暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!! 作:ぬくぬく布団
今回も遅くなってしまい申し訳ありませんでした!
今後に繋ぐ話を確実な物にしていく為に、読み直し+修正でこんなに時間が掛かってしまいました
今回は・・・うん、タイトル通りになります
~美羅side~
「正直に言わせて頂きます。この駒王市の管轄をリアスに一任するのは辞めて頂けませんか?」
私はこの町に住み始めて早2年半ぐらいで、リアスがこの学園にやって来た時から管理しているとなると駄目駄目だからだ。現場確認はしていないが、私の気配探知によりこの2年で数えきれない程の被害が出ているのだ。平穏に暮らすといっても、ここまでの被害が出て対策をする気配がないのだ。ホント役に立たない蝙蝠だ
「ちょっと!私の管理に文句があるっていうの!!」
「私にも何処がいけなかったのか説明して頂こうか?」
紅髪の兄妹が同時に聞き返す。美羅の我慢の限界がついに切れた
ブチッ!
普通は聞こえない筈の音が聞こえた。この部室に居た全員はそうだが、この音は学園全体にまで聞こえるものだった。幸いなことに一般生徒は帰宅済みだったが、学園に残り仕事をしていた生徒会のメンバーの全員に聞こえていたのだ
「あばばばばミラセンパイコワイミラセンパイコワイアツイマセンウツクシイデススイマセンスイマセンスイm」ガクガク
『!?』
一誠が突然奇声を叫んだ後壊れた機械のようにうわ言を並べ始め震えだし全員が驚く
「えっ!?ど、どうしたの一誠!?」
「な!?彼に一体何があったのだ!この学園を狙った新しい魔術の一種か!?」
「一誠君!?」
『 』
「気持ち悪いです」
彼の変化に声を掛ける三人、未だに驚きで声を出せない者、一人は一誠の壊れ方に素直な感想を声に出す
「スイマセン!スイマセン!ソレダケハカンベンシテクダサイ!ッアーー」ビクンッビクンッ
懺悔の言葉を言い残し気絶する一誠。そしてそれをいつも通りといった目で見る美羅が口を開く
「ねぇ一誠君誰が寝て良いって言ったのかな?新しい人を紹介してあげようか?」
「スイマセンデシタッ!もう起きました!!」
気絶してたであろう一誠は飛び起き土下座する。彼に何があったかは知る人は当人達のみである
「さて、話は戻ってリアスと理事ち・・・ここではこう言いましょうか。リアスとその兄である魔王サーゼクス」
「「な、何を・・・」」
息がぴったりの二人に対して美羅は問いを投げる
「グレモリー家を最後に残し冥界を焦土にしてあげましょうか?」
『えっ?』
全員言っている意味が理解できなかった。冥界について少しでも知識が有る者達ならば口を揃えてこう言うだろう『君は何を言っているんだい?』と。神龍達ならば可能であるが、今目の前に座っている彼女は人間でありそれ程の力を持っている筈がない。現にサーゼクスはこの部屋に訪れる前と後とで彼女の力を計っていたからである
「・・・笑えない冗談はやめたまえ。その宣戦布告を意味する発言は魔王で冥界を治める者の一人としてこの場で対処するが、今回はリアスの学友なので何もしないでおくよ」
魔王とは一つの領土を治める者として他者からなめられてはいけない。魔王の中ではかなり優しい部類に収まるサーゼクスでも美羅の言葉には許せないものがある。しかし、彼は知るのだ美羅の例外さと怒りっぽい事を
「あなたは未だにただの
『・・・・・小娘よ口の利き方に気を付けろ。俺がただの龍でない事はしっているだろう?』
美羅はサーゼクスとは違う者に問いを投げると、一誠の左腕から低い声と同時に龍の籠手が姿を現す
「やっぱり赤い龍って相手を見下す感じでむかつく」ボソッ
「成程・・・赤龍帝という事か。もしや彼が君の戦力の一人かい?」
『小娘よ、担い手が手を貸しても我は手を貸さんぞ?』
この場にいる誰もが美羅の力に気が付かず、見下す発言も聞こえる。周囲に結界を張り、安全を確保して私は力を少し解放する。それと同時に雷が体を纏う様に帯電し始め、周りが警戒をすると同時に転移紋が出現し一人の女性が姿を現す
「美羅よ久しいな!」
「こ、この力は!?」
赤髪の女性・・・それは次元の狭間にいたグレートレッドだ
『ほう、グレートレッドがここに何用だ?』
「我は友である美羅に会いにやって来たのだが・・・ふむ、面倒事か何かか?」
『 』
全員が察したのだ。グレートレッドが美羅の味方ならば冥界が焦土になるのも必然で、それを避けるために魔王は態度を変えお願いをする
「先程までの言動について申し訳ない。美羅さん、冥界にはグレートレッドをけしかけない様譲歩して頂けないだろうか?して頂けるのであれば先の件と追加で人員の補充と各勢力との講和を持ち掛ける―――――――――どうだろうか?」
「それなら良いけれど・・・念書か契約書みたいなの今すぐ作ってもらえるかな?今すぐに管理から手を引いても後に継ぐ人材が居なければ駄目だからね。最大の譲歩という事でこれ以上を求めようとしたら、分かってるよね?」
「分かった。直ぐにでも取り掛かるよ・・・」
「お、お兄様?」
「という事なのでリアス、講和が済み次第管理を一任出来る人を送るからそれまでは頑張って管理をするんだよ」
「・・・はい」
流石のリアスでも神龍が出張ってきては諦める他無いことを知ったのか間をおいて了承した。これで何とかなると思っていたのだがそう簡単には終わらない。駄々っ子妹によってさらに
「み、美羅も私達の事情について知った事だからオカルト研究部に入部しない?」
ドンッ!
美羅はリアスを壁に叩き付けて殺気を込めつつ寸止めで指を目に突き立て笑顔で告げる
「私を見て次に面白おかしくふざけた戯言を言い放つなら両方の目玉を抉り抜くよ?」
解放されてもなお、圧倒的強者に出会い硬直した体は震える事も出来ずにリアスは立ち続けていた。美羅がある程度離れたからか、力が抜け崩れ落ちる彼女を支え様と朱乃が肩を貸す。それを見向きもせず、部屋から立ち去り帰宅する美羅とグレートレッド。リアスも去ることながら部屋に居た他の者達全員が顔を青くし心に誓った
『彼女を怒らせるなかれ』
と・・・・・
~美羅side~
「ねぇ、気が付いた?異常があることについて」
「あり得ない事なのだが・・・認めるしかあるまい」
『今代の赤龍帝は二人いる』
「もう一人の赤龍帝が今後どのように行動するか、これによって変わってくるね」
「美羅はその人物を既に知っているのか。バランスを取り持つために走り回るとは・・・大変だな」
「平穏を求めようとしてたら向こうとやってることが変わらないってね・・・本当に大変だなぁ」
この町の平穏を求めようとしているが、表立って大事に出来ないせいで走り回っていた。以前の世界ではそこそこ平和な生活をしていた者達の努力は凄い事だ・・・
問題事が山積みされていく中、新たに出てくる問題事・・・やってもやっても終わらず無限に続くと思われる仕事に嫌気がさすものの仕方が無く解決させる美羅。
この溜まりに溜まる鬱憤は堕天使に向けられる可能性が高く、総督であるアザゼルは未だその事態に気付くことは出来ないのである
如何でしたか?
ちょっと物足りない感じがありますがそれは、これからやっていく予定です。アーシアちゃん登場させるんだ・・・きっと・・・うん。させよう
物語は進み堕天使ご臨終コースまっしぐらです