16
初めて黒髪の男と出会った時、どこか俺に似ているような気がすると感じてしまった。見た目、恰好がでは無く。心というべき点で俺たちは似ているような気がしたのだ。あくまで似ているような気がするというレベルだけであってそれ以上に似ている点を証明できる手立てが存在するわけがなかった。
マックの家の前ですれ違った際、この黒髪の男は革命派のリーダーかもしれないという不思議な予感に襲われた。
だからかもしれない。俺がマックから手渡された革命派が拠点にしているだろうというバーに行く気になったのは。しかし、もちろんそんな行為が成功するとは思えないし、むしろ失敗する可能性の方が高いだろう。
夜中にホテルを出てどこに行くのかと明楽に問われた時、俺は素直に答えた。
「革命派が拠点にしているバーに行く」
明楽の驚愕した表情を見た瞬間にざまあみろと言う勝ち誇った感傷に浸ることができた。
俺たちが泊まっているホテルから車で三十分ほど進んだ先にそのバーはある。カジノなどの娯楽施設に囲まれる形で周囲が飲食店の一つにそれはある。
赤いレンガ造りの壁に木造りのドアを開けると、ドアの上部についているベルが数回鳴り響く。店内もどこか古臭さを感じさせるような空気をしている。カウンターの後ろは酒などの瓶が綺麗に並んでおり、テーブル席は全部で15以上はあるだろう。しかし、それでも少々店内は手狭に感じる。
俺が店内に入ったとたんカウンターの店主以外に7,8人の男女がこちらをちらり見てくるのを確認する。おそらくその半分は革命派の連中だろう。こちらに向けられる視線が興味深いような目ではなく、疑るような視線だからだ。
しかし、そんな視線に一喜一憂していてはこんな仕事をしていられない。俺は目的の人物を入ってから3秒で発見すると同時に一番奥のテーブルに足を運ぼうとするが、先ほどのやり返しなのではないかと疑うような大きな声で叫ぶのは明楽だ。
「ああー!ファンじゃん!」
「おお!明楽じゃねぇか!」
どうやら先ほど話に出てきたカジノで知り合ったばかりの友人らしい。しかし、問題はその隣に座る男こそ俺が探していた黒髪の男だ。
黒髪の男は俺の姿を確認すると、カウンターの店主に向けて右手を上げた。
「マスター、適当な酒を二つ頼む」
明楽が一人でとことこと歩いていき、俺は後を追うように歩き出すが、それを妨害しようと二メートルを悠々と超える大男が立ちはだかろうと自分の席を立とうとする瞬間に店中の男女が殺気立った。
(ここにいるマスターを含めた人間全員が革命派の連中なわけだ)
しかし、立とうとした大男に向けて、いや周囲の全員に向けて警告を発したのは黒髪の男だった。
「おめぇら余計なことをすんじゃねぇ!!こいつらは俺に話があるみたいだしな」
明楽は大男を邪魔そうに見ながらファンと呼んだ男の向かいに座り、俺は黒髪の男の前に立ち尽くす。
「どうぞ、歓迎するぜEDMのファントムブラッド隊」
「どうやら俺たちの事は事前に調べていたらしいな」
俺は席に座り明楽とファンは既に話し込んでいるようで俺たちの会話など気にもかけていない。マスターは適当な酒が俺と明楽の前に置かれ、明楽とファンは既に酒を飲みながら盛り上がっている。
「どうやら俺の友人が世話になったらしいな。すまなかった。まさか、買い物用に渡した金を使い果たすとは思わなかったんだが……。あんたの友人に助けられるとはな」
「気にしないでくれ、そもそも二人してカジノに遊びに行くこと自体苦言を呈したい思いだったんだ」
俺が酒に手を出そうとしない姿を見て男は苦笑いを浮かべる。
「酒は嫌いかい?」
「嫌いじゃないが、よっぽどのことが無いと酒は飲まないと決めている」
男は俺の酒を取ると、飲みながら自己紹介を進める。
「俺の名前はサイガという。革命派のリーダーをしている」
「俺はサブレで、ファントムブラット隊のモビルスーツ隊の隊長。幹部クラスの人間だ」
17
翌日の朝一番に一番端に存在するドッグに入艦する姿を確認した後、サブレがすごく驚くようなことをさらりと全員の前でさらりと発言した。
「今から革命派のリーダーと一緒に通信妨害電波を発している施設を見てくる」
ソニアさんのあっけにとられる表情など中々見れるものではない。眼鏡の奥の目が完全に点になっている。
ゼムさんもメアリーやイオリ、シノですらあっけにとられており話の流れが見えてこない。明楽だけが車をしっかり準備している。
あっけにとられているみんなの代表として話を聞くことにした。
「サブレ?どういう話からそういう話になったの?」
サブレは不思議そうに首をかしげるが、クレアさんだけが何かを理解したように表情を変えて声を発した。
「分かりました。昨日出かけたときですね?あの時革命派の拠点に行ってきたんですね?」
「「「ええ!?」」」
再び全員で驚愕の声を放ち、サブレは「そうだけど?」とさも悪びれなさを発揮してくれる。しびれを切らしたシノがさけぶ。
「報・連・相をしろよな!だいたい明楽はずるいじゃねぇか!!遊びに行った挙句にこの後も出かけんのかよぉ!!」
サブレは懐から札束を取り出した。珍しいものを取り出すなぁ。今時札束なんて珍しいだろうに。
「この街では今でも貨幣が使えるんだよ。それを踏まえたうえでこの札束……お前たちにやろう」
シノをはじめ、メアリーなどのイオリを除いたメンバーは喉を鳴らす。シノが代表で札束を受け取った瞬間に札束の奪い合いが始まった。
「イオリとソニアはついてきてくれ、兄さんと明楽は引き続き。クレアはここに居ろ」
車に乗ろうとするクレアの首根っこを軽くつまんで車から追い出す。クレアは両方のほっぺをプクーと膨らませていた。
渋々乗り込むソニアと一緒にイオリ達も準備に乗り込んでいる。俺も同じように車に乗り込むと、シノたちは金の取り合いをしながらヴァルハラから降りていく姿を確認した後、俺達も後を追うように車を走らせる。
18
火星の空は青くどこまでも広がっているように見える。ビスケットとサブレの双子の妹であるクッキーは自分の部屋の荷物を片付けていた。兄を失ってから姉妹の部屋を別にして以降、色んな物を買って、買った物を部屋に飾ったりしていた部屋が今では何もない真っ白な部屋になっていた。
兄が生きているというクーデリアからの話を聞いたクッキーはその日の晩にみんなで話し合い、結果アトラたちと一緒に兄の元で過ごさないかという話になった。
鉄華団の禍根が残るこの地では暁・オーガスが学校に行けても、いじめられる可能性をどうしても捨てきれなかった。
兄がいる場所なら問題ないかもしれないという発想をしたのは桜・プレッツェルだった。兄が今過ごしている場所は月面都市という場所らしく、そこなら過ごせるかもしれないという発想だったが、問題もある。
つい先ほど正式に宣戦布告を行ったのは木星帝国だったが、地球圏は現在事実上の戦争状態に移行したらしく。今出てもすぐにたどり着けるかどうかは分からないそうだ。
それでも待ちきれない思い出部屋をかたずけている。今、桜・プレッツェルは地球に居るビスケットに話をしようとしている。
「駄目だね。個人回線じゃつながらないよ」
桜・プレッツェルがクッキーの部屋に入ってくるとそういって首を横に振った。
「そっか……」
「どうも二人共作戦の為に地球に降りているらしいよ。それだけは確認が取れたよ」
すると、下からドアが開く音が聞こえてきた。
桜・プレッツェルと共に階段を下りていくと、顔中を布で隠している背の低い男と白衣を着た老人事ゲイナーが立っていた。
「すまんねぇ。こいつがどうしてもあんた達に警告しておきたいという話をしていてね」
二人して警戒しながら近づいていくと、ゲイナーははっきりとした声を放つ。
「出るなら地球圏の争いが終わる前が良いぞ。火星もすぐに戦火を開くことになる」
ゲイナーは家から出ていこうとひるがえしていく姿をクッキーが途端に止めた。
「ど、どうしてそんなことがわかるんですか?」
「木星帝国の作戦をもしEDMが破ることができるなら木星帝国の次の狙いは火星の戦力だ。儂はこれから対策に追われることになるでな。お前さん達だけでも早めにここを発った方がいい。地球圏での戦いは長くない。おそらく半年もかからず終わるじゃろう」
「は、半年?」
クッキーは驚きと共に空いた口が閉じなかった。クッキーにとっての初めての戦争がたったの半年で終わると言っているのだ。しかも、最悪半年もかからない。
しかし、同時に戦争が火星まで広がると言われ、大人しくここを去る気にはならない。
「お前達がここに居てもろくなことにはならんぞ。むしろEDMに居る家族の元へ向かえ。そして、伝えるのじゃ、火星が危ういとな」
どうしたらいいのか。自分達にできることは?そんな疑問と共に襲い来る決断。ふと覆面をした男の視線とクッキーの視線がぶつかった。
まるで男は「行け。兄に会いに行け」と言っているようだ。そんな力強い目に押されてクッキーは決断する。
「おばあちゃん。私達、早めに行こうと思うの」
桜・プレッツェルはクッキーの決意の目に押され、自らも決意する。
「そういうことならあたしが付いていった方がいいだろうね。そっちの方が話が通じやすいだろう」
気が付くと二人はいなくなり、クッキーは覆面の男を思い出す。
「三日月?」
死んだはずの彼の名をつぶやく。
覆面を付けた男も自分の後ろを振り向き、遠くなっている桜・プレッツェルの家を見つめていた。
19
サブレたちがルーガンを出て既に4時間が経過していた。現在は革命派との集まる地点として中規模の村に来ていた。おそらく千人規模で住んでいるように見える。
ソニアだけが車から出ていこうとせず、俺とサブレとイオリが代表でリーダーの前に出ていく。
「リーダーのサイガだ。よろしく頼む」
昨日も見た独特の釣り目は健在で、本人は睨んでいるつもりは無いのだろうが、こっちら見たら睨んでいるように見える。実際イオリも軽くひるんでおり、サブレだけが普通に話し合っている。
いつの間に仲良くなったのかと疑問を抱いていると、俺の足を蹴る小さな衝撃を感じた。
ふと足元を見ると昨日の夕方に出会ったデルマという少年だ。
鼻をならして遠くへと逃げていく。
「済まないな。昨日起こったことをだいぶ根に持っているようだ」
「いいえ、いいんです」
俺は話を切り替えるため、首を左右に一度振り真剣な面持ちでサイガに話しかけた。
「それで、通信妨害施設を知っているって話ですけど……」
サイガは表情を引き締め、黙ってうなずく。
「ああ、それとは別にみてほしい施設もある。まあ、ここからさほど遠くはない。ここからさらに北に行ったところだ」
ついてきてくれと言わんばかりにひるがえし、明楽はファンという男と一緒にどこかへと消えていった。
俺たちはソニアを何とか車から追い出し、一緒に歩いて一時間の丘の上までたどり着く。サイガは背を低くし、物陰に隠れるようにと指示を出す。全員で背を低くしながら近づいていくと、物陰からそっと指示する方を視線に移した。
「あれは……!」
広大な平地に六階建ての大きな建物が見えた。さらにはあちらこちらにアンテナのようなものが立っているのを確認した。
「あれでアフリカ大陸の空に妨害電波を発しているんだ。そして、問題はあの奥の建物だ」
そういわれてさらに奥へと視線を移す。先ほどの施設とはまた違った建物が見えてきた。
妨害施設が防御力を高めた要塞のような施設なのに対し、奥にある施設は工場のような見た目で煙突のようだ。
ソニアがそれを確認し、隅から隅まで視認していると、ぼそりとつぶやいた。
「あれは……パーティクルドライブ生成工場ね。しかも大規模施設」
「やはりか……あいつら、俺たちのように購入しているのではなく……作っていたのか。おかしいと思ったんだ。俺達もパーティクルドライブは裏取引でいくらか手に入れていた。しかし、あいつらはここ最近大量にパーティクルドライブ搭載機が異様な速さで前線に出てきやがった。そんなときにあれを見付けちまったんだ」
サイガはどうしようもない真実に怒りを覚えてしまう。サイガはさらに妨害施設のすぐ隣を指さす。そちらの方には薄紫色の方などの細部が丸くなっている機体を見付けた。
「あれは?」
俺の疑問を横に置き、サブレが代わりに答えた。その表情は驚きが含まれている。
「あれは……!?ギャラルホルンが開発しているって言っていた。パーティクルドライブを搭載することを前提とした新型モビルスーツ、名前は……」
後に続いてソニアが口を開いた。
「『キッシュ』だったかしらね。間違いないわね。キマリスを元に開発した為にデザインがキマリスに似ているわね。だったら、パーティクルドライブの提供先はギャラルホルンでしょうね」
サイガは悔しそうに歯ぎしりをしながら睨むような視線を正面の施設に向ける。イオリが目の前のパソコンをいじりながらデータを照合し始める。
「そうですね。前にラスタル・エリオンから交換した情報の中にキッシュのデータがありました。照合してみましたが、あれはキッシュで間違いありません」
サブレは訓練用の施設の奥へとさらに視線を向ける。俺も気になって同じ方向に視線を向けるとそこにはギャラルホルンサイドのキマリスとバエルが鎮座しているように見える。
「多分、穏健派と接触しているんだろ。ここはキッシュの開発施設でもあるんだろう。アフリカの紛争に水面下で介入すると同時にキッシュの実戦テストを行う施設何だろうな。多分、通信妨害をしているのも革命派がEDMと通信を取られると困るからだな」
「だと思うよ。EDMがそれを知れば部隊を派遣しかねないし。ギャラルホルンの代表のデブリンとしてはバレたくなかったんだろうね。パーティクルドライブの開発数の確保とキッシュの開発期間を短くさせたかったんだろうけど」
二人で視認していると、キマリスとバエルはそのまま走り去っていく。サブレに耳打ちする。
「アフリカ大陸に拠点を置いているのかな?」
「どうなんだろうな」
二人では結論が出ない。サイガに尋ねようとサブレが近づいていくとサイガは思いのほかあっさりと答えてくれた。
「ギャラルホルンは中東とアフリカ大陸の間に位置するスエズ湾の辺りに要塞があるらしい。ここから少し遠いな」
ということはあの二機はその要塞からこちらの方に向かって機体を走らせたことになる。おそらく目的は俺達ファントムブラッド隊の状況を知ることと、キッシュの実戦テストの状況データの回収だろう。
しかし、通信妨害電波を発しているあの施設を事実上攻略しないことには話にならないのも事実だ。
どうしたものか俺自身決めあぐねており、ソニアとイオリはキッシュのデータ回収にいそしんでいる為話し合いには参加してくれない。
そうしているとサブレが「俺がやろう」と言い出した。
「元々ファントムブラッド隊は潜入・破壊工作が主だった部隊だったんだ。あそこに侵入すること自体は難しくない。 最も施設全部を回ってしまうわけにはいかないし、あの施設と後ろの工場を破壊するにはやはりモビルスーツの戦力が必要だろう。そうなるとモビルスーツの方の戦力が正直心もとないが……」
確かに、モビルスーツ隊の半分を侵入部隊に割くと考えても、戦力のかなめであるバルバトスは少なくとも使えない計算だ。そればかりはかなり痛い。
できれば明楽をこちらに残してもらいたいけど。
「明楽は潜入部隊に?」
「ああ、明楽も潜入部隊だ。あいつの小柄な体は潜入にはうってつけだ」
だとしたらますます痛い。シノを中心に部隊を編成しても、通信施設を破壊してからの戦闘。夜間に忍び込むと考え、そしてその上で敵の戦力。敵は見た感じキッシュが20は存在する。それ以外にもモビルワーカーもいるだろうし。モビルワーカーはうちは持ってないし、モビルスーツを20機も相手にはできない。
唸って悩んでいる俺にサイガが話しかけてきた。
「そういう事なら俺に提案がある。うちのモビルスーツを戦力として使ってくれ。そもそも、こちらはEDMと取引させてもらいたいという条件を出した。その為にもあそこの施設が邪魔なら俺たちが手伝おう」
なるほど、そういう取引だったわけだ。
そういう取引なのだとしたらあそこを破壊することは絶対ということだ。問題はその行為が穏健派との全面対決を迎えてしまうという点だ。事実上ギャラルホルンとの対決を誘発してしまう。
いや、そもそも今の状況で俺達と連絡が取れない状況にEDM本部はどうとらえているのだろう?もしかしたら、ギャラルホルンはその状況を利用するつもりかもしれない。もし、このままの状況を続ければギャラルホルンはEDMの戦力を取り込もうとするかもしれない。いや、その為にギャラルホルンの二人はここに来たのかもしれない。
「でしたら、頼んでもよろしいでしょうか?」
「もちろんだ。潜入はいつ行う?さすがに今日の夜中は無理だろう」
ソニアさんの方に視線を向け、ソニアさんに状況を共有する。ソニアさんは顎に手をふれ、結論だけを述べた。
「色々と試したいこともあるから二日だけ待ってくれるかしら?」
「サブレ、二日後の夜中には動ける?」
サブレの方に視線を移すが、サブレは頷いた。
俺はサイガさんの方に視線を移動して計画実行日を告げる。
「二日後、一月四日の夜中でいいでしょうか?」
「もちろんだ。こちらも準備しておこう」
20
機体を走らせるキマリスに乗っているガエリオの後ろから追いかけてくるバエルのパイロットであるジュリエッタは納得していないような表情を浮かべていた。
彼らは先ほどまでアフリカ穏健派の施設まで直接赴いていた。
エヴォ・エクスがこちらに到着前に作戦を起こす必要がある。というキャサリン要塞の司令官からある伝達任務を帯びていた。
それが何を意味しているのかもよく分からないまま。
二人してキャサリン要塞へと帰還する。
キャサリン山が厄祭戦の際にほとんど平らな土地になったとき、その上に作られたのがギャラルホルンにとっての要塞へと変貌を遂げた。上から上へと増築を続けていくうちに要塞は複雑な形をとるようになった。もちろん要塞の中も迷路のようになっている。しかし、その反面要塞としての施設は大したものがある。おそらく戦力としても本部を余裕で超えるだろう。
二人して司令官の元へと赴く。ギャラルホルンの腐った空気を吸ったような歪んだ男がそこにはいた。
「で?どうだったかな?ガエリオ・ボードウィン」
ガエリオはデータの入ったディスクを司令官に手渡して二人を退室させた。
クククと笑いながらディスクをパソコンへと入れる。
そこにはキッシュの生産データが書かれており、その数字は既に目標の機体数まで到達したことを示していた。
「副司令官に伝えておけ、ファントムブラッド隊が仕掛けたら、こちらも仕掛けるぞ。これ以上アフリカの地を紛争の地にしておくわけにはいかない。全部吹き飛ばしてくれる」
司令官は近くで立ち尽くしていた士官に指示を出している間も彼は悪どい微笑みを絶やさない。
ガエリオとジュリエッタにとっても苦々しい戦いを強いられようとしていた。
どうだったでしょうか?面白かったと言っていただけたら幸いです。次回から潜入と破壊作戦が行われます。楽しみにしていてくださいね。
次回のタイトルは『アフリカ・サバイバーⅣ』になります。感想も待っていますので!そして次回もお楽しみに!