暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!! 作:ぬくぬく布団
予告通りアーシアちゃん出しました
今回は一誠sideが殆どとなっています
ではどうぞ
~一誠side~
俺は何が何だか分からない状態に陥り混乱している。それは少し時間を遡る事になる―――――
――――数時間前――――
「はぁ、昨日も地道な勧誘作業で疲れたな。もっと一気に部長に認めて貰える事って出来ないかな・・・」
あの出来事以降リアス先輩は美羅先輩に対して恐怖を抱くようになり、少し間違えれば『死』という名の拷問をされるであろうと思っているのだ。俺が折檻されている時よりも怒気が凄まじいかったから間違いなく失敗すれば行使されるであろう。だが、俺は美羅先輩はそこまで酷い事はしないと思っている。理屈は無いのだが何故かそう感じさせてしまう程のカリスマ?があるのだ
「美羅先輩が言うには入学当初は近寄りがたいイメージが強かったそうだけど『小さな事をコツコツとやって行く事で今の自分がある』って言ってたから簡単には行かないか」
部長が俺を信頼してくれれば美羅先輩の認識を改める可能性がある。もし成功すれば美羅先輩からの好感度もグッと上がるに違いない!俺は意気込むも茶々を入れる奴がここに居る
『相棒、あの小娘は腹黒い性格だと思うから諦めろ』
そう忠告するのは、あの一件で表に出てきた籠手に封印されたドラゴンのドライグである
「美羅先輩は腹黒くねぇよ」
『いや、間違いなく腹黒いぞ。何せあのグレートレッドを側に置ける程の力量だからな。奴が人間に会いに来る事はまずあり得ないし気に入ることも無い。神龍とは誰かの側に付くことは無いし一人で有り続けるものさ』
俺はドライグとの会話を辞め自分がこれからどうやって力を付けるかどうか考えながら登校していると
「きゃあぁ!?」
女性の声が聞こえそちらに目を向けると、転けたシスターのスカートが捲れており白いパンツが露わになっていた
「うほぉ!」
エロの化身である一誠にとってその光景は絶景であったが相手も何時までも倒れ込んでいる訳では無いので体制を起こすと丁度目が合った。流石エロい妄想を続けて放置をする訳にはいかないので声をかける
「だ、大丈夫っすか?」
「あ、ありがとうございます」
手を出してシスターの立ち上がる手助けをし、相手が立ち上がったと同時に頭に掛けていた白い布が風によって流され素顔が見える
「あっ」
「」
その人は女性ではなくブロンド色の髪と幼さを残した顔の女の子で、とても可愛く見惚れてしまったのだ
「あ、あの・・・」
「あ、あぁ!ごめん!」
見惚れておりずっと手を握りっぱなしでいた為シスターの方から声を掛けられるまで気付かなかった。気まずい雰囲気が流れるが、白い布が風で飛ばされそうになったので代わりに取りに行く。切り上げるタイミングが丁度良く、相手に不自然に思われないように返すことが出来た
「ありがとうございます」
「いえいえ~」
鼻が伸びて気分最高の日になりそうだったのだが
「兵藤一誠、お前に話がある」
後ろから同じ学園の男子から声を掛けられ気分が少し下がってしまった
「お、俺は何もしてないぞ!」
「そんなことは知っている。今の件とは別件で話があると言っているんだが先にそっちを片付けようか」
男子はそう言い近付きシスターに懇切丁寧に道を教え所持していたであろう町の地図をあげてシスターと別れた。その後言われるまま付いていき裏路地にある程度まで奥に行くと話し始める
「さて、お前にはこの物語から退場して貰うぞ?」
「は?」
それが事の始まりだ
―――――――話は戻り
混乱していた思考をある程度復旧させ、相手の真意を確かめるべく質問した
「一体何を言っているんだ?物語の退場ってどういう意味だ!?それと、お前の名前を教えろよ!」
「・・・違う学年だから知らないのか。俺の名は
「なっ!?」
絶句した。普通の人間が知っているのは明らかにおかしいのだ。それに他の陣営にもバレていないはずだったのだから尚更である
「ど、どうやって知ったんだ!?」
「知る機会があったってことさ。そしてさようならだ」
聞いた覚えのある声が裏路地で響く
『Welchdragon Balance Breaker!!』
目の前の転堂が赤い鎧を纏い翼を広げ佇んでいた
『ば、馬鹿な!?あり得ない!これはどういう事だ!!』
相棒が叫ぶ。それはそうだ、同じ存在がもう一人居るのだから・・・
『もう一人の俺よ。残念だが白と戦うのは俺であり俺の宿主はその男を殺そうとしているからな。運が無かったと思い消え失せろ。同じ存在は二つも世界に留まることは出来んし文字通りの消滅さ』
『相棒逃げろ!俺は消えたくないしお前も死にたくは無いだろう!』
「あ、あぁ」
動かない。恐怖が体を支配して動かず、死のカウントダウンが始まる
――――5
「さようならだな主人公よ」
――――4
そう言い終わり魔力を拳に込めだした
――――3
「畜生」
――――2
「ちくしょう―――まだ死にたくねぇよ」
――――1
「誰か助けてく―――」
「死ね」
最後まで言い終わる前に宣告された確実な未来
――――0
宣告された死からいくつ待っても痛みは来なかった
「・・・・・貴方は一体何者なんですか?限界まで倍加させたこの力を受けきるなんてあり得ませんよ?」
俺はゆっくりと瞼を開けていくと、目の前に見慣れた白い髪と頼もしい背中があった
「私の相談に対してこんな解決をしようとするとはね・・・・・正直あり得ないよ?」
聞き慣れた声
「それと、大丈夫?―――――――― 一誠君?」
そして心配そうに声を掛けてくれる美羅先輩。恐怖より安心感が大きくなったせいで目に涙を溜めて俺はこう言う
「みらせぇんぱぁい」
~美羅side~
日常となった登校、挨拶、朝礼と流れの中にいきなり力の爆発がありその正体は赤龍帝の力の物だと直ぐに感じ取れた。放置しておこうと思ったのだが、一誠君の気配がすぐ隣に存在し恐怖して動けないで居る。最初は脅しのつもりだろうと思ったのだが、殺気を出し始めた事から確信した
殺す気だ―――――と
私は迷うこと無くその場に転移して現場に直行。転移直後には拳が当たる少し前だったため前に割り込み受け止めその事実があり得ないのか彼は
「・・・・・貴方は一体何者なんですか?限界まで倍加させたこの力を受けきるなんてあり得ませんよ?」
そして私はこう答える
「私の相談に対してこんな解決をしようとするとはね・・・・・正直あり得ないよ?」
「それと、大丈夫?―――――――― 一誠君?」
一応心配な為声を掛けると
「みらせぇんぱぁい」
と、なんとも情けない姿で私の名を呼ぶ。今代の赤龍帝、正直に言って情けなさ過ぎるよ・・・何故逃げなかった?何故付いていった?と言いたくなった
如何でしたか?
アーシアちゃんの絡みが少ない?大丈夫!協会で出しますし。
それよりも、転堂が本性出しました。しかし、美羅先輩に止められちゃったよ。
彼は逆鱗に触れるのか?はたまた尻尾を踏むだけで済むのだろうか?
転生者ってつよいんですかね?
次回をお楽しみに!