれば連れていかない方が妥当ですか」

「当然だな。あんなMA(怪物)相手に海の上で戦える奴なんざ、阿頼耶識持ちでもそうそういねぇよ。出来ればなんて事のない拍子抜けな結末なのを祈るぜ」

「ジゼルとしても機械相手ではあまり楽しくないですからね……さっさと終わらせて買い物でも行きたいものです」

 

 ただ、やっぱり本音を包み隠さず明かすなら──

 ジュリエッタはどうしても、眼前にいる鏖殺の不死鳥に勝ちたいと願っているのだろう。

 自分の知る誰よりも強い相手を超えてこそ、ようやく本当の意味でギャラルホルンの最強の剣になることが出来るのだから。複雑な感情は当然あるが私情と大義を履き違えるつもりは毛頭ない。

 

「出発はおそらく明日にでもなるかと思いますが、あまり気を抜きすぎないでくださいよ。特にそちらの……」

「ジゼル、で結構ですよ。あまり肩肘張ったあだ名で呼ぶのも疲れるでしょう?」

「ではジゼルさんと。ええ、ともあれ気を引き締めておいてください」 

「ま、コイツはこれが自然体だからな……あんま怒んないでくれ」

 

 ……本当にこれがあの悪辣極まる殺人鬼なのかと、だらんとしてるジゼルを横目に思うのだった。

 

 ◇

 

 それからは特筆するような事態もなく、とんとん拍子に話は進んでいった。

 ジュリエッタが告げたように翌日にはギャラルホルン側からの迎えが地球支部へと来ており、港に停泊した艦へとMSごと案内された後はすぐにアーブラウを出港したのである。

 鉄華団からの人員は団長のオルガ・イツカと、メイン戦力となるジゼルとフェニクスのセット、これに数人の団員がサポートというごく少人数の体制だ。本当なら危険を冒してオルガまで同乗する必要は皆無なのだが、そこはギャラルホルンからの強い希望となれば仕方ない。

 

 曰く、このようなことであるらしい。

 

「鏖殺の不死鳥を制御できる唯一の人物なんて言われてもなぁ……俺はあくまでいつも通りにやってるだけなんだが」

 

 無機質な艦内の廊下でオルガが溜息を吐いたのは、出港してからほんの二日後のことだった。

 

「他人から見た評価なんてそのようなものですよ。自分にとっての当たり前が、外から見ればとても凄いことに見えてしまうのです。ジゼルもそのように扱われてきましたから」

「さすがに殺人を当たり前って言い切るのはどうかと思うがな。ま、ジゼルらしいか」

 

 慣れない船で廊下の壁に寄りかかりながら、思わずオルガは苦笑してしまう。三日月とはまた違った意味で自分を曲げないというか、何処にいても変わらない態度は奇妙な安心感すら覚える始末だ。

 波に揺られる落ち着かない感覚と、ギャラルホルンの見慣れない艦船の内部はどうにも浮足立ってしまう。きっと数少ない鉄華団団員たちも同じ想いだろうから早く様子を見に行ってやりたいのだが、団長であるオルガ自身がどうにもこの調子なのだから仕方ない。かつて一回だけ船に乗って海洋を渡った時は、家族(ビスケット)の喪失により楽しむどころではなかったのだから。

 

「考えてみれば不思議なもんだ。昔に海へ出た時は『ギャラルホルンへやり返せ! ビスケットの弔い合戦だ!』なんて叫んでたのによ……今じゃこうして一緒になって進んでやがる」

「弔い合戦ですか。度々ビスケットという方の名前は聞きますが、そんなに大事な仲間だったのですね」

「そうだな……アイツが居なくなってから、しばらくは俺一人で色んなこと考えて鉄華団を引っ張らなきゃならなかった。もちろん嫌だと思ったことなんざ一度もねぇが……もしそのままずっと一人なら、どっかで道を間違えちまったかもな」

 

 どうしても数年前のことを思い出してしんみりとしてしまう。

 実のところ、オルガがビスケット・グリフォンについてジゼルに語ったことはほとんどない。今はもういない人物のことを語っても仕方ないという気持ちもあったろうし、彼女に話すことで古傷を抉られることを恐れていたかもしれなかった。

 別にジゼルもビスケットのことを訊ねたことは無かった。疑問に思ったことくらいはあるかもしれないが、基本的にマイペースで天然な彼女は細かいことを気にしたことがない。気を遣うなんて殊勝なことをする人物でもないだろう。

 

 だが、それで良いのだ。ズケズケと土足で心に踏み入られるよりかはずっと良い。

 おそらく今のジゼルなら話しても大丈夫だろうが、オルガ自身の心情として語ろうというつもりもないのだから。

 

「世の中は様々な因果が結びついているものですから、()()()()()()()()()宿()()の類はどうしてもあるものです。例えばジゼルがこうしてあなたと出会えたように、とか」

「そういうもんか」

「そういうものです」

 

 ここでの話は、それで終いだった。

 

 ◇

 

「あなたは、”強さ”についてどう思いますか?」

「また藪から棒に突然ですね……」

 

 そんな切り口からジゼルとジュリエッタの会話が始まったのは、あと一日程度で問題の海域へと到着するという頃だった──

 

 厄祭戦を駆けた鏖殺の不死鳥は歳星の工廠にて新たに狂気の不死鳥(フェニクスフルース)へと変貌を遂げたのだが、実のところまだ地上での運用は全くと言ってよいほどされていない。背部に取り付けられたプロペラントタンクは外さないとならず、全身の武装も重力圏ではデッドウェイトと化す可能性がある。武装の要不要をチェックして調整する手間も意外と馬鹿に出来ないのだ。

 なのでコクピットでフェニクスの調整を行っていたジゼルだったが、不意に話しかけられてモニターから顔をあげた。開かれたハッチの先には金髪を揺らし自然体な様子で佇むジュリエッタの姿がある。

 

「そういえば、前にも一度あなたとは強さについて会話を交わしたことがありましたね。あの時の返答では満足出来ませんでしたか?」

「出来てない、とまでは言いませんが……『理由もなくそう生まれたから強い』と言われても納得しかねてしまいます」

「ですが事実だから仕方ないでしょう。人が歩いたり呼吸したりするやり方を、他の人に上手く教えられないのと同じことです。当たり前は”当たり前”だから説明が難しいのがこの世の真理なのですから」

 

 かつてのジゼルなら話はここで終わりだった。本当にただそのように誕生したから強いし、自らの実力について誇ることも悩むことも一度もない。他人から強さについて問われたところで”どうでもいい”としか思えなかったことだろう。

 ただ、と現在のジゼルは続けた。

 

「強さとは、心の在り方によって手に入るものかもしれないとジゼルは思うのです。頑なな感情は時に思いも寄らぬ力を湧き出させるように。愛、友情、信念、決意……それら善の輝きは尊いもので、だからこそ確かな骨子を人に与えてくれます」

「まさか、強くなるために誰かを愛し、大切に想えとあなたは言うのですか?」

「それこそまさかですよ」

 

 かぶりを振ってジゼルは否定した。そのように聞こえてしまうのも否定はしないが、大切なことは別にあるのだ。

 昔、唯一鏖殺の不死鳥を追い詰めた()()()に嫉妬した時のように。戦うために心を強くするのではなく、譲れない一念があるから人は強くなれると思っている。ほんの少し前のジゼルはそのことを一度だって意識したことはなかったが。

 

「強くなるために強い想いを抱くことは矛盾してるでしょう。むしろ強い想いを貫くために、人は強くなれると思うのです。かつてのジゼルはついぞ理解出来なかったですけど、今なら少しは分かる気がします」

「……そう、ですか」

「あなたもきっとそのような想いがあるのでは? なら、ジゼルからは何も言う事はありません。精々自分の想いを貫いて、強さを追い求めてくださいな」

 

 ひらひらと手を振って会話を打ち切ろうとしたジゼルへ、ジュリエッタは食い下がった。

 

「なら、あなたはどんな想いを貫いているのですか? その口ぶりでは何かあると思いますが」

「そうですねー……ジゼルにとって、一つだけ大切なものがありまして。今はそれを失わないために頑張ってます。ある意味ではあなたと同じかもしれませんね」

 

 何の感慨も無さげに結論付けたジゼルは、これで話は終わりとばかりに今度こそモニターの方へと視線を戻した。

 残されたジュリエッタはといえば、一瞬だけ視線を寄越すと諦めて踵を返した。これ以上ここに居ても会話が再開するなどあり得ないと理解したからだ。

 超えるべき相手と敵対することなく、味方のままというのも逆に苦しい話である。どうすればジゼルを超えたことになるのか、それすら分からないままでは悔しさをバネにする段階ですらない。心ばかり逸っているのは否定しようのない事実だ。

 

 それでも、貫く想いの強さでだけは負けたくないと意気込んで、まずは気合を入れ直すジュリエッタだった。




全4話予定でしたが、たぶん次回では終わらなそうです…
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