暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!!   作:ぬくぬく布団

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ミラ「ねぇ、これは一体どういう事?」
布団「言い逃れはしねぇ!」
黒「もう一つの作品に浮気しやがって!」
紅「作者の血の色は何色だ!」
ティア「前回の更新は何時だったと思っている?」
布団「分かんない(;^ω^)」
ミラ「五月二十四日よ!約四ヵ月待ったのよ!?どうしてくれるのよ!私の存在忘れされているかもしれないでしょ!」
布団「仰る通りで御座います」
ミラ「ちょっと、O☆HA☆NA☆SHI☆しよっか?」













ねる「はじま―――」
雌煌「始まるぞ!」
ねる「シコウがネルのでばんをとった~!」(ガン泣き
ミラ「雌豚ァ!」
雌煌「ッアーーーーーーーーーー!」

















第71話 アウト?セーフ?どちらもギルティ

~美羅side~

 

さてさて~、私はまか――――ゴホン、仕事をしますか~。先ずは俊屋君の大剣から・・・うるっさい!アーサーでも偽物アーサーは黙ってなさい!ん、偽物ってどういう事かって?私の想像するアーサーってのはちょっと抜けてても相手を想う心を持ち、芯が強い男って感じなのよ。実際に見た事無いわよ。想像上の人物―――――所謂二次元ね。自分は?って言いたげそうにしているけど、私から見れば剣マニアの乱暴者としか見えないわよ。俊屋君の大剣を奪い取ろうとした第一印象は払拭出来そうにないから仕方がないよね♪

OTLと化しているアーサー(笑)は放置しておいて、どんな大剣にしようかな~。やっぱり頑丈が一番だよね。ジンオウガ印の大剣は半ばから折れちゃった事を考えると、俊屋君はガードを頻繁にするという事ね。私とのマンツーマン訓練が意味を成していないじゃない!←※避けれない攻撃ばっかりで訓練とは言えない

どうしよっかな~、甲殻を中心に作るのもいいけど鉱石でコーティングも良いよね~。まぁこの空間だと・・・鉱石なんてかなり遠方にしかないから取りに行かせるのは無理ね。浴槽を作る際に余った奴を使えばいい感じに仕上がるかな?お猿さんの如意棒も鉱石を使用するから無駄遣いにはならないしね。鉱石100%の剣を作るかって?作れるけど絶対にやらないに決まってるでしょ。素材が足りないから駄目よ♪

 

美羅の現実味を帯びている言葉に膝を付いて絶望しているアーサーを放置して、一誠達が仕留めたディアブロスを手早く解体して行く。そこに、戦闘狂のヴァーリから一つだけ提案が出された

 

「俺は素手でも良いのだが、アルビオンの力を借りずに武器を持って倒す事は出来ないのか?」

 

「はぁ!?俺だって武器を持って攻撃したいのにお前だけズリィぞ!!」

 

「俺は弱体化しているからその程度は良いだろう?赤龍帝は素の力が低すぎるのが駄目なのさ!」

 

「ちぃ、それだったら俺だってアスカロンが折れたから修復して欲しい!」

 

「武器使うなら神器は駄目」

 

「ふっ、面白い!俺だけの力でどこまで通用するのか楽しみだ!」

 

「どんなのが良いの?」

 

「打撃系でお願いする。俺に剣を扱う事は出来ないからな」

 

「じゃあハンマーでいいや」

 

『ハンマーか。もしや、あの大きな尻尾を使うのか?』

 

「モチのロン」

 

『そ、そうか。あれで殴られれば相当な物だろう』

 

「では、俺は美猴達にその事を伝えるので離れよう」

 

「あ、美羅先輩。俺のアスカロンは?」

 

「自分でどうにかしなさい」

 

「辛辣ゥッ!!」

 

「まぁ嘘だけど」

 

「あ、嘘なんですか」

 

「"打ち直し"したらいいだけなら大丈夫よ」

 

各自の武器の修復と制作する事になった美羅。少しだけめんどくさ気だが、魔改造出来る事にワクワクしているのである

 

「あっと、言い忘れてた。ジャンヌちゃんにもモンスターの間引きをお願いするからそのつもりでね?」

 

「はいはい。レウとレアとの連携も取りたいから、程々でよろしく頼むわよ」

 

「今は駄目よ。KY赤髪がサバイバルを終えるまでは、一誠君達と一緒に間引きしてね?」

 

「・・・あの変態と?」

 

「イエス」

 

「・・・強いの?」

 

「下から二番目かな?」

 

「・・・・・分かったわよ!やればいいんでしょ!やれば!」

 

ジャンヌは嫌そうに、もの凄く嫌そうな表情で渋々了承した

 

「じゃあこの腕輪付けてね?」

 

ジャンヌは、美羅から手渡される腕輪を見て頬を引き攣らせる

 

「絶対に何か仕込んでいるでしょ」

 

「魔力が霧散するだけだから大丈夫」

 

「魔力が霧散したら神器が使えないでしょ!?」

 

「大丈夫、神器は使えるし、微々たる魔力は使えるよ!」

 

「ハードモードじゃなくてウルトラハードといった所ね」

 

「KY赤髪達の方が良い?あっちは魔力も神器も使えないけど」

 

「こっちの方が良いわ!」

 

多少モンスターが強かろうと、神器を展開出来るだけでも違うので即答だった

 

「あぁそれと、ジャンヌちゃんはペンションで生活してね?」

 

「美羅先輩!どうしてジャンヌさんだけサバイバルじゃないんですか!?」

 

「私の気分よ!それと、むさっ苦しい男まみれの場所に行かせないわ」

 

「あ、はい。俺達全員男でしたね・・・。でも、おっぱいを眺めたかった!!」

 

「とてつもない煩悩の塊の変態ですね。半径十メートル以内に近づかないでもらえます?」

 

「という訳で、一誠を回収しまーす。こいつが変態ですいません」

 

「おい俊屋離せ!?俺はおっぱいを!おっぱいを眺めるだけでも良いんだ!手を離せえええぇぇぇぇぇ」

 

俊屋にドナドナされて行った一誠。美羅とジャンヌは溜息を吐き、武器の制作と、その様子を観察するのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~俊屋side~

 

カポーン

 

現在、一誠達男連中はお風呂に入っている

 

「なぁ一誠・・・お前はもう少しまともになれよ。そうじゃなきゃモテないぞ?」

 

「おっぱいがあれば揉みたいと思うだろ!」

 

「・・・思っても態度に表すなって事だよ。下手すれば部員の皆にソッポ向かれるんじゃないか?」

 

「なん・・・だと・・・!?」

 

俊屋の真面目な一言に愕然とする一誠

 

「今は良くても、節操無しと思われて距離を置かれるかもな。懐が深く、それも良しだという人以外は大抵そうなるんじゃないか?」

 

「ぶ、部長や朱乃さんやアーシアは許してくれる!きっと大丈夫!・・・だいじょうぶ・・・ダイジョウブ・・・」

 

段々と自信を無くしている一誠を見て、「こいつ駄目だな」と口に出した俊屋は、更なる追撃の言葉を放った

 

「案外、自分だけをしっかりと見てくれる人が現れてかっ攫われるかもな~」

 

「ぐはぁっ!!」トケツ

 

「吐血する程のショックかよ!?」

 

「す、すまねぇ・・・想像して絶望しちまったぜ。なぁ俊屋、俺はどうやればハーレム男になれる?」

 

「知らねぇ、みんな平等に愛してあげたら良いんじゃね?」

 

俊屋は、どうでもよさげに答えを返して久しぶりの温泉で体を温める

 

「広い湯舟から小さい湯舟に入ったけど、何故か眠たくなって・・・き・・・た・・・・・Zzz」

 

上を見上げて、縁に頭を乗せたままで眠りに就いた。しかし、この後起こるハプニングが俊屋の運命を劇的に変える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Zzz・・・っは!?俺寝てたのか・・・うあ"~、長湯し過ぎて喉が渇いたぜ。ウォーターサーバーが置いているから補給して、ちょいちょいしてから出るか

 

湯煙が視界を覆う。しかし、ウォーターサーバーの影がうっすらと見え、通り道には手すりが付いているので安心である。俊屋は、手すりに軽く手を置いてウォーターサーバーの場所まで行くと―――――

 

「水、水ぅ。・・・・・あっ」

 

「喉が渇いた――――ん?・・・・・あっ」

 

いつの間にか温泉に入っていたジャンヌとバッタリと出会う。しかも、タオルを一切着けていない無防備状態でだ。無論、俊屋も着けておらず、裸である

 

「んぎゃあああああああああああ!」

 

「ごめんなさい!」

 

ジャンヌが悲鳴を上げ、俊屋は謝罪の土下座をする

 

「ジャンヌちゃんの悲鳴が聞こえて私がやって来た!」

 

土下座している俊屋と腕で秘部を隠しているジャンヌ。どちらが有罪かは一目瞭然

 

「俊屋君アウトー。さぁ、遺言を聞こうか?」

 

「待って!本当に待って!?意地汚くてもいいから言い訳させて下さい!」

 

「死刑よ!こんっの変態!!」

 

「私の弟が変態になったのね・・・ごめんね、お姉ちゃんは弁護する事も出来ないよ」

 

「春姉も待って!?故意じゃないの!好き好んで覗きなんてしていないの!」

 

俊屋は、女性陣に気圧されながら必死になってありのままの事を話す。個人浴槽に入って寝落ちしてしまい、起きた時には誰も居なかった。取り敢えず、脱水症を防ぐ為にウォーターサーバーの所に行ったらジャンヌと遭遇。そして、今に至る―――――俊屋の言が本当なら少しだけ罪が軽くなるだろう

 

「むぅ・・・そうだとしたらジャンヌちゃんの注意不足になるね」

 

「でも、ジャンヌさんの裸を見た事は事実だよ?」

 

「罪が少しだけ軽くなる程度だから」

 

「どうかしらね、あの変態と一緒に行動しているぐらいだからマトモじゃなくなっている可能性もあるわ!」

 

「一誠みたいな変態は真っ平ごめんだ!」

 

「俊屋・・・その言い方だと自分も変態だって言っている様なものだよ?」

 

「なん・・・だと・・・!?」

 

「ほらみなさい!変態じゃない!!」

 

「ってか、風呂に入るなら服入れに俺のが入ってるだろ!?確認もせずに入ったのかよ!」

 

美羅と春は少しだけ考えた後に、手をポンっと叩いた

 

「「・・・・・あぁ、そういえばそうだった」」

 

「えっ?ちょっと待って、その掌返しはどういう事!?」

 

見事なまでの掌ク~ルクルクル

 

「春ちゃん、確認レッツゴー!」

 

「モチ!」

 

春は風呂場から出て脱衣所を確認すると、ジャンヌの服入れの籠の横に俊屋の服があった

 

「ジャンヌさんも有罪!ジャンヌさんの服入れの隣に俊屋の服が入ってるよ!」

 

「はぁっ!?」

 

「ジャンヌちゃん・・・うっかりとはいえ、こればかりはいけないでしょ」

 

「ちょっとぉおおお!?」

 

「勝訴した。これでほんの少しだけ罪が軽くなった」

 

「でも、不可抗力とはいえジャンヌちゃんの裸を見たんだから有罪だよ?」

 

「こればかりは仕方がない。女の人の裸を見たんだ・・・覚悟は出来ている」

 

ある意味男らしいっちゃあ男らしい。これがもしも一誠なら、被害を少なくする為に多くの言い訳を並べるだろう。結果――――風呂から上がった俊屋とジャンヌは、服を着て美羅にドナドナされて軽くお説教されたのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~美羅side~

 

美羅のお説教も終わり、俊屋とジャンヌはお互い様という形で終わった。一誠は、俊屋がジャンヌの裸を見た事を聞いてとても羨ましがっていたのだが、美羅の鉄拳制裁で凹まされていた

 

ふぉひふゃ(俊屋)ふらひゃまひい(うらやましい)おひぇものひょひはった(俺も覗きたかった)

 

「全然嬉しくねぇよ!初めては初恋の人が良かったよ!!」

 

『俊屋はヘタレだな』

 

『うむ、間違いなくヘタレだ』

 

「魂だけのドラゴンさんよぉ?ヘタレヘタレってうっせえぞ!っていうか、俺はヘタレじゃねぇ!!」

 

俊屋はヘタレじゃないと声高く叫ぶが、誰がどう見てもヘタレである

 

うっわぁ~・・・俊屋君ヘタレだわ」

 

美羅の口からつい本音が漏れてしまった。俊屋の心に砲弾が着弾!―――――四つん這いになった

 

「グフッ!・・・へ、ヘタレじゃない。ヘタレであるものかぁ」

 

自身の認めたくない葛藤が俊屋を襲う

 

「え~、男なら告白して突撃でしょ」

 

「玉砕確定じゃん!」

 

「べた褒めして落としちゃいなよ」

 

美羅が俊屋を煽る。振られる事を前提とした愉悦を求めて行動しているのだ。因みに、この場には春とジャンヌを除いた六人と二匹だけなので、遠慮はないのだ

 

「ほらほらほら~、ぶっちゃけちゃいなよ」

 

「言うだけならタダだぜ!」

 

『諦めも肝心だぞ』

 

「さぁ、どうなんだ?」

 

『美羅に標的にされた時点で諦めるんだな』

 

「億が一でも成功する可能性もあるぜ?」

 

「本人が居ない今なら大丈夫ですよ」

 

俊屋に逃げ場は無い。抵抗すれば最後、美羅にある事ない事伝えられてしまうだろう。それだけは避けなければいけないと判断した俊屋は、諦めて自分が思った事を言葉にする

 

「そ、そりゃあ・・・綺麗だなぁって思ったよ」

 

「ありきたりすぎてつまらないわね」

 

「えぇ・・・」

 

「もっとこう・・・無いのか?好きな場所とか。俺はおっ『ドゴォッ』ブアッ!?」

 

一誠は美羅に殴られて顔面が凹まされてしまった。不用意な発言は避けましょう

 

「続きは?」

 

「え、えっと~、笑った後のところかな?」

 

「ん?あの女が笑った所を見た?そんな場面あったか?」

 

「無いぜ~」

 

「笑顔の方じゃないって。・・・ニヒルな笑みって言ったら良いのかな?その後、少しして顔を真っ赤にしてたんだ。うん・・・可愛かった」

 

あぁ、なるほどね。やってみたけど似合わなかったって事ね。うん?あぁ、面白くなるわ♪

 

美羅が感じ取った瞬間、扉がバガンッと大きな音を立てて吹き飛び、噂された当人が俊屋へと襲い掛かった

 

「今直ぐその記憶を消してやるわ!」

 

「ふぉおお!?」

 

「はいはい、正座しましょうね?」

 

「グエッ!?」

 

黒炎を宿した拳を俊屋の顔面に当てようとしたジャンヌだが、美羅に首根っこを掴まれ強制的に正座をさせられた

 

「ちょっと!私は今直ぐこの変態の記憶を消さなきゃいけないのよ!離しなさいよ!!」

 

「少し、黙ろうか?」

 

「ヒェッ!?」

 

美羅の威圧でジャンヌを強制的におとなしくさせ、美羅は愉悦を求めて行動する

 

「さぁ、扉をぶち壊したジャンヌちゃん?覚悟は出来てるぅ?私は出来てるよぉ?」

 

「な・・・何をする気よ」

 

「ティア~、"あれ"持ってきて」

 

「ん?"あれ"とは、以前作った罰ゲーム用の奴の事か?」

 

「そそ」

 

美羅はティアを呼んで"ある物"を取りに行かせた。少しして、"ある物"を手に持ったティアが帰って来た。その手に持っていたのは

 

『ペンダント?』

 

「そう、これが『本音出ちゃ~う』!ツンデレ少女の内の心を知りたい時に使える便利アイテムよ!」

 

派手な装飾は無く、シンプル・イズ・ザ・ベストの簡素なアイテムだ。しかし、これはティアが言った通り罰ゲーム用のアイテム―――『本音出ちゃ~う』だ。ツンデレな少女にはうってつけの最高のアイテムだ!普段は素直になれなくても、このアイテムがあればあら不思議♪本当の想いが口に出ちゃうのだ

 

「はぁっ!?ちょっと待ちなさいよ!そんなの着けないわよ!」

 

「ジャンヌちゃん、これは罰ゲームなんだよ?おとなしく諦めちゃいなよ」

 

「やめっ!押さえつけないでよ!?」

 

「我は主の使い魔。故に決定には逆らえん」

 

「うっ、やめっ!ぎにゃあああああああああああ!!」

 

成すすべも無く本音出ちゃ~うを装着されたジャンヌは、手で口を塞いごうとするが美羅の力には逆らえなかった

 

「くっ、殺せ!」

 

「女騎士ではないけど、いい声頂きました~♪――――さて、試しに言ってみよう!一誠君の事どう思う?」

 

「近づかないでもらえます?そのおっぱい星人を半径十メートル以内に入れないで。舐め回す様な視線が気持ち悪いのよ」

 

「グゲッハァ!」

 

一誠の心に深いダメージを与えた

 

「ん~?だったら俊屋君は?」

 

「私の裸を見たのは赦せないわ!でも、まぁ仕方が無いと割り切っているわよ」

 

「好きか嫌いか――――どっち?」

 

「ヤメテ!」

 

俊屋は、「聞きたくない聞きたくない」と手で耳を塞いで部屋の隅っこに移動した

 

「お友達としてなら好きよ?」

 

「おっもしろくな~い」

 

「どう答えろっていうのよ!」

 

「そこはほら・・・恥ずかしながら俊屋君を好きって言うのを期待していたの」

 

「いや・・・初対面で一日程度の相手を好きになるなんてありえなくない?」

 

ジャンヌの言う通りである。一目惚れはあるだろうが、それはごく一部の人だけである。ジャンヌが一目ぼれする確率は億が一程度の確率だろう。そして、ジャンヌに友達としてなら好きな部類という中途半端な宣告を告げられた俊屋は耳を塞いでいたのでダメージは少ない。要するに、"お友達ならオッケーだけど、恋人としては遠慮したい"と言われている様なものだ。並の男ならヤムチャになる事間違いなし

 

「そういう訳だからこれ以上の追及は無しで良いでしょ?」

 

「さっきの言葉を俊屋君に聞かせたかったな~」

 

「悪魔以上の悪魔ね」

 

「ほら、私って化物級だし」

 

サラッと自分の事をばらしても、美羅の事を本当の意味で理解している者以外は、化け物級の強さと捉えるので大丈夫だ―――多分

 

「それにしても・・・人が増えたね~。最初は一誠君だけのサバイバルだったのに、そこから春ちゃんと俊屋君が追加―――そして、今は元禍の団の戦闘狂達とジャンヌちゃんと可愛いルフェイちゃんの計五人が追加。あっ、レオナルド君も入れるから六人ね」

 

「現実世界で一ヵ月でこれ程まで集まったのか・・・流石は主だな。強者のカリスマと悪い意味での運が働いたのだな」

 

「悪い意味って言うなー!」

 

ティアの軽いからかいがチョークスリーパーとなって返って来た。とはいえ、美羅の方も面白半分の冗談交じりであるから力は入っていない。この場に居る者達殆どが苦笑いしている中、一誠はある事に気付いてしまった

 

「ん?って事は、美羅先輩って運が悪いって事なんですか?」

 

一誠の悪気無い一言を聞いた俊屋達は、一誠に黙祷した

 

(((((あっ、言っちゃいけない事を・・・)))))

 

そして、案の定美羅の額に青筋が浮き出た事で、一誠は顔を青褪めた

 

「へ~?私の事をハードラックて言ったの?覚悟は出来ているのよね?」

 

「ひぃっ!?」

 

ゴキッ!メキッ!と右拳を鳴らしながら一誠の肩に手を置いた。笑顔でも目が笑っていないタイプのヤベー怒り方だった

 

「こ、これは罠だ!ティアさんが張り巡らせた罠なんだ!」

 

「 」ベキッ!パキッ!

 

「冗談交じりに言って発言を誘導させたんだ!「念仏は終わりよ」俺は悪く『オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオオオオルゥア!オラオラオラオラオラオラ!』ネルブギェエエエエエ!?」

 

美羅の制裁パンチが一誠の頬を的確に捉え、空中コンボを量産する

 

「ティア」

 

「了解した」

 

美羅の声に反応したティアが裏庭へと続く窓を開けたと同時に、美羅のハイキックが一誠を外へと吹き飛ばした。錐もみ回転か~ら~の、頭から着地して地面を削りながら進み、剥製のゴーヤに直撃して止まった

裏庭の森から黒、紅、黒歌の三人が帰還して、一誠の様子を見て「一体何を言ったのやら・・・」と呆れていた

 

「キボウノハナー」

 

「ヤムチャしやがって」

 

「ダメ男の末路だにゃん」

 

「止まるんじゃねぇぞ――――ってぇ何を言わせるんだ!」

 

「しぶとい野郎だな」

 

「しかも辛辣ぅ!」

 

三人は一誠を無視して空いている窓から靴を脱いで別荘内へと入る。これでリアス達の様子を見ていた四人が集まった

 

「それで、KY赤髪の方はどんな感じ?」

 

先ずは一番長く見ていた春の報告から

 

「正直言っちゃうと、アーシアちゃんが強くなっているよ。それと、乱入で子猫ちゃんが覚醒?した感じ」

 

「白音が不良になったにゃ・・・」

 

「あの状態の子猫ちゃんは強いぞ?戦闘力が五倍近く跳ね上がった!」

 

「あの攻撃の直撃で黒が無事で良かったにゃ」

 

「俺は龍だからな。あの程度破壊力は美羅のパンチに比べれば蚊が刺した様なものだ」

 

「それでも、何事も無くて良かったにゃ」

 

「心配させてごめんな?」

 

甘ーい空気を作る二人。美羅がティアにアイコンタクトを送り、ハリセンの突っ込みを入れさせる

 

パシンパシン

 

「甘い空気を作るな。今は春ちゃんの報告なんだから静かにしていなさい」

 

「「ごめんなさい」」

 

二人を静かにさせて、報告の続きを聞く

 

「そして、このサバイバルに徐々ながら適応しているのが木場君かな?残り三人は・・・逃走力を上げているよ」

 

「解体ナイフ持たせてるんだけど・・・木製武器作っていないの?」

 

「その発想がない感じかな?木場君は解体ナイフで戦っているし」

 

「自分達で武器を調達するという発想に行き着いてない感じね。アザゼルのアドバイスはどう?」

 

「戦闘時のアドバイスはあったけど・・・生活面については一切無かったよ」

 

「気付かせようとしているのか、はたまた気付いていないのかが分からないわね。一応研究者気質あるから、開発はしていそうね」

 

「一人だけ石器時代からの開始だから追い付かないんじゃないかな?」

 

「そっちかぁ~」

 

春の予想通り、アザゼルは余裕がないのだ。アイテムポーチに目が眩んだ事で美羅から没収されたからで、美羅の落ち度ではない。文明の利器は素晴らしく、その生活に慣れてしまったアザゼルにとってゼロスタートは地獄以外に他ならなかった

 

「ん~、今更ナイフを渡すのもあれだからこのまま継続で行っちゃおうかな?」

 

「了解、このままで頑張れって伝えるよ。俊屋、イトハと遊んであげてね?」

 

「分かってるって。サバイバルで一緒に居られなかった分を帳消しに出来る位遊び倒すよ」

 

春はイトハの面倒を見たかったが、サバイバル真っ只中では無理がある。生後一ヵ月も経ってないので仕方が無いっちゃ仕方が無い。春は、お目付け役の仕事に行く前にイトハをギュ~っと抱き締める事でイトハニウムを補充して仕事に戻った

 

「春姉も大変だな」

 

「クゥン・・・」

 

「よっし、俊屋、イトハ、一緒に遊ぶぞ!」

 

一誠は俊屋とイトハを連れて裏庭へと出て行った

 

「あぁ~、平和は良いなぁ~。と言いたかったけれど、そろそろ神話勢力が動きそうね」

 

「ホントかにゃ?」

 

「どこら辺の奴等が動くんだ?」

 

「ん~、色々!レーティングゲームの観戦に行った時覚えてる?私達を鬱陶しく見ていた奴等」

 

「そういや居たなぁ」

 

「このサバイバルが終わったら厄介事を持って来る可能性は大きいわ。その時は――――メッタメタノギッタンギッタンにしてもOKよ」

 

美羅からの、「攻撃してきたら叩きのめしてオッケー」の合図がとうとう出てしまった。転生者と英雄派の連中には絶望を与えた。そして、お次は神様達にも―――という美羅の心優しい気遣いである

こうして、「触れるな危険」状態となった神様達は、美羅にどういう形で接触するかは不明である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




布団「待たせてすまぬぅ。でも、難産どころじゃねぇぞ。急展開に持って行きたいという欲求があるが―――」
ミラ「駄目だぞ♪」
布団「と、いう訳で出来ないのである。ごめんっちゃい」
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