暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!! 作:ぬくぬく布団
最近リアルが忙しい・・・・・パネェ!
ようやく書き終えた前哨戦
ゆっくり見ていってね!!
2018/4/3/誤字修正
~美羅side~
「これで最後っと!」
美羅は手に持っていた機械を粉々に破壊し、手をプラプラと解していた。破壊した機械はビデオカメラで、魔力によって望遠処理を施された物だ
(主、反対側に備え付けられていた機械を全て破壊し終えたぞ)
(ん、ご苦労様ー。学園の校門前に集合しようか)
(分かった。一応空から再確認しながら向かおう)
ティアと念話をし終えた私は疑問に思っていた。それは異常なまで設置されたビデオカメラの台数、反対側を対処していたティアと数は同じだと思うのだが私の方だけで20台は破壊しているのだ。恐らく誰かが戦闘を映像で記憶、分析、対策を考えているに違いないと感じた
「嫌な予感がするなぁ、私の運って微妙だし、何かと厄介事に巻き込まれてるし・・・・・・・・あれ?これっていわゆるフラグって奴?」
盛大にフラグを立てた美羅は頭で否定しつつも、野生の勘がざわざわと何かを知らせているような感じを受けているので不安になっている
「まぁいいや、兎に角ティアと合流しよう」
足に魔力を纏わせ学園の方向へ跳躍―――――――――――ついでに見落としが無いかも確認するも全て破壊をしていた。移動は数秒、先に校門にたどり着いた私の数秒遅れでティアが到着
「主よ待たせて申し訳ない」
「大丈夫、私もついさっき来たばかりだからね」
美羅は気にせず中に入る前にソーナの元へ浮上、黒の事について先に尋ねることにした
「こんばんわ、蒼那――――――――――――黒が今何処で何をしているか知らない?」
「美羅!丁度良いところに来てくれたわ!!結界の維持を手伝って頂戴、黒君がいきなり消えたから結界の維持が大変なの!」
「黒がいきなり消えたねぇ・・・・・敵とやり合ってる可能性大という事になるわね」
「それは無い筈よ。この周囲一帯は私達眷属が警戒している状況だったから」
黒がいきなり消える直前まで警戒をしていた蒼那達はそれは無いと思っていたが例外はつきものだ
「まぁまぁ、私みたいな例外も居るからそういった類いの奴が居たら気が付かないものでしょ?」
「うっ、否定出来ないわね」
「まぁティアを置いていくから頑張ってね。という事で、ティアお願いね?」
「分かった。主は黒を見つけた後に烏をやるのか?」
「そのつもりだよ。だから一誠君達には頑張って貰わないと困るのよねぇ」
美羅は周囲数キロを範囲に大きく気配を探るもおらず、気配から縁の探知へと切り替えると校門から少し歩いた場所から線が切られていた。いや、消えていると言った方が正解だろう
「――――――結界とかじゃ無くて異世界に行ったのかな?いや、それにしても不自然に切れてる・・・・・・」
ブツブツと一人考察する美羅は解決策を見いだした
「よし、縁は完全に消えていないから転移して探そう!」
美羅だから出来るごり押し転移で問題を解決するという馬鹿げたものだった
「ちょ、ちょっと待て主!もしも運悪く宇宙空間とやらに出てしまったら死んでしまうぞ!?」
「大丈夫、私はその程度じゃ死なないから」
つくづく規格外の存在でチートの権化ですから仕方が無いのだ
「主が死ぬような事はあるのか?」
「私だって首切られて頭を粉々にされれば死ぬよ?でも復活するけれど」
ティアは生物理論の枠組みを超えた存在と割り切って考えるのを放棄、これからの事について聞く事にした
「取り敢えず私はどうしたら良いのだ?」
「ん~そうだねぇ・・・・・・ティアには悪いけど私より先に一誠君達の援護に向かって欲しいかな。ドライグ個人に用件もあるでしょ?」
使い魔であるティアの過去を全て見た美羅は知っているのだ・・・・・・ドライグはティアの尻に敷かれる運命であると。ティアは口角を上げ笑みを浮かべ主に感謝する
「流石は主だ。私がしたかったことを叶えてくれる・・・あぁとても良い気持ちだ。それでは主、私は行ってくるが獲物の烏は残しておくから早く来てくれ」
ティアは結界をすり抜けるように入り込み中心地へと向かう。これでドライグ・・・いや赤龍帝はティアの下僕の如き扱いを受けるのだ
いやぁ愉快愉快♪一誠君の強化訓練も兼ねて出来るから楽出来るね!それじゃあ私もぱぱっと終わらせちゃいますかね
縁をたぐり寄せ転移を起動する美羅、侵入者を迎撃する罠が発動するも意味を成さず破壊され火花が迸る。だんだんと火花が収まる頃には美羅の姿は無く黒の元へ行く
~黒side~
あぁ面倒い。全快してない俺は不本意ながら敵の攻撃を避け続ける作業をこなす。マッドサイエンティストの攻撃は不気味だからだ
「おやおや、龍である君が逃げに徹するとは・・・私の研究が捗らないではないか!!少しでも当たってくれないかなぁ?そうすればこの空間を解除するよ?ホントだよ?」
「煽ってくるな!うっざい科学者め!!」
「それは私にとって甘美な響きだ。もっともっと言ってくれたまえ!!」
笑みを浮かべ攻撃の手数を多くする敵は頬を染め興奮する
「おや?」
突如攻撃を止めた敵は違和感を感じた方向へ視線を向ける。その先の地面はガラスの様にヒビが入り始め砕け散る。そして同時に美羅が転移で姿を現した
ヤバイヤバイヤバイ!
黒の頭を駆け巡った言葉は「ヤバイ」の一言、恐らく自分はこの件が終わったら地獄のサンドバックコース確定だと判断したからである
「やっほ~黒、大丈夫だった?」
「えっと・・・・・・大丈夫・・・・・・・・・・・うん大丈夫」
予想と反した声に多少戸惑うも返事を返し終えた黒は未だ気が気でなかった
「さて、家の黒をこの異空間に閉じ込めた原因は貴方ね」
「ほぉう?言い方から察するにその龍人の主は君という事か
素晴らしいいいいいいいい!!
まさに龍と人との間の巫女という存在!!素晴らしすぎる!!」
「うわぁ・・・・・・何て言うか・・・・・・うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・」
流石の美羅もこのマッドサイエンティストには引き気味だ。そして内心「何か凄い変人に目を付けられたかも」と思っていた
「さぁ!さぁ!さぁさぁさぁさぁ!!その龍人の主よ、その強さを私に示してくれたまえ!!」
「正直ここまで気持ち悪いと思ったの初めてなんだけどなぁ。めんどいからさっさと終わらせようか」
美羅が手を相手に掲げ赤雷の魔力砲を叩き込むが、黒の時と同様マッドな男には傷一つ付いていない
「んん~!エックセレエエエエエエエント!!龍と人との共存で成り立っているかと思っていたが、まさかまさか君の様な女性が主人だとは思ってもみなかったよ!!」
「げぇ!?美羅の攻撃でも傷一つ付いてないとかあり得ねぇだろ・・・」
この場で絶対的な立場と認識したマッド野郎はあれやこれやと言い、黒は黒で驚愕している。しかし美羅自身は違い、冷静に分析を行うため再度攻撃を行う――――――先程よりも魔力を練り込んだ一撃を放つも傷一つ付かないマッド野郎は満面の笑みをしている
「無駄無駄無駄ァ!最早君の攻撃は私には通じないさ。そして大人しく私の研究対象となりたまえ!」
「チッ!」
一歩一歩ゆっくりと近づいて来る男に舌打ちをする黒
でも忘れてはいけない。生まれながらのチートの権化である美羅の力を―――――――
「ん!解析完了。もうそのお粗末なからくりは解けたよ」
「なに?」
ブツブツと呟いていた美羅は先程と同じ様に魔力砲を打ち込む体勢で待機した
「聞こえなかったの?もうそのお粗末なからくりは解けたから意味は無いよって言ったの」
「それは有り得ない。私が十年もの歳月を掛けて作り上げたこれはそう易々ととk」
「それ以上は言わない方が良いよ、フラグって奴だからね。回収しても良いのなら言い切れば?その時は盛大に笑ってあげるから」
段々と猫の皮が剥がれ地が出始めている美羅を気にせず黒はどうしても言いたい事を告げる
「なぁなぁ美羅、それを言ったらこっちの方もフラグなんじゃ無いのか?」
「黒は私があの男にやられると思う?」
種も仕掛けも分かったと宣言した美羅が失敗してあの男に敗れる姿を想像しようとする黒なのだが
「――――――――――――――――やられる姿が想像出来ないなぁ」
THE理不尽の塊がやられる姿が見いだせない。そもそも前の世界で、転生者の攻撃をどう対処するかと言う場面でも難なく適応し返り討ちにしてきた美羅を間近で見ていたせいでもあるからだった
「隔離されて外の様子が分からないからさっさと終わらせるよ」
美羅の手から放たれたそれは魔力の奔流では無く手のひらサイズの魔力玉であった。しかも遅い・・・・・
「おやおや~まさかそのちっぽけな玉がとっておきなのかい?速さも大きさも全くと言って良いほど足りないよぉ?」
「おい美羅、おふざけも程々にしろよ!」
いつもど派手な攻撃をするのに対してちっぽけな攻撃、黒にとってその光景はふざけているとしか思えなかった。
「百聞は一見にしかず、まぁ黙ってみてると良いよ」
美羅は人差し指を男に向け一言
「バンッ」
瞬間―――――――――浮遊していた玉は赤雷となり近くに立つ男へと着弾する。先程と同じ赤雷の攻撃なのだが・・・・
「ギャアアアアアアアアアアア」
男の悲鳴――――――――――美羅の攻撃はダメージを与えたと言う事だ。しかも赤雷の直撃となるので敵は消し炭になりその場には灰だけとなり、同時に術者である男が死亡したことによりこの空間も解け学園の直ぐ側へ出た
「 」
「予想していた通りのからくりだねぇ・・・私が応用で使うには便利な結界か。さようなら名も知らない転生者さん、君の結界魔術は私がこれからも使ってあげるからそれに関しては誇りに思っても良いよ」
こうして美羅は新たな結界魔術を取得――――――――――――――――最早天井知らずの強さである
「それじゃ行くよ黒」
「ア、ハイ」
マッド野郎もとい転生者を消し炭にした二人は烏の元へと向かって行く
~一誠side~
口の中は土の味がしてもう腕を動かすことも出来無ず、霞みがかる視界で仲間が倒されて行く姿を見ることしか出来ないでいた
―――――――――ほんの少し前俺は完全に油断していた。もう嘆いてもその時には戻らない・・・・・ドラゴンショットをコカビエルに叩き込んだ俺は少しだけ舞い上がっていたんだ。ライザー戦から確実に強くなっている自分自身と部長達を守れる力を持っていた・・・・・・その油断からコカビエルが大ダメージを負っていると思い込んでいたんだ
でも実際は違っていた
確かに傷を負いはしていたのだが軽傷―――――――――火傷程度の傷だった。しかもこれが相手のプライドを傷つけたのか、コカビエルは一切の油断をせず確実に倒しに来たのだ。結局俺はそれから一発も攻撃を当てる事も無くこうして戦闘不能になっちまった・・・・。本当に情けねぇ。皆を守るって言ってたのに、部長の最強の
不甲斐ない自身に憤りを感じる一誠だがどうすることも出来無い。例えドライグに体を対価に動かそうにも無理で、手足を砕かれあごを打ち上げられた状態では直ぐに回復も出来ず地面が回っている状態である
「きゃああああ!」
コカビエルの魔力により吹き飛ばされるリアス。しかし彼女の眷属一同と教会の戦士二人はもうボロボロで動けない状態だ
「ふんっ、所詮魔王の妹であろうとこの程度か」
リアスを見下しながら呆れるコカビエル。そもそも力の差は歴然で油断をしていないコカビエルが相手だとまだ持った方である
「魔王は未だ来ないか・・・・・ならばリアス・グレモリー。貴様の眷属で遊ばせて貰おうか」
「・・・・・な、何ですって」
一誠の方へ歩を進めるコカビエルが何をするか直ぐに予想できたリアスは叫ぶ
「一誠をどうするつもり!?」
「貴様は眷属を大切にする悪魔なのだろう?ならば予想は簡単に出来る筈だが?」
「や、やめなさい!一誠にそれ以上何かすればただじゃおかないわ!!」
「はははは!その手足の動かない体でどうするつもりだ?頑張ってその手で眷属を守って見せてみろ」
光の槍を一つ形成、そしてもう一つ形成と近づくにつれ数を増やしていき絶望を叩きつけてるコカビエルにリアスの心はどんどんとヒビが入っていく
「やめて・・・・お願い・・・・・・・やめて・・・・・・」
涙を流し始めるリアスの顔を見た一誠―――――――――――
「部長―――――安心して下さい。俺は未だやれます、そして絶対に勝ってみせますからそれ以上泣かないで下さい」
と、声に出して叫びたいがそれすらも出来無いほどのボロボロの体の自分に悔やむ
「では、最初の贄は貴様だ赤龍帝よ。無能な主を恨むのだn!?」
いきなり飛び退いたコカビエル。そして強烈な魔力の奔流が通り校舎を消し飛ばした
「我としては今の赤龍帝に死なれては困るのだ。いつも逃げてばかりいる大馬鹿者の負債を取り立てねばいけないのでな」
「悪魔では無いな・・・・・一体何者だ?」
「我はティアマット、「ティアマットだと!?」五大龍王の一角ににして白野美羅の使い魔だ・・・・・・・・その脳筋な頭にしっかりと叩き込んでおけ烏よ」
肝心な部分を遮られちょっと不機嫌となるティアだが、気持ちを切り替え話をする
「しかし今の我は見学という形なのだが、目の前に居る赤龍帝は殺すなと言っているだけだ。死んでしまってまた新たに所有者を探すのは面倒くさい故な・・・・・そしてドライグよ、我が貴様に貸し与えた財宝の事を忘れているわけではなかろうな?」
多大な貸しを作ったまま死んだドライグは、ティアにひと睨みされただけで気後れする
『お、おおおお落ち着くんだティアマット!?俺も返そうと思っていたんだ!しかし、この姿ではどうすることも出来ん!』
「あぁ大丈夫だ、貴様の負債は赤龍帝への連帯責任という事にしてやるので生きている内に全てを返すのだな」
『だ、だがこの状況を解決しない限りはどうしようもないぞ!』
ドライグの言う通りで、この状況を切り抜けないと貸しを返すことも夢のまた夢だ
でも忘れてはいけない―――――――
この場へと向かって来る最強の龍が居ることを
「あららら。少しの間なら大丈夫だと思って任せていたけれど駄目だったかぁ・・・・・これだとトレーニング内容を一新する必要が出てくるかな?」
「ソウデスネ」
遂に美羅と黒がリアス達と合流―――――――――――――――――
コカビエルのフルボッコまであと少し・・・・・
次回はコカビーフルボッコ!
転生者も出すぞぉ!(あの屑野郎だ!)
美羅様のストレス発散要員が増えるんじゃ~(*^_^*)