暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!! 作:ぬくぬく布団
今回は二人がやらかしちゃうぞ!
美羅のストレスがマッハで大変なことに!?
ミラ「早くサンドバッグを用意しなさい」
布団「あ、信者さんからお菓子が届いております!」
美羅「しょうが無いなぁ。これで何とかなるな・・・」
布団(あっぶねぇ、龍化しかけてる・・・・早くした方がいいっぽい)(゚Д゚)∮
~一誠side~
一誠は朝の出来事からずっと悩み続けており、授業中も上の空であった
「はぁ・・・・・どうすれば強くなれるのかなぁ」
皆を守りたい一心なのだが、今は一番弱い立ち位置に居る一誠の大きな悩みでもあった
「おいおい一誠どうしたんだよ~」
「そうそう、俺達に隠し事は無しだぜ!」
「変態三人組から変態四人組へと進化した俺達の絆は伊達じゃ無い!」
松田、元浜、黒の三人が元気の無い一誠を励まそうと近づく
「よし!一誠、今日の放課後に俺の家に来い。今回はとても素晴らしいDVDをゲットしたぞ」
「ふむ、一体どの様な物だね?」
「モザイク処理前の素晴らしいものさ!」
「な!?マジかよ。一体どうやって手に入れたんだお前」
周囲を気にせずエロの話で盛り上げ、同時に一誠を元気づけようとするも
「わりぃ、ちょっと今はそっちの事を考える余裕が無いんだ」
『!?』
教室の全員が驚愕した。エロの権化である一誠は毎日エロの事で何かと面倒事を起こしている為、エロを考えない一誠に天変地異の様な異変が起きたと感じ取れた。結局一日中そんな感じだったので、気味が悪いと感じる生徒が殆どであった
放課後になり部室に行こうとする一誠を呼び止めた黒―――――――――――――
「一誠ちょいこっち来い」
「!?お、おい!!」
首に腕を回し強引に屋上へ一誠を連れて行く黒
「さてと―――――――――――――――――――――此処なら誰も居ないから大丈夫だぜ。赤龍帝の兵藤一誠」
「!!美羅先輩から聞いたのか?」
「ハッ!そんな事しなくてもドラゴンのオーラ程度判別出来るっての」
黒は「当然だ」と言わんばかりの表情をしている
「そして問題だ。―――――――――――――――――――――俺の正体は一体何者でしょうか」
「は?」
黒は俺をジッと睨みながら笑っている。だが現状を今一理解出来ない俺は
「いやいや、黒は美羅先輩の従兄弟だろ?そんな言い方だと違うって言っている様な物じゃねーか!」
「いや、実際も何も従兄弟じゃねーし」
「・・・・・・・・・・・・じゃ、じゃあ黒はお、俺達の敵なのか?」
今思った事を素直に問いかける一誠
「いやいやいや!敵じゃないからな!?あぁもう!ヒントは種族って事だよ!!」
ますます意味が分からなくなってきた一誠は頭をひねって考え始めると
『おい、黒――――――――――――それは言っても良いのか?美羅から口止めはされなかったのか?』
「いや~、美羅と俺とは全然違うから俺の正体を知ったとしても美羅がスゲーとしか反応しないと思うぞ?」
『・・・・十分あり得るな』
「ドライグは黒の正体について何か知っているのか!?」
『あぁ分かるとも。―――――――――相棒、常にお前の身近に答えはあるぞ?』
「はぁ!?」
また必死に考え始める一誠をニヤニヤしながら眺める黒
俺はまず身近に居る人達の事を思い出していた。人間、悪魔、天使、堕天使――――――――、この内のどれかだと思い考え始めるも常時身近に居る種族に心当たりが全く無い。常に身近にある物と言えば俺自身、悪魔と思っていたけれどそれなら部長が気が付く筈・・・・・。ここで俺は気が付くも、有り得ないと思いつつ口に出す
「あははははま~さかドラゴンなんて事はn「正解だぞ一誠」
沈黙が場を支配する
「え?まじで!?本当にドラゴンなのか!?」
「正確には龍なんだがな――――――――――――そして一誠、お前は力が無い事について迷っているな?」
「!!」
ズバリ言い当てられた俺はドキリッとした
「ってかその辺は美羅から大体聞いたぞ~普通の人間から悪魔へ転生してからまだ数ヶ月・・・そして力が無い事に焦りを覚えている。正直言わせて貰うが
焦りすぎだ
何故そこまで焦る必要がある?そりゃあもう一人の赤龍帝がお前よりも途方も無く強いのは知っているが、美羅はこう言っていたぞ?『人情に熱い後輩が居てちょっと心配なのよ。そして周りは強い敵が沢山居るし、今時あんな子は居ないから強い人が守ってあげないとね。』ってよ。美羅が自分で『守る』なんて言葉初めて聞いたぞ」
「美羅先輩がそんな事を言ってたのか」
「あ、さっきのは俺達だけの秘密にしてくれよ!バレたらサンドバッグの刑にされちまうからな」
俺は想像してしまった。黒が美羅先輩にボコボコにされている姿を・・・・・・・・・
ん?
「え?ちょっと待ってくれよ黒。黒って龍なんだろ!?美羅先輩って黒より強いのか?」
「龍化してると当たらないからなぁ・・・・・まぁ例え龍化してても殴り飛ばされるだろうがな」
龍を素手で殴り飛ばす美羅先輩――――――――――――――――――
簡単に想像出来てしまった
「美羅先輩ってとんでもなく強いんだなって今更か」
「家ではまさに『お嬢様』って感じだぞ?俺と紅を下僕として使いっ走りにするしよ・・・・・あ~ティアの立ち位置が羨ましいぜ。何てたって一緒に寝れるんだぞ?あの胸に顔を埋めたいわー」
あぁ龍だろうと黒は黒なんだなぁ・・・エロを追求する黒を見た瞬間、龍であるイメージが崩壊した
「んー。ってことは紅も龍だったりするのか?」
改めて質問する一誠に黒は周囲を改めて確認して告げる
「あぁそうだ、あいつも龍だよ。二人纏めて美羅にボコボコにされた時からの付き合いさ。所謂腐れ縁ってやつか?」
「腐れ縁・・・か・・・・・」
「いずれにせよ一人でどうこう悩むなって事だよ。それに外はちょっと危険ってのもあるからな・・・」
「分かったよ、近々美羅先輩に相談しに行くよ」
二人の話し合いは終わり一誠は部室へと向かい、黒は美羅へ報告をしようと家へ帰宅、一誠はアーシアと共に部室へ入室すると木場を覗いて全員が集まっていた
「あれ?木場さんはどちらに?」
「木場先輩は今日お休みだそうです」
一誠は心辺りがあり、リアスに聞く事にした
「部長―――――――――この間写真を見ていた時木場が聖剣がどうのって言ってたんですけど、木場にとって聖剣は何か特別な物なんですか」
「そうね・・・・聖剣と祐斗の関係を説明しておこうかしら」
神妙な顔となったリアスは木場の過去について話を始めようとした時扉をノックする音に遮られ、扉のから入って来たのは蒼那と椿姫だった
「リアス、貴方にお客様が来たわ」
「客?今日は誰も来ないはずだけれど、もしかして事前連絡も無くここに来たというの?」
「ええそうよ。しかも教会からの使者で二人居るから気を付けてね」
「ええ有り難うソーナ」
生徒会長と副会長の二人と入れ替わるようにフードを深く被った二人が入り、リアスの目の前まで歩きフードを上げると女性であった。しかも一誠達と同じ位の年の少女である。背に大きな包みを背負っている少女が口を開く
「事前連絡も無く済まない。だが迅速に解決をしなければいけない案件なので直接来させて貰った」
「用件は何かしら?」
「それh「ああー!!もしかして一誠君!?」・・・おいイリナ静かにしろ」
ツインテールの少女が驚く中必死に誰か思い出そうとしている一誠
「もう!忘れちゃったの?子供の頃良く一緒に遊んだ紫藤イリナだよ!!」
その名前を聞いて俺はふとあの写真を思い出し
「え!?俺てっきり男だと思ってて」
「一誠先輩、流石にそれは・・・」
小猫ちゃん呆れないで!?あの時の姿を見れば誰だって男と見間違える!!
「まぁ仕方が無いよね。あの時はかなりやんちゃしてたし。って話がずれちゃった!今日は緊急で会談をする為に来たんだった!!」
部長とイリナの隣に立つ同僚?がため息を吐いている。
「兎に角そちらは会談を申し出たいという事なのね。普通は事前連絡が無いと却下するのだけれど今回は特別よ」
「感謝する」
二人は向かいのソファーに座り自己紹介を始める
「私はゼノヴィア」
「改めまして私は紫藤イリナよ」
「・・・それで神の信徒である貴女達が悪魔に対して会談してまで何の用件かしら?」
この時一誠達はリアスがご立腹状態であると感づいており、内心はらはらしていた
「元々一本を除く六本のエクスカリバーは教会の三つの派閥がそれぞれ保管していましたが、その内の三本が堕天使の手によって奪われました」
『!?』
「う、奪われた!?」
天界が保管していたエクスカリバーが三本も奪われた事実に驚く一同を無視して淡々と説明をする
「私達が持っているのは残ったエクスカリバーの内、破壊の聖剣エクスカリバー・デストラクションと」
「そして私の持つこの擬態の聖剣エクスカリバー・ミミックの二本だけ」
ゼノヴィアと名乗る少女が背に抱えていた包みを手に取り説明すると、イリナも自分の腕に巻かれている紐を指さし説明する
「で?私達に何を要求するのかしら?」
冷ややかに問うリアスに対し相手もまた冷ややかに返す
「今回の件は我々と堕天使の問題だ。この町にいる悪魔達に要らぬ邪魔されては面倒なのでな」
「随分な物言いね、私達が堕天使と組んで聖剣をどうにかするとでも?」
「悪魔にとって聖剣は忌むべき物、堕天使と利害が一致するじゃないか」
やばいやばいやばい!何とか冷静に対応していた部長が相手の上から態度に切れかかってる!!
魔力のオーラが漏れ出るリアスの状態に一誠達はさらに冷や汗をかく
「もしそうなら私達は貴方達を消滅させる―――――――――――――――それが例え魔王の妹であってもだ」
「そこまで私を知っているのなら言わせて貰うわ。私が堕天使と手を組む事なんて無いわ、グレモリーの名にかけて魔王の顔に泥を塗る様な真似はしない」
「!それが聞けて十分だ。今のは本部の意向をそのまま伝えただけでね、魔王の妹がそこまで馬鹿だとは思ってもいないさ」
リアスは少しずつ漏れ出ている魔力のオーラを引っ込め冷静さを保ち
「なら神側も私達が介入しない事を承知しているという事で間違いは無いのね?」
とノックも無しに扉は開き
「無論―――――――。この町で起こることに一切の不介入を約束してくれれば良い」
美羅先輩が入って来た瞬間――――――――――――――――――
「は?」
教会の二人を除き俺達は凍り付いた
~美羅side~
「は?」
白いローブを纏った人間二人は今何と言ったのか?この町で起こることに一切の不介入?
未だに現状を理解出来ていない美羅でもハッキリと分かる事がある。この町に入ったであろう人物達。美羅を除いたこの面子でどうにか出来るレベルの事件では無いという事だ
「馬鹿馬鹿しい―――――――――貴女達程度の者がしゃしゃり出てどうにか出来るとでも?ハッキリ言って邪魔でしかないからお家に帰りなさい」
「貴様は悪魔では無いが、私達の邪魔をするのであれば容赦はしn「美羅ー俺達も着いて来ちゃったぜ!」
黒と紅そして何故かヘッドロック状態で連れられてくる木場
「黒さんに紅さんどうして此処に!?」
「いや~アーシアちゃん良い質問!美羅と一緒に色々ときな臭い事を調べててその報告に着いて来たんだよ」
「黒、お前はもう少し静かにしろ」
「紅は静か過ぎるんだよ。それだから転入してきて直ぐに友達が出来n「コロス!」
「二人共五月蠅いから窓際に行きなさい」
「「ハイ」」
美羅の重圧のある一言に素直に従う二人、そしてその重圧はリアス達に向けられる
「ねぇ慢心赤髪?このゴミ二人の提案をどうしようとしたの?」
「あ、あ、あ、あ・・・」
恐怖で青ざめるリアスは返事すらまま成らなくなってしまった
「チッ!受けようとしてたな・・・・・これだから無駄にプライドの高い馬鹿は!!」
美羅の声は小声で殆どの者達は聞こえていなかったが、黒と紅の二人は聞こえておりストレスの矛先が何処に向くのかが心配であった
「まぁ取り敢えず木場君を渡しに来たのと、貴方達は大人しくしている事というのを伝えに来ただけよ。無闇に手を出すとどうなるか分からないから」
苛立ちを見せる美羅は椅子を見つけ座る。黒と紅は一誠達の近くへ移動―――――美羅の八つ当たりに巻き込まれたく無いが為の防衛本能だった
「ふん!私達は勝手に動くし悪魔達がどうこうしようが勝手にさせて貰う!邪魔立てするならば消すだけだ」
ゼノヴィアだけで無くイリナも美羅の言葉に腹を立てていたが、この場で粛正してしまうと悪魔を全て敵に回してしまう恐れがあったので止めていた。二人はこれ以上話す必要が無いと思い外へ出て行こうとするが
「そういえば先程の男の発言で確信を得たが、まさかこんな地で魔女に出会うととはな」
「ッ!!」
アーシアにとって切り離すことの出来無い過去、今の楽しい日々を過ごす中薄れさせていた魔女と呼ばれていた光景がアーシアの中でフラッシュバックする
「「???」」
何も知らない黒と紅は首を傾げるばかりであった。イリナは知らない人に説明するかの様に魔女となった経緯を話し出す
「あ~貴方が魔女になったって言う元聖女さん。堕天使や悪魔を癒やす能力を持っていた為に追放されたと聞いていたんだけれどまさか悪魔になっていったなんてねぇ」
「わ、私は・・・」
「しかし聖女と呼ばれていた者が悪魔とはな・・・墜ちれば墜ちるものだな。未だ我らの神を信じているのか?」
「ゼノヴィア、彼女は悪魔になったのよ?」
「いや、背信行為する輩でも罪の意識を感じながら信仰心を忘れられない者が居る。その娘にはそういう匂いが感じられる」
「え~とアーシアさんは主を信じているの?悪魔の身になってまでさ」
「す、捨てきれないだけです。ずっと信じてきたのですから・・・」
アーシアは悪魔として転生してからも信仰を信じてきた。悪魔にとって祈りは毒と同じだと分かっていながらもだ。美羅はこれを知っていると同時にアーシアは凄いと感じている。そんな彼女の人生を貶している二人にイライラが積もりに積もっていく
「ならば今すぐ私達に斬られると良い。君が罪深くとも我らの神が救いの手を差し伸べてくれるはずだ。――――――――――せめて私の手で断罪してやろう神の名の下にな」
目を鋭くしたゼノヴィアは本気でアーシアを殺すだろうと感じ取れた美羅は動こうとするが
「おい小娘―――――――――――――――貴様アーシアに対して殺しの目を向けたな」
声の主はリアス、一誠、美羅達全員よりも先にアーシアの前に立った紅の声だ
「こ、紅さん」
「その女の付き添いで入って来た男だな。見たところ貴様は悪魔では無いが、我ら教会に刃向かうと認識しても後悔は無いのか?」
殺気を紅に向け放つゼノヴィアだが、紅は全く動じない。それどころかアーシアが怯えない様、壁となり殺気が届かせないという心遣いをしている。黒は後ろで「妙な所で紳士ぶりやがって」と呟き、美羅に至っては(後でネタとして弄ってやろう)と思っていた。――――――――――――――――――――――龍は気まぐれで娯楽に飢えているのだ
「先程の話を聞いただけだが、アーシアは癒やしただけで教会・・・いや天界は異端認定したと言っていたな?ではその力で癒やされた者達も異端という事で断罪したのだろうな・・・貴様達が信仰している神とやらは最早邪神と呼ばれる存在そのものだ」
「貴様!我らが神を愚弄するか!!」
「許せない!私達が貴方の心に住まう闇を浄化して主の元に届けてあげるわ!!」
紅の挑発に乗った二人は自身の聖剣を手に取り構え斬りかかろうとした時
「そういうのは外でやりなさい」ポイポイ
「な!?」ポーン
「えぇ!?」ポーン
美羅に首根っこを捕まれた二人は黒が開けた窓から外に放り出され紅はそれを追うように外へ出る。リアス達は紅が心配なのか外へ出て行く。部屋には美羅と黒だけとなり
「・・・・・ねぇ黒、思ったんだけどさ」
「まぁバレるだろうなぁ。しっかしあいつがここまで腹立てるとか初めてじゃないか?」
「一応殺しはしないって念話で言ってるから問題は無いかな」
「流石に龍化まではしないよなぁ・・・・・・・」
「しそうになったら物理で止める」
「南無――――――」
二人も違う心配をしながらリアス達の後を追うことに――――――――
後に天界へ大きな貸しを作る事に成功する事件である
――――未来へ向け記す――――
龍の怒りは天地を揺るがし天災を呼ぶ―――――――――――何人も手を出す事無かれ
人は竜を殺める事は出来るも龍は出来ず怒りを呼び覚ます
人は龍の怒りを静める聖女を創る――――――
聖女は龍と自然に惹かれ合い調和を生み出す。人間は表裏一体。聖女もまた人である
聖女が絶望し黒く染まり世界は混沌と破壊を撒き散らした
人よ、龍の怒りを静めよ。人よ、聖女を磨き輝きを損なうな
語り手:次元の観察者
普段は冷静であまり言葉を発しない紅が暴走しちゃった!?
一誠達はみんな恐怖でガクブル状態!
美羅「それじゃあ行ってくるね」
駄目だと叫ぶリアス達―――――――――
ここに美羅の蹂躙劇が繰り広げられる
次回!
暴れる紅―――――
物理で容赦なく止める美羅!
え?ゼノヴィア達はどうなるかって?まぁ、そうなるな