比企谷八幡とトリニティセブン   作:Oceans

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感想・評価・お気に入りありがとうございます。
感想で指摘があったセリフに関してですが
「」に統一して修正しておきました。

それでは、今回もよろしくお願いします。


第04話 夜の特別授業と空間閉鎖

風呂から上がって替えの制服に着替えて

自分の部屋に戻った。するとなぜかレヴィとセリナとリリスが俺の部屋にいた。

 

「おい、なんでお前らが俺の部屋にいるんだ?」

 

「八幡さんの取材です‼︎」

 

「セリナさんに同じく取材っス」

 

「わっ…私はこんな時間に女子が男子の部屋にというのが教師として許せなかったので…」

 

「いや、リリスも俺と同い年だろ…」

 

「ですが…立場は教師ですからっ!」

 

「まぁいいか。それでセリナ達は…」

 

「取材です‼︎」

 

「それで、何を取材するんだ?」

 

「好きな食べ物とかありますか?」

 

「ラーメンとかだな」

 

「だそうですよ!リリス先生‼︎」

 

「なぜ私に振るんですか?」

 

「じゃあ、八幡さん。惚れ薬入りのラーメン食べてみるっスか?」

 

「じゃあ今度頼むわ」

 

「惚れ薬入りでもいいんですか?」

 

「俺は一応魔王候補なんだろ。惚れ薬ぐらい無効化出来るかと思ってな」

 

「そういうものですかね」

 

「そういうもんだろ。あ、それよりリリス。魔道について教えてくれないか?まだわからないことばっかりだし」

 

「え?あ…はい。それなら…」

 

俺がリリスに魔道について、教えてもらおうとした時

 

「リリス先生は根っからの教師ですからね」

 

「ああやってうまく勉強に持っていかれると弱いわけっスね。ゆくゆくは2人でイチャイチャして…大人の階段を…」

 

とセリナとレヴィはそんなことを言っていた。

 

「そんなことにはなりません‼︎」

 

リリスはそう言って、ちゃんと否定していた。

 

「リリス先生、いじり可愛いです」

 

「萌えリリスっスね!」

 

「あ…あなたたちは…」

 

「セリナ、レヴィ。そのくらいにしておけよ。それよりこれはそもそも一体なんなんだ?」

 

俺はリリスがこれ以上いじられないよう、セリナとレヴィにひとこと言って魔道書の話へと変えた。するとリリスが

 

「…アスティルの写本です」

 

と答えた。

 

「アスティルの写本‼︎それって本当なんですか⁉︎」

 

セリナはそう言って驚いていた。レヴィも声はあげなかったが驚いている様子だった。

 

「ええ、あくまでも学園長が言うには…ですよ?」

 

そう言って続けて

 

「伝説の魔道書として有名であり、異世界の知識が宿ると言われています」

 

と、そう言った。

 

「へぇー、そんなに凄いのかこれ?ってか魔道書は寝てるし」

 

写本、俺が学園に来るきっかけであり、消えた小町を探すための唯一の手がかりでもある。と俺が思っているとリリスが

 

「その写本については本当に詳しいことはわかっていません。何せ存在自体伝説のようなものでしたから。そもそも魔道士には"テーマ"という研究概念が必要なわけですが、魔道書はその"テーマ"について記されていて…」

 

そう、リリスが説明していたが途中に部屋全体が地震みたいに揺れ暗くなった。

 

「うわわわっ‼︎一体なんですか⁉︎」

 

「地震と停電みたいっスね」

 

「何が起きたんだ?」

 

俺がそう言うと、さっきまで寝ていた魔道書が

 

「どうやら結界に閉じ込めたっぽいな。チッ…しょうがねぇ」

 

とそう言って光った。とりあえず部屋全体が明るくなったので俺は

 

「ドアは開かないみたいだな」

 

そう言ってドアノブを回していた。

 

「窓も開かないっス」

 

「それより結界ってなんだ?」

 

俺は魔道書に質問した。

 

「お前さんが以前作った世界のかなりスモール版みたいな感じだな」

 

「そうか」

 

「随分とあっさりと凄いこと言ってますね…」

 

「まぁ、よくわからん以上動揺しても意味ないだろ」

 

「ホント、冷静っスね。八幡さん」

 

「何事も冷静な判断が大事だからな」

 

「結界で空間が断絶されているとかでしょうか。長年通っていますがこんな事は初めてです」

 

リリスはそう言った。

 

「まっ、その辺りを考えて脱出するのが今回のゲームなんだろうな」

 

「ゲームって、まさかお前は脱出方法を知ってるんじゃないのか?魔導書」

 

「ああ、知ってるぜ。調べればすぐわかるレベルのものだな。だから答えが出てクリアできたら呼んでくれ。また寝るから」

 

そう言って魔道書は光りながら寝た。

 

「仕方ない、俺たちでやるしかないか。でもなんでこんな事をしたんだ?」

 

「多分、八幡さんが原因だと思うっスよ」

 

「俺が?何で?」

 

「おそらく魔王候補でもある八幡さんの力を試しているっス」

 

「おおーっ‼︎カッコいいですねっ‼︎」

 

「俺にはそんな力はないぞ」

 

「うわー、カッコ悪いですね」

 

「しょうがないだろ、本当のことなんだから。まぁ多少は足掻いてはみるけど」

 

そう言って部屋内を探してみたが何もなかった。

 

「もう諦めるか」

 

「ダメですよ!それじゃあ部屋から出られないじゃないですか!」

 

俺とセリナが話していた時、なぜがその横でリリスがモジモジしていた。それを不審に思ったのかレヴィがリリスに聞いていた。

 

「リリス先生。どうかしたっスか?」

 

「え⁉︎あっ…いえなんでも…」

 

「まさか…トイレに行きたいとか?」

 

「あ…いえ…その…」

 

「時は一刻を争いますよ‼︎八幡さん‼︎」

 

「そうだな。この部屋が臭くなるのは嫌だしな」

 

「八幡さん。私からもお知らせっス」

 

「レヴィ、まさかお前もトイレに行きたいとか言うんじゃないだろうな?」

 

「そのまさかっスよ。八幡さん」

 

「おいおい」

 

「2人しておしっこ系ヒロインを狙うつもりですか⁉︎」

 

「さあ、セリナさんもこっちに来るっスよ」

 

レヴィはそう言って糸に垂らした5円玉を揺らしてセリナにそれを見せていた。こんなのに今どき引っかからないだろうと俺は思ったが

 

「やめてぇぇー」

 

と言って見事に引っかかっていた。そして3人は固まって震えていた

 

「さすがにこの状況はヤバイな」

 

なんとか魔道書に答えを言わせるように仕向けないとな、よしこの案でいくか。俺はそう思い、魔道書が寝ていることを確認してリリス達に魔道書に答えを言わせる案を話した。

 

「その案でいきましょう」

 

リリスのこの一言で俺の考えた案を実行に移した。

 

「これが答えか!簡単だったな」

 

「わー!簡単でしたねー‼︎」

 

「忍者的にもバッチリっスよ!」

 

「だから魔道書。お前の力がなくても答えが出たぞ」

 

俺が最後にそう言うとシーンとなった。

 

「さ…さすがにそんな手で伝説の魔道書には通じたりなんて…」

 

リリスがそう言った後に

 

「ん?あ、なんだ?ベッドの下が怪しいってもうわかったのか?」

 

魔道書はそう言って答えをいった。

 

「「「「通じた‼︎」」」」

 

「よし。ベッドの下だ!あとはよろしく」

 

俺はそう言った。

 

「忍法ちゃぶ台返し‼︎ベッドバージョン‼︎」

 

そう言ってレヴィはベッドを浮かせ

 

「魔力サーチ!魔法基点発見‼︎」

 

とセリナはそう言ってカメラでベッドを撮って魔力を探知し浮かび上がらせ

 

「結界…破壊…‼︎」

 

リリスが銃を使って浮かび上がったところを撃ち、そしてベッドを破壊し、結界も壊した。ベッドが…とも思ったが、俺はドアを蹴り

 

「よし!これでドアが開いた。早くトイレに行ってこい」

 

そう言って3人にトイレに行くように言った。3人がトイレに向かった後、俺は魔導書を話をしていた。

 

「はっはっは‼︎お前さん、いいセンスしてるよ。まさか魔道書である私を騙すとはな」

 

「まぁな、一刻を争ってたしな」

 

「お前さんの研究する"テーマ"がなんなのか楽しみでならないぜ!」

 

「"テーマ"ねぇ」

 

と俺はそうつぶやき、壊れたベッドをどうしようか悩むのだった。

 

 

 

☆☆☆

 

一方そのころ

 

「……‼︎あっ…」

 

「どうだい?彼は悪の魔道士になれそうかい?」

 

「難しいのね…」

 

「そうか、結界は破られたか」

 

「凄く適当な方法だったわ」

 

「そんな方法で結界を破るとはさすがだね、彼は。ふふ…楽しみだねアリン君。果たして八幡君がアリン君のつがいになる魔王候補なのかどうか」

 

「……」

 

そう言って、この一件の首謀者である学園長とアリンは比企谷八幡の方を興味深く見ながら話をしていたのだった。

 

 

ーto be continuedー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

それでは、次回もよろしくお願いします。
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