機動戦士ガンダムE   作:グランクラン

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地球編最終章になります。どうなるのか楽しみにしてください。ガエリオがかなり追い詰められます。


レインボー・スカイⅠ《裏切りの真意》

 

 ギャラルホルン本部がEDMの主力隊と反ラスタル勢力によって囲まれてかれこれ24時間が経過していた。本部防衛には最後まで戦うと信じたラスタル派がキッシュなどのモビルスーツで戦っており、一部の民間人は宇宙に逃げるために多くのシャトルが発射体制で待機していた。

 ガエリオは防衛戦の指揮を執りつつ実家に顔を出し、父親を説得しなければいけなかった。

「父上、そろそろ脱出のための準備を……」

「う、うるさい!!」

 ガエリオの父ガルスはガエリオに向かって花瓶を思いっきり投げつけガエリオは一瞬だけ目をつぶると花瓶はガエリオのすぐ隣をかすめていった。

「おまえの所為で………」

「罵倒なら後でいくらでも受けます。今は逃げる準備を……」

「うるさい!お前が……!!お前なんか生まなければよかった!!」

 ガルスのそんな言葉に衝撃を受け、ガエリオは一瞬だけ俯く。

「ですが……」

 ガエリオは何とかしてガルスを説得するため一歩前に出る。しかし、そんなガエリオの行動とは裏腹にガエリオの右腕は懐にあるハンドガンを取り出す。

「お、お前……お前は実の父親を……!?」

「ち、違う!右腕が勝手に?」

 ハンドガンを握りしめた右腕をまっすぐ伸ばし銃口をガルスの左胸に向ける。ガエリオは左手でハンドガンの銃口の先を変えようと努力する。

「なんで!?勝手に?」

「や、やめろ!!」

 ガルスは覚えながら後ろに下がっていく。少しづつ指先に力が入る。引き金が確実に引かれていく。そして、乾いた発砲音と共にガルスの心臓を貫いた弾丸。左胸から血が大量に溢れ出てくる。

「お、お前は……私……を………ころ」

 そういって息絶えてしまう。

「ど、どうして……俺は?」

「やってしまいましたね。お兄様」

「ア、アルミリア!?」

 振り返るとそこには木星帝国に所属した妹のアルミリアが静かにたたずんでいた。そして、その後ろからエクスが仮面を着けたまま立ち尽くす。

「エクス!!貴様かぁ!!??」

 ガエリオはハンドガンの銃口をエクスの方に向ける。しかし、再び右腕が言うことを聞かない。

「どうしてだ!?なんで?俺の右腕なのに!?」

 アルミリアは悪そうな表情を浮かべている。ガエリオはエクスに対して睨むことをやめない。

「俺の体に何をした!?」

 エクスが答えようとしない代わりにアルミリアが答えようとする。

「タイプEの阿頼耶識にはある人物の為に最低限の通信機能が付いているの。元々これは木星帝国が量産型人工人間の感情プロトコルの完成の為にクローンに取り付けていた疑似阿頼耶識、それがタイプEの真相。だから、最低限の支配権を握ることができる。だからこそ、エクス様には同じタイプEをコントロールすることができる。まあ、自我が強くなると人体の一部しか支配できないらしいけど」

「そ、それができるのがエクスだというのか?」

 ガエリオは衝撃を受けてしまう。しかし、それ以上の衝撃を受ける羽目になる。

 エクスはゆっくりと仮面に手を取りゆっくりと外していく。同時に金髪も少しづつずれていくのが分かる。金髪の奥から綺麗な黒い髪が現れた。顔は多少釣り目だが整った顔立ちをしている。

 そして、顔が全て現れたときガエリオは今まで以上の衝撃を受けてしまった。フラフラした足取りで後ろに下がると、その人物の名前を口に出す。

「アイン?アイン・ダルトン?」

 エクスはあえて喋ろうとはせず悪そうな表情を浮かべるだけだった。

 

 

「本当なのかよ?エクスとかいうやつの正体がアイン・ダルトン本人っていうのは?だったら俺たちが戦ったあのアインは何なんだよ?」

 シノが多少前のめりになりながらコンテナに背を当てて落ち着いた物腰で話を聞いているサブレに尋ねる。

 サブレはガンダムエデンを見上げている。

「ああ、ここからはおよそでしか語れないが、元々ギャラルホルンに所属していたアイン・ダルトンはオリジナルのクローンとしてギャラルホルンに渡されたんだろう。父親からの紹介というていでな」

 レレが手元のタブレットを操作しながら話を変わる。

「アイン・ダルトンには元々阿頼耶識と類似した人工器官が付いており、アイン・ダルトンが得ている経験などを木星帝国が欲していたんだと思います。それをそのまま利用して改良されたのがタイプEだと思います。ですが……」

 このシステムには大きな穴が見つかっていた。

「もし、このまま同じシステムが使われているなら多少近づければ体の一部をコントロールはできるはずです」

「ああ、それを利用すればガエリオ・ボードウィンを利用することはできる。もしかしたら、明楽からの攻撃をむしろ望んていたかもな。精神崩壊を起こせば体を乗っ取ることが可能だからな」

 明楽は先ほどから大人しくコンテナの上に座っていた。サブレは静かな視線を一瞬だけ明楽に向けそのまま視線を外す。

「まあ、エクスが……いや、アインが何を望んでいるのか分からん。もしかしたら、自分達以外の存在はどうでもいいのかもな。ガエリオ・ボードウィン達がどうなろうと知ったことではないのかもしれないな」

 サブレは目を瞑りガラス越しに出会った仮面の男を思い出す。エクスが笑っているのかも分からないあの男を思い出す。

 戦って銃口を向けなければいけない。それを恐ろしいと思ったことはサブレには無かった。

「じゃあ、俺達も戦うってことでいいんだよな?」

「ああ、明楽とシノはガンダム偽装解除が終わり次第出立だ。兄さん達はここで留守番だな」

 レレとクレアが不満そうな表情をかすかに浮かべるが仕方ないとつぶやいて手を引く。

 サブレたちの後ろではフラウロスとグシオンの偽装解除作業が進められており、作業員のタブレットにはフラウロスの固有周波数が変化していくのが見て分かった。フラウロスという名前が『ガンダムメテオ』に変化していく。

 グシオンは『ガンダムシムカス』に変化する。

「しっかし、ようやく本来の姿に戻ったぜ。今でも名前は『ガンダム流星』がいいと思うんだけどな~」

「センスが無いと言われたことを少しは思い出せよ」

 サブレのツッコミと同時に背中についてた追加エイハブリアクターがトラックに乗ってそのままどこかへと連れていかれる。

「なんでグシオンがシムカスなんて名前になるんだ?」

 シノの素朴な疑問にこれまたサブレが答えた。

「単純なと強さの文字を組み合わせたものだ。明楽に相応しいだろ?シンプル・イズ・ベスト」

 失礼なことを言いつつ明楽の方を再びちらっと確認するが、明楽はどこか不満そうな表情を浮かべる。シノはそれとは知らずにメテオの元に向かって歩き出す。サブレは明楽に向かって手を伸ばし来いとジェスチャーで指示を出す。

「珍しく不機嫌そうだな」

「先輩は悔しくないんですか?」

 サブレはようやく明楽の不機嫌さの理由を把握する。サブレは明楽の鼻先をつまんでしまう。明楽は引っ張られながら抵抗をし、サブレはものの十秒ほどで手を離してニヒルな微笑みを浮かべる。

「明楽、昔言ったよな?忠誠心は相手をなくせばすぐさまに復讐心にとって代わる。ギャラルホルンには特にその傾向が強い。大切な相手をなくせば復讐の為に部隊を動かす。それはカルタ・イシューやガエリオ・ボードウィンも同じことだった。彼らは身内を亡くしたばかりに復讐心にかられた。厄介なのは彼らがそれを自覚していないということだ」

 サブレは明楽の頭に手を載せる。

「気が付かない復讐心というのが一番厄介なんだ。明楽、復讐心で戦うな。その感情を乗り越えて見せろ。それができればお前は本当の意味で一人前だ」

 明楽は黙って視線をサブレの瞳に合わせる。

「俺にできると?」

「ああ、俺は信じている。お前なら俺に迫るだけのパイロットになるってな」

 サブレの言葉を飲み込み、少しだけ考えてみる。明楽は上を仰いでいた。

 

 

 シノは偽装が終わりつつある『ガンダムメテオ』をしたから満足げに眺めていると、左隣から突然に話しかけてきた。

「お久しぶりですね。シノさん」

「げっ!マーク?」

 緑色の毛先に癖がついている長い髪。不良学生のような目つきや口元、背はシノほどではなく170㎝ほどであると把握できる。

 シノにとってサブレ・チルドレンの中でも仲良くできないと思わせてくれる相手であった。

 マーク・イツキはノルバ・シノとの仲をサブレはよく知っている。サブレ自身はチルドレンといわれる事を特に嫌がるが、今更だとあきらめていた。

 チルドレンのメンバーは『明楽・アルトランド』『レオ・クリスハイト』『サラ・ベールン』『ジャニー・モルデン』『ノイン・モルデン』『ノノメ・メイデン』『ノルバ・シノ』『マーク・イツキ』『ジョシュア・レッドハイ』『渉・アスカ』の十名である。

 『明楽・アルトランド』は優れたパイロットセンスを持っていて全体的にバランスが良い。操縦技術はサブレに次ぐ実力者である。

 『レオ・クリスハイト』は近接戦闘だけを言えばサブレと互角のパイロット。

 『サラ・ベールン』は遠距離戦闘が得意とし、スナイパーとしても一流である。

 『ジャニー・モルデン』と『ノイン・モルデン』はコンビネーションがうまく、基本的に二人で行動することが殆どである。

 『ノノメ・メイデン』は操縦技術が高く、本人の希望もありそのままヴァルハラの操縦士に志願した。

 『ノルバ・シノ』は元々鉄華団で鍛えていただけあり、基礎能力は高かった。まだまだ発展途上だったがハロのサポートを受けることで他にも追随できる実力者になりつつある。

 『マーク・イツキ』は重砲を得意とするパイロットで実際作戦本部も重宝するパイロットである。

 『ジョシュア・レッドハイ』はワイヤーやブーメランなど変則戦闘を得意としている。

 『渉・アスカ』は可変戦闘などを使用する高機動一撃離脱戦法を得意とするパイロットである。

 それぞれが強力なパイロットである、最大の問題は全員が性格的な問題を持っているという事である。一人一人が癖の強いパイロットであり、それを束ねることができるサブレ・グリフォンはすごいという噂が独り歩きしていた。

 そんな本人の希望も叶わぬままサブレは無視を続けることにした。

 そんなマークもその一人だったが、シノは性格的な理由もありよく衝突していた。

「お前がこんなところで何しているんだよ?」

 シノが嫌味を込めて尋ねるとマークはニヤリと笑いながら答えた。

「いえ、新型ガンダムフレームが完成したので私だけでもサブレ先輩と共に実戦テストを行うことになったのですよ」

 シノはその予想をしていなかったわけではない。先ほどから左端にマーク専用機と思わせる緑色にカラーリングされた分厚い装甲を装備しているごっついガンダムが見えていたからだ。

 両肩に重砲型ビームタンクを背負っており、腰にも同型が付いている。両腕にはバスターライフルを二丁装備済み。

 その図体から見てもお相撲さんを彷彿させる大きさを持っている。

「目立つ大きな体だな」

 皮肉を込めながらシノが言うとマークも負けじと答える。

「細いばかりで一撃で死んでしまいそうな機体と違って防御力にも気にかけているんですよ」

 お互いに睨み合いながらいがみ合う中、サブレが後ろから話しかける。

「お前たちは仲がいいな」

「「よくない」」

 明楽と一緒に歩いてくると、サブレはマーク専用ガンダムを見上げる。

「ガンダム……カノンかな?」

「よく分かりましたね」

 マークは素朴な疑問をサブレにぶつけるが、サブレは黙ってガンダムカノンの額を指さす。他三人の視線がサブレの指先の方に向けるとそこには他のEDM製のガンダムフレーム共通の赤い五角形の結晶のような部品が付いていて、そこにはガンダム『ガンダムカノン』と書かれていた。

「よく見えたな~」

 シノが関心したような声を上げ、明楽は先ほどの話などすっかり忘れたように隣に並ぶガンダムの名前をひとしきりに確認していた。

「あんなところに名前を書くなんて……」

「ソニアじゃないだろうな。あんな地味な目立ち方をあいつはしないだろう」

 サブレがそういって見せると全員の脳裏にソニアが渋々ながらアイディアを採用した姿を想像できた。

「要するに次の作戦にはマークも参加するの?」

 明楽の素朴な疑問にマークは「はい」としか答えなかった。代わりにとサブレが代表で三人に作戦内容を伝えた。

「エデンを入れた四機のガンダムフレームの調整が終わり次第次の作戦を始める。ギャラルホルン本部は現在EDMの主力隊により包囲されている。俺達は大気圏を突破して直接本部を叩く。作戦参加人数はここにいる四人で行う」

 シノがおどおどと手をあげて質問を繰り出す。

「それってよ……俺達だけでギャラルホルンを潰すってことか?」

「無理ならシノさんは外れます?」

 マークの挑発に正面から受け取ったシノは「俺一人だけでも十分だよ!」と返してきた。サブレは話をスルーし、引き続き作戦内容を告げる。

「基本は俺がアインの相手、明楽はジャックというパイロットだ。こいつはギャラルホルン内に侵入していると報告があった。邪魔をされたらたまらん。シノはアルミリアの相手だ。マークはその間にギャラルホルン本部を潰せ」

 マークはあくどい微笑みを浮かべ尋ねる。

「やり方は?」

「任せる。好きなようにしろ」

 マークは握り拳を作って喜びを表現する。シノが小さく舌打ちを鳴らす。明楽は二人の関係をキョトンとしながら見続けていた。

「以上。反論意見は認めない。行ったら後でひどい目に合うと思え」

「「「独裁政治だ」」」

 恐怖による支配を宣言するサブレに同時につぶやいた。

 

 

 握りしめたハンドガンに嫌な汗をかき始める。

 心の中で「嘘だ」という言葉を何度も何度も思い描く。しかし、同時にガエリオの記憶の中にいるアイン・ダルトンの姿を鮮明に映し出す。

 息が荒くなっていき、呼吸が一定しない。足元がふらついてくるとガエリオはもう一度正面の黒髪の男を見つめる。

 そこになってようやくかつてマクギリスがモンタークを名乗った時にカツラと一体になった仮面を着けていたと思い出す。

 ようするにあれと同じ構造なのだろう。

 ガエリオは一度でもエクスの顔をみていなかった。

「おまえ……お前は!!??」

「情けない声を出さないでください」

 その顔で、その声はアインを嫌でも彷彿とさせる。それを意識するのが嫌で視線を逸らす。

「そうやって逃げてきたんですよね。お兄様は。マッキーからも、カルタという女性からも、いろんな人たちからも逃げてきた。本当に情けない。そもそも、ドルトの時にマッキーに意見を聞いていればマッキーが裏切ることは無かった……」

「だ、黙れぇ!!」

 アルミリアの言葉を怒鳴り声で遮るガエリオはその場で激しく憤りを見せる。ハァハァと息づかいを激しくさせながら場を静まり返させた。

 しかし、そんな言葉ではアルミリアの言葉を完全には止めることはできなかった。

「結局お兄様の責任なんですよ。アインという人はちゃんと言ったはずですよマッキーに意見を聞くべきじゃないかって」

 確かにそう尋ねた。しかし、ガエリオは……

「必要ないと返したんだったか?その結果マクギリスの部隊を勝手に動かした挙句失敗。そのうえでカルタ・イシューを頼ってカルタと鉄華団の間に因縁を作ってしまった。そう、全部貴様が悪いんだ」

 エクスことアインはガエリオの見下すような視線を送り、ガエリオはその視線に体がうまく動かなくなる。

「その上、アインやカルタが死ねば全部マクギリスが悪いと駄々をこね。自分も紛争を引き起こしていたアリアンロッドの人間だというのにそれを黙認する。都合のいい人間だ。傍から見ていたが、とんだ喜劇悲劇だと思って楽しませてもらった」

「お、俺は……」

「実際真実を知っている者からすれば爆笑必死だったよ。実際木星帝国内の幹部メンバーには君の人生は爆笑コメディーに見えていたようだ。特に『F』には好評だった」

 アインの脳裏にFが爆笑した姿を思い浮かんだ。

 ククナは「よくできた悲劇譚だこと」と途端に興味を失っていた。

「誰も裏切っていないよ。それは分かるだろう?君の知るアイン・ダルトンは無意識に協力をしていた。カルタもマクギリスさえも裏切っていない。裏切っていたのは……君だけなんだよ。みんなが誠実であろうとした中、君だけが裏切った。親友を、部下を……みんなの期待を」

 ガエリオが最後に壁に背中を押し付けるとアインの言葉を何度も脳裏を襲う。しかし、その瞬間にガエリオとアイン、アルミリアの間にモビルスーツの手が遮りガエリオを連れていく。

 ガエリオはその姿を目撃した途端驚きを隠せない。

「じゅ、ジュリエッタなのか?」

 ガンダムバエルが黙ってガエリオをさらい去っていく。ガエリオの必死の言葉にジュリエッタが返すことは無かった。

「ま、まもる……ぜったいに………こんどこそ」

「ジュリエッタ……お前……!?」

 意識が戻ったわけではなかった。単純にガエリオのピンチに無意識といってもいい意識状態で彼女は立ち上がったのだ。

「予想通り……」

 しかし、そんなジュリエッタの前にジャックの青いバエルが立ちふさがった。しかし、その姿はさらに細身になっていて、背中の翼はX字の板に変わっている。固有周波数も変化していて名前は『ガンダムブルーレイ』に変更されている。

 アルミリアはガエリオを下ろし、戦うために武器を取る。

「よ、よすんだ!!アルミリア!!」

 後ろからは今度はアルミリアのキマリス偽装解除型が立ちふさがる。

 腰のドレス上のファンネルはそのままに、頭部は騎士よりクイーンを思わせるデザインに変更されている。レイピアのような近接武器に小型のシールドを持っていた。名前は『ガンダムクイーン』に代わっていた。

「お兄様……キマリスに乗ってください。殺してあげるから」

 アルミリアはガエリオの方にキマリスを投げつける。ガエリオは一瞬躊躇するがジュリエッタがガエリオを守る為に戦っているのに逃げるわけにはいかなかった。

 乗り込んで改めてアルミリアの方を見つめるとその後ろから見た事の無いガンダムが姿を現した。全体的にかつてのガエリオの乗機でもあった『ガンダムヴィダール』と彷彿とさせる角張ったデザイン。東部のアンテナは四十五度の角度に広がっており、背中には目立つような装備を見られないが、何かの噴出口が見える。それ以外にはビームライフル一丁とビームサーベルを二つ。それ以外は見受けられない。全体的に黒と赤の色調をしている。

「エンペラーガンダム。アイン・ダルトン。さあ、裏切り者同士殺し合ってみるかね?」

 裏切りの真意は本人たちにしか分からず。ガエリオは生き残る可能性が低い戦いに身を投じようとしていた。

 その時少しづつ四機のガンダムフレームが近づいていた。




どうだったでしょうか?楽しかったと言っていただけたら幸いです。少々可哀そうなぐらいガエリオが追い詰められていたと思います。彼のこれからどうなるのか楽しみにしていてください。
次回のタイトルは『レインボー・スカイⅡ《マモルという意味》』です。次回もお楽しみに!!
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