暇つぶしに行くD×D世界で祖龍がBalance Break!! 作:ぬくぬく布団
美羅「自称神、お前は私の手で消す」
黒・紅「「転生者ぶっころ!」」
雌煌「俺も暴れられるぜ!」
ティア「・・・もはや地獄しか見えん」
布団「今は準備期間だよ!」
ネル「はじまるよ」
第78話 準備期間
~美羅side~
デスマーチ訓練も終わり、美羅は休息と各方面―――悪魔、天使、堕天使、まともな神話勢力にこの世界の寿命をぶっちゃけた。そして、それは自称神による転生者の大量投入と異世界への干渉が原因だと。当然反発はあった。なにせ自称神とは、ほぼ始まりの神として認知されていたからだ
「というわけで、私は自称神をぶっ殺しまーす。邪魔するなら―――尊厳奪った後に魂もろとも消すわよ」
『えっと・・・もの凄く急展開な話に理解が追い付かねぇぞ』
『創造神様が偽物?それはあまりにも信じられません』
『それより、何故美羅ちゃんはそれが分かったんじゃ?儂はそこが不思議でたまらんぞ』
オーディンの一言はそれぞれの代表者達の最もな疑問点だった。そもそも、美羅は人間じゃないのか?――――と
だが、この中で美羅が人間じゃないと知っている代表者はオーディン以外は居ないので当然の疑問点だ。とはいえ、人間ではない人外だとしても自称神の存在を知っているのはおかしい
「まぁ、所詮私は異世界に住んでいたからね」
美羅のこの言葉に代表者達は全ての辻褄があったかの様に納得した。上手に隠していても、いずれはバレる力がいきなり現れたのだ。イレギュラー的な存在である事は当然だが、生まれる過程が分からないし、その様なシステムも無い
『嬢ちゃんが異世界に住んでいたのは分かった。だが、どうやってこっちの世界に来たんだ?次元の狭間でも世界間の移動は不可能の筈だ』
「は~い、アザゼルちゃん大正解~♪通常の理論では出来ないけど、私は時空を歪めれるし、運命も操れるし、出来ない事は殆ど無いわ。まぁ、一つの星が生んだ管理者よ」
『アザゼルちゃんって・・・いや、星が生んだって言うなら長生きしているんだろうけど・・・』
未だによく理解していない三陣営はともかく、神話勢の長達は美羅がどれ程の力を有しているのかをおおよそで理解した
星が生んだ管理者―――外敵から星を護る力を持つ=星の強さによって力の強弱がはっきりとする。以前見た雷の柱は、自然現象そのものという事から天災を引き起こす事が出来るという事。神々とてその程度余裕だが、威力が桁違いだった。雷の権能を持つ神でも恐れる威力に、美羅の言う殆ど出来るがそのレベルだと思うとゾッとする事間違いない
『星の管理者ときたか・・・・・長生きしてみるもんじゃのう』
『手を出さなきゃ滅ぼす事はしないんだよな?』
「まぁね~、敵が増えるのもめんどいけど、わざと生かすなんて面倒くさい事したくないし」
『んじゃあ、創造神をぶっ殺した奴以外の神話勢力達に絶対に介入するなって伝えておくぜ』
各神話トップ達との通信は切れ、三勢力のトップだけとなる。彼等は未だ美羅がどれだけの力を有しているかを理解していないが、"絶対に介入するな"という言葉だけでも神を殺す事が出来るとだけは分かった
「私から話す事も無くなったし、通信終わり~。身の振り方はしっかりとしなさいよ♪」
沈黙する三勢力のトップ達の通信を切り、美羅はコップに入ったジュースを飲みながら根回しを進める
「ぐへへへ、これが成功すればあいつは絶望するでしょうね~♪私に手を出した事を後悔すればいいわ!」
美羅の手には質素な剣が一つ。これは決戦に向けての一誠へのプレゼント兼ご褒美でもある。美羅は、男の子なら喜ぶ事間違いなしだと思っていたりするのだ
「美羅先輩~、部長達も集まりましたよ~」
美羅を呼んだ一誠―――死んだんじゃなかったのかって?一誠はグレートレッドに運よく助けられ、肉体を生み出されて復活したのだ。しかも、素体が人間ではなくなり、グレートレッドの一部・・・神龍体となりスペックがもの凄く向上している
「それじゃあ、ちゃちゃっと何があったのか、何が起きるのかを説明しますか」
兵頭邸でなく、皆を不思議ワールドに連れて行き美羅が知りえている大まかな事態をざっぱに説明すると阿鼻叫喚。顔を青褪めさせている者が殆どだ
「という事は、このままいけば死ぬって事よね!?め、冥界に帰れば・・・」
「冥界が地球とは繋がっていないから滅びないなんて楽観は無意味よ。これは地球と一度でも繋がった全てだから全対象よ」
とはいえ、美羅はこの情報を後から知り得たので危機感を持っている。地球と一度でも繋がった=モンハン世界も対象なのだ
「あっ、そう言えば美羅先輩って結局何なんですか?神様ですらそんな状況知らなかったんでしょ?」
「美羅よぉ、もうバラしちまえよ」
「ソーダー、ソーダー!」
「主、黒や紅の言う通りバラしても問題ないのではないか?」
「あの~、我の存在薄くない?そこの赤龍帝蘇生させたんだぞ?」
「はぁ~ん?赤龍神帝とか呼ばれてるくせに雑魚いお前なんてそれで十分だぁ!」
「ヤロウブッコロシテヤルゥウウウウウウウウ!」
「ムダムダムダァアアアアアアア!」
「石〇天驚拳♪」
雌煌と赤が喧嘩するが、美羅のエネルギー弾が二人を押し上げて爆発。これで横やりを入れてくる邪魔者が居なくなったので、自身が龍である事以外を話す事にした
~一誠side~
みんな久しぶりだな!一度消えちまった体が復活するという体験したくない事をやっちまったぜ!
それよりもてぇへんだ!てぇへんだ!!美羅先輩が異世界の住人だと!?黒や紅も雌煌も異世界人って事か!あ、それなら俊屋や春も転生者で異世界人だった。・・・あんまり変わらねぇな
だ・け・ど・!最初に言われたこの世界が崩壊するってヤバイだろ!?俺達死んじゃう!?しかも崩壊の原因が転生者達が多いってふざけんなよ!!あ、俊屋達には言ってないからな?テロリストの転生者がいけないって事だよ。後、そいつらを大量生産している神!美羅先輩曰く創造神様をぶっ殺してなり替わったゲス野郎ってな!分かっている情報の一つに、ハーレムでイチャイチャしているってふざけんなよ!!神様なら何でもしてもいいってのか!そんな神様なんてこっちから願い下げだよ!!
「自称神がハーレムイチャイチャしている事に血涙流さんばかりに悔しがっている一誠君は放置しておき、この戦いは色々と大変だから戦力として一誠君を駆り出します。これは強制よ」
「私の一誠を駆り出すのは―――」
「KY赤髪はお留守番でもしてなさい。狙われたら即終わりの戦力なんて不必要よ」
「黒歌、この戦いは厳しくなるから妹の子猫ちゃんと一緒にお留守番しててくれ」
「絶対に帰ってきてね?」
「おうよ!」
リアスよりも強い黒歌ですらお留守番なのだ。一誠達にこれをどうこう言う度胸はない
「ってぇえええ!?俺強制参加なんですか!?」
「強制参加は当然だろぉ?屑の方の赤龍帝をぶっ飛ばさないと駄目だろ」
「赤龍帝のイメージダウンを望んでいるのか?・・・いや、冥界では乳龍帝だった」
『うぉぉぉぉん、俺は赤龍帝だ!乳龍帝なんかじゃないもん!!』
「あ~あ、ドライグに精神ダメージ入ってるか。まぁ、その名が定着した方が面白い」
紅のやっている事をしっかりと理解している面々からすれば、「お前にだけは言われたくねぇ!」と叫びたいだろう
「話を戻して、転生者が多いので黒達を投入して殲滅。これには春ちゃんやジャンヌちゃんも含まれています。外道の赤龍帝だけを転移させて一誠君との一対一でぶち殺してもらいます。雌煌は転生者の中で危険なリコリスと言っても分からないか」
「誰だそれ?」
「龍を食べたいウーマン」
「あぁ~、あのキチガイか。一回ぶっ飛ばしたが生きてたのか」
どうやら雌煌はリコリスとモンハン世界で一度だけ戦った事があるようだ。雌煌から聞く所によると、力の差は歴然としており、突き上げからの尻尾で弾いて吹き飛ばしたらしい。並みのハンターなら初撃で死んでいるが、二撃目も耐えれた事は奇跡だろう。とはいえ、それだけの耐久力があるという事を前提になる
「これで班別けは決まったわ。殴り込みは一週間後よ!」
『はやっ!?』
「あ、一誠君は力の底上げをするので私とマンツーマンの修行するわよ」
「美羅先輩!ご褒美を要求します!!」
「KY赤髪の胸でも突いていなさい」
「美羅先輩の綺麗なおっぱいを突きたいです!」
「いい加減にしないと、本気でトラウマを植え付けるわよ?」
「・・・ごめんなさい」
一誠としてはお説教のトラウマもあるのだが、それ以上のとなると諦める選択肢しかなかった
(ふっ、相棒。俺達はこれからトラウマを植え付けられるのは決定事項なのさ。白いのは思い出そうとすると魂が震えて何も思い出せないと言っていたな。・・・嫌だなぁ)
既にドライグは諦めており、これから行われるであろうマンツーマン修行をする事に溜息を吐いた
場所は再び古塔の頂上、ロケット龍ことバルファルクに括り付けられて空の旅をした一誠は既にボロボロだ。だが、今は時間が足りないので休む暇を与えない
「し、死ぬかと思った。縄は駄目だろ・・・」
「では、デスマーチ訓練を始めるよ♪」
「きゅ、休憩は・・・」
「無いに決まってるでしょ。ほら、さっさと禁手化してやるわよ」
「なら、一撃でも入れれたらおっぱいを触らせてください!」
叶わない願いだが、美羅はある事を思い出した。馬は目の前にニンジンをぶら下げられたら食べようと走ると
一誠はおっぱいが大好きなので、叶わぬ願いをぶら下げる事もありだと思った。そして、ちょっとだけ本気を出しても問題が無い
「ふ~ん、はぁ・・・その位だったらいいかな?」
「よっしゃああああああああああ!言質取りましたよ!美羅先輩のおっぱいを触る為に絶対に一撃入れちゃいます!」
目の前に最高級ニンジンをぶら下げられた一誠は物凄くテンションアゲアゲで禁手化の状態のまま雷狼の戦鎧の特性を引き出す。初めて見るし、今まで出来なかった力だろう。美羅は、ただの叶わぬ願いの為にこんな進化をする一誠に頭が痛くなる思いだが、力は力だから敢えて何も言わない。仲間の為に強くなる者(※リア充含む)が数多く居るのだから溜息を吐く程度でとどまっている
『相棒・・・本気か?本気で一撃を入れるつもりなのか?』
「ドライグ、美羅先輩のおっぱいは誰も触った事がない神秘なんだ。あの黄金比を触りたいと思うのは男として当然だし、何より!俺はあのおっぱいに顔を埋めたい!!」
『一応言っておくが―――』
「美羅先輩は物凄く強く、俺が思っているよりも遥か高みに居るって言いたいんだろ?苦難上等!おっぱいの為に俺は強くなる!」
素晴らしき本能。人間でここまで欲望に忠実なのは滅多に居ないだろう。だからこそ、美羅は一誠に絶望を突き付ける
「意気込むのは良いけど、私もちょっとだけ本気を出して攻撃するから注意してね?死んでも生き返らせてあげるから何も問題ないよね?」
「え?」
美羅がニッコリと笑った瞬間、一誠の眼前に拳が映った。一誠は、咄嗟に避けて難を逃れた
『相棒、止まるな!』
「正中線五段突き!」
美羅は隙だらけな一誠に連撃を打ち込み吹き飛ばす
「ぐっはあああああ!?」
美羅の拳一発で鎧を軽々と粉砕し、体の内部に衝撃を浸透させるというオマケ付きの攻撃は一誠にこれまで体験した戦いの中で初めての破壊力だった。サイラオーグとの戦いでも拳の一つ一つが重かった。だが、そんな攻撃は遊戯であると錯覚させる程の破壊力だ。今の一誠の身体は神龍ボディなのにも関わらずである
「あらら?もう少し根性を見せてくれるかと思ったんだけど駄目だったかな?」
「 」チーン
最後の一撃で打ち飛ばされて墜落した一誠は、犬神家状態でぐったりとして動く様子もなかった。取り敢えず待つ事にした美羅は、近場にあった岩の上に座り小説を読み始めようとした時、別の場所の空間が歪んだ事を確認したが放置。転移して来る者達は、黒達であり、恐らくリアス達も含まれているであろうと予想出来ていた。案の定予想していた通りで、古塔の頂上に初めて来たリアス達は驚きつつ一誠が犬神家している事に焦った
「手出しはすんなよ~。一応は手加減されているみたいだから骨は折れてない」
黒の言葉にリアス達は一安心してホッとしていた。すると、意識を取り戻したのか一誠はジタバタして地面から出た
「美羅先輩・・・ちょっと本気過ぎませんかねぇ?俺死ぬかと思いましたよ」
「あら、敵に殺されない為の訓練よ?この程度でご褒美を諦めるの?」
「うぉおおおおお!やってやる!俺はやってやるぞぉぉぉおおおおお!!」
一誠は再び鎧を纏い美羅に一撃を入れる為に突撃する。その様子を見ている黒達は、残念な子を見るような目で真っ直ぐ突撃する一誠を見る
「ま~た馬鹿正直に突進ねぇ。もう少し頭を使って攻撃をしないと当たるものも当たらないわよ」
美羅は、敢えて一誠の拳を両手で受け止め回転させる。腕が回ってその動きにつられる様に一誠の身体が傾く。隙だらけの一誠に、美羅は絶妙な力で放たれた回し蹴りが男の象徴へクリーンヒットした。これを見た男達は内股になって一誠に黙祷する
「はい、この様に男には効果絶大な攻撃があるという事を覚えておきなさい。男同士の戦いだから攻撃しないなんて慢心しているお馬鹿だけよ。相手の急所を攻撃する事は当然なのよ」
「うごごごごご・・・・・これはあんまりだぁ」
「アーシアちゃん、一誠の回復お願いね」
「はっ、はい!」
アーシアは遠距離から一誠を癒す。今までのアーシアだと近づかなければ駄目だったが、どこかの過保護馬鹿がアドバイスもとい魔改造をしたからである。とはいえ、これはとても重宝される技術だ
「さて、一誠君の治癒も終わった事だし続きをやるわよ」
「ふっ、美羅先輩、俺は成長するんですよ。いくぜ!パイリンガル!!」
これは俺の新しい必殺技だ!おっぱいの神様から加護を得た俺にだけしか使えない先読みの力だ!だが、これはそれだけじゃねぇ。おっぱいの情報全てを読み取る最強の技!俺にうってつけだぜ!!
一誠は美羅の胸をガン見して膝から崩れ落ちた
ば、バカな・・・。俺のパイリンガルでも読み取れない情報だと!?くぅっ!美羅先輩のおっぱいは至宝を通り越した神秘―――いや、おっぱいの神様でも勝てないおっぱいなのか!!
美羅は、戦闘中にも関わらず崩れ落ちている一誠を見て盛大な溜息を吐き、一誠の頭上に巨大な雷球を落とす
『いつまでぼさっとしているつもりだ相棒!上から来てるぞ!!』
「はっ!?ってなんじゃありゃあああああああああああ!?」
一誠が上を見上げると、迫る雷球にドン引きしつつインプロ―ジョンフラッグの翼Ver.で攻撃範囲から離脱。しかし、離脱だけを考えていた一誠に次を考える余裕はなかった
「先ずは一回目の血祭りだ♪」
「『ふぉぉおっ!?』」
美羅のラリアットを理解した二人の声が重なった。そのまま突き進み、巨大な岩盤へ叩き付けられた一誠は巨大なクレータを作りながら押し込まれる。リアス達は悲鳴を、黒達は憐れみを、雌煌は爆笑したりと反応は様々だ
「・・・なぁ、アルビオン」
『・・・どうした?』
「俺にもあれをやられるのだろうか・・・」
『もちろんさぁ!・・・うっ、俺は今何を言った』
何処からか毒電波を受信したアルビオンはおいておき、この岩盤送りは通例の儀式になりつつある。黒達は体が丈夫だから、一誠は神龍ボディだから耐久力を上げる為という目的がある。・・・傍目から見れば一方的な暴力にも見えるが致し方のない事だ
「ほらほらほらぁ!何もしないつもり?」
「当らねぇ!?」
美羅は一誠を空に放り上げ、空中で追撃する。一誠も負けじと攻撃を繰り出すのだが、紙一重で避けられたり受け流されたりと有効打が全く入らない。一誠はガードして時折混ざっている強打を防いで機会を伺う
「ドラゴンショット!」
一誠は美羅の跳躍の勢いがなくなって落下し始めた瞬間を狙って散弾のドラゴンショットを放つ。効かなくても視界を埋める事が出来るし、次弾のドラゴンショットの溜を作れる
「ドラゴンショ―――」
「甘い甘い甘い!この程度は駆け引きでも何でもないわよ」
次弾のドラゴンショットを放とうとしたが、散弾は美羅に全て弾かれて左手から放たれた細い雷が体に当たり感電。体の電気信号を一時遮断する攻撃によって溜を作っていた魔力は霧散して追撃が出来なかった。その間に美羅は地面に着地して、どこから取り出したのか分からない程長い大剣(※刃は潰している)を一誠に振り下ろす
「ぎゃびっ!?」
「振り下ろし―――か~ら~の~、ホームラン!」
「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~!?」
振り下ろした勢いのまま、再び上空へと打ち上げられた一誠。古塔のフィールドから飛び出す寸前で、大剣を投擲して一誠を打ち落としもう一回遊べるドン!
「手足は不要――――――――――――祖の龍は目で消し去る」
今まではそれなりに手加減された目からビームだが、今回のは規模が段違いである。ビームが通った周辺は融解しているのだ。一誠がどうなったのかは分かるだろう・・・焦げた音を残して体が消滅した。魂は美羅の運命操作で死なず、その場に留まる事象に書き換えているので大丈夫だ。その後、美羅は一誠を生き返らせて魂を入れて再起動させる
「・・・光が広がって」
『大きな光がついたり消えたりしているぞぉ~、彗星かな?いや、彗星はもっとバァーッと光るからなぁ』
二人にトラウマ+人格崩壊並みの恐怖を与えた美羅は、当たれば超痛い虹色ハリセンで一誠の尻を叩いた
「いっでぇええええ!?」
『ふぁっ!?お、俺は一体何を・・・』
現実に戻ってきた二人を見下ろしながら地獄の入り口である言葉を継げる
「一生で二度の死を迎えた一誠君に言うよ―――――次は死なないと何時から錯覚していたのかな?」
「『ひ、ひぃぃぃぃぃぃっ!?』」
それからは地獄の一言に尽きる
目からビームは勿論の事、雷の柱、武器でぶった切られ、叩き潰されと様々だ。以前、俊屋がお仕置きされた内容よりも鬼畜で、何度も何度も生き返らせて、何度も何度も死ぬのは当たり前となった。だが、一誠は諦めず美羅のおっぱいを揉む為に進化して突き進むが、そのこと如くを潰されて訓練は終了した
~美羅side~
ふぅ~、ストレス発散っていいよね!諦めない心で突撃して来る一誠君を的にする。後ろめたさ?人の胸を触ろうとする変態にはお似合いの対処だよ
自称神を倒す為の手札の準備を終え、三日の休養をゆっくりと過ごしている。とはいえ何もしないという事もなく、情報だけは収集する。転生者は増え、より世界を崩壊する日時が加速している
「美羅~、もう突撃してもいいんじゃねぇ?星が悲鳴上げてるぞ?」
「知ってるわよ。自称神は気付かないでしょうが、他の神話勢の長は事の重大さをようやく理解出来たと言う所ね。でも、星に干渉する力もないからどうする事も出来ない八方塞がりでしょうね」
日に日に増す星の叫び―――どうにかするのが美羅の仕事だが、今はまだ早い。確実に、失敗しない事が重要なのだ。念には念を入れてチェックする事を忘れない。一度モンハン世界でうっかりをやらかした時は酷いの一言だったのだ。転生者うぜぇ!と積もりに積もった鬱憤が爆発して古塔の殆どを消し飛ばしたのは良い思い出なのだ
「そっちはぶっ飛ばして終わりだけど、私は調整やら諸々が沢山あるのよ?十年以上は表に出れず、暗い暗ーい場所で無休憩の回復作業・・・交代してくれるの?」
「すんません」
自称神が様々の世界に転生者をぶち込んだ事による修正作業は、神様でも不可能に近い。いや、これは星の管理者の権能を持っている美羅だからこそ出来るのだ。最初はモンハン世界の管理だけで、異世界に来た事でやらなくてもいい筈のお鉢が回ってきている。・・・とても運が無い
「は~、やだやだ!抑止力も異世界に近い地球だから介入できないってふざけるなよ!!自称神をぶっ殺したら権能を使って奴隷にしてやる!!」
並行世界の抑止力は泣いていいだろう。手が出せないからという正当な理由を述べたが、美羅からすれば、「時間の概念をぶち破れるのにどうして仕事しない!」という事で、その対価として修正作業の奴隷とする気満々である。これには抑止力も従うしかない。基本的に殺すだけの修正をする抑止と、その世界に染まっていない破壊するだけの異常者を殺す美羅となれば後者が一番クリーンなイメージがある
「一誠君を魔王よりも強くしたし、ジャンヌちゃんは一誠君より強いし、舞樹姉弟も二人程じゃないけど強くなってる。抜かりはないわ」
「おーおー、相手が可愛そうになってきたなぁ~。まぁ、お前に目を付けられた時点でそいつはお陀仏ってな」
美羅の沸点は低いが、それはお遊びに関してだ。仕事に関しては大目に見る事が大半だが、逸脱したのなら相手の手を全てを潰し、絶望させて地獄へ叩き落す。何度も美羅の事を見ている雌煌だからこそ知っているし、相手取った事もあるからこそだ
自称神は龍の尾を踏んだだけには留まらず、逆鱗に触れ、禁忌を犯した。本当の蹂躙はもうすぐだ
布団「次話、殴り込み!単純だが、これ以外のタイトルは思いつかねぇ!」