孤高の歌姫に寄り添うために   作:秋元悠斗

11 / 16
お気に入り160人かぁ…あんまり想像つかねえや…。

まぁ取り敢えず流し読みでも構いませんので。

本読みしたい人は…Roseliaストーリー屈指の回です。

序盤がオリジナル混ぜこまれてますが…まぁ、少ない頭絞って書いたものなので…「こんなの有ったな」位の感覚で覚えておいてください。


それと、投稿遅れてごめんなさい、ちまちまと見に来てた人には頭しか下がりません。


第10話「有雅の覚悟と親友の役目」

有雅はあこ達を呼び出した、あこ達は有雅に呼ばれた理由を聞く。

 

「お兄さん…あこ達をここに呼んだ理由を教えて下さい。」

 

有雅はこう言う。

 

「そうだな…少し昔話に付き合って欲しいのと…一つ皆に見てもらいたい物があるからね、少し店長の部屋に行ってくる」

 

そう言って有雅は部屋を後にする。

 

「さて…リサちゃん以外はお初にお目にかかるのかな、有雅の母の優梨華よ」

 

紗夜は優梨華に大してこう言う。

 

「初めまして、氷川紗夜です、有雅さんのおかげで姉妹関係のゴタゴタが解けました」

 

優梨華はそれを聴いてこう言う。

 

「そう…あの子が」

 

何か感慨深そうな顔をしていた、すると有雅が帰って来る。

 

「貰うもんは貰ってきたから…行こうか。」

 

それを聴いて、あこはこう聞いた。

 

「向かうって…何処にですか?」

 

それに対して有雅はこう答える。

 

「俺が使っていた本当のギターの所さ。」

 

一部の人間は憂うような顔をし、あこ達は何かなんだか分からないという顔をして有雅について行った。

 

「着いたぞ」

 

有雅はドアの前に立って鍵を開ける、先に入れと言わんばかりに全員を中に入れる、そこで紗夜達が見たものは…一つのギターだった。

 

「これは…SQUIERのビンテージ物のストラトキャスタータイプ!?」

 

紗夜がそう言うと相賀はこう答える。

 

「ご名答だお嬢ちゃん、そして、俺が弾いていたギターでも有る」

 

相賀はそう言うと友希那の父がこう言う。

 

「でも…そのギターが綺麗な音を出す事はもう無いだろう…」

 

紗夜はそれに対してこう聴く。

 

「え…?」

 

そう言われて有雅はこう言う。

 

「そう、さっきいわれた通り…このギターが綺麗な音を奏でる事はもう無い」

 

それを聴いた紗夜は有雅にこう言う。

 

「弾いてみてくれますか?」

 

有雅はそれを聴いて二つ返事て了承をし、ギターを弾く、その音を聴いた紗夜はこうきく。

 

「音が…バラバラでとてもじゃないですが聴いてられるものでは有りませんね…どうしてこうなってしまったのですか?」

 

それを聞いた有雅がこう言う。

 

「前に俺に妹が居たって話をしたのを覚えてるか?」

 

紗夜はそれを聞いてこう答える。

 

「えぇ…そういえば言ってましたね」

 

有雅は少し辛そうにこう言う。

 

「妹が交通事故に合った日にギターケースの中に入っていたギターがこれなんだ」

 

紗夜はそれ聞いて驚愕した様にこう発する。

 

「そんな…!」

 

有雅は続けてこう言う。

 

「しかも本来なら轢かれていたのは妹ではなく…」

 

そこでリサが口を開く。

 

「友希那だったんだよ」

 

あこと燐子と紗夜が驚いた顔をする。

 

「轢かれていたのは、友希那さんだった…ってそんなのありえるんですか!?」

 

それに対して有雅が答える。

 

「それは友希那がそう言ったからな」

 

それを聴いたリサが続けて言う。

 

「しかも友希那が気づかなった理由は…」

 

それに続けて有雅が言う。

 

「それに気付かない程に考え事をしていたからだろうな」

 

続けて有雅がこう言う。

 

「まぁ…考えるのは後にしてだ、実は俺はこのギターを譲り受けた時に覚悟を親父に言った」

 

相賀はそれを聴いてこう言った。

 

「有雅、お前がそれを話すってことは…こいつ等をメンバーとして信用してるんだな?」

 

有雅はそれに対してこう答えた。

 

「親父…あぁ、俺はこのメンバーを信じてる…だから話す」

 

紗夜は少し話しづらそうに口を開く。

 

「有雅さん、その…覚悟とは?」

 

有雅はそれを聴いてこう答えた。

「どんな事があっても、俺は友希那の隣に寄り添う存在で居るんだ…ってな」

 

紗夜はそれを聴いてこう言った。

 

「でもそのギターはもう…っ!」

 

有雅はこう言った。

 

「あぁ…もう音は出ない、でもな、親父はこいつを見た時にこう言った」

 

それを聴いて相賀が答える。

 

「壊れちまった物は、しょうがねえが有雅…お前の覚悟は変わらねえんだな?って聞いたんだ。」

 

有雅はそれに続けてこう言う。

 

「あぁ…俺の覚悟は変わらねえ…ってな」

 

相賀はそれに続けてこう言った。

 

「なら…知り合いに頼み込んでお前様にギターを作成させてやるから、それまでは有栖のギターを使え、とな。」

 

有雅はそれを聴いてこう言った。

 

「だから…皆が知っていたギターの音は有栖のギターの音だ。」

 

相賀は持ってきたギターケースを渡してこう言う。

 

「受け取れ有雅…これが完成したお前用のギターだ!」

 

有雅はギターを受け取ってこう言う。

 

「これが…俺の為のギター」

 

相賀はそのまま話し続ける。

 

「SQUIERのストラトキャスタータイプは変わらねえが…カラーはお前が気に入っていた二色で構成してある」

 

有雅は群青色をベースに白色で金具止めされたエレキギターを手に持ってこう言った。

 

「ありがとう、親父…こいつが有れば俺は…友希那の隣で見守るんじゃなくて…友希那の隣に立って…今、間違えた道を進み続けてる親友を正しい方向に戻す事が出来る」

 

リサはそれを聴いてハッとした後有雅に対してこう言う。

 

「有雅…それは私がやる、有雅は先に家に帰ってて…友希那に渡さないと行けない物が有るんだよね?」

 

紗夜はその最中にこう言った。

 

「有雅さん、今井さん…湊さんをお願いします」

 

あこも続けてこう言う。

 

「お兄さん、リサ姉も…衣装は作って待ってるか らね!」

 

燐子もそれに続けてこう言う。

 

「今井さん…有雅さん、友希那さんの事は二人にお任せします」

 

有雅はそれを聴いてこう答えた。

 

「あぁ…任せてくれ」

 

それに続けてリサがこう言う。

 

「任せて!」

 

それを見た友希那の父はこう言った。

 

「友希那は良いメンバーに恵まれたな」

 

相賀はそれを聴いてこう答えた。

 

「まるで昔の俺達じゃねえか?」

 

友希那の父はフッと笑ってこう言った

 

「そうだな…」

 

そうしてその場に集まったメンバーは解散した、時は経って夜。

 

友希那は事務所からのメールを開封しようとしてリサからのメールに気付く。

 

「友希那〜!ドア開けて♪」

 

友希那はそれに対してこう答える。

 

「今は忙しいから無理」

 

リサはそれに対してこう答えた。

 

「寝っ転がって、何が忙しいのかな?あと…カーテン空いてるぞ☆」

 

友希那はそう言われてベランダを見る、そこにはリサがニンマリとした顔で立っていた。

 

「やっほー、ベランダ越しって久しぶりだね?」

友希那はリサの一言に対してこう答える。

「何か用?」

 

リサはそう言われて語り始める。

 

「んー、まずは…ごめんね、Roseliaの事やスカウトの事で友希那が悩んでたのに気付かなかった。」

 

それを聴いた友希那は下唇を震わせる。

 

「この前家の前であった日から既に友希那は悩んでいたんでしょ?有雅は気付いてた見たいだけど…ね。」

 

リサは言葉を続ける。

 

「あの時にアタシが気付けていたら、なにか力になれたんじゃないか…って、アタシは友希那が幸せなら…とか言って、今まで何にもして来なかったなぁ…って、有雅の覚悟を聴いて思い知ったんだ。」

 

リサはまだ言いたいことを言い切ってないかのように話す。

 

「言うだけなら、誰だっていくらでも出来るっての…お父さんの事も!Roseliaの事も!フェスの事も!全部友希那にせおわせてごめん!、これからはあたしももっと一緒に…」

 

友希那がリサの言葉を遮るように声を荒らげる。

 

「なんで…っ!、リサも有雅も!二人揃って何時も!何で優しくしてくれるの!?、全部悪いのは私なのに!!」

 

友希那は拳を握ってまだ続ける。

 

「私の自分勝手でこうなった事くらい…分かってる!!なのに、バンドもフェスも…お父さんの事だって!、二人は私が何をしても笑って…!、何時も隣に居てくれて…っ」

 

リサはそれを聴いてこう言う。

 

「うん…ごめん。」

 

友希那はそれを聴いてこう反論する。

 

「だから…それをやめてってば…っ!、私は!二人が居ると…ちゃんと音楽に向き合えない…っ!!」

 

リサはそれを聴いてこう答える。

 

「ん、分かった…アタシは友希那の事が大切だから、有雅は恐らくあたしが知らない何かを知ってるみたいだし…アタシ、甘やかし過ぎちゃったんだね……、そうなるとアタシに出来ることはもう何もないのかもしれないや、でもさ…フェスに出たいって友希那の覚悟は知ってるよ?」

 

リサは話を続ける。

 

「…でも、5人で演奏してた時は昔の…有栖ちゃんや友希那のお父さんと一緒にセッションしてた時の友希那が戻って来たみたいで…凄く嬉しかった。」

 

それを聴いた友希那は唇を振るわせる。

 

「少なくとも、アタシには…友希那が幸せそうに見えてたよ、だから…もし迷ってるなら…今はRoseliaを捨てないで欲しい、アタシの…ただの気持ちだけどね。」

 

それを聴いた友希那はこう言う。

 

「気持ちだけじゃ…音楽は出来ないわ。」

 

それを聴いてリサはこう答える。

 

「ん、そうだね…付き合ってくれてありがと!、全部言ったらスッキリした!アタシは夕飯食べてくるけど…有雅が友希那が今一番欲しい物を持って待ってるよ…じゃっ☆」

 

リサが立ち去った後、友希那は1人でこう呟く。

 

「お父さんの代わりにフェスに出る、その気持ちだけで私はやって来た……自分の感情すらも押し殺して、その私が気持ちだけでは…なんで…」

 

友希那は部屋に戻り自分の机の引き出しを開ける…そこには1つの封筒が入っていた。

 

「有栖…私、自分の気持ちに素直になるわ。」

 

友希那は涙を拭いて、コートを着ると有雅が待つであろう公園へと駆けて行った。

 

「ふぅ…」

 

リサは1人で呟く。

 

「今アタシに出来ることは、やれたはず…後の事は有雅に任せよう、こうやってぶつかってでも、3人でちゃんと向き合って…笑っていたいから」




最後まで閲覧いただき教説至極でございます。

さて、次は何人が待ち望んだか知らないが告白回になります。

そんなに甘い物はかけないと思いますのであんまり期待しないでね…?

期待されたら重圧でこっちが潰れちまうっすよ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。