『彼らの戦い』まで
ひかりちゃんインカミング
登場人物紹介
日本の人々
武内尚樹(25歳)
最終階級:陸士長
職業:自動車整備士
大阪府八尾市出身、9月21日生まれ。家族構成は両親、弟の4人家族。
高等学校卒業後18歳で自衛官候補生として陸上自衛隊に入隊、今津駐屯地にて後期教育を受けて第3戦車大隊第2中隊に配属となる。
装填手として勤務し、戦車砲の装填以外に中隊本部で様々な仕事を行った。
陸士長に昇進した2年目の冬、後期教育からずっと一緒だった重松陽平の誘いを受けて21歳で「機械いじりが好きで戦車に乗る以外にもやりたいことができた」と退職。
シゲマツ自動車に就職したのちに、二人で実技免除の二種養成課程を受けて3級整備士となった。
しばらくは東大阪市の両親宅に住んでいたが、重松陽士郎から河内長野市の2LDKの平屋(築26年)を110万円で譲ってもらってひとり暮らしを始めた。
交際経験はなく、ひかりと出会うまで女子と深く会話をしたことが無かった。
弟は信太山駐屯地にて勤務しており、駐屯地創立記念行事などで会うこともあった。
高校時代、空への憧れがあって航空ファンなどの航空系雑誌を山のように購入して読んでいたが、自衛隊入隊の際に実家に残してはおけないと廃棄して以降買っていない。
好きな戦闘機はF-104J栄光。一番印象に残っている戦車は74式戦車(95‐4122)
重松陽平(25歳)
最終階級:陸士長
職業:自動車整備士
大阪府河内長野市出身、11月8日生まれ。家族構成は両親、妻、長女。
赤いバンダナで髪をまとめているのが特徴で、お調子者であり趣味はギター演奏。
中学から高校卒業までは「こんな工場継いでやるかよ!」と息巻き、家を飛び出すように自衛隊に入隊した。
福知山駐屯地で前期教育中に妻である陽菜と出会った。
今津駐屯地に異動となるも休日の度に湖西線に乗って会いに行き、陽菜と交際を続ける。
長女である美月の妊娠によって結婚し、“間近で育児をするため”に退職することとなった。
冬は雪深く、夏は雨が多いうえに周辺に何にもない高島市で育児をするのは難しいということもあり、実家の所在する河内長野市に戻って来た。
2世帯住宅にするために引っ越しとなり、その際、前に住んでいた実家は同期である武内尚樹に格安で売却された。
最近の悩みは3歳になる娘が部屋で動き回り、奥さんに「ちゃんと見といて!」と怒られること。
重松陽士郎(59歳)
職業:自動車整備士・シゲマツ自動車社長
大阪府和泉市出身、家族構成は妻の美智子と息子、嫁、孫娘。
白髪混じりの短髪で年季の入った作業帽を被っており、身長も177センチと体格が良いのが外見上の特徴。
某自動車ディーラーの整備工場で働き、資金を溜めて27歳で独立してシゲマツ自動車を創業した。
鬼の整備主任などと呼ばれており、「厳しいが腕は確かだ」と彼に着いてきた後輩たちで22年間会社を経営してきた。
ただ、中小の自動車整備工場に就職しようなどという若者が居るはずもなく、職場の高齢化が進み最年少で31歳という状態であった。
そこに入ったのが尚樹と息子である陽平であり、尚樹には「ここで2級整備士を取ったら他の所に行ったら良い」と言っている。
※実務経験1年以上で3級整備士取得でき、その後実務経験2年で2級整備士の受験資格が発生するため最低3年は居ることになる。
「おやっさん」「社長」と呼ばれており、事務員の1人は妻の従妹である。
孫娘の美月には勝てないおじいちゃんであり、妻や嫁から「甘やかして」と叱られることも多々ある。
オラーシャ陸軍
第121親衛戦闘機連隊の隊員
マリア・アルチューフィン(24歳)
階級:中佐
所属:第121親衛戦闘機連隊
職種:指揮官・連隊長
銀色のストレートヘアに四角い黒縁眼鏡を掛けているのが特徴の大人の女性。
クールな女性であり、あがりを迎えた元ウィッチという事もあって隊員からの信頼は厚い。
現役時代はワシミミズクを使い魔として、制空戦闘・夜間襲撃など様々な任務に従事した。
師団級ウィッチ戦闘団の指揮官に任命された際も反対意見はなく、3個連隊分のウィッチを各部隊の特性に合わせて割り振った手腕が認められることになる。
503JFWのサフォーノフ中佐とは知り合いであり、マリアも503JFWの部隊長のリストに入っていたが121連隊の連隊長に就任したために彼女に譲ることになった。
アンナ・クリフチェンコ(16歳)
階級:少尉
所属:第121親衛戦闘機連隊第1飛行隊
職種:航空歩兵・小隊長
赤毛のショートカットが特徴のおとなしい少女で、ネウロイからの逃避行のさなか魔法力が発現し入隊した。愛称はアーニャ。
使い魔はシベリアンハスキー。
サーシャの原隊である第16戦闘機連隊での後輩であり、士官教育を受けたのち121連隊に配属となる。
配属3か月でフレイヤー作戦が実施され、列車砲投入までの露払いに投入されるとベテランウィッチ含む過半数が再起不能になるか戦死した。
その後、士官学校で初級指揮官教育を受けているという事で急遽小隊長に任命される。
欠員補充にやってきた新兵たちへの指導に戸惑いながら、先任軍曹の補佐の下で哨戒飛行をする毎日だった。
戦闘団編成に伴いペテルブルグ基地でロスマンと出会い、部下を一人失ってからは急激に指揮官として成長した。
使用ユニットはMIG-60後期型
ユーリヤ・ヴァシリノヴナ・ブダノワ(17歳)
階級:中尉
所属:第121親衛戦闘機連隊第2飛行隊
職種:航空歩兵・小隊長
赤いリボンで二つ結びにした亜麻色の髪がトレードマークの少女、さばさばした性格である。
使い魔はヒグマ。戦闘スタイルから
扶桑文化に興味を持ち、“正座”や“柔道”、“扶桑魂”といった文化をもっと知りたいと思っている。
サーシャに正座を命じられた後に、「座禅とはどういう精神修養なのか」と下原に尋ねるほど。
制空の第1、爆戦の第2と分かれているうちの第2飛行小隊長。
格闘が得意で武器で殴りつけたり、殴って壊れたものの代わりに放棄された他部隊の武器を使ったりとやりたい放題をしていた。
それで揉めた他部隊との模擬戦では、銃を奪って射撃したあげく殴り合いで勝ち“掠奪者”の異名を得ることとなった。
しかし、フリーガーハマー(現地改修型)が配備されて2丁運用し火力で圧倒するようになると大人しくなる……わけもなく撃ち終った発射機で殴ったり、自衛火器に吊るしたPPSh機関短銃で暴れまわっている。
使用ユニットはMIG-60後期型(森林迷彩)
エリザベータ・ポゴリラヤ(15)
第1飛行隊に補充兵として配属された新兵で、金髪のポニーテールが特徴。
捜索任務においてネウロイの奇襲を受けて撃墜、全身打撲の重体となる。
ジョゼの応急手当により下半身不随を免れ、スオムスの陸軍病院へと後送される。
使い魔はオラシアンブルー(猫)
使用ユニットはP-39供与型
第1飛行隊の新兵は余剰のP-39を与えられ、古参隊員はLa-5を運用している。
La-5に代わる新型、La-7が第2飛行隊から逐次配備されている。
その他の部隊
セルゲイ・ジューコフ(27)
階級:中尉
所属:第411戦車大隊第1中隊
職種:戦車兵・中隊長
プロホロフカ近郊で農家の四男として生まれたが、ネウロイとの戦争が勃発して入隊することとなる。
日に日に戦争が激化するなか士官教育を受け、第15戦車軍団としてミンスク防衛戦に投入されるも後方連絡線のあるノヴゴロド南方にネウロイの巣が出現し、北方へと脱出を図ることとなった。
敗走中に臨時編成されたいくつかの戦闘団のひとつで後の部下となるボリス・イワノフ軍曹と出会い、原隊最後の戦車を放棄してリバウから脱出に成功した。
そしてグリゴーリ攻略戦において戦車連隊が壊滅し、新編された部隊で中隊長となる。
リベリオンから供与されたM4A2中戦車で編成され、ミスティーティル号と名付けられたその戦車が中隊長車となった。
1945年7月4日、威力偵察のために出撃して戦車部隊は行方不明・後に戦死と認定された。
セルゲイは異世界へと行くこととなり千早赤阪村の山野を歩き、河内長野市千早口駅前で銃刀法違反によって現行犯逮捕された。
ボリス・イワノフ(32)
階級:軍曹
所属:第411戦車大隊第1中隊
職種:戦車兵・中隊長車操縦手
コーカサス地方の商人の家に生まれ、ネウロイの出現に伴い入隊することとなった。
ハリコフに所在する戦車部隊の戦車兵として北方への長い撤退戦を戦う事となる。
キエフ・黒海沿岸での火消しに失敗したオラーシャ軍部隊は北上しミンスク方向の部隊に合流するも新たなネウロイの巣の発生に敗走。
戦車、車両、そして人的戦闘力は日に日に減っていき、ボリスも生き残っているBT戦車を乗り継ぎながら戦い続けた。
ついに部隊としてのていをなさないほどに消耗し、生き残った人員・部隊を掻き集めた臨時戦闘団のひとつにてセルゲイと出会う。
リバウから輸送船での脱出後、ボリスはスオムスを経由してペテルブルグ方面の親衛突撃戦車連隊に配属となった。
変速装置が弱く重量もあって操縦の難しいKV-2を運用して住民たちの脱出の時間稼ぎを行った。
戦車の放棄などがあったものの住民の疎開には成功し、その後、部隊はフレイヤー作戦の前哨戦において壊滅的な被害を受けた。
壊滅した戦車連隊の生き残りで新編された第411戦車大隊において、セルゲイと再会する。
操縦が容易なリベリオン製供与戦車はボリスにとって最も楽な戦車だった。
航空自衛隊
倉本章文(28)
階級:2等空尉
所属:第6航空団第303飛行隊
職種:イーグルドライバー
石川県輪島市出身で両親と、中学生の妹が居る。独身で現在彼女募集中。
趣味はおいしいものを食べる事。
高校卒業後航空学生として入隊、戦闘機パイロットになる。
無線などで個人を呼ぶTACネームは、時のワールドカップ日本代表の外国人監督から“ジーコ”となった。
昨年、二機編隊長資格を取得したばかりで四機編隊長資格を有する米沢三佐の二番機として要撃任務に上がっていた。
大阪上空戦においては米沢三佐の最期を目撃した後、ネウロイに機関砲や空対空誘導弾で攻撃を仕掛ける。
管野直枝中尉と無線において会話し、管野中尉の墜落を確認して報告した。
乗機はF-15J/DJであり、出撃前に割り当て(アサイン)される機体なので特定の乗機はない。
部隊の大体の編成(国や時代によって異なる)
軍……そのエリアを担当する大きな括り、自衛隊で言う所の中部方面隊とかで師団が何個か入っている。
師団/旅団……その地域を担任する大きな括り、中部方面隊には近畿地方を担任する第3師団、四国地方を担任する14旅団などがある。
連隊……師団の中にある部隊。歩兵連隊や戦車連隊など一つの兵科で出来ていることも多い。自衛隊で言う所の第36普通科連隊(千僧)など。
大隊……連隊より規模が小さい部隊、中部方面隊第3師団であれば第3戦車大隊(今津)、第3特科大隊(姫路)など。
中隊……連隊や大隊の中の1つの部隊。戦車部隊の例であれば、本部管理中隊・1中隊・2中隊・整備中隊(※)と言った感じで分かれている。
小隊……中隊の中での役割分担。本部管理中隊の中の通信小隊とか、情報小隊、衛生小隊とかそういう感じで。
※自衛隊では戦車大隊から整備中隊は無くなり、武器科の戦車直接支援隊(通称DS)へと改編された。
本作中の師団級ウィッチ戦闘団について。
師団級ウィッチ戦闘団
レーシー攻略のために臨時編成された121、129、317の3個連隊からなる戦闘団であり、1つのウィッチ連隊に2個飛行隊計20名近くいるため、(121は増強編成で35名)70名近くのウィッチが居る。
戦闘団に含まれてはいるもののオラーシャ軍とは違う、連合軍指揮下の独立した戦力が502JFW。
第一次レーシー突入作戦においては、地上軍の支援や制空といった助攻戦力のウィッチ飛行隊もいたため120名近くのウィッチが同じ空を飛んでいたことになる。
人物設定だけを見ると来訪物なのか戦記物なのかよくわからないが、現実来訪物です。
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