ISは狙撃専門ですが?   作:リンとアイエス

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第4話 初起動

翌日、なんだかんだで授業を受け、四限が終わった頃・・・

 

 

「安心しましたわ、まさか訓練機で対戦しようと思っていなかったでしょうけど」

 

 

背後でそう言うセシリア

先ほどの授業では確かに男子ということで専用機を持ってるということを話したが・・・

 

 

「はいはい、わざわざ自分も専用機持ってますというご自慢しに来て、お疲れ様です」

 

 

ペコリと頭を下げる

そんなセリフにセシリアは・・・

 

 

「バカにしてますの?」

 

「おう、ムカつく奴をバカにして何が悪い?

ああ、貴族様でしたっけ?これはこれは申し訳ありませんでした」

 

「あ・・あっ、貴方という方はっ!!」

 

 

買い言葉に売り言葉

 

一発触発の雰囲気を出すが今の俺は冷静であって・・・

 

 

「一夏、箒、食堂行こうぜ?

早く行かないと席がなくなっちまう」

 

「そうだな、時間の無駄だしな」

 

 

そう言って席を立つとセシリアも睨み返してくる

うわ〜、美人って怒ると怖いな・・・

 

そう思いながら何か言ってるセシリアを無視し、食堂に行く

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「どっか、空いてるところは・・・」

 

 

一夏がキョロキョロ見渡す

やはり昼時の食堂は混雑していた

 

 

「ほれ、あそこが空いてるぞ」

 

 

指差した先にはちょうど三人分の席が空いており、一夏を箒と挟んで並んで座る

 

 

「どうだ?一夏、ISの基本は順調か?」

 

「ああ、箒が助けてくれてるからな」

 

「当たり前だ、幼なじみが困ってるんだ

それくらい助けてやるさ」

 

 

おっ、結構素直になってるな

すると後ろから声をかけられた

 

 

「君が噂の代表候補生と勝負する子?」

 

「はい、正確には俺と司ですけど・・・」

 

 

一夏がそう答えるうちにリボンの色は見る

赤だから三年生・・・

 

ああ、あの食堂シーンか

 

 

「けど君、素人だよね

先輩がいろいろ教えてあげようか?」

 

 

そう言われた一夏は嬉しそうに笑顔を浮かべ、答えようとするが・・・

 

箒と目が合う

 

 

「あ、大丈夫ですよ

俺と一夏、あの有名な篠ノ之博士の妹さんに教わってるんで」

「そうです、私が教えてるのでご心配なく」

 

 

そう言われた先輩は箒を一瞥したあと苦笑しながら逃げるように去っていく

 

 

「なわけで、今日から訓練だからな」

 

 

こうして訓練が始まるわけでして・・・・

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「それでなんでIS訓練が剣道なんだ?」

 

箒に打ち負け、更に厳しい箒の訓練の休憩時間

竹刀を持つ一夏に俺はため息をつく

 

いや、初心者だから仕方ないんだろうな

 

俺も知識とかなかったらそうなるわけだし・・・

 

 

「いいか、一夏

ISの基本的な動きは人間の動きだ

だからな、剣道で剣を鍛えれば鍛えた分だけその動きが反映される

そういうことだ」

「なるほど、けど司は剣道やらなくていいのかよ」

 

 

不満の眼差しを向けてくるが俺は自分のISを掲げながら答える

 

 

「俺のISは射撃専門だし、近接武装が一つもないからな

それに一夏のISはどんなISはわからないんだし、剣道やっとけ」

 

「そういうことだ

さぁ、その緩みきった一夏の技術を鍛え直すのを再開させるぞ」

 

「ああ、わかったよ」

 

 

再び竹刀を打ち合う二人を見た俺は剣道場を離れて訓練アリーナに向かった

 

 

 

 

そこには誰も居なかったためグラウンドの真ん中に立ち、ISを展開させてみる

 

女神からもらったきり一度も展開してないのだ

 

 

(確か・・念じるようにだよな

来い、リクルア!)

 

 

黒い銃型のネックレスが輝いた瞬間、俺は深緑の装甲に包まれた

両足には小型のブースターがついている

 

そして両手には右側に翼のようなシールドがついたL96Aの姿が・・・

 

 

(ヤッベ・・・めっちゃカッケー)

 

 

やはり男たるもの銃とかには憧れるものだ

 

すると急にモニターが表れ始める

 

 

『初期化(フォーマット)最適化(フィッティング)終了、一次移行(ファースト・シフト)』

 

 

そう画面に映ると更に装甲が変わる

 

背中に大型二門と両肩に一門ずつブースターが増える

 

 

「ウッハ、こりゃ一撃離脱の高速戦闘とかできそうだな」

 

 

試しに50メートル先まで一気に移動するイメージをする

するとブースターが点火され、凄まじい速さで移動する

 

景色的に一瞬の移動だった

 

そして試し撃ち

 

100メートル先の壁を狙い撃ち、ズドン!と一際大きな音が響く

更に素早くコッキングすると二発目

 

一発目と同じ位置に当たる

 

無反動、最高!

 

 

「そういや、イメージで弾変えれるんだっけ」

 

 

そう呟くとモニターに弾の変更の仕方が現れる

 

 

「フム、マガジンを変えればいいのか」

 

 

マガジンを変えながらイメージするのはガン○ムで出てきた緑色のビーム

 

そして再び狙えば見事に緑色のビームが放たれた

 

 

「おお!マジでビームだ

こりゃ、いろいろ試せるな・・・」

 

 

そしていろいろ試した結果・・・

 

 

「・・・ここじゃ試せないのばっかだな」

 

 

なんでもイメージ通りにできるのがわかり、核爆弾式の弾を想像した時は正直危なかった

 

しかし、トリモチ弾やネット弾やらイメージ次第では捕獲用の弾もあり、弾薬の種類には困らなかった

 

 

区切りがよくなったところでアリーナを出て一夏のところに戻れば・・・

 

 

「どうした、一夏」

 

 

床にうつぶせになっている屍が・・・声をかけてみるが返事はない

 

そこで少し息が上がってる箒に話しかけて見れば・・・

 

 

「体力も落ちてたらしい

これからは体力面の訓練もだな」

 

なるほどな・・・

こりゃ、大変そうだ

 

などと思いながらも一夏を背負ってやり道場を出た

 

 

 

 

 

こうしてなんだかんだで一週間が立ち、決闘の日になったのだ

 

 

 

 

 

 

 

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