外で爆発音が鳴った。
「な、なんだ!?」
と、突然の事に春斗はパニクっていた。
「おそらく超能力者です。どうやらここにいるのがバレてしまいました…」
とコハルが言う。
ついに来てしまった。
どうせ襲撃されるなら部屋を荒らされるのは流石に困るのでこちらから出向く。
春斗は思わず目を見開く。
玄関を開けて外を見ると廊下ではスプリンクラーが天井から出ていた。
だが、春斗が見ていたのはその向こう。
炎の中に男が立っていた。
不思議なことにその炎はスプリンクラーでも消えなかった。
「
春斗が驚く。
アニメやラノベでは何度も見た超能力。
その中でもよく登場する
だが実際に見る事になるとは誰も思わないだろう。
炎の中に立つ男が口を開く。
「なんだァ?やっぱり一般人の家に隠れてたのかよォ。一般人に超能力者見られるのはマズいンだけどなァ…まあ、一人くらいなら口封じに殺しても文句ねェだろ」
「…!まずいっ!」
コハルが叫んだのと襲撃者が炎をこちらへ向けたのは同時だった。
コハルが春斗の前に出てシールドを展開する。
「コハル!」
春斗が叫ぶ。
「私の
「逃がすかよォ!!」
ゴォォォォ!!と襲撃者の炎が強くなる。
バリィィィン!!とコハルの
「ぐっ…!!」
「トドメだァ!そこの一般人と一緒に炭の人形にしてやるよォ!!」
ゴォォォォ!!と再び炎が襲いかかる。
「私の厄介事に巻き込んでしまってごめんなさい…守れなくてごめんなさい…ごめんなさい…」
と、コハルが涙を流しながら何度も謝る。
「好きで首を突っ込んだんだ。小春は悪くないよ」
となぜか春斗は微笑みながら言う。
「でっ、でも…」
だったら、と春斗は続ける。
「コハルの事は僕が守るよ──」
と、力強く言った。
その瞬間、二人が灼熱の炎に包まれた。
「ヒャハハハハ!!なーにが守るだよォ!ただの一般人がカッコつけてンじゃねェよォ!」
と、襲撃者は嘲笑う。
「まァ、炭の人形になっちまったなら何言っても無駄だろうけどなァ!」
襲撃者は続ける。
「後は死体を…」
とそこで襲撃者は違和感を覚えた。
おかしい、と。
人の焼ける匂いがしない。
二人がいたのはマンションの廊下の端だ。
逃げ場などあるわけがない。
スプリンクラーの霧が晴れる。
「なン…だとォ!?」
襲撃者は絶句した。
それもそのはず、炭と化したハズの二人はところどころ服が汚れているものの火傷一つなかったのだ。
襲撃者が驚いているスキを春斗は見逃さなかった。
素早く距離を詰める。
そしてすることは一つ。
「はぁぁあ!!」
春斗は全身全霊を込めて襲撃者を殴り飛ばした。
次で分割ラストです。
襲撃者の口調が某アク〇ラレータみたいになっちゃいました。
性格も似てるから能力以外ほぼ同じw(これってパクr…おっと誰か来たようだ)