比企谷八幡とトリニティセブン   作:Oceans

7 / 15
感想・評価・お気に入り登録
ありがとうございます。
UAが10000突破しました。
みなさん本当にありがとうございます。
あとがきでは早くて1週間後に更新と
言ってましたが、筆が進んだので思った
より早く投稿できました。
あと、第05話のあとがきで第06話では
水着回までやると言っていましたが次回に
見送る形にしました。すみません。
なので今回は崩壊現象を止める
ところまでの話です。

それでは、今回もよろしくお願いします。


第06話 夢の中の少女

ー トリニティセブン side ー

 

八幡がアキオに蹴られた後

 

「八幡‼︎」

 

とリリスは叫んでいたが八幡の姿はない。

 

「ありがとうございます。アキオ」

 

「やれやれ…これで終わりっと…」

 

「彼の魔力が消えたわ」

 

「そんな…」

 

そう言ってリリスは床に座り込んでしまった。

 

「…さて、仕事は片付きました。帰りましょうかアキオ」

 

とミラが言った直後、ゴゴゴと音を立て、また崩壊現象が始まった

 

「崩壊現象が終わらない⁉︎」

 

「どういうことだ大将‼︎アイツが崩壊現象の基点じゃないのか⁉︎」

 

「間違いないはずなのですが…、ですが考えられる最もシンプルな答えは一つ…」

 

とミラがそう言い

 

「まさか…八幡‼︎」

 

リリスはそう叫んでいた。

 

ー side out ー

 

 

ー 八幡 side ー

 

俺はもう死んだ。と思っていたのだが、

なぜか暗い闇の中に俺はいた。

 

「どこだここは?俺は、確かアキオの蹴りで吹き飛んで死んだと思っていたんだが」

 

と俺はそう言って辺りを見回す。何もない。しかも、魔道書もどっかにいってしまっている。もうダメなのかと思っていると、どこからかヴァイオリンの音がしていた。俺はその音がする方へ行った。すると目の前にドアがあった

 

「よし、入るか」

 

と俺は覚悟を決めてドアを開け部屋の中へ入った。すると見る限り、女の子といった部屋だった。そこに1人の女の子がヴァイオリンを弾いていた。そして俺と目が合うと、ヴァイオリンを弾くのをやめて

 

「ようこそ"ユイの部屋"へ」

 

女の子がそう言った。が、俺はユイという言葉を聞き、思わず顔を顰めてしまった

 

「大丈夫?八幡お兄さん」

 

と女の子はそう言った。

 

「ああ、ちょっとユイって言葉が聞こえたもんでな。俺が前の世界にいたときにもユイっていう縁を切ったやつがいてな、それを思い出してちょっと変な気分になっただけだ。気にしなくていい。もう大丈夫だ、落ち着いた。それよりお前はユイって名前でいいんだよな、なんで俺のことお兄さんって言ったんだ?」

 

「うん!倉田ユイだよ。んー、それはなんか、年上っぽかったからかな」

 

「そうか。で、ここはどこだ?天国ってわけではなさそうだが」

 

「お兄さんは必殺のアキオちゃんキック‼︎で木っ端微塵になりそうだったからね。ギリギリのところで引っ張りこんだんだけどおかげで外も大変みたい」

 

そう言ってユイは俺に学園の様子をみせた。学園が粒子となって消えているところだった

 

「おいおいマジかよ…」

 

俺がそう言うと

 

「マジだよ。このままじゃ学園崩壊だね」

 

とユイは落ち着いた様子でそう言った。その後に

 

「そうか。どう止めるかだな…」

 

と俺がそう呟くと

 

「自分で止めようとするんだね」

 

とユイは俺に言った。

 

 

「まぁ、俺が原因でこうなったからな」

 

「でも崩壊現象の止める方法は知ってるの?」

 

「それは知らないが、でも俺がどうかしないといけないんだ」

 

「ふーん。でも意外だなぁ。お兄さんがそんなに熱くなるなんて」

 

「ああ。でも、もうこれ以上あれに巻き込まれる人を見たくないんだ。もう…失いたくないんだよ」

 

「そう。じゃあ、コントロールすることを考えなきゃね」

 

「そんなことができるのか?」

 

「うん、できるよ。お兄さん自身が自分の「テーマ」を見つけて、ちゃんと魔力であの力を支配するの」

 

「また、テーマか…」

 

俺はそう呟く

 

「そうっ!魔道を目指すなら研究テーマが必要なの。全てはそこから始まりそこに帰結するものなの」

 

「傲慢(スペルビア)、憤怒(イラ)、怠惰(アケディア)、嫉妬(インウィディア)、強欲(アワリティア)、暴食(グラ)、色欲(ルクスリア)、この七つの大罪を書庫(アーカイブ)としてその中からそれにちなんだテーマを探す。それがお兄さんがあれをコントロールをする一番の近道かな」

 

とユイが丁寧に説明してくれた。

 

「そうか、大体わかった。今の説明聞いて、テーマも決めれたし俺はもう行くわ」

 

と俺が言うと

 

「もう行っちゃうの?」

 

とユイが聞いてきた

 

「ああ、アレをなんとかしないといけないし、どうにかしないとここも危なくなるだろ?」

 

「まあね。もう行けそう?」

 

「ああ、いろいろとありがとな。じゃあ行ってくるわ」

 

と俺はそう言ってユイの頭を撫でた。

 

「うん!またね!」

 

とユイと言葉を交わして俺は崩壊現象を止めるべく学園へと戻った。その後ユイはというと

 

「もっと頭撫でてほしかったなぁ。また会えるといいね。お兄ちゃん」

 

と呟いていた。そしてお兄ちゃん呼びに変わったのを八幡が知るのはだいぶ後のことである。

 

ー side out ー

 

学園にて

 

「いよいよこのままだとジリ貧ですね…アキオ、いっそこの辺りの空間ごと消し飛ばしてしまいましょう」

 

とミラはすごいことをさらっと言っていた。

 

「はぁ⁉︎ …ったく、無茶いうよな大将は」

 

とアキオが慌てながらそう言った後、床に亀裂がはいる。

 

「ん?」

 

アキオはそれに気づき床を見た

 

「うぉっ‼︎」

 

そして、俺は床から学園に戻ってきた。なんか変な感じだと思っていると

 

「なっ!」

 

「えっ…」

 

とミラとリリスは俺の変わった登場の仕方に驚いていた

 

「なんとか…戻ってこれた」

 

「八幡!生きていたのですか⁉︎」

 

とリリスは驚きながら俺の方を見てそう言った

 

「ああ、心配かけたな。俺は大丈夫だ。ユイに助けられたからな」

 

と俺が砂を払いながらそう言うと

 

「アキオ…どうやらあなたは失敗していたのですね…」

 

とミラは冷たい視線でアキオにそう言った

 

「しっ…仕方ないだろ⁉︎ユイが庇うなんて思わないしっ⁉︎」

 

とアキオは子どものような反論をミラにしていた

 

「ではもう一度、今度は確実に仕留めてください」

 

とミラはまたアキオにそう命じた

 

「ちぇっ…ホント人使いが荒いぜ…」

 

と文句を言って俺の方に近づいた

 

「ちょっと待ってくれ。俺がこの崩壊現象をどうにかする。そうすれば、俺を殺す必要はなくなるよな?」

 

と俺は言ってアキオを静止させ、ミラ達に問いかけた

 

「何を言い出すかと思えば…」

 

ミラは呆れながらそう言った

 

「そうですよ八幡‼︎崩壊現象をどうにかするなんてさすがにできません‼︎」

 

「いや、学園長曰く「魔道はすべての可能性を否定しない」んだろ。だからやってみないとわからないだろ?」

 

「はぁ、あなたみたいな目の腐った人に崩壊現象をどうにかできるはずはありません」

 

とミラが苛立ちながらそう言った

 

「まぁいいじゃないかミラ。出来たらOKで出来なきゃ殺せばいいんだし」

 

とアキオが助け船をだし、そう言った

 

「はぁ、わかりました。仕方ありません、いいでしょう。…ただ、少しでも失敗したら本当に容赦なく消滅させますからね」

 

とため息を吐きながらミラはそう言った

 

「ああ、それで構わない」

 

と俺が言うとリリスが

 

「………」

 

無言のまま俺の方を見ていた

 

「おい、魔道書」

 

俺は魔道書に声をかけた

 

「あん?テーマは決まったのか?」

 

と魔道書はそう答えて、俺にテーマについて聞いてきた

 

「ああ、決まった。だから、気に入ったテーマならちゃんと俺に力を貸してくれよ」

 

と俺が言うと

 

「いいぜ。気に入ったら契約を結んでやるぜ」

 

と魔道書は言ったので

 

「ああ、俺のテーマは…"傲慢"(スペルビア)の書庫(アーカイブ)"支配"(インペル)だ」

 

と俺は決めたテーマの名を言った

 

「はっはっは‼︎確かにお前さんに合ってるな。いいぜ、今ここにアスティルの写本は"傲慢"(スペルビア)の書庫(アーカイブ)に属する"支配"(インペル)をテーマにするマスターと契約することを誓うぜ‼︎」

 

魔道書は気に入ったようで俺との契約を誓った

 

「じゃあ、いくぞ。"傲慢"(スペルビア)の書庫(アーカイブ)に接続…テーマを実行する‼︎」

 

俺がそう言うと制服から真っ黒な服になり黒いマントもはためいた

 

「そんな‼︎八幡のメイガスモード…」

 

リリスは俺が変身したのを見て驚いていた

 

「もうこれ以上俺以外の奴に迷惑をかけるな。崩壊現象で溢れている魔力、ここに集まれ」

 

と俺が手を前に出してそう言うと、手の周りから光が溢れて、崩壊現象を包み込むほどの光が放出した。その光が消えると、崩壊現象が消え、元の王立ビブリア学園に戻っていた

 

「成功したか…」

 

俺は周りを確認してそう呟いた

 

「そのようですね」

 

とミラは不満そうにそう言っていた

 

「じゃあ、これで俺は殺す必要はないよな」

 

「ええ。崩壊現象も止まっていますし、不本意ながら退くしかありません。…ただ、次は容赦しませんから」

 

「ああ、わかった」

 

俺がそういうと、ミラはどっかに行ってしまった

 

「はぁ、疲れた」

 

ミラが部屋を出た後、俺はそう呟いた

 

「大丈夫ですか?」

 

と、リリスは覗き込むように俺の方を見てそう言った

 

「ああ。リリスか、なんとか大丈夫だ。俺はもう疲れたから部屋に戻るわ」

 

俺は崩壊現象を無事止めることができ、リリスたちにそう言って、自分の部屋に戻った。

 

 

 

ーto be continuedー

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
今回は崩壊現象解決編でした。
新たにユイちゃんが登場しました。
それと原作通りに八幡は
傲慢の支配がテーマです。
しかし、アラタのような女の子が
スッポンポンという姿にはならないと思います。
そして次回はちゃんと水着回に入ります。
早めの更新を心がけて頑張ります。

それでは、次回もよろしくお願いします。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。