比企谷八幡とトリニティセブン   作:Oceans

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それでは、今回もよろしくお願いします。



第11話 体育授業と夢世界

あの地下での崩壊現象を止め、ユイを助け出した後、俺はすぐ部屋に戻り、そのあとは風呂や飯を済ませて、自室に戻りすぐに寝た。

そして、朝になったので起きた。なぜか狭いと感じたので両隣を見たらなんとユイとアリンが寝ていた。まだそれならいいんだが、なぜか2人は服を着ていない。いわゆる裸姿で寝ている。これはまずい状況だ。2人がここにいるということはドアは開いているはず。誰かが入ってきてこんなところを見られたら、俺の人生は終わってしまう。そんなことを考えていると

 

「八幡‼︎起きてください。もうすぐ授業が始まるんですから…」

 

と扉を開け、リリスがそう言った。すると

 

「あ…」

 

リリスと俺は目が合い

 

「…っ⁉︎な…なっ」

 

リリスは俺とユイ、アリンが一緒に寝ている所を見て、顔を真っ赤にさせていた

 

「リリス、これには深い訳があってだな…」

 

と俺は言ってとりあえずリリスにこの状況を説明しようとしたが

 

「八幡〜‼︎」

 

リリスはそう言って俺の方へ来た

 

「あっ…終わったかも俺の人生…」

 

と俺はそう呟いた。その後、アリンとユイは起こされ、俺と一緒にリリスに説教を受けた

 

 

☆☆☆

 

 

そして時間は過ぎて今は体育の授業を受けている。もちろん俺はサボっている。なぜなら授業内容がグランドをひたすら走ることだからだ。そんな面倒なことはしたくない。そう思ってると

 

「えいっ」

 

とユイが俺に抱きついてきた。

 

「おい、いきなり抱きつくなよ。ユイ」

 

俺はそう言ってユイを引き離そうとしたが

 

「いきなりじゃなかったらいいんだね。お兄ちゃん」

 

ユイは笑顔でそう言ったので

 

「もういいや。好きにしてくれ」

 

俺はそう言って引き離すのをやめ、抱きつくのを許した。押してダメなら諦めろだからな…

 

「うんっ‼︎」

 

ユイは嬉しいそうにそう言った

 

「…えいっ」

 

アリンはユイが俺に抱きついてるのを見て真似してきた

 

「アリンもかよ」

 

と俺はアリンに言った。その後

 

「だんな様、嬉しい?」

 

アリンは俺にそう聞いてきたので

 

「嬉しくないこともないが…」

 

「素直じゃないのね。だんな様」

 

「ほっとけ、それが俺だ。それよりここにも体育の授業があるとはな…」

 

と俺はアリンにそう言ってから続けて

 

「それよりリリスのやつは真面目だな。まぁ先生だからだとは思うが…」

 

と俺はリリスの方を見ながらそう言った。俺がそう言った後アリンはグランドの方に行ったがユイは俺から離れて

 

「むっ〜」

 

と頰を膨らませてそう言っていた。その仕草にちょっと可愛いと思ってしまった。それはさておき

 

「ん?どうしたユイ?」

 

俺はユイが少し機嫌が悪そうだったのでどうしたのかを聞いた

 

「お兄ちゃん、さっきからリリス先生のことジッと見てるから…」

 

とユイは俺の質問に俯きながら、そう答えた

 

「そんな見てたか俺?」

 

「うん…」

 

とさっきより小さな声でユイはそう言った

 

「まぁ、その…なんだ。ユイのこともちゃんと見てるから、そう落ち込むな」

 

と落ち込んでいるユイに俺はそう声をかけた

 

「ほんと?」

 

ユイは俺の方を見てそう聞いた

 

「ああ、だから元気出してくれ」

 

そう言ってユイの頭を撫でた

 

「うん‼︎」

 

そう言って今度は正面から俺に抱きついた

 

「お、おい。こんなとこ誰かに見られたら…」

 

俺がそう言った後、後ろから変な視線を感じたので振り返ると

 

「……」

 

ミラが無言で俺の方を睨んでいた

 

「あ…」

 

「…アキオ、この不浄なゴミを消しとばしてください」

 

と俺と目が合った瞬間、そう言った

 

「よしきた大将っ‼︎」

 

とアキオはそう言って攻撃する準備をし始めた

 

「ちょっと待ってくれ‼︎」

 

俺はそう言って、アキオを止めにかかった。すると

 

「あれ?皆さん集まって何をしているんですか?」

 

リリスが俺達の方に来てそう聞いた

 

「いや、アキオ達が俺を消しとばそうとしてたんだよ」

 

と俺はリリスに言った

 

「あっはっは‼︎」

 

「笑い事じゃないんだが…」

 

「それより、私の名前を知っているとはな」

 

とアキオは俺にそう言った

 

「前にレヴィに教えてもらったからな。っとアキオは俺の名前は知らないんだったな。俺は比企谷八幡だ。好きなように呼んでもらって構わない」

 

と俺はアキオにそう言った

 

「じゃあ八幡って呼ばせてもらうぜ」

 

「ああ、これからよろしく頼むわ」

 

俺とアキオはそう言って握手を交わした。そして、一方では

 

「ユイさん」

 

「んにゃ?」

 

「この前はなんとかなりましたがあなたとそこの男は依然として危険な存在であることは確かです。また何かあれば"王立図書館検閲官"(グリモワールセキュリティ)の名において処分しますので、心してください。いいですね⁉︎」

 

「はーい」

 

とミラとユイはそう会話していた。セリナはというと

 

「なんということでしょうか…魔道士の頂点であるトリニティセブンの面々が一堂に集結…」

 

「こ…これは…トリニティセブンによる八幡さん争奪戦が始まるのでは⁉︎」

 

と興奮気味にそう言っていた

 

「そんなんあるわけないだろ…」

 

「八幡の言う通りです。もう…一体、何を言ってるんだか…」

 

リリスも俺の後にそう言ったが

 

「…なるほど、ここで決着をつけるのもいいっスね…」

 

「えっ⁉︎」

 

「そうだな‼︎この前は途中で邪魔が入っちまったからなっ‼︎」

 

レヴィとアキオはそんなことを言っていた

 

「ちょ…えっ」

 

リリスはレヴィとアキオの会話を聞いて動揺していた

 

「"嫉妬"(インウィディア)の書庫(アーカイブ)に接続…テーマを実行するっス‼︎神風招来」

 

「"暴食"(グラ)の書庫(アーカイブ)に接続…テーマを実行するぜ‼︎」

 

レヴィとアキオはこの前の勝負の続きをしようとメイガスモードになった

 

「私も…本妻の意地を見せないと…!」

 

となぜかアリンもそう言って参戦しようとしていた

 

「えっ⁉︎あっ…アリンさん⁉︎」

 

リリスもそう言って驚いている

 

「"憤怒"(イラ)の書庫(アーカイブ)に接続…テーマを実行するわ」

 

とアリンは言ってメイガスモードになった

 

「アキオ‼︎遊んでる場合では…」

 

ミラはそう言いアキオを止めようとした

 

「皆さんも⁉︎勝手に魔術をこんなところで…」

 

リリスもミラの後にそう言っていた

 

「すごいですっ‼︎レヴィさんの忍法術(シャーマニック・スペル)、アキオさんの真言術(マントラ・エンチャント)、アリンさんの聖儀術(カオシック・ルーン)‼︎」

 

「こんな凄いのが同時に見られるなんて、超大スクープです‼︎」カシャ

 

とセリナはそう言ってトリニティセブンのメイガスモード姿を見て興奮しカメラでその様子を撮っていた

 

「ふふ…お兄ちゃん争奪戦と聞いたら黙ってられないねっ。"強欲"(アワリティア)の書庫(アーカイブ)に接続…テーマを実行するよん!」

 

ユイもセリナの発言の後にメイガスモードになった

 

「出ました‼︎学園でも誰も見たことのなかったユイさんのメイガスモード‼︎しかもユイさんの「重唱術」(アーク・シンフォニー)も見ることができるなんて‼︎」

 

セリナはユイのメイガスモードを見てさらに興奮し、そう言った

 

「そんなに凄いのか?ユイの魔術は」

 

俺はリリスに聞いた

 

「はい。ユイさんの魔力は枢機クラスですからこんな所で発動したら…」

 

とリリスが答えている時に

 

「「星降る夜の小夜曲」(スターリーナイト・セレナーデ)‼︎みんなでユイの世界にご招待だよっ‼︎」

 

ユイがそう言って魔術を発動させた。そして大きな光を放った

 

「ん?なんだ…眩しい」

 

と俺は眩しさのあまり目を瞑り、そう呟いていた。そして光が消え目を開けると

 

「…ここは?」

 

「いらっしゃい、お兄ちゃん。ようこそユイの世界へ」

 

ユイはそう言った。どうやら俺は、またユイの夢世界に来たらしい

 

「ああ、夢の中のユイか」

 

と俺はユイにそう言った

 

「そうっ、夢の中のユイだよ。お兄ちゃんはこっちの方が好き?」

 

とユイは俺に聞いてきたので

 

「俺は好きか嫌いかは言わない主義なんだ。まぁでも夢の中のユイもいいとは思うぞ」

 

「お兄ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいな」

 

「それは良かった。でリリス達は?」

 

俺がそう言った後、リリス達がどこにいるかをユイに聞いた

 

「ちょっと別の夢を見てもらってるの。ほらっ」

 

ユイはそう言いリリス達の方を見た。俺もユイの視線の先を見て

 

「本当だ。みんな気持ちよく寝てるな…」

 

と俺が辺りを見渡しながら言っていると

 

「全くどういうつもりですか‼︎」

 

とミラが強い口調でそう言っていた

 

「あれ?なんでミラは寝てないんだ?」

 

俺はミラが寝ていないのを疑問に思い、ミラに聞いた

 

「私は直前で私の映晶術(ゲヘナ・スコープ)で術を反射させて防ぎましたから」

 

とミラは俺の質問にそう答える

 

「ミラちゃんは、ほとんどの術を反射させることができるんだよ!」

 

ユイがミラの後にそう言った

 

「へぇ、凄いな」

 

と俺が呟いた後

 

「私はここに長居するわけにはいきませんから。それでは失礼します」

 

ミラはそう言って消えていった

 

「消えた。ってことは起きてるのは俺とユイだけか…」

 

「そうだね。起きてるのはユイとお兄ちゃんの2人だけだよ。だから…」

 

とユイはそう言って顔を俺の顔へと近づけ、キスしようとしたので

 

「ダメだぞ」

 

俺はそう言って、キスする直前で阻止した

 

「あ〜んっそんなぁーっ⁉︎」

 

とユイはそう言っていたが

 

「いいか。そういうのは本当に好きな人にするもんだぞ」

 

と俺はユイにそう言った

 

「ユイはお兄ちゃんのこと本当に好きだよ‼︎」

 

とユイは真剣な顔で言った

 

「ありがとな。でも今はダメだ。もっとお互いのことを知ってからじゃないとな。まずはそうだな…友達から始めないか?ユイ」

 

俺はユイにそう言って、友達から始めようと提案した

 

「うんっ!わーいっ‼︎お兄ちゃんと友達‼︎」

 

ユイはそう言って、俺と友達になったのが嬉しいのかはしゃいでいた。

 

「それより早く学園に戻らないか?」

 

と俺はユイに学園に戻るように提案した

 

「そうだね…でもその前に…」チュッ

 

と俺は提案に賛成した後に、俺の頰にキスをした

 

「っ‼︎」

 

俺はユイに急にキスをされたので驚いてしまった

 

「これぐらいはいいよねっ!お兄ちゃん。本当に助けてくれてありがとっ」

 

「まぁこれぐらいはな」

 

と俺達はそう言って現実へと戻った

 

一方でリリス達は、八幡とユイより先に現実へと戻っていた

 

「八幡とユイさんはまだ寝ていますね」

 

俺とユイが保健室で寝ている姿を見て、そう言っていた

 

「だんな様の寝顔は可愛いわね」

 

とアリンは俺の寝顔を見てそう言っていた

 

「そうっスね。リリス先生とセリナさんもそう思うっスよね?」

 

「そうですね。いつもの八幡ではないみたいです…」

 

「ですねーっ。ユイさんもすごく幸せそうです」

 

「これで、だんな様が出会ったトリニティセブンは6人目…」

 

「そうっスね。まぁ最後の1人は…」

 

「行方不明になっている…」チラッ

 

リリスはそう言って、セリナの方をチラッと見た。

 

「ですね…でもユイさんを助けることができた八幡さんなら…もしかしたら…」

 

俺とユイがまだ現実へと戻ってくる間に彼女達はそう会話していたのだった

 

 

ーto be continuedー

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
なぜ八幡とユイが保健室で寝ているのかというと
夢世界から現実へと戻る際、保健室に転送する
ように設定してあったからです。
ちなみにリリス達も現実へと戻ってきた際
保健室に転送されています。
次回はついに最後のトリニティセブンが
登場します。
ミラとアキオの百合回は飛ばします。

それでは、次回もよろしくお願いします。
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