暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!! 作:ぬくぬく布団
今回は再会!そして教会の運命の歯車が嫌な音を立てて動いています!
さて一誠sideが多いですが悪しからず
~美羅side~
美羅は先日の出来事から文献を漁っている。それは自分の腕を切断した剣についてだった。本来耐性を付けた体には弾かれるか良くても傷を付ける程度で、関節部分ではあるが綺麗に切断してみせた。何かしらの特殊な素材もしくは何かしらの加護が付いているはずで、有名な剣であると結論付けていたのだが文献に載っている絵から似たようなものが無かったのだ
「この剣って一体何なの?・・・・・オーラみたいなのは感じられるんだけど昔の武器の資料から似たような形もないし」
過去の武器が現在まで残っているなら欠損しており、修復して使用等の可能性もあるので似た形になる筈なのだ。しかし、この剣に似ている物が無くこれが何なのかが分からなかった
「まぁ、後で分かるか本人に直接聞き出すって手も有りかな」
結論として不明―――――取りあえず保管して後々出会うであろう転生者こと転堂に聞き出す方針を固めた
「そう言えば一誠君はあれから私が提示したトレーニングをやっているのかな?」
あの出来事の後、一誠が強くなりたいと真剣に相談してきたので無理が無い程度のメニューを作って渡したのだ。その中には精神世界でドライグと戦うという物も含めているが、強くなったと実感するまではまだまだ先のことであろう・・・
~一誠side~
あの出来事から俺は強くなりたいと本気で思った。美羅先輩が駆けつけてくれなければ死んでおり、助けられた後泣きついてしまったからだ。美羅先輩が強いのは知っていたけれど男として女性に助けられるのは情けなかった
「強くなってやる!強くなってリアス先輩達オカ研メンバーと美羅先輩を守れるぐらいに強くなってやる!」
確固たる意思を持ち美羅先輩が提示したトレーニングとドライグとの新しい何かを身につけようと努力してるのだ
『相棒、グレモリー率いる眷属を守るぐらいの力なら付けられるだろうが美羅を守れるぐらいとなると途方も無く遠い道のりだぞ?』
「んなことは分かってるよ。今は歴代最弱の赤龍帝だけど、必ず歴代最強の赤龍帝になってやるからな!」
『そうか。まぁ頑張ることだな―――――――――――今のままでは絶対に無理だが』
最後の呟きはトレーニングする一誠には聞こえなかった
―――――休日―――――
一誠はこの日もトレーニングを続けていた
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・俺ってこんなに貧弱だったんだな・・・こんなことなら筋トレだけでもしておくべきだったなぁ」
トレーニングを続ける日々、そして直ぐに体力が無くなりへばってしまう体。そんな自分に悔やしむ毎日である
「道のりは遠いな」
そうぼやきつつ休憩していると
「一誠さん?」
「アーシア?」
後ろから声を掛けられ振り返ると、修道服姿のアーシアが居て自然と彼女の名前を口にしていた
アーシアと出会い俺達は一緒に食事やゲームセンターに行って遊んだりと、有意義な時間を過ごしていた。近くの公園で休憩している時にアーシアについて色々と教えて貰った。彼女は幼い頃不思議な力に目覚め教会からの指示で訪れる信者達を癒やしたのだと。しかし、彼女の力は悪魔をも癒やす事が出来る力を持っておりその事実が知られると、魔女と言われ挙げ句には異教徒とされてしまったが、堕天使達が彼女を拾った。禄に自分の事を相談する事も出来ず彼女の願いについて教えてもらった。それは酷く単純で『友達を沢山作り一緒に遊ぶ』事だったのだ。俺はアーシアにはっきりと言い切った
「なら、俺がアーシアの友達になってやる。つっても俺達もう友達だろ!一緒に遊んだり喋ったりしたしさ」
一緒に楽しく町で遊んだ時点で友達だと思っていた俺とは違い友達の作り方も分からない彼女に分かるようにそう言うと
「で、でも一誠さんにご迷惑が」
「んなもん関係ねぇよ。悪魔だろうがシスターだろうが友達は友達だろ!」
俺にとって当たり前の事を言いアーシアの手を取ろうとした時
「それは無理」
後ろから声が聞こえ振り返るとよく知る人物が居た
「夕麻ちゃん」
「レイナーレ様」
アーシアの言葉を聞きハッキリと目の前の彼女が堕天使であると認識をした
「まさか、悪魔に転生するとはね・・・全く面倒だわ。そしてアーシア、逃げても無駄よ」
「い、嫌です。人を殺める人達の所には戻れません!」
アーシアは逃げていたのだ。教会のシスターなら普通は教会に居るはずだがアーシアが外に居る事を疑問に思っていなかった俺は目の前にある状況を作った自らの失敗に悔やむ。そう、リアス先輩や美羅先輩に連絡すれば良かったと思っていたのだ
「まぁ、なんとなく分かってはいたさ・・・アーシアが逃げてるって事にはな、
アーシアの前に立ち守るために
「
そうあっけらかんと言いながら光の槍を作り出す
「な!?」
「はい、隙あり」
レイナーレがこの
「ぐっ、がはぁ!」
「一誠さん!?」
痛みに堪えながらレイナーレに目を向けると第2陣の光の槍を投擲する動作に入っており、咄嗟にアーシアだけを後ろに突き飛ばす。光の槍は地面に刺さり爆発し俺は体ごと吹き飛ばされる
「うわあああああああああああ」
地面に4,5回転びようやく止まる。既に体中傷だらけで、立つ事も出来ないほど軋みをあげていた。霞む意識の中聞こえる声
「どうする?貴方が付いてくるのであればあの悪魔君は見逃してあげるけど?」
アーシアにそう囁くレイナーレ、アーシアは俺を助ける為に教会へ戻る事を選んだのだ。俺は必死になって手を伸ばすが届かず
「だ、駄目だ・・・アー・・シア」
「さようなら一誠さん」
必死に声を出すも声は擦れ、涙を流しながら別れを告げるアーシアが消えるまで見ていることしか出来なかった。意識が擦れ行く中・・・足音が聞こえ目を開けるとそこにはあきれ顔の美羅先輩が居て俺は意識を手放した
~美羅side~
どういう事だろう・・・剣の情報が掴めずもやもやした物を払う為、別の町へ行き食べ歩きをしていると駒王町の何処からか魔力爆発が感じ取れたので人目の付かない場所へ行きその場所へ転移するとボロボロな姿をした一誠君が倒れていた。正直に言って呆れたのだ。あのKY悪魔は自分の眷属の手綱を握る事すら出来ていないのかと思った。このままでは出血多量で死んでしまうので傷を癒やすものの、今日は休日―――――オカ研の部活は休みで誰も居ないだろうし、連絡先も誰一人知らない。念話は正直繋がりを持ちたくないからしない。となると、自分の家に行って寝かせるしか無いのだ
「はぁ・・・私って何でこんなに厄介事が降りかかるの?ある種の呪いか何かかな・・・・」
ぼやきつつ肩に担ぎ自宅へ転移し、ベッドに寝かせた後包帯等で深い傷の所だけ巻き自然回復を待つ。目覚めるまでの自由な時間は料理する事にした
料理中にインターフォンが鳴り調理台近くに設置してあるモニタで来客を確認すると、KY赤髪とその眷属達が居た・・・。流石に一誠君をあのままにする事は出来ない為、嫌々ながらも家に上がらせる事にした。本当に今日は厄日だ。何かでストレスを発散しないと収まらない程だったので原因の主である一誠君のドラゴンに精神世界でぶつけようと思った。・・・・ほら、私の事小娘とか見下してたからね?教育は必要でしょ
この世界のドラゴン達が知ったらこう思うだろう
『ドライグよ今までの行動のツケが回ってきたな・・・そしてザマァ!!』
と・・・・
この日ドライグは寒気が止まらなかった
如何でした?
次回!
決着!?教会の運命やいかに!!
仮のタイトルだ。まだどうなるか・・・・頑張るぞおおお!
そしてイカレ神父さん登場!!
っあ!!一誠達と初対面じゃんw どうしよう?どうしよう?楽しみですわ