機動戦士ガンダムE   作:グランクラン

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あけましておめでとうございます。新年初のお話を始めます。
アフリカ編開始です。


アフリカ・サバイバーⅠ

 

 こんな形で地球に降下する日がまた訪れようとは思わなかった。鉄華団に所属していたころ、俺はシャトルに乗って強引な大気圏突破を試み、辛くも降下に成功したことだけはよく覚えている。

 実際かなり強引だったし、今思えばもっと他に方法なんていくらでもあったはずなのだ。

 若さゆえの過ちという言葉を乱用してみたくなる、それほど恥ずかしい行いだったと自負している。

 サブレに話せば笑い話として処理してくれるかもしれないし、シノなら同じように苦笑いで済ませてくれるかもしれない。明楽はどうだろう?

 本来なら明るい朝日が昇って見えるのかもしれないが、現在は小惑星デルタが地中海に衝突した際の影響で舞い上がった砂埃が空を覆い、結果としてまともな朝日すら見えないのが現状だった。

 今でこそ視界に映らないが、降下している間にも見えていた地中海のど真ん中に突き刺さる様に鎮座していたのは小惑星デルタだ。現在は地中海の海水のほとんどを上空に待ちあげ、アフリカやヨーロッパ地方、そして中東一帯に大規模な吹雪を与えていた。

「寒すぎんだろぉ」

 そんな元気のない声を発しているのは他でもないシノだった。いつものぼさぼさ頭に特徴的な斜め傷はどこか元気がなさそうに防寒着で寒さをしのぎながら戦艦ヴァルハラに積もっている雪を下へと落としていく。

「おやすみなさい……」

「寝るんじゃねぇ……!寝るんじゃねぇよ……明楽!」

「zzz」

 二人でふざけ合いながら新しい年の幕開けを祝う暇すらなく、積雪にいそしんでいる。もちろん後ろではサブレが般若のようなにらみで二人を監視しているし、俺自身もその下で落ちてきた雪を紅海に落としていく。

「いいから黙って仕事をしろ!!」

「「……はい」」

 三人のそんなやり取りを見ているとこっちまで微笑ましくなってくる。しかし、状況はあまりこっちにいいとは言えない。

 小惑星デルタが落ちた影響からか、本部との通信ができずにいる。本部からの指示が下りないまま、数時間が経過していた。

「「飽きた。つまらん。めんどい」」

「いいから働けよ!」

 二人してめんどくさそうに除雪していくが、除雪してもすぐに雪が積もるのだからやってもやってもきりがない。

 いまごろソニアさん達は中で開発作業にいそしんでいるのだろうし、休憩している者達は温かい部屋でぬくぬくしているのだと思うと少しだけ理不尽さを感じずにはいられない。

 二人はぶつくさ文句を言いながらサブレからの監視をどうやって切り抜けようかと考えているのだろう。

 俺が苦笑いを浮かべていると、ヴァルハラから一人の女性が姿を現した。

「ビスケットさん。今後の事を話し合おうとソニアさん達が……」

「「交代か!?」」

「お前たちは仕事をしていろ!」

二人が絶望に満ち溢れた表情を浮かべながらサブレは他の人物に監視を変えて中へと入っていく。

 

 

 ヴァルハラの作戦立案室は三十人ほどの人間が余裕で入るほどの正方形の形をした部屋になっている。床一面には周囲の情報や地図を映し出すためのモニターが設置されているし、部屋の端に一か所操作盤が設置されている以外は殺風景の部屋と言っていい。

 イオリが明るい髪を左右に揺らしながら操作盤を操作しながら、床モニターに周辺の地図と情報を映し出す。

 ソニアは眼鏡の位置を直しつつ周辺の地図に視線を移す。ゼム・ロックとサブレも同じように情報に視線を移す。

 地図には紅海と地中海を中心とした地図が映されており、地中海のど真ん中に小惑星デルタが突き刺さる様に追加で書かれている。

 イオリは涼しい声色で周囲に癒しを振りまきながら現状況の説明に入る。

「現在小惑星デルタは地中海のど真ん中に鎮座しています。同じようにテレビ中継ではヨーロッパ侵攻作戦を木星帝国が行っていると報道されています」

 地図上でヨーロッパ地方の旧イタリアを中心に赤い範囲が広がっていく。

「そして、先ほど木星帝国から地球県全域に対して宣戦布告がありました」

 床モニターには木星帝国の男性士官のような人物が宣戦布告している様子が映し出されている。

『木星帝国は経済圏とギャラルホルン、そして経済防衛機構に対し宣戦を布告する!』

 ソニアはため息交じりに愚痴を漏らす。

「まあ、小惑星を地表に落としておいて今更宣戦布告もくそもないでしょけど」

「それとビスケットさんから頼まれていました現在の通信妨害ですが、どうも小惑星デルタが原因では無いようです」

 イオリに反応したのはゼム・ロックだった。

「だろうな。ヨーロッパ地方の報道がこちらに届いているんだ。ということはアフリカ大陸だけで通信妨害電波が起きているという事か?」

「そうなりますね。現在原因を調査中です」

 沈黙を守っていたサブレがようやく口を開いた。

「確かこの場所から下に行ったところに中立都市があったよな?確か『ルーガン』だっけ?」

 そこまで言って俺が口を開く。

「そうだよ!ルーガンまで行けば上と通信する手段があるかもしれない!」

 地図の位置がルーガンまで移動すると同時にルーガンの情報が映し出される。

 ルーガン……出来て十年ほどしか経っていない中立都市を名乗っており、カジノなどの娯楽施設が多い街でも有名である。別命『眠らない都市』だ。

 サブレが出入り口の方をチラ見しており、何かを機にかけているようにも見える。

「どうかした?サブレ」

「いや……何でもない………と思う」

 どうも出入り口が気になるようだが、あきらめたような感じで話に戻ってくる。

「で、問題は誰がルーガンに行くのかということだが……?俺やソニアは仕事があるから無理だしな」

 ゼムはソニアの方を見ながらそういいのけると、もはや消去法で行く人間が決まる。サブレがあきれたように声を発する。

「そこら辺の奴らに生かせるわけにはいかないし、ほかに幹部なんて俺しかいないだろ?兄さんの参加はほぼ必須だろう?兄さんがいないと話し合いにならないんだから」

 俺ですらため息を吐き出したくなるぐらいめんどくさい状況でもあるし、できることなら断りたい。

 外は大雪で雪が積もっており、その中をバギーでルーガンまで移動する。距離を考えると二時間はかかるだろう。

 こんな寒い中で二時間もかけて出たくないという欲求が存在する。

 しかし、ほかに行くべき人物もいないので黙認するしかない。

 ソニアとゼムからすればめんどくさい仕事を俺達に押し付けられたので会議としては満足だろう。

 実際ソニアは満足げに部屋の外へと出ていくし、ゼムも手元のスマフォで格納庫のメンバーと話をしながら出ていく。

 部屋にいたイオリは苦笑いを浮かべながら逃げるように部屋から出ていく。

 取り残されたのは俺とサブレだけ。

 お互いに気まずい沈黙が続き、沈黙をサブレが破る。

「……準備するか」

「……そうだね」

 二人そろって部屋から出ていく。

 

 

 作戦指令室のドアにピッタリと左耳をくっつている黒髪の少年のようにも見える。クレアはその姿に不自然さを感じ取り、そうっと近づきながら後ろから話しかけようと右手を伸ばす。

 トントン。

「!?」

 肩を叩かれたことに驚いて後ろを振り返り、受け身を取ろうとする。振り向いて視界に移った人物がクレアだったことに安どの息を漏らし、もう一度右耳を作戦指令室のドアへと当てる。

「何をなさっているのですか?」

「今、今後の作戦を練っているんですよ。俺はそれを立ち聞きしているんで……!?」

 室内から聞こえてきた声に内心ドキッとしながら作戦指令室から逃げ出す。クレアの左腕をがっちりつかみながら小走りで廊下を駆け抜けていき、後方格納庫へとだどりつく。

 二人して肩で息をしながらその場で息を整える。

 明楽が先ほど入手した情報を興奮しながらも脳内で考えを巡らせており、クレアはその姿を不思議そうに見ていた。

「どうかなさったのですか?」

 もとよりおかしな性格をしているので今更のようにも感じられたが、今の状況はいささかいつもの状況より数割増しでおかしいと思う。

 クレアがそう思い尋ねると、明楽は動揺しながらも興奮を隠しきれないようにまくしたてつつ話し始めた。

「さっき言っていたんだけど、この後先輩たちはルーガンまで移動するみたいなんだよ」

「ル、ルーガンですか?」

 ルーガンという都市の名前を初めて聞いたのだろう。彼女は首を傾げどんな都市なのか想像してみた。しかし、名前からでも想像も中途半端になってしまう。

「ルーガンというのはですね。カジノなんかの娯楽施設が多い、娯楽都市でもあるんですよ!今、世界で唯一と言っていい娯楽都市!世界中の娯楽という娯楽がこの街に集まっているんです!俺、一度行ってみたかったんですよ!」

 クレアにも明楽の興奮の理由がようやく理解できた。

 遊ぶことに全力を注ぎ、その為に働いていると言っても決して過言ではない明楽。その明楽の遊び心を満たしてくれる都市が今、目の前にあるのだ。

 こうしている間も都市に行きたかったに違いないし、その為の準備は降りてきてから欠かさなかったのだろう。

 そのチャンスが目の前にやって来たと判断したのだ。

 それはクレアも少しだけ理解できた。

 生まれてこの方娯楽というものに疎遠で生きてきたし、カジノという存在に一種の憧れがあるのも事実だ。実際カジノをはじめ、まともに存在する娯楽のほとんどはこの街にしか存在しないと言っても過言ではない。火星やコロニー圏などにもそれぞれ多少は存在するが、それだって小さなものだ。

 都市レベルでそんな娯楽を堪能できる場所を彼女はどこかで求めている。

 二人の意識を都市に乗り込むことに切り替え、どうやって都市についていくのか考えることにした。

 二人でサブレに交渉したとしても断られることは今までの経験でよく理解している。なら多少強引にでも隠れてついていくしかないと二人は判断する。

「話だえと二人はバギーで行くみたいだ。そしてバギーは……」

「あれしかありませんよね?」

 二人の視界に移るバギーを確認する。

 五人乗りを前提とした座席数と後方に荷物を置くためのスペースが存在する。さらにそこから後方に少し離れたところには青いブルーシートが捨てられている。

 二人は視界を合わせ、やるべきことを理解した。

 

 

 アフリカ大陸はドルトの革命以降荒れ始めた。

 本格的に荒れ始めたのは、マクギリス・ファリド事件の二年後にアフリカンユニオンが経済回復を図った政策による土地を追い出された者達の反乱だった。

 それ以降アフリカンユニオンの議会はまともに機能しておらず、アフリカ大陸は革命派と保守派による水面下の争いは本格的な武力衝突へと突き進んでいった。

 当初ギャラルホルンとEDMはそれぞれに分かれて支援をしようとした。

「ここで双方が支援すればそれは事実上の戦争状態に移行してしまう。ここは静観した方がいい」

 そのように進言したのはテイワズのマクマードだった。

 それ以降アフリカ革命紛争には参加することは無かった。

 だからこそ、今のアフリカの現状に気が付かなかった。

 

 

 二人で防寒をばっちりにしてバギーに乗り込む。バギーの荷台にはブルーシートがかかった荷物が目立つ。

「荷台を下ろす?」

「……別にいいだろ。何か荷物を載せるつもりもないしな」

 そういってサブレは座席に乗り込み、後部ハッチから雪道へと降りていく。雪道に跡を作りながら移動していく。あっという間にヴァルハラが視界から消えていく。

 寒さに耐えながらバギー走らせていくと、約一時間が経ったころ荷台のブルーシート辺りから「くしゅん!」という声が聞こえてきたような気がした。

 サブレは車を止めジトーと睨みつけるようにブルーシートを眺める。

「……荷台を確認するべきだったな」

「???」

 俺はよく分からず、首をかしげてしまうが、サブレはそのまま座席から外へと出ていきブルーシートに手を掛ける。思いっきり引っ張って中を確認する。

「!?明楽!?クレアさん!?」

 荷台には俺達と同様にばっちり傍観しているうえで体を折りたたんで器用に隠れている二人の姿があった。

 俺が動揺している間にサブレは二人を荷台から降ろして後部座席に座らせる前に説教と状況説明を求めた。

「で?説明してもらおうか。説教はそれからだ」

「「……えっと」」

 二人の意見&言い訳はとても長く、全部をまともに聞いていたらそれこそ三十分はかかるだろうということは明白だった。

「要するに指令室での話し合いを立ち聞きして行き先についていきたいからついてきたと?」

「「はい」」

 サブレは小さな声で「まったく」と言いながら座席に戻っていく。二人は許されたと判断し後部座席に座り込む。

「帰ったら説教するからな」

 そういいながら車を再び走らせる。

 話し相手が増えただけでも、多少心意気が違うような気がする。こんなことならイオリやメアリー、シノも連れてきた方が楽しかったかな?なんて考えてしまうが、それだけのメンバーを連れて出ることは危険以外何者でもない。

 クレアはふと不思議に思ったことを尋ねた。

「アフリカで起きたという革命の事について聞かせてもらってもよろしいでしょうか?私はてっきりドルトの革命後は経済的に安定したのだと思ったのですが……」

 サブレは説明するつもりがないのか、運転に集中しており、明楽に関しては難しい話はオールスルーを決め込んだのか「ポカーン」と口をあけながら呆けている。

 俺はため息を吐きながら説明するために脳内の情報を整理して口を開く。

「ドルトの革命が終わったのちにアフリカンユニオンは経済的な落ち込みがありました。当然ですよね。その回復手段として新しい事業を始めることを決めた。それはこのアフリカ大陸にすむ一部の人達を追い出す手段でしかなかったんです。それが反発の理由になり、水面下での静かな争いごとへとつながっていったんです。事業推進を図るイーサン議員をはじめとした保守派と事業廃止と別の事業推進を図ったヘイガ議員の革命派に分かれて議論が巻き起こったんです。ことが起きてしまったのはマクギリス・ファリド事件の二年後に問題が起きてしまったんですよ」

「問題ですか?」

 問題という言葉の先を述べたのは運転をしているサブレだった。

「イーサン議員とヘイガ議員が事故で無くなってしまったんだよ。接触事故だという説と意図した事故じゃないのかという二つの説があるがな」

 それだけ言い切るとサブレは再び黙り込む。俺は話を引き継ぐことにした。

「それ以降本格的な武力衝突が始まって、現在アフリカ大陸は上下に分かれて戦っているんです。地中海の方を保守派が下の方に降りていくと革新派が争っているはずです。最も、現在の状況で紛争ができるとは思えませんが……」

 実際周囲を見回しても紛争の面影も見えてこない。一面雪が積もった綺麗な光景だけが見えていた。

 

 

 ヨーロッパの積雪は普段の数割増しで多いような気がすると感じたのはアルミリア・ファリドだった。

 キマリスレッドクイーンのコックピットから出てくると、周囲を見回す。

 ビルに突き刺さったギャラルホルンのモビルスーツ、地面にも散乱するのはモビルスーツとモビルワーカーだろうということは戦った自分がよく分かる。倒壊したエッフェル塔の根元ではバエルブルーレイが最後のグレイズのコックピットに武器を突き刺す。

「つまらないですね。もっと張り合いがあるのかと期待したのですが……全く強くないですね」

「それ僕も同じ意見。なんか殺されに来ましたって感じがするよ」

 二人はどこか面白くなさそうにしながら逃げていくギャラルホルンのモビルスーツ隊を眺めていた。

 襲ってくるモビルスーツ隊も練度もやる気も違うように感じている。

「そろそろ移動しようよ。一週間以内にヨーロッパ全域を支配しなくちゃいけないんだからさ」

 ジャックのその言葉に反応したアルミリアはそのまま機体を大西洋方面まで移動することにした。

 

 

 宇宙のどこか、木星よりさらに離れたところに存在するそれは小惑星というにはあまりにも大きいように感じる。

 PN01の本体というべき存在は一種の衛星のようにも見える。

 なんもないはずの宙域に近づくとそれは姿を現した。

 隠れていた姿を現したそれは木星より大きく、下手をすれば太陽と同等の大きさではないかと推測される。

 それこそはアカシックレコード本体でもある。

『アカシックレコード……太陽系に到着。これより、人類への干渉を開始する』

 何かが起きようとしていることだけ確かに言えることだった。

 

 

 小惑星が落ちてから数時間が経過していたが、タカキ・ウノは議事堂で一人情報が錯そうする状況でも情報を集めていた。

 苦情から詳しい情報を求めるものまでさまざまだった。

 そんな時ドアを叩いている人物を部屋の中に招き入れる。

 部屋の中に入って来たのはタカキの妹であるフウカであった。

 どこか申し訳なさそうにしながら部屋の中に入ってくる中、忙しそうにしているタカキに弁当を持ってきたフウカはタカキにお弁当を渡す。

「帰れないの?」

「ごめんフウカ、少し歩こうか?」

 休憩がてら歩いて議会の出入り口から歩いて出ていると、フウカがこけそうになる。フウカの体を支えていると、タカキの視線はフウカがこけそうになった階段の端に視線が移る。

「なんだろう?」

 どうしても気になったそれは今まで隠れていた何かだった。

 階段の端の奥に埋もれているように隠れているその何かを取り出す。

「これって……ライフルの弾丸?」

 血の付いたライフルの弾丸。そして、その弾を拾ったタカキはある想像が襲う。

「もしかしたら、とんでもない勘違いをしていたんじゃ……」

 恐ろしい勘違いが脳裏をよぎる。不思議そうにしていたフウカの目の前でタカキつぶやいた。

「ラスタル・エリオンを殺したのはあの時の襲撃者ではなく……別の人物だったという事だったのか?」

 弾丸を握りしめ、そのまま小走りで議会の中に入っていく。

 

 

 バギーは少しづつルーガンに近づいていく。砂埃が上がっており、その砂埃に向けて摩天楼がまっすぐ伸びている。まばゆいまでの景色は眠らない都市という名前が良く似合う。

「おおー!!」

 明楽が興奮を隠しきれないようで興奮しながら立ち上がろうとする。クレアも嬉しそうにしながら浮足立っている。

 雪と摩天楼の明かりがどこか不可思議な風景に見える。




どうだってでしょうか?面白かったと言っていただけたら幸いです。少しづつ話が進ん行くので楽しみにしていてください。
次回のタイトルは『アフリカ・サバイバーⅡ』になります。よろしくお願いします。
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