比企谷八幡とトリニティセブン   作:Oceans

11 / 15
感想・評価・お気に入り登録
ありがとうございます。

それでは、今回もよろしくお願いします。


第10話 魔術起動と一撃必殺技

「ユイさん‼︎」

 

とリリスはまたユイの名前を叫んでいた

 

「え?あれがユイなのか?でも夢の中で会った時とはなんか違うような…」

 

「夢の中では姿が違うのよ。あれはユイの理想の姿」

 

と俺の呟きにアリンはそう答える

 

「そうなのか…それより裸の姿はやばいだろ」

 

俺はユイの裸姿を見てそう言った

 

「八幡は見てはいけません‼︎」

 

とリリスは言ったが

 

「そうは言ってもな…それよりあの竜はなんだ?ボスキャラみたいなやつか?」

 

俺はそう言って、ユイの方を見ないようにしてリリスに竜の事を聞いた

 

「…はい。あれは、崩壊現象の際に現れる魔物の上位種で…」

 

とリリスが説明していると竜が俺の方を見て目を光らせた。俺も竜と目があった。その時、身体に違和感を感じその後、すぐに体中に激痛が走った

 

「うっ‼︎」

 

俺はその激痛に耐えきれず膝をついてしまう

 

「八幡⁉︎」

 

「だんな様⁉︎」

 

リリスとアリンはそう言って俺の方に駆け寄り心配そうにしていた

 

「なんとなくだが、この感じはヤバい気しかしないな…」

 

と俺が言った後、背中からまた前の崩壊現象のように羽が生えてきた

 

「多分、だんな様とあの竜の魔力が共鳴し合っているからだと思うわ…」

 

とアリンはそう言って、俺の羽が生えている原因をそう推察していた

 

「そんな…では八幡は…」

 

とリリスが言った後に竜が俺に向かって攻撃をしてきた

 

「…つ‼︎」

 

アリンは俺の前に立ち攻撃を受けた

 

「アリン‼︎大丈夫か⁉︎」

 

と俺はアリンに声をかけたが

 

「いけません‼︎八幡‼︎」

 

とリリスがそう言った後、また竜が攻撃を放つ

 

「『認識顕現』(リアライズ)"バスターモード"‼︎」

 

とリリスは言って竜が放った攻撃を自分の銃弾で跳ね返した

 

「…倒せたのか…?」

 

と俺は聞いたが

 

「まだよ。相手の魔力は全く弱まっていないわ」

 

アリンはそう答える。その後

 

「おー‼︎やってるやってる‼︎邪魔するぜぃ」

 

とアキオは言ってユイの部屋へと入った

 

「"Dの幻魔"(コードD)…やはり顕現していましたか…」

 

とアキオの後にミラはそう言ってユイの部屋へと入った

 

「"Dの幻魔"(コードD)…幻想が実体化した存在……か」

 

「…お前ら、なんでここに…」

 

俺はミラ達にそう言った後

 

「それより、レヴィはどうした?」

 

レヴィがこの場にいないのに気づき、俺は続けて、ミラ達にそう聞いていた

 

「確かにそうですね…」

 

リリスも俺と同じ事を思ったのかそう言っていた

 

「2人がここにいるってことは…」

 

「まさか…レヴィさんは…」

 

とリリスが心配そうに言った後

 

「呼ばれて飛び出たっス」モミモミ

 

とレヴィがリリスの背後から現れ、リリスの胸を揉んでいた

 

「…っ‼︎ひゃあああ‼︎」

 

リリスは急に胸を揉まれて悲鳴をあげていた

 

「そうだった…レヴィはいつもこんな登場だったな…レヴィは死ぬわけないよな…」

 

と俺が呟いている一方で

 

「一時休戦?」

 

「まぁ、あんなのが現れちゃ悠長に遊んでらんないわなー」

 

「幻想種の中で最強と謳われるドラゴンの形態をした幻魔…アキオ1人では手に負えない可能性もありますからね」

 

「まぁ、ちょっくらやってみっけど!…それじゃあ、いくぜっ‼︎」

 

と俺らとはちょっと離れたところで、アリンとアキオとミラはそう会話していた

 

「援護します」

 

リリスもアキオ達が攻撃を仕掛けるのを見て、加勢し竜退治へと向かった。俺はと言うと

 

「…にしてもこの痛みはなんとかならねーかな。さすがに限界がきそうだな」

 

まだ痛みがあり膝を床につけている状態でそう呟いていた

 

「大丈夫っスか?八幡さん」

 

とレヴィは俺にそう聞いてきたので

 

「かなりやばい」

 

と俺はこう答えた

 

「じゃあ、呼吸を整えて魔道書に意識を集中させるっすよ。そうすれば、かなり楽になると思うっス」

 

とレヴィは楽になる方法を教えてくれた

 

「ふぅ…」

 

と俺は深呼吸をしながら魔道書に意識を集中させた

 

 

「どうっスか?」

 

「だいぶ楽になった。…にしても竜と戦うとかバトルアニメみたいだな…」

 

と俺がそういうと

 

「八幡さんも混ざりたいっスか?」

 

とレヴィは俺にそう聞いてきた

 

「どうだろうな…それよりレヴィはどうするんだ?」

 

と俺はレヴィに戦いに加わるか聞いた

 

「もちろん行くっスよ。ただ…自分は八幡さんにも戦いに参加してほしいので」

 

レヴィは加わる意思を示し、そう言った

 

「あの大バトルにか?」

 

「ええ…崩壊現象を消す魔道士のバトル…妹さんを探すならいずれ八幡さんも頑張らなきゃいけないそんなバトルっスよ」

 

とレヴィは俺にそう言った

 

「そうか…なら俺も参加しないとな。なぁレヴィ。俺に戦うための方法を教えてくれないか?」

 

俺も覚悟を決めらレヴィに戦い方を教えてもらえるよう頼んだ

 

「もちろん、いいっスよ。さっきレクチャーするって言ったっスから…そしてそれがユイさんを救う1番の近道でもあると思うっスから」

 

とレヴィはこう答えた

 

「レヴィとユイは…本当に仲良しなんだな」

 

と俺はレヴィに言った

 

「いえ…自分は他人に"期待"しない、ユイさんは誰かと"友情"を育んだりしない…そういう似た者同士のマブダチみたいなもんっスよ」

 

「そうか……でもレヴィは期待してないのか?」

 

と俺がそう聞くと

 

「魔道のテーマというのは自分から1番遠く離れたもの…というのが定番っスから。だから期待できない私は期待しまくってるっスよ」

 

レヴィは笑顔で俺にそう言った

 

「そうか。なら俺がその期待に応えてやる。もう覚悟は決まった」

 

俺もそんなレヴィの笑顔を見てこう答えた

 

「そうっスか。…それと八幡さんは支配しまくりたいと思うっスか?」

 

とレヴィは俺に聞いてきたので

 

「ああ、こんな理不尽なことは2度とゴメンだ。だからこの『崩壊現象』を支配してやりたいんだ」

 

と俺は拳を握り、そうレヴィの質問に答えた

 

「…OKっス。リリス先生‼︎」

 

そう言い、レヴィはリリスを呼んだ

 

「はいっ⁉︎」

 

リリスも急に名前を呼ばれたので驚きながらも返事をする

 

「八幡さんに魔術のレクチャーをお願いするっス」

 

とレヴィはリリスに言っていた

 

「はい、了解しました。ミラさん、しばらくお願いします」

 

とリリスはミラに言って、俺の方へと向かう

 

「……」

 

ミラは無言でこちらをみていた

 

「いいですか八幡。まずはさっき、私が唱えたみたいに詠唱を決めてください」

 

とリリスは俺にレクチャーを始めた

 

「詠唱…」

 

と俺が呟くと

 

「そうだな…それが決まれば私もやりやすいよ」

 

魔道書はそう言った

 

「そうか。なら…リリスのと同じでもいいのか?」

 

と俺は魔道書に聞いた

 

「問題ないぜ。やるのは錬金術だろうから、むしろ被せるのはアリだろうな」

 

と魔道書は賛成した

 

「なら、それで…」

 

俺は魔道書の言った後にそう言うと

 

「おっと…しかし注意しろよ。マスター」

 

と魔道書は俺に注意を促した

 

「何をだ?」

 

俺は何に対してかを聞いた

 

「マスターは魔道を短い期間で結構使ってるからな」

 

と魔道書は答える

 

「なんかまずいのか?」

 

俺は魔道書にそう聞いた

 

「ああ、ほいほい使ってるといつか"魔"に喰われるぜ?」

 

と魔道書はさっきとは違い、低い口調に変えてそう言った

 

「魔に喰われる?どういうことだ。リリスは何か知ってるか?」

 

俺はふと疑問に思い、リリスに知ってるか聞いた

 

「…錬金術というのは物質交換の定理に縛られています。魔道士の場合、魔力や精神そのものを対価として錬金精製をするということです。多用しすぎた結果、魔物そのものに成り果てる魔道士も少なくありません…」

 

とリリスは答える

 

「じゃあ、今までの魔物の正体は…魔道士ってことか」

 

リリスがそう説明した後、俺はこう言って推察した

 

「ご明察の通り、アイツらは別の世界で"魔"に喰われた成れの果てさ。ちょいと魔術に失敗したり暴走させたりしたらお前さんも魔に落ちるかも知れないぜ。特にお前さんの場合、魔王クラスだからな。あのドラゴンよりも厄介な化け物になるだろうさ」

 

と魔道書は俺の推察を肯定し、その後、俺も魔に喰われる可能性があり、それもかなりの化け物に変わる可能性があると言った

 

「俺が?あれに…?」

 

と俺が呟くと

 

「八幡…」

 

とリリスは心配そうに俺の方を見ていた

 

「どうしたマスター?さすがにブルったかい?」

 

と魔道書は俺にそう聞いていた

 

「…そんなわけないだろ。そんな事はわかってたことだ。上等だ、やってやる。こんなところで負けてはいられないからな。俺の精神だろうが魔力だろうがなんでも持っていけ魔道書!そんなのは小町やユイを助けるためならそんなものはくれてやる覚悟だ」

 

俺は魔道書の言ったことを否定し、戦う覚悟を決めてそう言った

 

「八幡…」

 

リリスも俺の言ったことに驚きながら俺の名前を呟いていた

 

「だが、俺は負けない。全て、俺の手でそれすら支配してやる」

 

と俺はリリスの後に続けてそう言った

 

「ははは!いいぜマスター‼︎お前の魔力、才能、可能性を全て私にぶつけてきやがれ」

 

魔道書は俺の言葉を聞き、笑いながらそう言った

 

「よく言ったっス。八幡さん」

 

と魔道書の後に俺の名前を呼んでから

 

「自分からの最後のレクチャーっスよ。コツは「魔道書が銃になる」そのプロセスを頭でイメージすることっスよ」

 

とそう言った

 

「なるほどな…」

 

「銃にはグリップがあって、銃身がありトリガーがある」

 

そして俺の右手を取って、銃の型を作った

 

「形になってるな…」

 

俺がそう呟いた後

 

「…そして」

 

「ここに自分の魔力も乗せたっス。これで指先から魔力の弾を発射する…そういうイメージでやるっスよ」

 

とレヴィがそう言って俺の人差し指を口で咥えて自分の魔力を乗せた

 

「ああ、そうだな。指先に魔力を銃になるようにイメージして」ボソッ

 

と俺はそのレヴィがした行為に恥ずかしくなりながらもそう言って、レヴィから受け取った魔力を使い

 

「いくぞ魔道書‼︎『認識顕現』(リアライズ)‼︎」

 

リリスがいつも使っている詠唱を唱えた

 

「OK、マスター‼︎術式を実行するぜ‼︎」バッ

 

魔道書も俺の言葉を聞き、術式を発動させた。

そして、見事に銃を具現化させた

 

「できたか…」

 

と俺は具現化した銃を見て呟く

 

「⁉︎」

 

「何…っ⁉︎この物凄い不浄な魔力⁉︎」

 

アキオとミラは俺が銃を具現化させていたのを見て驚いていた

 

「悪いがみんな、どいてくれ」

 

と俺はそう言い、竜から離れるように言った。その後に

 

「なぁマスター。なんかカッチョイイ必殺技名でぶちかましてくれよ‼︎」

 

魔道書が俺が放つ魔術に名前をつけるように言った

 

「俺にそういうのを求めんな。…まぁそうだな。これでいくか」

 

と俺は言った後

 

「崩壊現象は消えろ。メテオパニッシャー‼︎」

 

俺はそう言って竜に銃弾をぶちかました。ああ、なんて変な必殺技名をつけたのだろうと思っていると竜と崩壊現象は消えていった。なんとかユイを助けることができた。そして俺はユイに俺の上着を着せ、みんなでユイが目覚めるのを待っていた。すると

 

「…んっ…レヴィさん…?」

 

ユイが目を覚まし、レヴィと目が合ってそう呟いた

 

「おっ、気がついたみたいっスね」

 

レヴィは目覚めたユイを見ながらそう言った

 

「そうみたいだな。ユイ、大丈夫か?」

 

と俺はレヴィの後にそう言い、ユイに聞いた

 

「あっ、お兄ちゃん‼︎」

 

ユイは俺を見て、笑顔でそう言った

 

「は?俺が?」

 

もちろん俺はユイのお兄ちゃんではないので俺のことなのかを聞いた

 

「うん‼︎お兄ちゃんが助けてくれたんだね‼︎大好きっ‼︎」

 

とユイはそう言って裸で俺に抱きついた

 

「ちょっと待て‼︎まず服を着てくれ」

 

と俺はユイに言った後

 

「ユイさんっ‼︎八幡から離れてください‼︎八幡もユイさんから離れてくださいっ‼︎」

 

リリスが俺とユイに対して強い口調でそう言った

 

「そう怒るな、とりあえず落ち着けリリス。俺だってそうしたいが、ユイが離れてくれないんだよ」

 

と俺は言って、リリスを落ち着かせようとしたが

 

「ユイはお兄ちゃんから一生離れないから」

 

とユイがまたそんなことを言った

 

「ユイさん⁉︎」

 

リリスはそれに反応し、ユイとまた言い合っていた

 

「はぁ、もうやだ。もうなんとかならないのか、この状況…」

リリスとユイが言い合っているのを見ながら俺はそう言って頭を抱えた

 

一方、レヴィの方はというと

 

「「期待」に答えて"Dの幻魔"(コードD)を一撃で消し去る魔王候補の八幡さんは本当に面白い人っスね」

 

と離れたところで八幡とリリス、ユイが会話しているのをみながら笑顔でそう呟いていた

 

ーto be continuedー

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

それでは、次回もよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。