暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!! 作:ぬくぬく布団
そしてPCの更新で文章打ち込みがしにくくなるという最悪なおまけ付きという・・・
やっと出来たんだよ!!生暖かい目で見てね!!
※注意:ゼノヴィアとイリナは恐怖を植え付けられました!トラウマ確定コースです!!無理な人はブラウザそっ閉じだね!
もしくは半分位まで飛ばせば大丈夫――――――――――――多分
2018 1月22日内容修正
~美羅side~
紅は美羅により外へ投げ出されたゼノヴィアとイリナを追い思い馳せる―――――――――――
(この世界も前の世界もそうだ・・・敵を癒やす者は異端として処刑されてしまう。盲信者共には何を言っても理解せず逆に悪化させてしまうか。ならやる事は一つ―――――――――――――――――――――ミラには生かすと言ったがあの様な輩は生かしていても邪魔にしかならん)
紅――――――――いや、怒りを体現せし龍はその牙を剥こうとしている。それは今は誰も知る由も無い。外へ出ると結界が広範囲に張られており、美羅が完全な隠匿をする為だと認識した
(そうか、ミラ・・・・お前もあの者達を消しても良いと思っているのだな)
紅は自己解釈をするが、この結界が意味するのは別の事である。生徒に気付かれない事、この町に入り込んでいる者達に力を知られない事、各陣営のトップに知られないという事であった為ここで美羅と紅の思いのすれ違いが起こってしまった。そして外へ放り出された二人と相対する紅とその後を追ってきたリアス達が追いつく
「さぁ始めようか小娘共」
「貴様は我ら教会の邪魔をした!よって貴様を含めた三人は天界の敵だ!!」
「そういう事なので遠慮無く主の者に連れて行ってあげる!」
互いに自分の聖剣であるエクスカリバー・デストラクション、エクスカリバー・ミミックを構え紅を筆頭に美羅と黒も敵と認識する
「ちょっと貴女達それだけで天界に敵対するなんてやり過ぎよ!」
リアスは美羅達の心配をして言ったのでは無く天界を心配しての事だったのだ
「安心しろリアス・グレモリー。お前達悪魔は対象外だ!」
ゼノヴィアは紅に突進しながら言い放つ―――――――実力差を理解していない二人にリアスは説得を諦め天界と戦争にならない様考えていた
「私の聖剣の錆としてくれる!」
大きく振りかぶった叩きつける一撃を紅は躱し、勢いの乗った剣は大きな破壊音と共に地面にクレーターを作りあげる
ドゴオオオオオオオオオオン!
土煙が上がり視界が少し悪くなった紅の背後からイリナが襲いかかる
「アーメン!」
こちらも大きく振りかぶった攻撃で隙が大きく余裕で避ける紅
「まだまだあああああああ!」
ゼノヴィアは真っ直ぐ正面からイリナは死角からと攻撃を繰り出すも、紅はヒラリヒラリと木の葉の如く躱し続ける。一旦攻撃を止め体力を回復させる二人に対し紅は何もしない
「ッ!先程から何も反撃せずヒラヒラと躱すばかりで勝てると思っているのか!!」
「もう!当たれば主に会えるのよ!!」
「あぁもういい―――――――――――――」
紅はちらりとリアス達に目を向け二人に向き直り
「貴様達を見ていると馬鹿共を思い出してしまうから―――――――――――――――――終わらせよう」
前の世界で嫌と言う程見た盲信者達と重なって見える紅は己の力を解放する。もう転移で使用した力も回復しているので全力解放を行う。完全な龍化までとは行かないものの、頭部には禍々しい角が突き出し背中からは翼そして腰からは尻尾が姿を見せる
『な――――――――――――――――――――――』
「あれが紅の力なのか・・・・」
正体を事前に知っていた一誠以外は紅の変貌に驚愕している
「き、貴様は一体何者だ!?」
「え、え、え?
「教える必要があるのか?」
冷ややかな視線を向け淡々と告げる紅は死の化身とも言える状態である。オカルトメンバーは状況が状況なだけに動けずにいる
「しかし姿が多少変わった所で我らが怖じ気づくとでも思っているのか!」
「人外討伐は私達にとってお手の物だよ!」
今度は二人同時に斬りかかる。だが紅は微動だにせず立っており、剣が切れると信じ切っていた二人は勝利を確信した顔をしていたのだがその顔は直ぐに崩れ去る
ガキンッ!
剣で切られる人の身では鳴る筈の無い音が響く。二人の剣は紅の体を切るどころか傷一つ付ける事が出来ずにいた
「馬鹿な!?」
「嘘!?」
目の前の出来事に頭が付いていかない二人を余所に紅は聖剣を素手で掴み
砕いた―――――――――――――――――――――
バキンッ!
『 』
紅に握り砕かれた聖剣を見て言葉が出ない一同。だが紅はそんな事知った事かと言わんばかりに隙だらけのイリナの腕を掴みゼノヴィアに投げつける
「きゃああああああああ!」
「イリナ!?ぐふっ!」
腹部に直撃したゼノヴィアはイリナを抱える様にして二十メートル程吹き飛びゴロゴロと転がって止まる。ゼノヴィアは腹部に衝撃を受けただけで殆ど無傷だったが、イリナは捕まれた時に左腕の骨が砕かれて投げつけられた衝撃で肩が脱臼と戦闘不能となっていた
「き、貴様ああああああああああああああああああああ!!」
仲間が傷付き激怒したゼノヴィアは何かの詠唱をし始め魔方陣から新たな剣を出現させる
「この刃に宿りしセイントの御名において、我は開放する。デュランダル!!」
最初の剣より一際大きな大剣を異空間から取り出し、紅へ向け斬りかかる
「この剣は何でも切り刻む!先程の様には受けきれんぞ!!」
だが紅には関係は無い。所詮この世界で切り刻むだけであり、前の世界程のオーラを放つ武器は無いからだ
「受けはしない――――――――――――逆にコナゴナに破壊するだけだ」
紅は右拳に力を込め振り下ろされる刀身を躱し殴り付けバラバラに砕く
「うわぁ・・・・・やり過ぎだろ紅の奴」
歩いて到着した黒はドン引きする中紅はまだ止まらず、手刀をゼノヴィアの首に振り抜いた
「美羅・・・・・何故止める?」
オカルトメンバー達には目で見えない程のスピードで放たれた手刀を片手で防いだ美羅。そして防がれた事を疑問に思う紅
「こ、紅!お前何やってんだ!?」
一誠が誰もが言いたい事を大声で告げると帰って来た言葉は冷たく
「何をだと?こいつの首を跳ね飛ばすのさ。邪魔をされたがな・・・・」
「いくら何でもやり過ぎだろ!」
紅の手刀はゼノヴィアの首の皮一枚の所で美羅に止められており、美羅が紅の状態に気が付いたから止めれたのだ。もし気付いたのが放った直後であったら今頃ゼノヴィアは頭と胴体が別れていただろう・・・それ程危険な状態であった
「あ、う、あ・・・・・」
紅の止めの殺気を向けられたゼノヴィアは恐怖のあまり失禁しており、未だ自分が死んでいない事に頭が付いていかない状態だ
「やり過ぎだと?こいつらはアーシアを異端者と言い斬り殺そうとしていたがそれこそやり過ぎでは無いのか?」
「そ、それは・・・」
やられたから同じ事をやり返したと当然の様に言う紅だが、一誠は理解し難い事だった
「それにこの様な盲信的思考の輩は幾らでもいる。なら全てを消し去る方がこの世の為にn—――――――――」
最後まで言おうとしている紅の左頬に美羅の拳が抉るように放たれ顔を歪に歪ませ吹き飛ぶ。黒は拳がめり込む紅の歪んだ顔を見てお腹を押さえて笑い、美羅はさも当然の様に立ちゼノヴィアに少し謝罪する
「あー、まぁ家の紅が御免ね・・・・・怒ると偶にこうなっちゃうからさ。だけどそれの原因を作ったのは自身達天界なのだと言う事を忘れず、事が済み次第上層部に連絡でもしておくと良いよ」
と、これからの事を考えていると紅が吹き飛んだ先の木々が燃え出し一番早く異常に気が付いたのはアーシアだ
「木々に火が!」
『火事!?』
オカルトメンバー達が驚く一方、美羅と黒はその原因を知っている。火が炎となり激しさを増しながら木々を燃やしていると
いきなり爆発―――――――
全員に熱風が襲いかかったので障壁を張り防ぐが
「あっちゃー・・・・」
「ちょっと美羅!熱気まで防げていないじゃない!!」
「そのぐらい自分で対処しなさいよ・・・・・」
この結界は美羅が張っている特殊な物なのでこの程度では壊れないのだが
(あー、結界を強化しておかないといけないかなぁ・・・)
爆発の中心から迸り始めるオーラ――――――――――――――――それに気が付いたのはほんの数人、美羅を除くと黒とドライグを宿す一誠だけである
『おい、リアス・グレモリー。今直ぐに黒の後ろに移動しろ』
「ド、ドライグ!?」
気が付いたら腕が
「ちょっとどういう意味!?」
『相棒なら分かるだろう?
――――――――――――――――――――――――――紅が全力を出すという事の意味を』
意味を理解した一誠はリアスの手を引っ張り黒の後ろに連れていく
「すんません部長今は黙って付いてきて下さい!理由は後で分かるので!!」
グイグイと引っ張る一誠に連れていかれるリアス、他の者も一誠の異常を感じ黒の後ろへと移動する
「お、やっぱり一誠こっち来たか!美羅と紅の喧嘩を特等席で見れるからな!!」
これから起きる事を喧嘩と言う黒に一誠以外が『ほっ』とため息を付き、リアスは一誠に説明を求める
「それで一誠?美羅と紅の喧嘩の為だけに彼の後ろに来たというの?」
「え、えーっと・・・何て言うかそのー。黒の後ろが一番安全だからです」
「私はリアス・グレモリーよ!美羅が強いのは分かるけれどただの喧嘩よ!?遠くに居ただけ十分だと私は思うけれど?」
美羅の力が強い為今よりも遠い場所から見た方が安全だと言い張るリアスは正しいのだろう・・・・この喧嘩が
普通の喧嘩であれば―――――――――――――――――――――――――
「そろそろかなー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」
始まるのをwkwkとして待つ黒が何かに気付くと、美羅を中心に巨大な爆発が発生
『 』
威力は凄まじく全員が思考停止状態となっている。魔王レベルを超えた力の直撃だからだ
「んー。紅の奴俺と違って全快してるのかよ・・・・・羨ましいぞこんちくしょう!!」
黒が向けている視線の先は―――――――――――――炎。熱のゆらめきからぼんやりと見えてくる形は
「ド、ドラゴン!?一体何時この結界の中に!?」
動揺を隠せない一同とその反応を見てにやにやと楽しむ黒
「ちょっと黒!あのドラゴンが何なのか説明しなさい!!」
「って・・・・・・・・一誠お前まだ何も説明してなかったのか?まぁ取りあえずあの龍が紅だよ。因みに俺も龍だったりするのさ」
もう説明が面倒くさくなってきた黒は自身の体を紅が戦っていた時と同じ様に変化させる。そこには角と翼と尻尾が現れる
「っ!そ、そう。黒もドラゴンなのね・・・ってそれよりも!直撃を受けた美羅は大丈夫なの!?」
美羅居た場所はごうごうと燃えさかっており、生きているかどうか怪しい程の惨状であるが
「美羅ならこの程度火の粉程度だと思うけれどなぁ・・・・・」
黒が呟くとごうごうと燃えさかっていた炎が一点に収束され美羅が姿を現す。しかし服は所々焦げており、完全な無傷では無かった
「紅、これが終わったら貴方
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――覚悟は出来ているんだよね?」
手の先に収束させていた炎は一瞬で凍り付き、爆ぜた
「あ、やっべ・・・・・・・・・・・・紅の奴遊ばれた挙げ句、瀕死になるまでボコボコにされちまうな」
当の本人である紅の行動は早く、魔力で出来た巨大な玉を撃ち放つ
「この結界内には他の人も居るのにも関わらずこんな物を放つなんて――――――――――――――最悪」
魔力玉を片手で受け止めた美羅は爆発し、周囲に被害が及ばない様に自身の魔力として体内に取り込む。しかし隙は大きく取り込む間は完全な無防備な為、紅の攻撃を受けてしまう。しかも攻撃内容が酷く、人化した紅が体の急所とされる部位を的確に抉り込む形で攻撃してくるのだ。
「がああああああああああああああああああ!!」
鳩尾に回し蹴りを叩きつけた紅は取り込み終えた美羅から直ぐさま距離を置き龍の姿に戻る
目の前から美羅は消えた――――――――――――――――
慌てて360°全方位を見るが姿は無く、何時でも反応出来るよう臨戦態勢を維持し続ける
「さぁ――――――――――――今回は手加減無く全力で行くから数発で死なないでね?」
声と共に殺気―――――――――
だが何処にも姿は無い為より一層警戒を強めた直後、腹部へ強烈な攻撃を受けた紅は何も言えずその場でのたうち回る
ボディーブロー一発―――――――――――――――――――――――
美羅の雷と紅の放出した魔力を混ぜ合わせついでと言わんばかりに気を乗せた拳は無情なる一撃を生み出した
「紅~まだ終わらないよ~」
紅の尻尾を掴み上へと放り上げた美羅はそれを追い空中で追撃を掛ける。先程の混ぜ合わせた力は霧散していたが、美羅にとってそれはお粗末な力であり自身の力をフルに活用して四肢へ送ると不気味な色によって包まれ、四肢から時折発する赤黒い稲妻は凶悪な力を持っており普通の者が触れたら最後―――――――――――知覚する間も無く消滅する。そんな代物を紅に向け振り抜く。回避――――――――――――光った時には頬を殴られ、その勢いを殺さず回転して背中に踵を振り落とす。地面にぶつかりそうになるもそれすら許さずまた上空へと打ち上げられて空中の連撃は段々と加速し、仕上げとして頭を持ち地面へ打ち付ける。頭だけでは勢いは止まらず、首の根元まで地面に埋まる形で何とか止まり美羅と紅の喧嘩が終わった。(※美羅による一方的殺戮と間違われても不思議では無い絵面)
やりきった感溢れる顔をする美羅に龍化が解けピクリともしない紅。ようやく喧嘩が終わったと理解した一誠達―――――――――――。こうして事態は美羅によって沈静化させられ、紅はアーシアによってぎりぎり動ける程度まで癒やされた
黒「紅よ南無阿弥陀仏」
一誠「こ、紅の奴死んじまったのか!?」
アーシア「だ、大丈夫です!まだ死んではいません」
『龍って丈夫―――――――』
美羅「冥界に居る程度の竜は最初の一発で消滅してるから無理無理―――――――――――それよりも黒、小猫ちゃんと仲良くなったの?」
黒「いや・・・尻尾が気に入った感じ?」
塔城「見た目より硬く無く暖かいです。」
一誠「黒の裏切り者がーーーーーーー!!」
黒は小猫に懐かれた模様――――――――――――――――