孤高の歌姫に寄り添うために   作:秋元悠斗

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うん、意外に仕事中にボロボロ思考が浮かんだおかげ筆か進む進む。

はい、今回も長いです。
耐えられる人はどうぞ。

※今回は終盤がオリジナルの成分が強いです、ですが…今後の為に必要だったので書きました、ご理解頂けると嬉しいです。


第9話「衣装作成の決定と始まるRoselia崩壊への前奏曲」

リサは雑誌を見ながら何かが足りないと思っていた。

 

「んー…アタシだけ浮き過ぎって言うか…。」

 

リサは考えに詰まったので、あこや隣子等に連絡を入れる。

 

そして集まったのはファミレス。

 

「有雅は仕事だって言ってたし、友希那と紗夜は来ないと読んでたからいいけど…。」

 

リサは集まった人達を見てやっぱりと言った顔をする。

 

「ところで、二人とも…雑誌見てどう思った?」

 

リサはそう聞いた後に遠慮なく言っていいから!と言った。

 

そう言われたあこがこう言う。

 

「リサ姉だけ、ギャルっぽいせいで浮いてる!」

 

それを聴いたリサはウグッ!と言ってまるで前にも同じ事を言われたかの様な反応をした、そして燐子が見て感じた感想を述べる。

 

「何というか…その、統一感が無いと言うか…。」

 

燐子のその一言に二人は、それだ!と言った。

 

「流石だよ、燐子!Roseliaに足りないものはそれだよ!」

 

そう言ってリサは友希那と燐子の服を見てある事に気付く。

 

「そう言えば、燐子と友希那って結構、服の趣味が似てるよね」

 

リサがそう言うとあこがこう答える。

 

「それを言ったらあこだってそうだよ!」

 

それを聴いたリサはこう言う。

 

「いや…あこのはちょっとカラフル過ぎると言うか…。」

 

あこはそれを言われてこう言い返す。

 

「あこの服はりんりんが作ってくれてるんだよ!、りんりんは自分の服も縫えるんだよ!」

 

それを聴いた燐子は少し顔を赤くしながらこう言った。

 

「わたし、いつも家に居て…時間があったから」

 

あこがそれを聞いて一つ閃く。

 

「Roseliaでバンド衣装を作るのってどうかな!?」

 

リサと燐子はそれを聴いて、ハッという顔をした。

 

そして場所は変わってCiRCLE、友希那が1人で歌っていた。

 

「駄目、こんな歌じゃ…父には到底及ばないわ…。」

 

友希那は1人で、ボソリと呟く。

 

そしてカウンターへと向かいこう言う。

 

「Cルーム開きました。」

 

それを聴いた有雅はこう言う。

 

「おう、お疲れさん…満足はして無さそうだな?」

 

そう聞かれた友希那はこう答える。

「勿論よ…」

 

有雅はそれを聴いてこう答えた。

 

「そうか…そして、お前にお客さんだ。」

 

友希那が有雅が指さした方を見る。

 

「あの、少しお時間を頂いてよろしいでしょうか…?」

 

友希那はそう聞かれてこう答えた。

 

「失礼ですが…どなたでしょうか?」

 

友希那に聞かれた女性は名刺を見せる。

 

「私はこういうものですが…友希那さん、正直にお聞きしますが、うちの事務所に所属しませんか?」

 

友希那はそう聞かれてこう回答した。

 

「いえ、事務所には興味ありません、私は自分の音楽で認められたいだけですから」

 

そう言われた女性は友希那を引き止めてこう言う。

 

「貴方は本物だ!、私…いや、私達なら貴方の夢を叶えられる!、一緒にWorld future fesに出ましょう!」

 

それを聴いた友希那は動揺し、有雅は顔を引き攣らせた。

 

「覚えてないかも知れませんが…貴方の二回目のライブの時に断られているんです、でも諦め切れなくて…バンドにこだわっていることも知っています、だから貴方の為のメンバーも用意しました」

 

それを聴いたまりなさんがこう答える。

 

「友希那ちゃん、これってつまりメジャーデビュー…」

 

それに続けて女性が言う。

 

「コンテストなんて出る必要は無い、本番のフェスに出場出来るんですよ!、ステージだってメインステージです!」

 

そう言われた友希那は口篭る。

 

「お父さんの夢だったフェスにバンドで出られる…なのに、なんで、私、」

 

友希那は頭で考えるよりも言葉を発する。

 

「確かに…RoseliaではWorld future fesのメインステージに立つことは難しい…。」

 

有雅は友希那の言い訳とその理由を思考していた。

 

「友希那はなんで言い訳をしてるんだ…?、その事務所に入れば、確実にフェスに出られるだろうに…」

 

女性は友希那に聴く。

 

「友希那さん、すみません…何か気に障ることをいいましたか?」

 

友希那はそう言われてこう返す。

 

「いえ…そうではなくて、少し、待ってほしい」

 

そう言われた女性はこう答える。

 

「分かりました、友希那さんの中で答えが出るまでいくらでも待ちましょう」

 

友希那はそう言われてこう答えた。

 

「分かったわ」

 

そうして友希那が家に戻るとリサに会う。

 

「友希那、おかえり…今日のお茶会楽しかったよ!」

 

友希那はそう聴いてこう返す。

 

「あこと燐子も行ったそうね、あなた達、今日の練習しないつもりなの?」

 

そう言われてリサはこう返す。

 

「皆、家でやるってさ、あたしもこれからやるんだけどね、それよりも友希那、アタシ達から一つ提案があるの」

 

それを聴いた友希那はこう答える。

 

「なに?」

 

そうして二人は公園に向かう。

 

「Roseliaの衣装、作ってもいい?」

 

リサがこう言う。

 

「でね、燐子が衣装作れるって話になって、Roseliaの世界観と言うか、演奏を伝えるためには、いいと思うんだよね」

 

そう言われた友希那はこう答える。

 

「そう、好きにしたら良いわ」

 

それを聴いたリサはこう言う。

 

「へへ、ありがとー!早速皆にメールしよ!」

 

ふとリサが友希那の顔を見る。

 

「友希那…顔色悪くない?」

 

それを聴いた友希那はえ?と答えた後に言う。

 

「別にいつもと変わらないわよ」

 

リサはそう言われてこう答えた。

 

「そっか…一瞬何か迷ってるように見えたって言うか…いや、気のせいか、ごめんごめん」

 

友希那はそう言われてこう答える。

 

「たとえ何があろうと、私はいままで通り、自分の音楽を信じて進むだけよ、迷う事なんて何も無いわ…何をしてでも、World future fesに出る、それしか考えて無いから」

 

それを聴いたリサはこう答える。

 

「ん、分かった…でもさ…友希那、本当にヤバい時はアタシや有雅を頼ってね?」

 

それを聴いた友希那は唇を噛み締める…リサは話を続ける。

 

「友希那のお父さんと有雅のお父さんと一緒にさ、いろんな曲やったよね、友希那はあの時から唄が上手くて、アタシは引けるまで時間がかかったけど…有雅や有栖はすんなり覚えてたっけ、でもいつも、楽しかったなぁ…。」

 

友希那はそれを聴いてこう言う。

 

「昔の話はもう止めて、行くわ、やる事があるから」

 

リサは友希那…とだけ呟いた、そして場所は変わって氷川家。

 

「おねーちゃん…?」

 

日菜は姉の部屋から笑い声が聴こえたので、顔を覗かせて見た。

 

「あら、日菜…今井さんから衣装の案が来たんだけど…余りにイメージとかけ離れていたので笑っちゃって」

 

日菜はそれを聴いてこう答えた。

 

「そっか、なら良かった」

 

そう言って日菜はドアを閉める、紗夜はリサにメールを送る。

 

「確かに衣装は必要だけど…もう少しスタイリッシュにして…っと、送信」

 

送信をした紗夜は練習に戻る、場所を変えて友希那の家。

 

「ただいま」

 

友希那の帰宅に気付いた友希那の父はこう言う。

 

「あんまり遅くまで出歩くのは危ないから…気をつけなさい」

 

友希那の母が夕ご飯は…と聞くが友希那は要らないと言った。

 

「私の帰りが遅い理由を分かってる筈なのに…理由には触れてこない。」

 

そうして友希那は一つの雑誌を手に取る。

 

「私は絶対にこの頃のお父さんを超えてみせる、そして、お父さんに、また笑って欲しい、だから…迷ってる場合じゃない」

 

場所は変わって燐子の家、あこからメールが届く。

 

「紗夜さんからメッセージがきて、もっとスタイリッシュな方が、Roseliaには合うって!」

 

それを見た燐子はこう返す。

 

「スタイリッシュ…確かにあこちゃんの趣味に寄せ過ぎたかも…、分かった、もう少しデザインを考えて見るね」

 

燐子の手には6枚の図があったが明らかに友希那達が着るものでは無い、男性様に作られたであろう姿があった。

 

「Roseliaの5人で衣装着たらものすごく格好良いこと間違え無しだよ!りんりん、よろしくね!」

 

それを見ていた巴が口を出す。

 

「なんだあこ、Roseliaって衣装作るのか?」

 

その問にあこはこう答える。

 

「まぁね!皆で自分達の音楽を表現するんだよ!」

 

それを聴いた巴はこう答える。

 

「バンドってそういう所が良いんだよな…一つになって行く感じっていうか」

 

それを聴いてあこがこう言う。

 

「あこ、初めはおねーちゃんみたいになりたくて入ったけど、今は Roseliaが自分の居場所って感じなんだ!」

 

場所は変わってリサの家のベランダ。

 

「おーい、友希那〜。」

 

反応は無い。

 

「って反応するわけないかぁ…。」

 

リサは、はぁ…と溜息をつく。

 

「ねぇ…友希那、本当はカーテンの向こうで何か悩んでるんじゃないの…?」

 

思っていても声には出さない…リサはそのまま部屋へと戻った。

 

そして次の日、有雅は友希那の父に呼ばれていた。

 

「有雅君、久し振りだね」

 

友希那の父はそう言ってお茶を出す。

 

「すみません…有栖の為に花まで買ってもらってしまって。」

 

友希那の父は気にしないでと言った後、有雅にこう聞く。

 

「有雅君、君の本来のギターは何処に有るんだい?」

 

有雅の顔が引き攣る、そして答える。

 

「CiRCLEの店長が持ってる鍵でしか開けられない場所に保管してあります」

 

友希那の父はそうか、と答えた…そして有栖のお墓の前で手を合わせる。

 

「有栖ちゃん、君のおかげで友希那は怪我ひとつなかったよ…でも、有雅君やリサちゃんは一時期立ち直れないくらいに酷かったんだよ。」

 

友希那の父は淡々と語る。

 

「そうだな、そりゃあもう…見てられない程にな。」

 

その声を聴いた有雅は振り返る、友希那の父はまるで解っていたかのようにこう呟いた。

 

「来たか、相賀」

 

振り返った有雅は一言叫んだ。

 

「帰りがおせえんだよ…クソ親父!」

 

相賀と呼ばれた男は有雅を軽く小突き、友希那の父の横に立つ。

 

「あぁ、こっちの用事も終わったからな。」

 

友希那の父はそうか…と言ったその時、有雅の携帯にメールが入る。

 

「親父…友希那のお父さん、どうやら事態は最悪の方へと向かった様だ。」

 

有雅はリサからのメールを二人に見せた。

 

「有雅…アタシ、どうしたらいいの?紗夜もあこも燐子も友希那も居なくなっちゃった…」

 

それを見た友希那の父と相賀は車を出す。

 

「有雅…乗れ!」

 

有雅は車に乗ると、CiRCLEへと向かった。

 

「リサ!」

 

有雅はCiRCLEに着いてまりなさんにRoseliaの場所を聴いた。

 

「あ…有雅。」

 

リサは既に泣きそうだった。

 

「…母さん、あと任せるわ。」

 

有雅の母はリサに近寄ってこう言った。

 

「大丈夫だよ…リサちゃん。」

 

リサは我慢の限界だったのか泣き出してしまった。

 

「叔母さん…うわああああん!」

 

友希那の父と相賀は有雅に近寄る。

 

「有雅君…」「有雅」

 

有雅は冷静になって二人の前に立つ。

 

「こうなった原因は何となく分かった」

 

友希那の父が聞く。

 

「友希那…だね?」

 

有雅は認めたくないという顔をしたが、頷いた。

 

「恐らく、プロダクションから電話が来て、出会っていたところをメンバーの誰かに見られてしまったのでしょう」

 

相賀はそれを聴いてこう言った。

 

「んで、それをここで聴いて…おそらく1人は泣き出して部屋を飛び出し、もう1人はそれを追い、1人は失望して部屋を出ていった」

 

友希那の父はそれに続けてこう言った。

 

「友希那は…帰ってフェスの練習をするとでも言ったのでしょう」

 

リサはそれを聴いてこう言った。

 

「なんで3人とも解るの…?此処に居なかったのに。」

有雅はそれを聴いてこう答える。

 

「今現在のパターンで、一番最悪な場合って奴を、考えたら…」

 

相賀がそれに続く。

 

「必然的にこの回答にたどり着いたってわけだ。」

 

その後有雅はリサにこう言う。

 

「リサ…あこと燐子と紗夜を此処に呼び出してくれ」

リサはそれを聴いてこう聞く。

 

「なんて?」

 

有雅はこう返した。

 

「全員に話さないといけない事が有るからな。」

 

相賀は有雅に対してこう言う。

 

「覚悟…決まったんだな?」

 

有雅はあぁ…と答えた。




最後までお読み頂きありがとうございました。

さて、あとがきなんですが…キャラ説明を少し。

鷺澤 有栖(さぎさわ ありす)
在学校 羽丘女子学園
誕生日 3月16日
学年 中学2年
好きな食べ物 肉じゃが、ポテトサラダ、カレー
嫌いな食べ物 きんぴらごぼう
特技 ギターに彫物が出来る。

はい、この先の話のカギを握る有雅君の妹ちゃんです。
友希那さんやリサととても仲が良かった女の子です。

そして一つ謝らせてください、あこちゃんとりんりんが友希那さんを追跡する部分をオリジナル要素で潰して後から補完する形にしてしまった事をお許しください。

それでは、次回の更新をお楽しみにしていて下さいまし。
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