クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 アドベント・オブ・チルドレン 作:オービタル
戦い終わりシャワー室。二人の戦士がシャワーを浴びて汗を流していた。
「感服しましたわ、アンジュ。見事な腕前でした」
髪を洗い流しながらサラが素直にアンジュを湛える。
「貴方もやるじゃない。…サラマンデイ」
「サラマンディーネです」
ムッとした表情になって口を尖らせる。
「エアリアでも、ここまで追い詰められることはなかったわ」
「エアリア?」
「私たちの世界のスポーツよ」
「では、今度はそのエアリアで勝負しましょう」
サラがそう言うとアンジュは沈んだ顔になり、
「無理よ」
と、寂しげな表情で呟いた。
「何故?」
「…ノーマには、出来ないから」
その答えに、サラは思わず絶句した。
「ノーマ、マナが使えない、人間ならざるもの…ですか」
「……」
アンジュは答えを返すこともせず、じっとシャワーを浴びていた。
「何と歪なのでしょう。持つ者が、持たざる者を差別するなど。私たちはどんな苦しいときも、アウラと共に学び、考え、互いを思う絆と共に生きてきたのです。…貴方は何も思わないのですか? そんな歪んだ世界を知りながら…」
「……」
アンジュはやはり黙ったまま、微動だにしなかった。
「知っていますよ。貴方がかつて皇女として、人々を導く立場にいたことを」
「!」
そこで初めてアンジュが反応を見せた。と言っても、俯き気味だった顔を上げたぐらいの些細なものだったが。
「世界の歪みを糺すのも、指導者としての使命では?」
「…勝手なことばかり言ってくれるじゃない」
サラの意見に、苦虫を噛み潰したような表情でアンジュが吐き捨てる。
「私はもう皇女じゃない。指導者だの使命だの、知ったことじゃないわ。大体、歪んだ世界でも満足してる人間がいるんだからいいじゃない。結局世界を変えたいのは貴方たち。エンブリヲもアウラも、私には関係ないわ」
「…では、これからどうするのですか?」
内心を吐露するアンジュを慮るような表情で見ていたサラがアンジュに問う。
「え?」
「真実を知りながら、何処へも行けず、何もしないつもりですか?」
「…フン」
アンジュは返答することなく、そっぽを向いただけだった。
その頃、グレイス達は格納庫で修理されたリベリオンと横に漆黒の機体が置かれていた。
「エグナントさん、この機体は?」
「ん?…あぁ、それか……タスク!」
エグナントに呼ばれたタスクが来る。
「エグナントさん、この機体…」
「あぁ…前にグレイスが倒したテティスのラグナメイルであったシュトロームを回収し、改造したんだ。タスク、お前のラグナメイルだ♪」
「俺の!?」
タスクは驚き、エグナントはまだ説明する。
「名は『アシッド』。ラグナメイルに搭載されていたシステムを抜き取り、完全にエンブリヲの制御下を離れた機体だ。それに…」
『お前が俺のライダーか?』
突然アシッドから声が響き、グレイス達は驚く。
「喋った!?」
『グレイス様…あのアシッドには私と同じ、ライダー支援啓発インターフェイスが搭載されています。』
『その通りだラルス……俺の名は"マスティマ"。お前と同じ、ライダー支援啓発インターフェイスだ。正確に言えばお前の弟でもある。』
「ラルスの……弟?」
『後から作られたからなぁ。それにラルスは鴎と言う意味を持つが……各国の言葉では男性名を表している。』
『そう言うマスティマは……"敵意"という意味を表している。何故敵意と言う名に拘るのですか?』
『……その方が、相手に殺意を向けられるからだ。』
ラルスとマスティマと言うより、リベリオンとアシッドから、何故か異様なオーラが放たれる。グレイス達はその事に冷や汗をかく。
「ヤバイですよ、タスクさん…この二体…」
「俺も思った…この二体……」
「「(長く話し掛けてはいけない!!)」」
二人は同じ考えている事を思っていると、グレイスの後ろから何かが拗ねってくる。
「ん?……」
何と、拗ねって来たのはこの世とは思えない程の美しい白い体毛を持つ大きな猫であった。
「エグナントさん、これ猫ですか?」
「ん?……あぁ、こやつか……お主が10年前に飼っていたペットだよ」
「ペット?僕こんな大きな猫飼ってませんよ?」
「ソイツは猫ではない……ホワイトタイガーと言う虎の亜種で、1000年前にたくさんいた…謂わば"猛虎"じゃよ♪」
「「猛虎!!?」」
エグナントの言葉にタスクとグレイスはホワイトタイガーに怯える。しかし……。
「心配するな……そやつは、お前のペット。10年前に遺伝子改造され、長寿になってしまったが、お前が飼い主と分かって、嬉しがっているんだよ♪」
「へ〜」
グレイスは納得し、ホワイトタイガーの頬を擦る。
「エグナントさん…この子の名前は?」
「……『フラム』。略称される前は"フライハルトム"。自由を意味している。」
「"自由"……良い名前だね♪」
グレイスがフラムの頭を撫でていると、フラムが突然何かを警戒するかのように辺りをキョロキョロし始める。
「どうしたの?」
グレイスが問いかけると、アウラの塔の砲を向き、唸り声を上げる。
「え?……!?」
その時、地震が起きて、それを感じたグレイス達は驚く。
「何だ!?」
そしてシャワー室に入っているアンジュとサラマンディーネはそれに気付き、ナーガとカナメは入り込む。
「サラマンディーネ様!」
サラマンディーネはそれに頷き、アンジュと共に着替えてグレイス達の元に向かう。
そしてグレイス達は外に出るとアウラの塔から何やら異変が起きていた。
それはアウラの塔からある空間が変化して行く様子で、それにグレイス達は目を奪われる。
「何だあれは…?」
そしてアンジュ達も合流して、アンジュはその空間の様子にある光景が映し出される。それはアンジュがまだ学生だった時に試合した事がある試合会場であった。
「あれは…エアリアのスタジアム!?」
そして町にいるヴィヴィアンはラミアと共に逃げて行き、その光景を目にする。
異変の空間はその人々を飲み込み、街を崩し、がれきと共に生き埋めにさせて行く光景を…。
「うわっ!街が!皆が!!」
異変の空間を目にしたグレイス達、そしてサラマンディーネはある物を呼ぶ。
「焔龍號!!」
すると額の宝玉が光り、空から焔龍號がやって来て。それにグレイス達は目がくぎ付けになる。
「龍神器…!」
「呼ぶ事が出来るのか!」
サラマンディーネはすぐさま焔龍號に乗り込み、起動準備をさせる中で言う。
「カナメは大巫女様に報告! ナーガは皆さまを安全な場所に!」
「「はい!!」」
そう言ってサラマンディーネはアンジュに向かって言う。
「アンジュ、決着はまた今度で。」
サラマンディーネはアンジュにそう話した後にコックピットを閉め、アウラの塔から発生した異変の空間へと向かって行く。グレイスも急いでリベリオンに乗り込み、サラマンディーネの後を追う。
アウラの塔を中心とした時空の歪みは徐々にその範囲を拡げており、人々は避難するも、間に合わず、呑み込まれてしまった人は次の瞬間、崩壊した建物の残骸の中へと一体化して息絶えていた。
その光景に人々は逃げ惑い、その中にはヴィヴィアンとラミアの姿もあった。実家でお喋りに興じていた中で起きた突然の事態に母親に連れられて避難するなか、吹き荒れる時空嵐にて巻き起こる突風に煽られ、飛んでいた者達は地上へと落とされる。
誰もが混乱するなか、崩れ落ちた建物の破片が落下し、その真下にいたヴィヴィアン達を狙う。悲鳴が木霊するなか、真っ直ぐに飛来したビームが瓦礫を撃ち抜き、粉々に粉砕する。
皆が上を見るとサラマンディーネの焔龍號がやって来た。
「皆さん!すぐに宮殿に避難を!!」
それに皆はすぐに避難をし始めて、サラマンディーネは落ちて来るがれきを次々と破壊して行く。
「急いでください!…!?」
っとサラマンディーネは気配に気づく。迫っている異変の空間の中に黒い巨影が浮かび上がる。
「何ですの!?あれは…!」
空間の中から円盤型の巨大な兵器であった。そして円盤型の兵器は巨大で鳥脚状の脚部を大地に踏み込む。サラマンディーネは焔龍號のバスターランチャーを構え、ビームを放った直後、兵器に直撃したかと思いきや、ビームが拡散し、消滅する。
「攻撃が効いていない!?」
すると円盤が円周上に内蔵されているビーム砲が光出し、ビームを発射した。全包囲にビームが炸裂し、焔龍號へ近付いてくる。
「っ!!」
サラマンディーネはもうダメと思いきや、グレイスのリベリオンが前に現れ、ゼムリアン・フォルムへと変わる。
「アブソリュート・シルト!!」
掌部から翡翠に光り輝くバリアが展開され、ビームを弾き返す。
「大丈夫ですか!?サラマンディーネさん!」
「グレイス!」
すると円盤から咆哮が唸る。
「っ!!?」
円盤は機動音を鳴らしながら、ゆっくりと近付いてくる。そして円周下に内蔵されている対空砲『M61 バルカン』をリベリオンに向け、乱射する。
「っ!ブリッツェン・ランツェ!!」
グレイスは急いでリベリオンの掌部からエネルギーを収束し、光の刃を飛ばし、『M61 バルカン』の砲弾を破壊する。グレイスは円盤型の兵器を睨み付ける。
っと上からアシッドに乗ったタスクとアンジュのヴィルキス。巨獣体へとなったエグナント達がやって来た。
「何やってるのよ!サラマンドリル!」
「アンジュちゃん…、名前が違うよ」
アンジュの言った言葉にセシルは思わずアンジュに突っ込む。
その時に皆の目に異変の空間が人々を飲み込んで行く様子にグレイス達はくぎ付けとなる。
「何だあれ…!?」
「何なの!?」
グレイスとアンジュがそれに言葉をこぼす中でタスクがそれに説明する。
「エンブリヲだ!」
「何!?あいつが!!」
その事にグレイスは驚く。
「ああ!! エンブリヲは時間と空間を自由に操る事が出来るんだ! 俺の父さんも仲間も石の中に埋められて死んだ…あんな風に!!」
タスクの説明を聞いたグレイス達は驚いている中でアンジュがヴィヴィアンとラミアの姿を見つけた。
映像にはラミアがエアリアのバイクに下敷きになっていた。
「ヴィヴィちゃん!!」
セシルが急いでヴィヴィアンの方に行き、エグナント達やグレイスは武器を構えると、円盤型の兵器の頭上に、映像が出る。
「どうも〜、醜い10体の生物兵器と失敗作であるRBL−1272君♪」
「アイツは!!」
アツマがその映像に映っている男性に牙を向け、他の皆も唸り声を上げる。
「おいおい、そんなに怒らなくても良いじゃないか〜♪」
「黙れ!!お前の様な逝かれ狂った科学者はいつもそうだ!平気で俺達を人体実験道具にし!戦わせたり!愛するものを食肉用に使ったお前を!!」
アツマの言葉に、グレイス達は驚く。
「え!?」
「当然だろ、マナに頼り切っている人種は愚かだ。エンブリヲ君はそんな風にした覚えはないんだが……アウラは貴重な資源でもある。それを守るためのノーマ。家畜(ノーマ)のために機密を守る人間(マナ)。我々の為に良い貢献をしてくれてるじゃない……お前らのような失敗作と違って…」
「ふざけんな!!それに俺たちはあんなマナの光のような手錠を掛けられたくないんだ!!Dr.ディメント!」
「アイツが…Dr.ディメント!?」
「では、どうする?マナがなければ、人々は互いに繋がることによって相互理解を深め合い、戦争や貧富、貧困や格差もなく、平和で穏やかな理想郷を築きあげれるのだぞ♪…なのにお前達は500年前の旧人類のような戦争を好む蛮人になりたいのか。人類は新しい物が出れば早速野蛮な事に使う。EMP、核、弾道ミサイル、金、差別、暴力、どれも欲望に満ちている……そんな私はお前たちの為にプレゼントを用意した♪見よ!私がここまで修復した人類抹殺兵器…『パーフェクトラプソディー』を!!」
「ラプソディーじゃと!!?」
エグナント達が驚くと、ラプソディーが光出す。するとラプソディーが変形していく。右腕には5連装スプレットビーム砲が指へなり、M61 バルカンが寄り集まり、左腕になる。円盤状が背部へ移動し、鳥脚状が人脚へと変形していく。そして首部から黄金の女神を模したオブジェ、螺旋状の角が八本、フェイスに三連装エネルギー砲が装備されている頭部が出る。
「あれは……」
そしてラプソディーはホバーリングしながら地上へ降下し、翠のツインアイを光らせる。グレイス達はそのデカさに驚く。
「でかい!!」
タスクはアシッドに腕部に搭載されている伸縮高周波ソードを展開すると、グレイスの様子がおかしくなる。
「はぁ!…はぁ!…はぁ!…はぁ!はぁ!はぁ!!!」
息が荒くなっているグレイスの頭の中に、あるものが浮かび上がる。
《――回想――》
10年前―――ミスルギ皇国首都 暁ノ御柱B5にて……この当時のリベロ……後のグレイスはある庭園で昼寝していると……。
「リベロ♪」
「ん?」
昼寝しているリベロの元に、サラサラした銀髪、蛋白の瞳、黄金の装飾が付いているドレスを着た美少女が現れた。
「セレス…」
セレスと言う美少女は寝ているリベロの隣に座り込む。
「何を一人で黄昏ているのですか?」
「……別に」
「あなたがエンブリヲの因子によって造られたホムンクルスと言うのが嫌なのですか?」
「それは関係ない、僕はそもそも人類を殺戮する為にDr.ディメントとエンブリヲのDNAによって極限状態まで遺伝子改造された人造人間であり、兵器だ」
「またそんな事を…」
セレスが困っていると……。
≪あ!リベロお兄ちゃんとセレスお姉ちゃんだ!≫
っと別の方から子供たちの声が聞こえてきて、リベロは振り向くとリベロに向かってくる男の子や女の子を含む数人がはしゃぎながらリベロに飛びついてきた。
「うわぁぁぁっ!!お前達!やめろぉぉ!!」
リベロは必死に抗が、子供達は楽しそうな表情をする。その中にまだ生後六ヶ月のホワイトタイガーの子供も飛び付き、リベロの顔を舐める。
「おい!止めろって、止めろってフラム♪」
「フフ♪相変わらずこの子達ったら…」
セレスは微笑ましい表情を表し、子供達を撫でる………しかし、その幸せも長くは続かなかった。燃え盛る町のど真ん中、リベロの怒り声と血に染まったホワイトタイガーが吼える。
「うああああああああああああああああっ!!!!!!!」
リベロは緑に発光する剣で醜く悍ましい化物を切り裂いたり、一刀両断していく。フラムもまたリベロに続くかのように、自慢の爪と牙で化物を殺していく。そしてリベロは天に向かって叫ぶ。
「何故だ!何故なんだエンブリヲぉぉぉぉぉッ!」
迫り来るレギオロイドと化物、リベロは剣で切り払う。
「あの子達は関係ない筈なのに!!?何で!!………何でぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
リベロは泣き叫びながら切り払っていると、何処からともなく大きな音が響き渡る。
「っ!!?」
リベロはその方向を見ると、巨神が現れ、リベロやフラム叩き潰そうと腕を上げると、胸部のコックピットからDr.ディメントが現れ、リベロに不敵な笑いを浮かばせる。リベロはDr.ディメントの表情に、復讐の怒りを燃やす。
「Dr.ディメントォォォォォォォォッ!!!!」
《――回想終了――》
10年前の出来事の一部を思い出したグレイスは、迫り来るラプソディーを睨み付ける。
「ラプソディー………Dr.ディメント………」
「おんや?もしかして思い出しちゃった?そうだよね〜〜♪何せ君の愛するセレスが生体ユニットとされ、君は彼女ごと破壊した。それにまだあるよ♪あの子達をそのまま実験場で…っ!?」
その時、ラプソディーに別の閃光が飛んで来た。タスクがアシッドの腕部ビームガンがDr.ディメントの口を黙らせたのだ。
「黙れ!!それ以上、グレイスに精神的攻撃をするな!!この悪魔め!」
「おやおや?、マナの光の加護を受け取れなかった小鼠の生き残りか…まさかテティスのラグナメイルを使うとは…。なら………死ね♪」
ラプソディーは両腕を分離しタスク目掛けてオールレンジ攻撃を開始した。タスクのアシッドはそれを華麗に回避し、アシッド専用ビームライフルを放つ。ラプソディーは両腕に搭載されている大型ビームシールドを展開し、アシッドの攻撃を防ぎ、五連スプレッドビーム砲を放つ。するとアシッドの前にグレイスのリベリオンが現れ、ケンプファーから放出されるエネルギーフィールドでアシッドを覆い、ビームを防ぐ。
「フンッ!…ちょっとは私のラプソディーに対抗する為に作っておいたのか…」
すると煙の中からリベリオン アトランティカ・フォルムが回転しながら現れ、ラプソディーの後ろに回り込む。
「ソーラーコーラス!!」
グレイスがリベリオンの頭上に太陽光を集め、収束光線を放つが、ラプソディーの装甲表面を覆っているリフレクターシールドに防がれる。リベリオンは急いで空間転移を発動し移動する直後、ラプソディーの背部の円盤が露出展開し、内臓されているユニット『テンタクラス・アーム』が現れ、リベリオンへと伸び、首を締め付ける。
「ぐっ!!」
グレイスは必死にテンタクラス・アームを引き剥がそうとすると、アームから電流が流れ出す。
「うああああああああああああっ!!!!!!!」
そしてグレイスを助けようとだすととガリィがハイドロ砲を放つ。
「無駄だ!」
すると分離した左腕からグレネードが発射され、ハイドロ砲がグレネードに着弾すると、他のハイドロ砲が凍りつき、砕け散る。
「そんなバカな!?」
ダストとガリィは驚き、エグナントは考え込む。
「何故だ…何故儂等の攻撃が効かないのだ?」
そう考える中、ディメントが説明する。
「何をしようとしても無駄だ。完全体となったラプソディーは…貴様ら失敗作の得意能力やそれに対抗できる武装及び、あらゆる計算でお前達の先の行動が読み取れているからなぁ」
ディメントはそう言うと、グレイスを睨み付ける。
「ああ〜………やっとお前を始末できる……10年前のこの姿の怨み!!!」
すると胸部のコックピットハッチが開き、中から悍ましい者が出てきた。
「っ!!」
それは髪が殆ど抜け落ち、肌が白濁した色に変わっており、呼吸器を始めとした様々な機械を体に取り付けていて、半ば機械化したような状態となっており、それをダークグレーの大きなマントで隠した醜いゾンビのような姿になってしまったDr.ディメントであった。それを見ていたエグナント達やアンジュ達、ティアとヒュウガも驚くのであった。