【犬夜叉】神が愛した妖   作:夜空 星月

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【第一話】死にました

 

突然ですが、死にました。

 

 

実は私いじめを受けていたんです。

でも物語のヒロインみたいに 

 

 

「皆に迷惑をかけられない!」

 

 

とか、全く思わず先生に即効チクったんですけどね

 

 

迷惑掛けたな、とは思いましたよ?さすがに

でも、いじめをされたのは私、悪くないと思うんです。

 

 

第一、彼女たちと話したことありませんでしたし。

 

 

呼び出されたときなんか吃驚しました。

 

 

 

 

 

「ねぇ、二階堂さん。ちょっと着いてきてくれる?」

 

『は?誰』

 

 

 

 

 

 

しょっぱなから殴られました。

 

 

酷いと思いません?初対面の人に頭をバシンッですよ。

 

 

私、マジ殺そうかと思いました。

 

 

私、何故か頭だけは良いので、頭だけは絶対生涯守り抜くって

決めてるんです。

 

 

ですから、高校生活で頭を叩かれちゃあ…

こりゃあもう、ボケちゃうのかもしれませんねぇ…

 

 

まぁ、そこらへんはどうでもよくて…

呼び出された後めっちゃ、悪口を言われました。

 

 

しかも、定番の裏庭ではなく屋上。

鍵かかってるはずなのに、どうやって手に入れたんだろ。

 

誰も入らないからか、フェンスがない。

 

あっぶな、落ちたら死ぬって。

 

 

 

 

 

「ウザいんだよ、お前!」

 

『(いや、こういうことしてるお前がな。)』

 

 

「マジその顔面どうにかしてくんねぇ?」

 

『(いや、パンダさんに言われるとか、悲しすぎて泣けてくるし)』

 

 

「お前男に媚び売りすぎ、ビッチが。」

 

『(私、委員の男子の中田くんとしか喋ったことないんだけど)』

 

 

「デブ、お前といると不快なんだけど」

 

『(呼び出したのそっちだよね?)』

 

 

「…はぁ?ダンマリ?マジうざい」

 

『(喋れって言われてないし。というか心の中ではお喋り放題だったよ)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、これだけは言われたくなかったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気持ち悪いんだよ、そのアザ」

 

 

 

 

 

 

 

 

『っっ!!』

 

 

 

 

 

 

 

生まれつきある、アザは

 

まるで刻印のように、黒く星に見えなくもない形をしている。

 

 

最初、色があまりに黒いからか、友達は皆

 

 

「それって刺青?なんかカッコイイね」

 

 

と、いうけれど、、最終的には気味悪がって離れていくのが落ちだ。

 

 

別にコンプレックスというわけではないが、

このアザがなければ出来たことがいくつかあったのでは

そう思うことも沢山ある

 

 

 

 

 

「あっれれ~?もしかして、泣いちゃった?」

 

「あははっウケるんだけど!」

 

「ブスの泣き顔とか見たくねー!キモ!」

 

 

 

 

 

 

泣いてねぇよ、勝手に決め付けんな。馬鹿。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、でもさ、コイツの泣き顔撮って、学校中に拡散させようよ」

 

「おぉ!いいね、それ!」

 

 

「…てことで、きいてたっしょ? ほら、こっち向いてよ」

 

 

 

伸びてきた手を勢いよく振り払った

 

 

 

_____瞬間、

 

 

 

グラッと体が傾いた。

 

見えたのは、彼女たちの青ざめた顔。

 

おぉ、顔面蒼白ってのはこれを指すのか。

 

水色を映していた私の目は

 

緑になり、茶色になり…あぁこれ、木か。

 

 

ドンっと、頭から落ちた。

 

なんだろ、痛くない。生温かい。

 

てか、鉄臭くない?私この匂いきらいなんだよね。

 

 

私は意識はブツリと途切れた。

 

 

 

 

 

 

これが、私の死んだ日のことです。






結構、どうでもいい話がながくなったな~

まぁ、私が書きたかっただけだからどうでもいいけども

次は…殺生丸出ないかな~?

で、でも、出したいとは思ってるんですよ!?

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