サブレ覚醒!!
久しぶりにエヴォ・エクスとフェニックスガンダムが登場します!
25
オルガが亡くなった時激しい憤りを覚えた。
ギャラルホルンに、アリアンロッドに、なにより自分に憤りを覚えてしまう。オルガを止めなかったことを、何より彼を助けなかったことを、でも……結局俺は同じ結末をたどってしまった。
いつも、いつだって俺は置いていかれるだけだ。
母さんも、父さんも俺を置いて逝ってしまった。
だから俺は明楽が気になるのだろう。何も失わずに何かを手に入れられるあいつのことが気になるのだ。
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「どうしてそこまで戦えるんだ。何が君たちを突き動かすんだ!?」
ガエリオの焦りに満ちた表情でサブレを見つめると、サブレはゆっくり顔を俯かせる。
どうして戦うのか、そんなものはサブレこそ分かっていなかった。
『そんなことはねぇだろ?』
オルガ・イツカの声が脳裏によぎる。そして、サイガの声も同様に脳裏によぎってサブレを突き動かす。
バルバトスが握るバトルアックスを横なぎに振りぬき、ガエリオはバトルアックスの攻撃をぎりぎりで回避しつつ反撃しようとする。しかし、バルバトスのビームサーベルがその攻撃を受け流す。
『お前は優しいからいつだって他人の為に戦っているんだ』
サイガがそうサブレに諭す、いまだに顔をあげず俯きながら戦う。バトルアックスを同じ軌道で切り返すとガエリオはシールドで何とか受け流す。サブレはキマリスを蹴り飛ばす。
『怒れねぇ奴や悲しんでいる奴が叫べない奴の代わりに叫び戦うんだ。そんなお前だからこそ俺たちはお前に任せることができたんだ』
『それがお前の戦う理由だろ?』
オルガとサイガがそういってくれるのを俺は頼もしく思う。
キマリスが砂埃を上げランスで死角からの攻撃を試みようとしていることが分かってしまう。映像のように視界にその動きが分かり、実際キマリスは全く同じ動きで攻撃を仕掛けてきた。
サブレはその攻撃をサーベルで簡単にあしらう。
『俺達が戦えたのはお前がいたからさ』
『お前がいたから俺達は生きることができたんだ』
俺はゆっくり顔をあげる。サブレの声にオルガとサイガの声が重なる。
「俺がお前達の生きた証だ」
『『お前が俺達の生きた証だ』』
サブレの瞳は虹色の輝きを見せていた。
サブレ……覚醒!
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サブレが覚醒した瞬間に月面で建設していたガンダムエデンの組み込まれていたサイコ・フレームがかすかに反応を見せ、サブレの強い脳波に合わせるようにグシオンとフラウロスのサイコ・フレームを通じて死者の思いを周囲に響かせる。
グシオンから発せられたサイコ・フレームの共振はファンにサイガの思いを届けた。
『ファン、あいつらの事頼んだぜ』
「サイガ……?……馬鹿野郎」
ファンは涙を流しその場でうずくまってしまう。同じように明楽の元にもサイガの声が届いた。
『あいつらを守ってくれてありがとな』
明楽は涙を流さないように歯を食いしばりながらジュリエッタをにらむ。
サイコ・フレームの共振はシノの元にオルガの声を届けた。
『シノ。ビスケットの奴を頼んだぜ』
シノは驚きと共に振り返りそうになる心をグッと抑えた。
シノは一筋の涙を流しつつキリっと表情を引き締め答える。かつての仲間に、家族と言ってくれた者に。
「あったりめぇだ!言われるまでもねぇよ!」
同じようにヴァルハラのブリッジの艦長席に座っていたビスケットの元にも声は届いた。懐かしく、もう会えないはずの声が届く。
『新しい仲間を守ってやれよ。俺みたいになるなよ』
ビスケットは下唇をかみしめながらオルガの声に反応した。
「身勝手だよ……いつも、いつも………いつだって」
みんなが傷つき、みんなの心に深い痛みを与える。その怒りがまるでサブレの元に集まる様にサブレを突き動かす。
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イズナリオはカバンを持ちながらやってくるだろう人物を待ち構えていた。
地中海の向こうから一機のモビルスーツが近づいてくるのが分かる。ピンク色のキマリスは同じカラーリングのサブフライト機に乗って水平移動で近づいてくる。
イズナリオは勝ちを確信した。
彼からすればギャラルホルンがどこの誰と争おうと知ったことではなかった。
もはやギャラルホルンという組織にそこまでの愛着は無い、かつて自分と同じ高みに立つことだけが彼のたった一つの目的になっていた。
そのために木星帝国なる組織とコンタクトを取ったのはマクギリス・ファリド事件の直後だった。
マクギリスの近辺を調べているとき、おかしな情報を手に入れたことが元々のきっかけだった。
「まさか……あいつの部下にあんな秘密があったとはな」
マクギリスとガエリオが中心となって完成させた『阿頼耶識タイプE』の秘密に感づいたイズナリオは木星帝国と接点を持つためある人物と接触した。
イズナリオはポケットに入れていた『アイン・ダルトン』と掛かれたディスクを取り出す。このディスクこそが彼が木星帝国に組み入れられた理由だった。
イズナリオはそのディスクを今度はカバンの中に入れる。正面まで近づいてきたキマリスレッドクイーンを見上げながら片手をあげる。
「ご苦労だったな」
アルミリアはコックピットの中で歯噛みをしながらイズナリオを見下ろす。見下すと言っても過言ではないかもしれない。
アルミリアからすれば彼もまたマクギリスへの復讐対象でしかない。上から許可さえ下りればこんな男は殺していたはずだ。
イズナリオが初めて現れたとき、すぐにでも殺してやると思った。しかし、そんな思いは我慢しなくてはいけなかった。
あれからずっとチャンスをうかがっているアルミリア。
「あなたを回収する前に………」
例のディスクを確認しようとしたその時、遠くからこちらに近づいてくる影に気が付いた。影は大きくなっていき戦闘機のような形に変わっていく、キマリスレッドクイーンと同じかそれ以上に明るいピンクに目を細める。
戦闘機形態からモビルスーツ形態へと変形する、その姿をみたその瞬間にアルミリアは口を開く。
「ガンダムフラウロス……」
「ば、バカな……どうしてこんなところに?」
イズナリオの驚愕を絵にしたような表情を見たアルミリアはこれが予想外の状況だと判断できた。
その瞬間にはアルミリアはチャンスだととらえた。
目の前のこの男を殺すチャンスなのだと、そう判断した瞬間にはアルミリアはランスを持ち上げていた。
シノの目にもその攻撃が自分に向くのだと判断した瞬間、その攻撃の刃はイズナリオへと向けられた。
「な、なぜ!?」
「私は、あなたが嫌いです」
ランスを打ち付けようとした瞬間にシノは叫びながら機体を前に伸ばす。
「ま、待て!?」
しかし、一瞬だけ遅くランスは容赦なくイズナリオの体を吹き飛ばした。
シノとアルミリアの間に数秒の空白が訪れる。シノとアルミリアの視線はイズナリオがもっていた鞄に視線が向く、殺された瞬間の攻撃で鞄はほとんど壊れている。しかし、ここでそれを見逃すような二人では無かった。
ほぼ同時に二人は手を伸ばす。再びにらみ合いが続きキマリスレッドクイーンのランス攻撃とフラウロスのダガー攻撃が激しいスパークを散らせながらぶつかる。フラウロスの右肩のランチャーから直線状にまっすぐビーム砲の攻撃が放たれた。しかし、アルミリアはそれを直感で感じ取りギリギリで回避して見せるが、その瞬間に態勢がかすかに崩れてしまう。すかさずシノはフラウロスで頭突きを決めると、キマリスレッドクイーンは後ろに下がる。
「あなたは……嫌いです」
「俺もだ。女は好きだけどよ……お前は嫌いだな!」
今度はシノの方から近づいていく。再び両機がぶつかりスパークをはじけさせる。
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明楽のハルバートの一撃を受け切れずバエルの右腕が吹き飛んでいく。バエルがさらに前に出ていくと、その間に新しいレギンレイズが間に割って入ってきた。
「ジュリエッタ様は一度引いてください。エヴォ・エクス様からの指示です!撤退だそうです」
「……!?エヴォ・エクスが来ているのですか!?」
「はい。戻って来いと」
明楽はハルバートを振り回しながら一瞬でレギンレイズのコックピットを真っ二つに切り裂く。次々とレギンレイズやグレイズがバエルとグシオンの間に割って入ってくる。割って入ってくる機体を次々に壊していきながら突き進もうとするグシオンをしり目にジュリエッタはその場から離脱していく。
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エヴォ・エクスが現場に駆け付けられた最大の理由はサブレが放った脳波故だった。エヴォ・エクスはあれほどの脳波を感じたことが無く、それ故にその脳波の強さに自身に何かが生まれる瞬間を感じ取れた。
フェニックスガンダムが本来12時間かかる距離を4時間かけて現場まで近づいたところで脳波を感じた。
この時エヴォ・エクスはなんとなく理解した。自分とサブレの間にあるつながりを。
「私はお前の影なのだろう。サブレ・グリフォン。お前は光、私は影だ。世界の光と影はいつだって戦う運命なんだ」
フェニックスガンダムにもサイコ・フレームは内蔵されてはいない。それはバルバトスも同じだとエヴォ・エクスは把握した。なぜならこの脳波は月面から中継して放たれているからだ。そして、それはエヴォ・エクスの未来の乗機になるエンペラーガンダムのサイコ・フレームが受信してエヴォ・エクスへと送信したのだから。
エンペラーガンダムとガンダムエデンは争う運命だとエヴォ・エクスは感じ取り、それをどこかで楽しみにしている。
あと少しでサブレ・グリフォンと再会できる。戦える。それだけ心待ちにしている。
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キマリスを一方的に追い詰め、ガエリオの味方はサイガとの戦闘でほぼ全滅してしまった。
あと少しでガエリオを殺すことができるというところで殺意が上空から襲い掛かってくることを理解し、サーベルを抜いて上空からのビーム攻撃を打ち落とす。
「………なんだそれは?どうやればそんな芸当ができる?」
ガエリオは自分と全く違う才能の片鱗に恐怖を覚え、後ずさってしまう。ビームの攻撃速度などライフルだけでも実弾を超える。そんな速度の攻撃をサーベルだけで叩き落したということだ。
そんなことはどんだけ訓練を積もうとも不可能だと考えた。
少なくともガエリオは自分には不可能だと思ってしまう。最小限の動きで攻撃を防ぐ。そんな人間離れした動きを操作できても脳が追いつくわけがない。ほとんど一瞬で攻撃を読み、同じ速度で神経から命令を伝達し、操縦する。阿頼耶識というショートカットを使用しても不可能だろう。なのに、サブレはそれを簡単そうにして見せた。
そんなサブレの視界の先にはフェニックスガンダムがライフルをバルバトスへ向けて構えていた。
ガエリオもフェニックスガンダムの存在に気が付き、声をあげようと口を開いた瞬間に先にエヴォ・エクスが声をあげた。
「ガエリオ・ボードウィンニ佐。撤退を指示する。独断専行については後々に」
冷たく底冷えするような声がガエリオの心を落ち着かせるには十分だった。
しかし、同時にガエリオはそれ以上にエヴォ・エクスが向ける視線と意識の相手がサブレ・グリフォンであるとなんとなく思った。同時にサブレ・グリフォンの意識も完全にエヴォ・エクスへと向けられていた。
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俺はエヴォ・エクスと対峙した瞬間に圧倒的な闇を感じ取った。
真っ暗な闇、何も感じず、何も聞こえない。手を伸ばしてもどこにも届かないのは異様に感じ取れた。
『サブレ!引き込まれるな!』
サイガの言葉が俺を現実に引き戻した。
闇というより虚無という感じ方の方が正しいかもしれない。しかし、そんな虚無の中に聞こえたたった一つの名前。
『アイン』
その意味を知らなくてはならない。そう考えるとき、エヴォ・エクスからの攻撃を感じ取れ、反射的に操縦桿を強引に動かしてサーベルを握らせた。
バトルアックスでは戦いにくいと判断に心の中でサイガに謝りつつバトルアックスを手ばなしてもう一本のサーベルを握る。
十発ほどのビームのほとんどを叩き落しつつ空へと飛翔してフェニックスガンダムへと突っ込んでいく。フェニックスも同様にサーベルを抜き、お互いのサーベルとサーベルがぶつかり合い、激しいスパークを散らしながら空中で対峙する。
数秒だけその場で静止すると、再び距離を開け数度ぶつかっては離れて再びぶつかるという行為を繰り返す。
何度目かの衝突の際に俺は尋ねた。
「アイン……って誰だ?お前は誰なんだ?」
「私の心を覗いたな」
虚無という心。最初はそう思ったが、そうじゃない、この男には心言うべき部分が存在しない。いや、存在しないのではなく生まれようとしている。しかし、それは憎しみや怒りでできていて、その中心に『アイン』という名前の何かが存在する。
「お前にとってアインとはなんだ?アインって何なんだ?」
「さあ?なんだろうな。もう一人の私?いや、違うな……」
まるで自問自答のような言葉を吐きつつ、考えながら戦う手を緩めない。再び距離を取り、にらみ合いが続く。
アインとはなんだ?誰なんだ?
「鉄華団のメンバーに聞けばいいさ、彼らは知っているよ。因縁深い相手だからね」
「お前は……」
まるで自分は何も知らないという風な態度だった。
こいつは本当に何も知らないのかもしれない。いや、知ってはいてもそれを理解はしていないのかもしれない。
俺は誰と戦っているんだ?こいつは誰なんだ?
「お前は……誰で、何を目的にしているんだ?」
エヴォ・エクスは不敵な微笑みを浮かべながら高笑いを浮かべ突っ込んでくる。
「ハハハハハハハハ!!私の目的なんて私が一番知りたいよ」
こいつはギャラルホルンじゃない。それだけは理解できる。こんな作られた人間をギャラルホルンが容認するわけが……作られた人間?
そういえば昔ソニアから聞いたことがある。確か、『人工人間』とかいう人間を聞いた。
「お前……人工人間?」
「さあ?どうかな?」
フェニックスガンダムがバルバトスを押し付けながら地中海まで押していく。俺はバルバトスを動かしてフェニックスガンダムを振り払いサーベルで切りつける。フェニックスもサーベルで攻撃を受け止めながら下へと降下していく。
「このまま海の底へと叩き落してやる!」
「狩人の悪魔が空を飛ぶなんて夢物語を終わらせてあげよう!」
お互いに取っ組み合いになりながら落ちていき、海面すれすれになりながら飛びサーベルで攻撃しあっていく。
フェニックスを蹴り飛ばし、ライフルで攻撃を仕掛けるが変形し素早く移動して攻撃を回避する。ライフルのビーム攻撃は水柱をあげながら消えていき、ファニックスは上空にまわって上からライフル攻撃を仕掛けてくる。
俺は素早く操縦桿を動かしながら攻撃を叩き落しサーベルをフェニックスに向けると、フェニックスのウイングサーベルがほぼ同時にあたる。
バルバトスのサーベルはフェニックスの右翼を切り裂き、ファニックスのウイングサーベルはバルバトスの左腕を切り裂く。
フェニックスは海に突っ込んでいきバルバトスは大陸へと墜落していく。
お互いに動けないまま静かに鎮座する。
気が付けばオルガとサイガの声が聞こえなくなっていることに気が付いた。
涙が流れる中空気だけが冷たく感じた。
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フラウロスの左肩のランチャーの拡散ビームをキマリスレッドクイーンがビームシールドで防いで見せると、ランスで突こうと構えるがそれを一つの声が遮る。
「そこまで!アルミリア、撤退だよ。残念だけどギャラルホルンが撤退を始めてる。要塞にも降下部隊が占拠し始めてるし……ここで撤退しないとタイミング無くなるよ」
上空からやって来たジャックに忌々しいような表情を浮かべるアルミリアはシノに対してにらみつける。
「あなたは私が必ず殺します」
アルミリアの捨て台詞にシノはあえて反応しないままその場に立ち尽くし、ジャックは一度振り返り一言だけ口を開いて走り去っていく。
「じゃあね!グシオンのパイロットにもよろしく。今度こそ殺し合おうって!」
シノはコックピットから出ていくと下に降り、イズナリオの鞄を回収する中コックピットから放送が聞こえてきた。
それはビスケット達も同じように聞こえていた。
『ギャラルホルンは平和の維持という名目のもとで多くの虐殺を行い、それをひた隠しにしてきた。それだけではない!』
ビスケットの目の前でマハラジャが高らかに演説する中、演説する傍らで虐殺行為の映像がひたすら流されていく。
『それだけではない。移送組織であるタービンズに対し冤罪をなすりつけ、違法兵器による虐殺を行った!』
続いてタービンズに対する攻撃映像が流れるが、そんなとき隣の画面に木星帝国からの映像が流れ始める。
『我々木星は今まで苦汁をなめさせられてきた!地球は遠くから木星などを支配し、ついには独立しようとしていた者達に一方的な虐殺行為を行った!』
木星帝国の方は鉄華団がダインスレイブを使った虐殺行為が映されている。映像はクーデリア達も同じように見ていた。
画面に映される映像にクーデリアは真剣に見つめ、ユージンは画面をつかみそうになる思いをグッと抑えて立ち尽くす。
「鉄華団の事を利用して……」
続いてマハラジャが演説を続ける。
『このままでいいのだろうか?未来ある子供たちをその手にかけ、我が物顔で世界を支配し、支配しようよする者達を許していてはいけない』
そして、対抗するように木星帝国側の士官も同じように声をあげる。
『もはや地球からの支配なぞ古すぎる!!我々木星帝国こそが支配するにふさわしい!今までの悔しさを剣に込め!今こそ立ち上がろう』
エヴォ・エクスはギャラルホルン基地へと帰還すると基地内で演説を聞いているガエリオとジュリエッタが唖然としている光景を見ながら一人聞こえないようにつぶやく。
「予定とは違ったがまあいい。これで戦争だ。もう少しだけ私の掌の上で踊ってもらうぞ。ガエリオ・ボードウィン」
最後だとマハラジャは大きな声をあげる。
『我々EDMはギャラルホルンと木星帝国に対し宣戦を布告する!!』
そして、木星帝国の士官も同じように声をあげた。
『我々木星帝国はギャラルホルンとEDMに対し宣戦を布告する!!』
木星戦争の火蓋はは切って落とされた。
どうだったでしょうか?面白かったと言っていただけたら幸いです。次回はアフリカ編のエピローグ回になります。長くなったアフリカ編のまとめのエピローグです。
次回のタイトルは『生きた証Ⅴ』になります。お楽しみに!