10
バギーに乗り込んで移動を始めて数分しか経ってないと腕時計で確認してみる。周囲は閑散とした風景が続いており走っても走っても続くのはただの荒野のみ。枯れた木のみで、ほかに人一人どころか動物すらいない。
「この辺は環境汚染の影響下で動物が住めない場所になってしまったんです。今では枯れ木がひたすら広がっているだけです」
そういって見せたのは運転席に座って運転に集中しているレレだった。俺は後ろの席で大きく体を広げてくつろいでいた。
レレは小さな間を開けてもう一度口を開き俺に向けて尋ねる。
「『死の渡り鳥』ってどういう意味ですか?」
答えにくい質問ではないし、別段秘密にすることではないのだが、しかし口を開くのがとてつもなく重く、さらに間を開けて俺はようやく言葉にした。
「ガエリオ・ボードウィンは誰に頼らないと生きていけない人間だと思う。幼いころからカルタ・イシューに頼って生きてきた。そして、マクギリス・ファリドを頼って殺した。カルタ・イシューだってそうだ。彼がそもそも巻き込んだんだ。ガエリオ・ボードウィンが巻き込まなければ死なずに済んだかもしれないのに。カルタ・イシューの事で責められるべきはマクギリスではなく彼だったんだ。いろんな人を頼っては巻き込んで殺していく。だから……『死の渡り鳥』みたいだと思ったんだ」
レレはあえて何も言わないまま運転し続ける。しかし、レレは予想もつかないようなセリフをを口に出した。
「前にキャリー様がおっしゃっていました。貴族主義のような考え方をするギャラルホルンを気に入らないと考えている人はいると。結局貴族として生まれてきた者は貴族としてしか考えられないし、権力のある者に認められると心酔してしまうものだと。それが『アリアンロッド艦隊』だと。でも、私にはそれがよく分かりません」
キャリーが何を言いたいのか俺にはよく理解できた。だってそれは俺やマハラジャがラスタルに告げた言葉だったからだ。
「ラスタルがどうしてあんなに慕われているのか君にはわかるかい?」
レレは首をかしげて少しだけ考え込むと無理だと判断して首を横に振る。
俺はギャラルホルンの最大のミスをここで指摘せざる終えないのだと思ってしまった。
「エリオンだからだよ……彼がセブンスターズのエリオン公だからだ。それだけなんだよ」
「それだけで?」
レレは驚愕の表情を浮かべて、信じられないような声をあげる。
たったそれだけのことでギャラルホルンは成り立っている。
「あのアリアンロッド艦隊にいる者のほとんどはエリオン公に認められたという認識だけであそこまで心酔しているんだよ。何もない人間が何か実力を認められるということはうれしいものなのさ。それが組織では正直いきすぎているんだよ。それが貴族主義なんだ。キャリーという人もワインダーという人も元々そういう考えに反抗があったんだろ?そういう反抗が火星支部の腐敗を増やしていたんだ」
「腐敗を……ですか」
「そう、彼はそれを理解していなかった。無理もない、考えたことも無いのさ。自分が慕われる理由を、自分の為に尽くしてくれる理由を。彼はそれを知らないままに自分勝手な正義を振り回しているんだその為に死んでいくことを妥当だと判断する。彼は誰かが死んでいくことを本当の意味で理解していない」
だからこそ彼が理解していればそもそもオルフェンズ達の戦いは起きなかったんだ。彼がそれをちゃんと理解してさえいれば、そしてあの坊ちゃんが分かっていれば。結局彼らはそのすべてを理解できていなかった。そして、あの坊ちゃんはいまだに理解できていない。
「ガエリオ・ボードウィンはいまだにそれが理解できていない。彼が結局のところで周囲から信頼されたのは彼がボードウィンだからだ。それも理解出来ないからこそ坊ちゃんなのにな……」
「それが理解できないのが彼なのでしょう?EDMはその辺は少し曖昧ですよね……皆さんマハラジャさんを心酔しているわけじゃないよね?」
「そうかもしれない。それも仕方ない……とは思わないが、それが俺達だと思うからな。だって……!?」
大きくバギーが揺れるのを感じ取ると、俺は体を起こし周囲を見回して叫ぶ。
「何が起きた!?」
「攻撃です!後ろからバイクが近づいてくる」
俺が後ろを振り向くと確かにバギーに追いつくような速度で近づいてくるのを確認できた。顔を覆うような金属の仮面を着けているように見える。
「誰だ!?知り合いか!?」
レレはミラーから後ろを確認しその姿を見た途端表情を引き締めた。バギーの速度を上げていく。
「エヴォ・エクスですよ。あなたがずっと気にしていた男です」
「あれが……!?胡散臭い仮面だな」
声を聴いたことがある。戦ったことさえもある。でも……顔を見たことはたった一度もない。
でも、今はこうして生身で対峙している。
エクスはハンドガンをこちらに構え容赦なく引き金を引いた。
11
小惑星デルタを囲むように各勢力のモビルスーツ隊が出撃しようとしていた。現在小惑星デルタを占領下においているのは木星帝国だった。
近づこうとするモビルスーツを迎撃していた。
移動要塞の指令室にワインダーが入ってくると、全員が気を引き締める。
「今週中に小惑星デルタを攻略する!全機全艦発進!!」
ワインダーがそう激を飛ばす、すると先陣を切ろうとレオの新型ジムが移動要塞のカタパルトデッキに姿を現した。
金色の装甲に大きな大剣『エクスカリバー』が指令室からでもよく分かる。そんなジムの前にサブフライト機が固定される。レオのジムがその上に四つん這いの形で乗り込み、出撃準備が完了する。
「レオ・クリスハイト!ジムⅡカスタム行きます!」
彼に続こうとジムが次々と出撃する中、ファントムブラッド隊の艦である『ヴァルハラ』がほかの同型艦と同じく出撃していく。そして、それに合わせるようにヴァルハラのカタパルトデッキから出撃体制に入っていく。
グシオンが右側のカタパルトデッキに、フラウロスが左側のカタパルトデッキにセットされる。
グシオンのコックピット内にイオリの透き通るような声が響く。
「ギャラルホルンからバエルとキマリスです!木星帝国同型機と交戦中!」
「出てきてるんだ……」
一気にやる気を起こす明楽は速く出撃しようと腰を低くしていち早く整える。足場が完全に固定される。
「グシオン・リベイク・リファイン!明楽アルトランド!!」
足場がスキーの要領で放り出され、スラスターの出力を大きく上げながら上へと上がろうとする、しかし、案の定機体の重さ故下に落ちようとする機体を背中のサブフライトが受け止めて大きく飛翔していく。
やる気を見せる明楽をしり目にシノもひそかにやる気をたぎらせていく。
ノーマルスーツの手袋の感触を確かめつつ、同じように出撃体制を作る。
「六代目流星号!ノルバ・シノ!出るぜ!」
空中に放り出される瞬間に機体を戦闘機へと変形させる。すると、その隣をキャリーのキッシュが平行移動していく。
「派手な色ね」
「そっちこそ……銀色なんて派手じゃねぇか」
キャリーのキッシュは装甲が派手な銀色をメインとしている。さらにその隣で移動しているレオからすればみんなどっこいどっこいのような気がしてならない。
こう見ればグシオンの地味な茶色がさらに地味に見えてくる。
少しばかり移動すると目の前に戦闘光が見えてきた。
グシオンが勢いよく動き始め、ギャラルホルンのキマリスとバエルに向かって突っ込んでいく。その姿をシノは少しだけ心配しながら見送るとキャリーが先行して木星帝国のキマリスとバエルに向かっていく。シノとレオも同じようにキャリーの方に向かっていく。
「三対二だけど不満は無いわよね?」
挑発するようにアルミリアとジャックに声をかける、ジャックはむしろ興奮しながら突っ込んでいく。ジャックのブルーレイは青い光を翼から放ちながらキャリーに向かって突っ込んでいく。
「もちろんさ!殺し合おうよ!!」
キャリーへの鋭い攻撃にレオが真っ先に反応して受け止める。レッドクイーンとキャリーのキッシュのランスが火花を散らしつつ距離を取り合って戦う。後ろからフラウロスが援護射撃をしながら突っ込んでいく。
明楽はガエリオとジュリエッタ相手に猛攻を繰り広げており、バトルアックスを振り回しながら二人を連携させまいと分断して戦っていた。
ガエリオのキマリスを蹴り飛ばし、ジュリエッタがランスで突き刺そうと奮起する。しかし、それを軽く受け止めジュリエッタのコックピットにアックスを叩きこもうとするが、それをガエリオが受け止める。
「絶対にお前は俺が倒す!」
12
バイクから何とか落としてしまおうとこちらもハンドガンで対抗しようとするが、しかし、落ちるわけもなくエクスは相も変わらず追いつこうとして来る。
すると、目の前に見慣れない廃墟が見えてきた。
「アレは!?」
「昔の都市跡です!!あそこにあるんですよ例の施設が!」
バギーは勢いよく廃墟へと突き進んでいき、エクスのバイクもそれに食いつこうとしつこく追いかけてくる。
「例の施設まであとどのくらいなんだ!?」
「聞いていなかったのですか!?まだ少しかかりますよ」
バイクは直線の大きな通りをまっすぐ曲がることなく突き進んでいく。後ろからの攻撃がさらに激しさを増す中、エクスが俺達の近くまで近づいてくる。
「何が狙いだ!?今更何を隠そうとする?」
笑っているのか、それとも怒っているのか、もしかしたら焦っているのかもしれない。そんなエクスは感情をのぞかせないような低い声でこちらに返してきた。
「さあね。それを君が知る必要があるのかな?」
大きく揺れるバギーは攻撃を回避しようと左右に大きく揺れ、俺もハンドガンの引き金をためらいなく引く。
ふざけているようでそうでないようなセリフをはき、まるで誤魔化そうとしているようにすら思える。
「お前は何なんだ!?何のために戦う。誰の為に戦おうとする!?」
尋ねた言葉にエクスは沈黙で返すだけかと思ったら予想もしないような答えを返した。
「ククナ様の為に……それが変わらない私の願いだ」
どこかで聞いたことのある名前だと自分の記憶領域を探ってみる。数秒だけ考えるとその答えはあっさりと見つかった。
「確か……クレアの姉の名前だったか?なら!?お前の本当の所属先は!?」
「木星帝国……!?ならどうして?」
大きな十字路を左に曲がると遠くにドーム型の施設が見えてきた。俺は同じように十字路で左に曲がるエクスに向けてハンドガンの引き金を引きつつ尋ねる。
「あれがそうか?」
「ええ、あの施設が例の通信施設のはずですが……写真より少しだけ大きいような?」
確かに、だからこそ不安になったのだ。写真で見たときはこんなに大きくはなかった。
写真は同じドーム型でも二階建てぐらいだったが、あれはもっと大きい五階建てか六階建てぐらいだろう。
まだ、何かを情報局は隠しているのかもしれない。それが何なのかは分からないが、後ろから追いかけられている以上探し回っている暇は無い。
「仕方がない!あの施設に入るしかないぞ」
「ですが……まだ十分以上はかかりますよ」
エクスは俺たちの状況を冷静に判断し不穏な言葉を投げかけてきた。
「君たちはあの施設を知ってここまで来たのではないのかな?あの研究所Eの事を知って……」
二人して小さな声で『E?』とつぶやいて見せるとエクスはぶつぶつと何かを呟きつつ、一人で思考をまとめ判断したのか、再びこちらに視線を向ける。
「そうか……情報局だな。あえて君をあそこに連れて行こうとしているということは……ヤマジン・トーカの行方を見付けたという事か」
この男から意外な人物の名前を聞いた。
ヤマジン・トーカ。ラスタル・エリオンの腹心の一人と言ってもいい人物だったが、彼が亡くなる前に行方をくらませている。その行方を情報局が探し出した?
あの場所はヤマジン・トーカがかかわっているのか?
「君はヤマジン・トーカの行方を聞いているのかな?」
突然に投げつけられる質問にハンドガンを撃ちつつ答える。
「何も聞いていないさ!」
「なら教えよう。あそこはヤマジン・トーカが最後に訪れた場所さ……そして、亡くなった場所でもある」
「「!?」」
驚きと共に疑問が脳裏をよぎった。
何故この男はそんなことを知っているのか?そもそもこいつとヤマジン・トーカに関係などあるのだろうか?
そう疑問に思っていると急に視界が下がっていくのを感じた。
何が!?っと思って前を向くと地下駐車場へ向けて坂を下っている最中だった。しかし、エクスはついて来ようとしない。
「ついてきませんね」
「気を付けていた方がいいだろう」
ゆっくり駐車場の中へと入っていくとそのまま適当なところでバギーを止めた。
ドアを開け、二人してハンドガンを構えながらゆっくりと駐車場から上へとつながる場所へと歩き出す。車がいない閑散とした空間に歩く二人の靴音が寂しく響く。
「ただの通信施設じゃありませんよね?」
「ああ、なんかの研究施設の可能性もあるな。しかし、テマルの奴……!ここがそうじゃないと知っていたな?」
あと少しでたどり着けると思って歩く速度を速めようとするがその途端にレレが悲鳴をあげながらこけてしまう。
「ちょっと……何なの?」
足元が暗いせいだろう足元に何かがあるとは気が付かなかった。俺はポケットの中に入れていたライトをレレの足元へと向けると……そこには白骨が目立たないような黒目のライダースーツを着ていた。
「な!?白骨化した遺体?誰のですか!?」
レレは怯えた様子で俺の後ろに飛ぶように逃げていく。怯えた声を放ちつつ虚勢を張る気持ちすらなくなってしまったのだろう。さすがの俺もこんなところで白骨を見ることになるとは思わなかった。
すると、白骨のポケットから何かが落ちそうになっていることに気が付いた。
「ちょっと!?取るつもりですか?」
後ろから信じられないみたいな奇声をあげられるこの状況に睨むように返した。
「仕方ないだろ!?放っておくわけにもいかないだろ?」
そういってポケットのそれを抜き出し中身を調べ始める。様々なカードが姿を現すと、最後に覚悟していた物が姿を現した。
「ヤマジン・トーカの身分証明書」
「だったら……この遺体は!?」
レレが吐き出しそうになる気持ちをおさえるように視線を逸らす。しかし、俺の視線がいまだにこの遺体に注目している。うつ伏せになった遺体を仰向けに変えると、左胸の辺りに小さな穴と出血の後が見えた。床一面に広がっている血痕の後から考えても心臓を撃たれてしまったのは間違いのない真実だろう。
「死因は銃弾で心臓を撃ち抜かれたせいだな。ということは他殺だ。自殺するのならこめかみに銃を当てるだろうし……」
なら殺したのは……あの男か?
俺はそれ以上遺体を探ろうとはせず、邪魔にならないように端に寄せておくと心の中で「後で回収するから勘弁してくれ」とだけ告げてその場を後にした。
それ以上に確認しておくべき事柄がある。
怯えるレレをわきに抱えながら俺は駐車場にある警備室へと足を踏み込み、レレを管理室の椅子に座らせる。
「二年前の監視カメラのデータが欲しい」
「分かっていますよ……」
あまり事件当時の映像を見ることに抵抗があるらしいが、今はそんな私情をはさんでいる場合ではないと肝を引き締めつつ覚悟して映像を探り出す。
約二年前の監視カメラの映像を移していると、一階からエレベーターに乗り込むヤマジン・トーカが確認を取れた。黒いライダースーツを着込み、エレベーターの中で何かスマフォのようなものに外部デバイスを差し込んで確認しているのを見て取れた。
「音量を上げられないのか?」
『………これがラスタルが欲しがっていた『プロジェクトE』っていう研究の成果ね。まさかこんな辺境の地に最後のデータが残っているとは思わなかったわ。全くうちの情報局を使用できないからって私を頼るんだもの』
鬱陶しそうというより少しだけ嬉しそうにしているのはおそらく自分を頼ってもらえたからだろう。彼女はそのデバイスを自分の腰のポーチの中に入れてそのまま外へと出ていく。地下駐車場に入ると途端銃声が響き、彼女はうつ伏せで倒れてしまった。
突然のことで何が起きたのか全く理解できずにいると俺の予想を超えた人物がそこには姿を現した。
俺はてっきりエヴォ・エクスが姿を現すのかと思っていたが、そこに現れたのは『アルミリア・ファリド』で間違いはないだろう。紫色の髪に幼く見える顔立ちは間違えるはずの無い彼女だという証明になる。それに続くように青色の若い男も後から続きポーチの中にある外部デバイスとスマフォを取り出してその場で回収されてしまう。
「彼女の死は木星帝国が仕組んだもの……!?」
すると、ジャックと思わしき青髪の人物に呼ばれるように仮面を着けた男が歩いてきた。その姿は先ほど目撃した『エヴォ・エクス』と全く同じだ。
「決定的な証拠だな。エヴォ・エクスは木星帝国がギャラルホルンに向けた刺客だろうな……目的が見えてこないが」
その後も彼女が見つけたデバイスの中身を監視カメラから探そうとするが、結局彼女が六階の一番奥にある研究室だという事しか分からなかった。
「直接赴くしかないという事か……仕方ない、さっきの映像を録画しておいてくれ」
レレはポーチの中から小さな外部デバイスを取り出し、差し込んで記録映像をそのまま録画してそれを俺に渡す。
「あなたがもっていた方が安全だと思いますよ」
俺はそれを受け取りつつ自分のポーチの中へと入れる。
「さて……六階を目指したいが……」
そう思ってエレベーター前で立ち止まりボタンを押してみるが無反応という結果で終わる。その隣に存在する階段という場所へのドアをにらみつける。
めんどくせぇなぁ。
しかも、この階段は地下一階までしかつながっておらず、さらにその上に行こうと思えば他の手段を探さなければならないのか……。
「めんどくせぇ~」
「口にしないでください。私も同じ気持ちなんですから」
レレから見下すような視線を受けつつ、階段へのドアを開ける。埃をかぶった階段をゆっくり登っていき、一階のドアに手を掛けつつ俺は開ける前にレレの方を見る。レレはハンドガンを構える。
俺自身意識をドアの外へと向け、ゆっくりとドアを開ける。外に誰もないことを確認すると、一気にドアを開く。閑散とした長いだけの廊下と隣にはエレベーターが鎮座しているだけ。
二人の足音が廊下を響かせ、明るい場所へと足を進める。物陰に隠れるように大きなロビーへと視線を向け、俺達の警戒をまるで無視するようにスピーカーから声が響く。
『さあ……話そうじゃないかオルフェンズ達の不幸とそれを促した愚かな道化の物語をね』
俺達はかつての真実の手前まで近づいていた。
どうだったでしょうか?面白かったと言っていただけたら幸いです。次回はいよいよ鉄血のオルフェンズの裏話と木星帝国の裏話が描かれます。
次回のタイトルは『仕組まれていた事Ⅳ』になります。お楽しみに!