暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!!   作:ぬくぬく布団

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布団「フィーッシュ!」シロメ
「「「「・・・」」」」
布団「キタゾキタゾデッカイノガキタゾ!フィーッシュ!」
ミラ「作者の精神状態がヤバイ」
黒「一体何があった!」
紅「釣りか」
布団「ウワアアアアアアアアアアア!」
ティア「悪夢を見続けているのか」
黒「作者はもう無視で進めるか」
紅「これ以上作者の悲鳴は地獄だぞ」
ティア「そして始まる原作なんて知らない子」
ミラ「どうなるのか!そして何が始まるのか!」
ティア「チャンネルはそのままで!」
黒「それ違う!」








ねる「はっじまりはっじまりー」












第62話 黒歌の過去と絶望へのカウントダウン

~一誠side~

 

タンニーンのおっさんとの修行は終わりようやく自宅へと帰った俺達だったんだが、ここで一つ問題が起きた

 

「ちょっと美羅!テロリストである禍の団(カオス・ブリゲード)達を家の中へ上げるなんてどう言うつもりよ!」

 

「何故って?お客として対応しているだけだけど何か文句有る?」

 

「普通じゃ有り得ないって事よ!」

 

「こちらに有利になる事だから別に何も問題は無いでしょ?」

 

「此処は私達の家よ!」

 

「まーまーまー落ち着けリアス。感情むき出しのそれだといざって時に冷静な判断も出来無くなるからな」

 

部長がアザゼル先生をキッと睨み引き下がった・・・でも不思議で仕方が無いんだよなぁ。美羅先輩だとこういう面倒事は無視する筈なんだけど何か特別な理由があったのか?

 

「まぁ、今回の事についてはどうする事も出来無いから仕方が無いのよ」

 

「どうして何ですか?」

 

「・・・見れば分かるとしか言い様が無いのよ」

 

チラッとある一室を見た美羅に全員が視線を動かしその部屋の中の様子を見てみる

 

「おねえちゃんおねえちゃん♪はいあーん!」

 

「あーん」

 

ネルと一緒にご飯を食べているゴスロリ少女に全員が「誰だ?」となっている中、アザゼルだけは違う反応だった

 

「なぁ美羅の嬢ちゃん・・・俺が見たあの光景は嘘だよな?・・・・・嘘だと言ってくれよ!?」

 

「残念だけど事実なのよ!ネルが取られたのよ!あんな無感情龍にね!!」

 

「うはぁー・・・面倒事が一つじゃなく三つ四つと下手したらもっと増えるがどうするつもりなんだ?」

 

「離そうとするとネルが私を拒絶する・・・」

 

『あっ・・・それは・・・・・ごめんなさい』

 

この家に居る皆がネルを可愛がっているのでもしも真っ正面から拒絶の言葉を突きつけられたら心が折れるだろう。美羅が今現在その状況なのだ

 

「ハハハ・・・笑いなさいよ―――――――――笑えるものならね!!」

 

因みに美羅はネルを甘やかしている。まぁ親バカを拗らせていると思ってくれれば一番理解出来るだろう

 

「ネルちゃんから拒絶・・・もしもされたら私立ち直れません」

 

「其処は心を鬼にしてでも離しなさいよ・・・」

 

「リアス、もしもネルちゃんに拒絶されたらの想像をしてみて下さい。私も立ち直れませんわ」

 

「・・・・・良いわ。やってやろうじゃない!」

 

室内へとズンズン入って行くリアス。そしてネルを納得させようとオブラートに離そうとするが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リアスおねえちゃんきらい!あっちいって!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐっふっ!」トケツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーあー言わんこっちゃねぇな」といいつつアザゼルがリアスを回収、そして二人と話そうと提案するも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おじちゃんくさいからあっちいって!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゲハァッ!」トケツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もの凄く心に来る一撃を叩き込まれ崩れ落ちるのであった。因みに回収は黒が行ったのである

誰も話す気も無さそうなネルに皆どうしようか悩む

 

「どうするよ?ネルからあそこまで強烈に否定なり罵倒なりされたら立ち直れねえぞ・・・」

 

「次は誰が行く?因みに俺は無理だ・・・」

 

『俺(僕)(私)も無理・・・否定されたらと思うと・・・・・』

 

殆ど全員の心がへし折れている中

 

「ネルちゃん。この人はだーれ?おねえちゃんに教えてー♪」

 

春が突撃していた。皆が次の犠牲は春だと思っていたが

 

「オーフィスおねえちゃん!」

 

「オーフィスって言うんだ!宜しく。私は舞樹春!春って呼んで良いよ」

 

「春・・・我オーフィス。ネルと一緒に遊ぶ」

 

そのまま混じる様に遊ぶ三人に誰しも「うっそだろ・・・」と驚愕、そして少し間を置き回復したリアスが気付く

 

「・・・ちょっと待って?今オーフィスって言わなかった?言ったわよね?言ったわよね!」

 

「リアスおねえちゃんうるさい!あっちいけ!」

 

「 」チーン

 

容赦ない口撃にノックダウンするリアス。そして現状を理解した全員

 

「オーフィスって確か禍の団(カオス・ブリゲード)の頭目って言ってたよな?」

 

「・・・あぁそうなんだが、どうして此処に居るのかが分からん」

 

「あいつはネルと離れたくないって言うし・・・ネルもあいつと離れたくないと・・・・・どうしようも無いじゃない!」

 

最早どうする事も出来無いので静観する他無い

 

「ま、まぁ良いでしょう・・・しかし其処に居る黒歌ははぐれ悪魔で主殺しをした危険極まりない存在よ!冥界に帰省した時にも接触し、あまつさえ連れ去ろうとしていたのよ!」

 

この場に居る悪魔達は黒歌が犯した罪は周知の事実で塔城と接触させまいと立ちはだかる様にして守っている。そして其れを快く思っていない黒歌も睨付けている

 

「主を殺したと言うのは事実、だけど本当にそうなの?理由も無く殺すと思う?」

 

「仙術の暴走で殺害したとされているわ。事実、その手に詳しい者からも確実だと言われているわ?これでも未だ納得がいかないかしら」

 

「密室、黒猫とその主しか居ない部屋で何があったのか―――――知りたくなぁい?」

 

周囲が凍り付く様な程冷たい瞳を黒歌へと向けて右手を頭へと乗せる美羅、そして美羅の肩に手を乗せる黒や紅、その二人の肩にヴァーリ達も手を置いて行く。その様子で理解したのはアザゼルと俊屋

 

「おら、お前らも手を乗っけろ。恐らく美羅の嬢ちゃんは黒歌の過去を覗き見るつもりだ」

 

「恐らく俺達の頭の中に直接映像が流れ込んでくる形だと思う・・・それに、どうしてテロリストに入ったのか正確な情報を知りたいからな」

 

俊屋は原作知識から黒歌が何故主を殺したのかは理解出来ていたが現場を見た事も無いのでどうとも言えないのだ

一誠達は真実がどうなのかを確かめる為に手を置き備える

 

「じゃあ飛ぶから手を離さないでね?そうじゃないと記憶を体験出来ないしね?」

 

「えっ、美羅先輩ちょっと!?体験っt――――――」

 

「レッツだゴー♪」

 

途端に変る景色に戸惑う一同だが目の前で起きている光景の様子を見つめる。それは塔城と仲睦まじく一緒に過ごしていた光景―――――――そして流れゆく記憶の本流は今まで黒歌が体験した出来事その物を映している。妹を育てる為に眷属悪魔となり命令を、仕事を淡々とこなす日々の中には暴力を一方的に振るう虐待もあった

しかし変化は直ぐに訪れた・・・主へと縋り付き必死に何かを懇願している様子だったが振り払われて拒絶されて主は去り際に笑いながら何かを告げた後、隙だらけの背後から黒歌の仙術を用いた攻撃により吹き飛ばされ壁際へと叩きつけられていた。何かを必死に言っているが黒歌の攻撃は止まらず、動かなくなったそれを更に念入りに攻撃し確実に殺していたのだ

 

「美羅先輩・・・あの悪魔の人は何て言っていたんですか?」

 

「聞きたい?」

 

「過去に小猫ちゃんとあんなに仲が良かった妹思いの姉がどうしてあそこまで豹変したのかが気になって仕方がありません・・・」

 

「聞いてどうするの?」

 

「一誠先輩・・・」

 

「まぁ良いけど・・・それじゃああの部分だけ音声付けての再生をするね」

 

巻き戻って行く映像は黒歌が主へと呼ばれた場面まで戻った

 

『呼ばれて来ましたが何か不手際が御座いましたか?』

 

今とは想像も付かない程丁寧な言葉で話す黒歌

 

『あぁそうだとも。貴様の仙術は実に有能だ。誇って良いぞ?』

 

『・・・有り難う御座います』

 

『さて本題だが・・・貴様の妹を連れて来い』

 

『私の妹に何を・・・するつもりですか・・・・・』

 

『光栄に思え?悪魔に転生させ我が力を増大させる為だ!』

 

『ッ!?だ、駄目です!転生する際に契約として妹を転生悪魔にする事は無いと約束してくれたではありませんか!?』

 

『あぁこの契約書か』

 

手に持っていた契約時の約束の書類を魔力で消し飛ばし新たな書類を見せ付けていたのだ

 

『いやはや手が滑ってしまった・・・だが安心するが良い。ちゃんと複写のこれは無事だからな?』

 

黒歌は目の前へと落とされたそれを拾い上げその内容を読み愕然とし講義をする

 

『全然同じでは無いじゃないですか!白音を眷属悪魔にしないと最初の契約書には書いていたのに、これには私が仕事を順調にこなせる様になったら白音を転生させると書かれているではないですか!』

 

『何を言っている?私は複写と言った筈だぞ?眷属如きが主に逆らうな!』

 

『駄目です!こんなの間違っています!私はどうなっても良いです!ですから白音は、白音だけには手を出さないで!』

 

悲痛を叫びながら縋り付くが振り払われ尻餅を付いた黒歌を背に理性を壊すには十分の言葉を投げつけた

 

『なぁに心配するな。転生させた祝いとして可愛がってやろうではないか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私に奉仕(意味深)という形でな?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を見開き呆然とする黒歌は心が闇に覆われた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後は映像だけの物と同じ様に主を吹き飛ばし、助けてくれと懇願するそれを無視して蹂躙するだけ

 

『・・・・・』

 

「二回目だけど不愉快だな!悪魔とは腐りきっている・・・いっその事腐りきった上層部は消し飛ばした方が良いんじゃないか?」

 

「人間も醜いが悪魔はもっと醜いな・・・契約を本人の前で破り捨てるとは」

 

黒と紅は冥界の悪魔滅べ!と思うぐらい嫌悪し始めた

 

「・・・お兄様に報告するわ。子猫、恐らくこれは本当の出来事よ。だからゆっくりと話し合いなさい」

 

その場を後にするリアス、周りは暗い雰囲気が漂わせていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~黒歌side~

 

事実を知った塔城は恐る恐る姉の黒歌へと声を掛けた

 

「・・・黒歌姉様。私を守る為に主を殺したのは本当なんですか?」

 

サーゼクスが助けるまで自身を放置した姉、本当の理由は理解出来たが完全に受け入れる程心が追い付かないで居ると

 

「やっぱり似た匂いだな!流石姉妹!ペロペロさせて貰おうか!!」

 

「にゃにゃ!?ちよっと何するにゃ!そこ引っ張られたら服が脱げちゃうにゃ!?」

 

「一度はやってみたかったのだよ・・・よいではないか~よいではないか~。とな!」

 

黒歌を塔城と同じ様に眺め、クンカクンカ、果てにはペロペロしだそうとしていたのだ

 

「人の姉に対して何をしているんですか黒先輩」

 

「フォウッ!?そ、それは・・・つい欲望が溢れ出ちゃったのさ!」テヘペロ

 

「アーシア先輩、この変態龍に正拳をお願いします。大丈夫ですよ、無駄に頑丈ですから」

 

「く、黒さん!メッです!」

 

「クンカクンカ、やはり子猫ちゃんと似た甘い匂いがする!」

 

「ハレルヤ!」

 

「グボオァ!」

 

忠告されたのにも関わらず黒歌の首筋をクンカクンカした黒の横っ面をアーシアの正拳が突き刺さり床でのたうち回る

 

「黒歌姉様、このリード持ってみませんか?」

 

「え、えっと・・・持てば良いのかにゃん?」

 

妹から渡される其に疑う事無く握ると

 

『登録者変更確認したよ♪今日から貴女がこいつの主人(マスター)だよ!』

 

「「え?」」

 

「それでは黒歌姉様、この変態の主として頑張って下さい」

 

塔城はこのリードの隠された能力(※一回限り)を使い譲渡、黒の主は黒歌へと変ったのだった。因みに黒はリードの電撃に少しずつ耐性を持ち始めていたという理由からだった

 

「はっ!?と言う事は小猫ちゃんから――――――妹からの許可が下りたと言う事か!ならお持ち帰りするしかないな!」

 

「巫山戯ないで欲しいにゃ!私は強い者にしか興味が無いにゃん!」

 

『えっ?黒は強いぞ?龍だし』

 

「・・・絶対に嘘にゃ!?白音にペット扱いされてた男が実は龍で、強いなんて有り得ないにゃん!!」

 

『自らがペットに成り果てた感じじゃなかったか?』

 

「龍は誇り高い生き物にゃん!」

 

「小猫ちゃんの可愛さについ暴走しちゃったんだ!」

 

「もういいにゃ。諦めるにゃ・・・」

 

がっくりと肩を落としため息を吐く黒歌はこれからどうするかを迷っていたのだ

 

(取り敢えず白音との和解が出来たのは嬉しかったにゃん。でも私ははぐれ悪魔・・・此処に居る皆には迷惑を掛けられないにゃん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぐれ悪魔として危険な位置付けには変らない自身は狙われ、周囲にも危害が及ぶ事を快く思っていない為この場から離れようと気配を消して移動しようと

 

「で、黒はどうするつもりだ?あの黒歌とやらを保護でもするのか?」

 

自分の名前が出てビクッと一旦止まり、影から覗く様に見ると黒と紅にティアが話し合っていた

 

「んー、まぁそうなるよな。俺自身、小猫ちゃんが自分の姉がした事実を完全に受け止めきれなくて何処かに吐き出そうにも出来無かった。それをどうにかしようとしてあんな風に持って行ったからなー・・・よく言うだろ?兄弟姉妹仲良くが一番ってこった」

 

「まぁ今回のあれは何処かわざとらしかったから何か有るとは思っていたさ」

 

「何時もの変態行為を本能のままに行っていたと私は思っていたのだが・・・」

 

「ほら、美羅の奴が何もしなかっただろ?あれが良い証拠さ」

 

「・・・確かにそうだな。普通ならあの場で沈黙(物理)させられていた筈」

 

お馬鹿な事をすれば即物理処理をされる黒、だが今回は全くされずに様子を見ていた事から察するティア

 

「黒歌を見た時にビビッと来たんだよ」

 

「変態センサーか?」

 

「変態紳士の本能か?」

 

「ちげーよ!俺を何だと思っていやがる!」

 

「「只の変態龍、もしくは煩悩まみれの龍」」

 

普段の行いの性で二人の認識はこうなってしまったのだ。実際問題煩悩溢れる変態である事には変わりない。だが黒が塔城にロックオンしてその様な行いをしていたのは理由が有る・・・迫り来る事件達に伸び悩み、力という強迫観念に囚われた状態を見ていられなかった為にその捌け口を出させるのがもう一つの目的でもあった

 

「何でお前はこういう事には気が付くのに、美羅の琴線に触れるばかりの行いをするのか・・・」

 

「美羅がどう思っているかを考えろだと?嫌だ!めっちゃ面倒くさい事になるばかりじゃん!!それに今は雌煌の方にヘイトが行っているから多分大丈夫なんだぁ・・・」

 

黒より雌煌のやらかし具合が半端では無く、美羅のヘイトはそちらを中心に向けられている為に多少の事は見逃されるこの平穏を保ちたいと言うのが本音である

 

「まぁ、本能ってあれだよ・・・可愛いから側に置いておきたいってやつだよ」

 

「惚れたのか?」

 

「龍が猫に一目惚れ・・・まぁ応援はしてやろう。だが妹の方はどうするのだ?好きだと言っていた筈だが」

 

「大丈夫、小猫ちゃんはlikeで黒歌はloveだから。俺って一途なんだよ?」

 

「「そんな事はどうでも良い」」

 

「(´・ω・`)ソンナー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒の本音を暴露した会話を聞いてしまった黒歌は音を立てずに家から逃亡、美羅がコソッと渡していた転移アイテムを使い外へと出たのだ

 

にゃにゃにゃにゃ!?黒は龍って言ってたのは理解出来たにゃ・・・でも好き?白音はlikeで私はlove?あ、あ、有り得ないにゃ!きっと私の聞き間違いにゃ!きっとそう・・・きっとそうに違いないにゃ!

 

ああも包み隠さず好きだと言ってくれる存在は今まで出会ったことが無い。言ったとしてもそれは体目当ての奴ばかり・・・黒も体型が好ましいとは思っているが、黒歌の在り方――――――家族を守ると言うそれに惚れたと言う事だ

 

でも・・・でもでもでも!私は危険視されているはぐれ悪魔だにゃ・・・きっとあの白髪の女性、白野美羅が反対すると思うにゃん。悪魔からちょっかいを掛けられて迷惑する筈だしにゃん(←シスコン赤髪から少しずつちょっかいがあったので脅しを含めての弱みを握り、調印式での脅しを含めて悪魔の誰もが手を出す事はしなくなった事を知らない)

 

ションボリとしながら郊外の森の中へ入り木に上り心を落ち着かせようとしたが―――――――

 

「よう黒歌。悩み事なら俺が聞いてやるぜ?」

 

黒歌が最も聞きたくない転堂の声がその場に響き舌打ちをした

 

「何の用だにゃん?」

 

「悩みを聞くだけだしそんなに警戒すんなよ」

 

ヤレヤレと転堂が呆れているが黒歌は転堂をリーダーとした者達が何をしているかを把握している。勿論それを知っているのはヴァーリチームの皆もだ。転堂を初めとした者達が行っている事、悪魔や天使等の異種族を狩っているのは良いだろう・・・だがそれからが一番の問題だった。自身らが噂を流して助けて、その中で見目麗しい女性がいたら有無を言わさず〇〇〇(ピー)したり等のマッチポンプ行為を行っているのだ。勿論それを知っているのは極僅か・・・

そんな者達が自身に向けるそれは気持ち悪い物ばかり。舐め回すように各部をじっとりと見るから・・・妄想の中で犯っているのであろうと容易に想像が付く

そして今のこの状況はとても不味い。転堂一人だけしか姿を見せていないが、気配から察するに囲まれている状況だった

 

「この状況で警戒しない奴の方が可笑しいにゃん。それで?もう一度聞くけど何の用だにゃん」

 

「単刀直入に言うぜ。俺らの仲間になれ」

 

「はっ―――――――――御免被るにゃ!」

 

否定と同時に転堂へと攻撃、範囲攻撃によって立てられた土煙は周囲から身を隠すには絶好。この土煙に紛れて転移魔法で逃走を図ったのだが、自身の周囲全体を覆うように黄金の波紋が出現し鎖によって縛り付けられてしまった

 

「おいおいそんな程度で俺から逃げれるとでも思っていたのか?」

 

「何で転移魔法が発動しないにゃ!?」

 

「その鎖はグレイプニル。分かるだろう?フェンリルを拘束していた鎖その物だ」

 

「有り得ない・・・魔法での劣化再現なら兎も角、神々が持っている筈の其れを人間が本物を持っているなんて有り得ないにゃ!!」

 

「こいつは"王の財宝"俺の力の一旦でありとあらゆる原点が納められているんだよ。過去の英雄達が使っていた武器等も入っているんだよ!!」

 

「そんな神滅具(ロンギヌス)クラスの代物が存在するなんて聞いたことが無いにゃ!」

 

今も尚必死にもがき逃げようとするも鎖から脱出する事も叶わず・・・其れ処か徐々に締め付けられており、痛みによって顔が少しずつ歪む

 

「おい転堂、とっとと連れて帰ろうぜ?」

 

「リアル獣っ子と戯れるチャンスなんだからよ!」

 

隠れていた転生者(モブ)達が木々の影から現れた。約十人近く居るそれぞれが全員が黒歌にいやらしい視線を向けているのだ

 

「最初は俺のもんだぞ?」

 

「けっ!チート特典め!!」

 

黒歌は彼等が何を言っているのか理解出来無いが、これから起きるであろう事は直ぐに理解し絶望しかけていた

 

嫌だにゃ!嫌だにゃ!こんな奴らに良い様にされる位なら死んだ方がマシだにゃ!

 

自害をしようとする前に猿轡を噛まされ、不思議な腕輪を付けられて違和感に直ぐさま気が付いた

 

ッ――――仙術が行使出来にゃい!其れ処か魔力すら操れにゃい!?

 

驚愕している黒歌に答えを教えて、更なる絶望を与える様にと汚らしい笑みを浮かべながら答えた

 

「その腕輪を付けられて気が付いただろう?自分が使っている術が使えない事に。それは異能殺しの腕輪、術を発動しようとすればその力は直ぐに霧散する便利な代物なんだよ!」

 

黒歌は打つ手無しと分かり涙が零れる。不幸、理不尽、様々な物が自身を襲い心を殺して行くこの世界が憎い・・・だがどうする事も出来無いこの現状。全てがどうでも良くなってしまった―――――もう理不尽なこの流れに飲まれる他無いと

 

「おい転堂ここでやるのかよ?」

 

「外と言うのも悪くないだろ?ってかお前らもやるか?この結界は京矢の奴が作った超便利な奴で外に漏れない外から入れないと言う便利な代物だからよ」

 

「マジか!?あの魔術キチがこれを!?」

 

「まぁこれを手に入れるのに要求されたのは一切の不干渉っていう馬鹿げた物だけどな!」

 

因みにこの京矢と言う人物は以前コカビエルとの戦闘後、一誠達と切り離した際に使用した幻影異空間魔法を行使した人物である。そして京矢は転堂の事が嫌いなのに一緒に行動している理由は多方面からの魔術を見れるからとの事・・・一番気になっているのは美羅が使っている物だけ。もう既に何時抜けようかと迷っている最中なのである

 

「まぁ今はあいつの話しはどうでも良いとして・・・・・とっとと犯るか!」

 

黒歌の衣服は破かれ転堂の手が触れようとした瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいゴミ共。覚悟は出来ているんだろうな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁん?」

 

「誰だお前?」

 

声がした方へと顔を向ける転生者達、そして釣られる様に黒歌もそちらへと向けると拳をバキボキと鳴らしながら歩いて近づいてくる二つの影。一つは黒く、もう一つは白の二人――――――これだけで読者達も分かるだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

憤怒する黒とニコニコとしながら目が笑っていない美羅の二人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転生者達よ!絶望しな!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ミラ「痛んだ心には憂さ晴らしが必要だよね?」
黒「そうだな!」
ティア「作者は未だに引きずっている模様なので」
雌煌「俺達が進めるんだぜ!」
紅「それにしてもあれだな・・・雌煌、お前の会話が少ないと感じるのは気のせいか?」
ミラ「それは正解、でも加入がとても遅かったし仕方が無いよね?」
雌煌「フザケルナフザケルナバカヤロオオオオオオオ!ウワアアアアアアアアアアアア!」
ティア「大丈夫だ。サンドバッグなら幾らでも出番はある」
ミラ「五月蠅い雌豚!鉄血レンチホームラン!」
雌煌「当たると思っていたのか?」
黒・紅「「ダニィ!?フォオオオオオオ!?」」デデーン
雌煌「俺は進化するのさ!」
ミラ「でも当たるのよ?」
鉄血メイス「ヨゴレシゴトカ」ブンブンブンブーメラン♪
グサァッ
雌煌「ッアアアアアアアアアアアーーーーーー!」
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