ひかりちゃんインカミング!   作:栄光

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お待たせしました、今回から日本サイドです


今津駐屯地
召集


 ペテルブルグで“ゴーラス・ス・ニェーバ”演習が行われている時、日本では次の遭遇に備えた態勢作りが行われていた。

 

 2017年8月4日

 

 尚樹はひかりと直枝を連れて陸上自衛隊、今津駐屯地に向かう。

 警察の聴取が一通り終わり、ひかりと直枝は口述試験や筆記試験を受け予備自衛官に準ずる身分となった。

 一般には伏せられた技能公募により採用されたことになり、また年齢下限である18歳よりも若いことから表向きは“戦闘職種”ではなくあくまで“ネウロイ災害”に知見がある者としての採用だ。

 これも“武力紛争への子どもの関与に関する条約の選択議定書”に批准しているためで、きわめてグレーゾーンであるが、日本政府としてもネウロイの出現は災害であり“武力紛争”ではなく()()()()に参加させるものではないという見解を示したためである。

 そうした法解釈の下、ウィッチの二人と随行者の尚樹は訓練招集を受けた。

 もっとも、軍人に元隊員という事もあって一般の予備自衛官補とは内容が異なり、基本教練などはさらりと流され、武器訓練を中心に行うことになったのだ。

 訓練招集に近隣の信太山駐屯地、第3師団司令部のある伊丹駐屯地、教育大隊有する大津駐屯地と候補があった中で、どうして大阪から遠く離れた今津駐屯地になったのかというと、近畿圏で最も広い饗庭野演(あいばの)習場が隣接しているからであり、研究資料となっていたストライカーユニットのデータ取りも並行して行われるからである。

 三人は大阪城公園の近くにある総合庁舎4号館から地方協力本部のワゴンに乗せられ、今津駐屯地目指して走る。

 運転手は広報官が務め、短く刈り揃えた頭にワイシャツ姿の30代前半くらいの男性だ。

 見た目はガタイの良いサラリーマン風だが、首から下げているライムグリーンの身分証明書と、名札が自衛官であることを主張していた。

 

「今回の訓練に同行させていただく、長原と申します。よろしくお願いします」

「はい、よろしくお願いします」

 

 森之宮から阪神高速に乗るためにワゴン車は大阪城公園の前を走り、左手に大阪城が見えた。

 助手席に座るひかりは初めて見る城に釘付けとなっていた。

 

「お城だぁ」

 

 木々の向こうに見える大阪城に、直枝は雑然とした印象を抱いた。

 

「あれが大阪城か、なんだかゴチャゴチャしてんな」

「まあ、観光施設化しててエレベーターもついてるんだけどな」

「えっ、大阪城ってエレベーターもついてるんですか?」

「エレベーター?そんなもん城じゃねえだろ」

 

 時代考証も何もねえなと眉をひそめる直枝の様子に、運転手の広報官、長原三尉が尋ねる。

 

「お二人とも、城を見るのは初めてですか?」

「ええ、こちらに来てからは。」

「お城なんて時代劇でしか見たことありません!」

「でしたら、姫路城が一番イメージ通りだと思いますよ」

「そうですね、こっちでは戦乱で燃えて、姫路城は無事に生き残ったんや」

「姫路城は建立からの天守が残ってて、文化遺産になってますね」

 

 扶桑においては織田信長が天下統一し、安土城が主たる拠点であったがゆえに大阪城はこじんまりとしたものであったが、日本では豊臣氏が徳川氏に負けて落城し、徳川氏によって作り替えられ、昭和に入って鉄筋コンクリートで再建されるも城下の陸軍施設とともに大空襲を受けたのである。

 8月に入り、ネウロイ災害の特集とともに太平洋戦争の特番がちらほら流れ、直枝もひかりも少し知識を得ていたため、世界大戦かと納得する。

 連日の戦略爆撃、原子爆弾投下とネウロイに焼かれた欧州の光景に匹敵する地獄絵図を人間が人間に対して作り出したと聞き、戦慄したものだ。

 

「年寄りや身体的弱者にやさしいバリアフリーか、歴史再現かの二者択一で大阪城はバリアフリーを取ったわけやな」

「行政としては無視できませんからねえ」

 

 直枝たちがヨーロッパに派遣されていたことを思い出し、尚樹は遊園地やらゲームに登場するような城を連想して、直枝に尋ねる。

 

「そういや、ヨーロッパの城ってどんなの?ホグワーツ城みたいな感じ?」

「俺たちが見る限りじゃ、城っていうよりは砲座の据えられた要塞だ」

 

 扶桑を離れ、ネウロイによって蹂躙された欧州に派遣された直枝たちにとって城というと、502の基地であるペトロ・パウロ要塞のイメージが浮かんでくる。

 周囲を石造りの城壁に囲まれ、尖塔のある聖堂やら砲座などがある西洋型の城郭で、ファンタジー物に登場するような立派な城というよりは函館の五稜郭に近い。

 

「そうなん?」

「ああ、立派な城があるのは軒並み激戦地。派手な城なんかはすぐ更地だ」

「そういえば502基地もお城だったって聞きました!」

「ああ、ペテルブルグは昔の要塞で、今も滑走路や高射砲が増築中だ」

「ペテルブルグ……ああ、ロシアの方におられたんですね」

 

 ガリア・カールスラント・ダキアなどの「ここに名城あり」と言われた場所のほとんどがネウロイの手に落ちた。

 撤退戦においては城内いっぱいに傷病兵や市民を収容することも多く、住民を背にして抵抗する駐屯部隊もろとも跡形もなく破壊された。

 かろうじてネウロイの侵攻を食い止めた地域であっても、被害の少ない古城は軍事的拠点として利用され司令部や高射砲陣地などが設けられ、派手な尖塔や城壁は増改築によって別の用途に転用されていた。

 501統合戦闘航空団の基地にはブリタニアやロマーニャの古城が用いられ、502の駐屯しているペテルブルグも例外ではなくウィッチ運用のため滑走路が作られ、かつての城壁の外周には高射砲陣地がいくつも建設されたのである。

 

「大阪城も陸軍の工廠があったし、第4師団司令部もあったんやで」

「城の有効活用ってやつだな。戦時に考えることは何処も一緒なんだなオイ」

 

 城と軍事施設の話をしているうちに業務車のETCがピッという電子音を立て、料金所を抜けた。

 隣のレーンでは停車し、運転手が係員に料金を支払っている様子を見てひかりは広報官に尋ねる。

 

「あの、料金所で止まらなくても良いんですか?」

「ああ、これか。ETCだから止まらなくていいんですよ」

「いーてぃーしー?」

「ETCっていうのは車にデータの入ったカードを挿して、電波で勝手にお金払ってくれる機械なんだよ」

「すごーい」

「勝手に会計するからいちいち止まらなくていいのか」

「そういう事ですね、僕の私有車にもつけてますよ」

「長原さんは何に乗ってはるんですか?」

「キューブですよ」

 

 ひかりの質問に答えたことによって、どこか緊張気味だった車内の空気が少しだけ和らぎ、尚樹も話を膨らませる。

 

「そうですか、幹部は全国転勤があるから大変ですねぇ」

「便利なんですけど、転勤の度にどこで車検だそうか悩みます」

「登録もしないとあかんし、市ヶ谷とか練馬じゃ置く場所に困りますしねえ」

「かといって売っちゃって日本原みたいなところにいったら足が無いしね」

「ああ、ニッパラはたしかに外出も一苦労ですね」

 

 幹部自衛官は基本的に営外居住であるのでマイカーは必須だ。

 都内などの本省勤めであれば交通事情や駐車場などの関係で自転車や徒歩で通勤することが多い。

 しかし幹部自衛官の怖いところは、本省からいきなり地方の連隊に転勤になり、数年後にまた別の地方の部隊、あるいは都会の司令部へと転々と転勤してキャリアを積まされるところにあるのだ。

 特に特科や機甲科の所在する駐屯地は騒音や広い敷地が要り、演習場と隣接しているような都合上、ほぼほぼ僻地である。

 例を挙げるならば、かつて第14戦車大隊がいた日本原駐屯地やこれから向かう今津駐屯地、そして戦車教導隊のある富士学校や駒門駐屯地も車無しでは外出に苦労する立地なのだ。

 自衛隊の駐屯地について知らないひかりは尚樹に尋ねる。

 

「今から行くところはどんなところなんですかぁ?」

「今津は近くに湖西線があるからまだマシだよ、それでも駅までの行き帰りに2000円くらいかかるけど」

「2000円、それだけでお野菜がたくさん買えますね!」

「2000円……文庫本3冊は買えるじゃねえか」

 

 尚樹は二人はずいぶん現代の物価に馴染んだなと思った。

 

「まあタクシー使ったら歩きで25分の距離を10分で行けるからな。時間を買うようなもんだよ」

「タクシーってどんなヤツだ?」

「管野さん、事件を解決するドラマの!」

「ああ、あれか」

 

 昼間にやっているサスペンスドラマ“タクシードライバーの推理日誌”の主人公の職業であり、客を乗せるシーンより駆け回っての推理パートが長いためひかり達の中では探偵に近い存在だった。

 扶桑、オラーシャでは民間の自動車があまりなく、現代日本のタクシーに乗ったこともない二人にとって、路線バスはともかくタクシーはあまりピンとこないものである。

 広報官はそんな2人の様子に日頃どういう生活をしているのかを垣間見て、微笑ましく思った。

 

「尚樹、これ何キロくらい出てんだよ」

「高速は時速80キロから100キロくらい出してるよ」

「ここはアウトバーンみてえなもんか」

「そんなに速度は出せないけどな」

「十分出てんじゃねえか」

 尚樹のイメージは現代のドイツなどヨーロッパ各所に設けられ130㎞/h以上で巡航することが当たり前のものだったが、直枝の中ではネウロイがカールスラントに現れる以前の……1937年頃のものであり100㎞/hを超える速度で走れる車両はほぼなかった。

 もっとも、直枝の伝え聞くアウトバーンは3800㎞整備されるまでに開戦を迎えてネウロイの支配下に落ち、クルピンスキーやラルくらいしか知らないのだが。

 

「あうとばーん?何ですか?」

「カールスラント語で“自動車専用道路”だな」

「日本の高速道路よりめっちゃ飛ばせる道路」

 

 その時、追い越し車線を大きな車体を揺らして運送会社の

 4トントラックが抜けていく。

 

「尚樹さん、トラックってあんなにスピード出るんですね!」

「あいつ110くらい出してるんじゃねえかな」

「あの図体であんだけ出るのか」

「管野さん、軍のトラックって全然スピードでなかったですよね」

「アレはシャフト折れたりエンストしたりするからそれどころじゃねえよ」

 

 直枝はかつての調達作業を思い出す。

 自隊車両として配備されているトラックに乗って物資集積所に向かった際、坂道を上ったところでプロペラシャフトが折れたのである。

 バンという破断音に加え、折れた端部が暴れたのかガガガと轟音がした。

 エンジンから後輪に動力を伝達するシャフトが折れたことから車は動かなくなり、同乗していたニパ、クルピンスキーとともに回収部隊を待つことになった。

 もう冬に入ろうかという季節で、奇跡的に吹雪こそ吹かなかったもののレッカー車が到着するまでの間寒くてエンジンの熱で暖を取ろうとしたのだ。

 そこで隙あらばスキンシップを取ろうとするクルピンスキーがにじり寄る。

 

「ニパ君、直ちゃん寒いし、温め合わないかい」

「うるせぇ、気持ちわりい、近づくな」

「中尉がただ単に抱きつきたいだけじゃないか!」

「だんだん冷えてこないかい、ホントに」

「オメーとくっつくくらいなら排気ガスで黒くなる方がマシだ!」

「ああっ、雪玉を投げるなんて酷いなあ」

「わっ!カンノ、しっかり狙ってよ!」

「ニパ、こうなりゃ誰が一番雪玉を当てられるか勝負だ!」

「いいねえ、動けば体も暖まるかもしれないしね」

「中尉まで……ワタシだって雪国出身なんだから負けないよ」

 

 救援要請を受けて到着した装輪回収車と、先導してやって来たサーシャは動かなくなったトラックと雪玉を持って雪原で駆け回る3人を目撃し、頭を抱えて言った。

 

「何をしているんですかあなたたちは!こっちは遭難していると聞いて……」

 

 ひかりは物資調達に向かう直枝たちブレイクウィッチーズの姿が容易に想像できた。

 尚樹はトヨタ自動車をモチーフにしたドラマを思い出す。

 ドラマで坂道でプロペラシャフトが破断して出張修理をしていたシーンがあり、1930年代のトラックはよく壊れただろうなあと思った。

 

「へぇ、そんなことがあったんですね」

「ああ、ぬかるみとかで負荷がかかり過ぎたんだなあ」

「雪道でシャフトが折れるって、吹雪の中だったら死ぬぞおい」

「吹雪と言えば、北海道で死人出てますよね」

「長原さん、彼女たちはロシアで戦ってたんですよね」

「うわあ」

 

 オラーシャでの戦いやウィッチの日常生活などで盛り上がり、気づけば車は天王山トンネルに差し掛かっていた。

 

「この先の桂川パーキングエリアでトイレ休憩挟みます」

「まだ掛かんのか?」

「そうですね、あと1時間くらいは」

「京都抜けて湖西道路をずっと走るからね」

「俺、京都って行ったことがねえんだよな、金閣が見れるのか」

「私も初めてです!お寺とか多そう」

 

 金閣、祇園、嵐山、河原町と古都に目を輝かせる二人の様子に、尚樹は申し訳なさそうに言う。

 

「二人とも期待してるところ悪いんだけど、市内走らないから京都っぽいのは見えないと思うぞ」

「なんだ、つまんねぇな」

「ざんねんですね、あ、でも売店でお土産とか売ってるかも」

「ひかりちゃん、これから訓練だし帰る時に買おうか」

「そうですね!」

 

 長いトンネルを抜け少し走って桂川パーキングエリアに入ると比較的空いており、すぐに停めることができた。

 ひかりと直枝は売店の方に興味を示しながらも、トイレに行く。

 尚樹と長原は自販機でカップコーヒーを買って飲む。

 駐車車両を見回すとバスやトラックに混ざり、3トン半トラックや高機動車がいた。

 饗庭野演習場には各地から様々な部隊が過密スケジュールで演習にやって来るので、見

 慣れない部隊がいることも珍しくない。

 ついつい車両のバンパーに視線をやってしまう。

 白文字で“47普連本管”と記されていたため、尚樹は近傍の普通科連隊を思い出す。

 伊丹の36連、福知山の7連、信太山は37連だったはずだ。

 

「47普連ってどこだっけ」

「方面混成団のコア部隊ですね、即応予備自の」

 

 コア部隊とは、常備自衛官による指揮所(コア)要員だけで平時は運営され、有事の際に招集した予備自衛官で編成される形態をとる部隊である。

 教育大隊と同様に方面混成団直轄部隊であり、中方では善通寺の47普連と豊川の49普連がコア部隊だ。

 

「コア部隊ってことは善通寺からここから来たのか」

「そうなりますね、お二人も即応予備自衛官扱いという事でコア部隊に編入されるかもしれないですね」

「その場合階級も扶桑軍の物の上に即応予備がつくのかな」

「戦時階級ですからどうでしょうかね。少尉相当の管野さんの場合、いきなり即応三尉ですね」

「指揮所要員といきなり肩を並べるなぁ、直ちゃん」

「元自の即応と違って、実戦を経験している“軍人”ですからねえ、その辺は考慮されるんじゃないですかね」

 

 尚樹は退職後1年以上経過しており即応予備自衛官の資格が無いため、部隊編入となった場合、ひかり達と肩を並べて戦う事は出来ない。

 それこそ一般採用枠の予備自衛官()を受験して任用されるしかない。

 もっとも、予備自補は前線に出されることはなく後方で警備等を担当することになるが。

 対ネウロイの出動においては自衛官部隊、予備自衛官問わず高い損耗が想定されるため、予備自衛官と予備自補で編成されたコア部隊が投入される可能性が無いとは言い切れない。

 部隊編入と階級について考えていたところにウィッチ二人がやって来た。

 

「終わったぞ」

「尚樹さん、売店見てきていいですか!」

「あんまり時間ないからちょっとだけだぞ」

「はーい!行きましょう、管野さん!」

「おう、ちょ、待てってひかり!」

「若い女の子は元気ですね」

「あの二人はめちゃくちゃ体力ありますから」

 

 尚樹はひかりが来てから朝ランニングが習慣になったことを思い出す。

 最近では朝ランニングに直枝も加わりにぎやかだ。

 はしゃぐウィッチ二人の後に続いて売店に入ると、お土産コーナーや飲食スペースが出迎えてくれる。

 ひかりはさっそくまんじゅうに吸い寄せられており、直枝はパック詰めの生八つ橋に引き寄せられていた。

 

「尚樹さん、お茶まんじゅうとかいろいろあるんですね」

「そうやね、……帰りに買おうか?」

「いいんですか、12個入りで970円ですよぉ」

「観光地料金だから仕方ないよ」

 

ひかりは財布の中の2千円をしまう。

一方、直枝は生八つ橋の試食を食べていた。

 

「これが噂に聞く生八つ橋か、なかなかイケるじゃねえか」

 

あるエッセイ集に登場し、「八つ橋を買って帰る」と言った父が買って来たのはしっとりした求肥のような生八つ橋とはかけ離れたもので娘はがっかりしたという話だ。

 

「これが八つ橋なんだ」

「こんな焼き菓子じゃ、炭酸せんべいと一緒じゃん、お父さんの馬鹿」

 

直枝はこの一節が頭の片隅にあったため、娘が期待していた“生八つ橋”に出会えたことに感動した。

娘はこの桂皮の香りのする柔らかな食感を求めていたのかと。

口の中に広がるニッキの味とぱりりと砕けた八つ橋の食感に、かつての父との思い出がよみがえる所でエッセイは終わるのだ。

直枝は不器用な父と娘の関係、そして出張先で買った“八つ橋”が心に残ったのだ。

焼いた八つ橋と生八つ橋を食べ比べていると、年取った娘の最後の言葉が蘇る。

 

__お父さん、ありがとう。

 

直枝が感動しているところに、ひかりがやって来た。

 

「管野さん、それ買わないんですかぁ」

「うわっ、か、買うよ!それよりいきなり声掛けんな、びっくりするじゃねえか!」

「どうしたの、直ちゃん」

「なんでもねえ」

「ホントですか、目が赤いですよぉ」

「なんでもねえよ!」

 

飲み物を買ってワゴンに戻ると、出発予定時刻の直前になっていた。

 

「それじゃ、今津駐屯地に向かって出発します」


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