15
今現在木星帝国の小惑星『デルタ』の出入り口は二つしか存在せず、正面と後方に一か所ずつ用意されている。前方の出入り口はEDMが、後方の出入り口にはギャラルホルンが攻略の為に部隊を率いていた。
アルミリアは面白くもないモビルスーツ潰しをしていた。
グレイズが十機ほどが後方出入り口に群がるがキマリスレッドクイーンのドレスの形をしている兵器が十本のビームを放出する。
グレイズの体を貫き一瞬でグレイズが爆散していく。キマリスレッドクイーンはグレイズからのライフル攻撃をかわして見せると、ビームランスで近づいてきたグレイズのコックピットに向けて貫く。
「面白くありません。早く来ればいいのに……来てくれれば………殺してあげるのに。お兄様」
アルミリアは面白くなさそうにしながら戦っており、弱く群がりながらかかってくる敵の姿に嫌気を感じていた。
これがPN01の作戦だとわかっているし、敵もこれが唯一の攻略法なのかもしれないが、自分に向かってくる敵をこれでもかと潰すだけ。それが面白くないと感じていた。
自分が言い出したことだし、そのこと自体に後悔はしていない。しかし、いくら待ってもガエリオ・ボードウィンは現れないし、襲い掛かってくる敵はみんな弱い。歯応えが感じられないような戦いを約一時間ほど続けていた。
「面白くありません」
もう一度呟いてみるが、それを聞いていたのだろう、ジャックが通信に割り込んできた。
「だったら僕と変わろうよ!こっちは激しすぎるよぉ!」
「あなたは仕事をしてください」
冷たく突き放す。頰を膨らませながら通信を切ってしまうジャックだが、そんなジャックの口ぶりが向こうの激戦を感じさせる。
EDMの方がよっぽど激しく戦っているのだろうが、あちらもあちらでファントムブラット隊はおろか主力のほとんどが姿を現していない。
それでも苦戦するということはPN01の予想はまたしても当たったわけだ。
いい加減ちまちま潰していくこの状況に飽きていたころ、正面に本物のキマリスとバエルが姿を現した。
「お兄様!」
アルミリアにとって自らの目的を遂げるため、グレイズをドレスで破壊していきながらまっすぐと自らの兄の元へと向かっていく。
敵を討つために、今彼女は家族を捨てた。
16
ガエリオがキマリスドミネーションに乗り込んで戦場に姿を現したときには、すぐに内部への突入に成功できると予想していた。
しかし、その予想は辛くも打ち砕かれた。
ギャラルホルンのモビルスーツ隊は赤とピンクのキマリスに阻まれている。
ギャラルホルンはこの敵キマリスに『赤キマリス』と名付けた。
敵のパイロットは?敵の目的は?そんな考えに及ぶほど呑気に構えていられる状況ではなかった。
赤キマリスはドレスのような装備だけでほとんどのグレイズとレギンレイズを駆逐していった。他の場所でも敵の主力と思われる黄色の角張ったモビルスーツに阻まれていた。全身が角張っており、頭部は獅電を彷彿させるようなデザインをしているように見えるが、全体的にずんぐりしている。しかし、機動力は高く背中のスラスターで飛び回っている。大型のライフルの攻撃力と命中力はかなり高く、ビームサーベルでグレイズシリーズを倒していく。
「戦力だけでいえばEDMのジムフレームと同等といったところか……」
ガエリオはこれがギャラルホルンがEDMや未確認勢力に一歩遅れている理由だと痛感させられる。モビルスーツの性能差で負けてしまっているのだ。
しかし、そんなことは戦わない理由にはならない。バエルと共に赤キマリスの元へと走っていくが、赤キマリスはまるで鬼のようにこちらに突っかかってくる。
ガエリオはキマリスドミネーションのランスを機動力を生かして突っ込んでいくが、それを赤キマリスはシールドで攻撃軌道を逸らす。
バエルに乗ったジュリエッタは後方に回り込み背中からバエルガンソードで遠距離攻撃を仕掛ける。しかし、赤キマリスのドレスがビームシールドを展開し攻撃を受け止めた。
驚くというレベルではない。そんな技術力を敵は持っているのだと痛感させられた。
それはきっとジュリエッタも同じことだと思う。脳裏にジュリエッタの驚く表情がありありと思い浮かぶ。
こんな時にエヴォ・エクスがいればと考えてしまう。フェニックスガンダムはいまだに修理をしているらしく、厳重に格納されている。かつてのキマリス以上に機密性が高い機体であるためガエリオとジュリエッタにすら話が届かない。
「情けないですね……お兄様」
「!?………アルミリア?」
話しかけられたという衝撃以上にその話相手が妹だという衝撃の方が強く、ガエリオは数秒間思考を止めてしまった。
画面の奥によく知る妹の顔が姿を現した。
綺麗な顔立ちと自分と同じ紫色の髪、その反面睨むような視線にひるんでしまった。
どうして?という疑問が脳裏によぎる。
「何故だ?どうしてなんだアルミリア!?」
「お兄様の所為でしょう?お兄様がマッキーを殺したからです」
「マクギリスはお前を利用していたんだぞ!?お前は騙されていたんだ!それが分からないお前じゃないだろう!?」
「だからお兄様は理解できなかったのです。私は全てを知りました。お兄様と違うのです」
まっすぐに向けられる視線には迷いや躊躇は存在しなかった。
今の自分とはまるで違う明確な覚悟、何故戦うのか分からなくなっている自分とは全く違うと痛感させられる。
同時に感じる感情は自分への明確な敵意と復讐心。
マクギリスを殺したという感情がガエリオへと向けられ、ガエリオはアルミリアの後ろにマクギリスの姿を重ねた。
(まだ……俺を苦しめるのか?マクギリス。俺は一生お前に苦しめられる運命なのか?)
心の中で問いかける自問自答のような問いにアルミリアが答えた。
「そうですよ。マッキーは一生お兄様を苦しめ続けるのです。後悔して死んでください!」
アルミリアはランスを構えて突き刺そうとする。ガエリオは死ぬことすら覚悟してしまった。アルミリアを追い詰めたのは確かに自分だと理解している。そう考えていた。
(アルミリアの事を考えず、マクギリスを殺せばどうなるかまるで理解しなかった自分はアルミリアに殺されるしかないのかもしれない)
しかし、アルミリアの攻撃を受け止めたのジュリエッタのバエルだった。
バエルガンソードで攻撃を受け止めつつ、ガエリオのキマリスを連れて後ろに下がっていく。
「しっかりしなさい!今更怖気づいたのですか!?妹が敵だからどうしたというのですか?だったら説得して連れ戻せばいいだけではないですか!!違いますか!?」
ジュリエッタの力強い言葉にガエリオは自身の意志をしっかり持ち始める。
(アルミリアを説得して、そして一緒に帰るんだ!)
この時、ガエリオは考えていなかった。アルミリアを変えた人物の正体に。
17
ジャックはガンダムバエルブルーレイの背中の翼からまるでビームの翼のような高出力兵器をジム達へ向けて放つ。しかし、攻撃をかろうじて回避して大破だけは免れていた。
ジャックはEDMの熟練度と訓練度の高さに舌を巻いていた。
ギャラルホルンの相手をしているほうがよっぽど楽だと認識していた。
統率がよくとれており、一機一機がうちのモビルスーツ隊員と互角とみていいと認識した。
実際うちのモビルスーツであるテイワズ製モビルスーツ公式改良機である『霊電』は黄色いずんぐりとした体をうまく使ってジムと互角に戦っている。
数でこちらが押されている以上ジャックが頑張るしかない状況で未だにほとんどモビルスーツを落とせていない状況は単純にストレスだった。
どんどん落とせるか単純に自分と互角に戦えるならこんなストレスを感じてはいなかったはずだ。
さらにジムが三機回り込むように囲む。翼で後ろの二機の両腕を飛ばし、正面のジムの足を切り裂く。
「ああ、もう!ストレスになりそう!」
ジャックはコックピット内で怒鳴り散らしながら戦っていく。
18
PN01は小惑星『デルタ』の指令室の司令席に座り正面の画面に映る各戦場の状況をすべて同時に確認していた。
「ギャラルホルンの方はあのままでも行けそうだが、問題はEDMの方だな。だいぶ苦戦させられているようだ。ジャックがまともにモビルスーツを叩けずにいる。問題だな……アルミリアもアルミリアで怨敵に食って掛かっている」
PN01の視線に映る画面にはEDMの主力隊の状況と同時にギャラルホルンサイドの状況も入ってきている。
「霊電を左側に集められるだけ集めてくれ。三勢力の三つ巴に持っていけ。うまくいけばギャラルホルンが先につぶれてくれるかもしれない」
霊電の主力の一部が左側に集まりジムとグレイズに攻撃を始める。グレイズの攻撃がジムにあたろうとするとジムからの反撃をもってついに三つ巴の戦いに移っていく。
「しかし、EDMが左側に戦力を集めているように見るが……」
19
俺の所属するファントムブラッド隊の旗艦ヴァルハラが兄であるビスケットを中心に前線に向けてこの工房を発ったのはほんの一時間前の事だった。
現在アルンに使われている全エネルギーは全てこの工房の近くに設置されているコロニーレーザーへと向けられている。
開発局の一番大きな工房は一番工房だが、この工房は開発局が私用目的で使用している工房。その工房の半分を占めているのはバルバトスリファインようにチューニングされている大型拠点攻撃用強化外装である『トール』である。
強化外装―――――『パワーツール』と呼ばれているEDMが独自開発したのはモビルスーツの強化用追加パーツである。サブレ専用に開発されたのは『トール』だった。
大きなミサイルと爆薬を内蔵したワイヤーやナノラミネートチャフ内蔵ミサイル、ナパーム弾を内蔵した大きな武器コンテナが三つ。大きなクローアームが一つと同サイズのビームサーベルにメガ・ビームライフルが一丁装備されている。
「かなり大きいよな……戦艦一隻と半分の大きさがあるよな」
ソニアは『トール』の付近でノーマルスーツを着込んで最終調整に明け暮れていた。
俺は新型のパイロットスーツの感触を着て確かめている。素材やデザイン自体が変わった感じはしないが、最大の変更点はヘルメットだろう。フルフェイス用にカスタマイズされ基本的にバイザーは閉じて戦闘することが絶対にされている。多少の息苦しさを感じてしまうが、安全性は高いと開発局が太鼓判を叩くのだから間違いないだろう。それに、このパイロットスーツには脳波を図るための細工も施されていると言っていた。
もう一度バイザーを上げ、息を思いっきり吸い上げ肺に空気をいっぱい入れる。
そして、視界にバルバトスリファインの姿を確認する。
バルバトスリファインはバスタースタイルで待機状態に座っている。ごっつい装備を体中に取り付けており、俺はそんなバルバトスの方へ体を向ける。地を蹴りバルバトスの肩の上に降り立つ。
「サブレ……用意ができたわよ」
ソニアがそう呼びかけると俺は頷きコックピットへと入っていく。
20
ジャックが思いっきり後ろに飛び回避すると、ジムのコックピット目掛けてビームサーベルを振り下ろす。しかし、途端に情報から視線を上方へと向ける。グシオンのハルバードが振り下ろされ、バエルブルーレイはそれをかろうじて回避する。
ジャック自身はようやくの想いで現れた自身の標的に一目散に襲い掛かって行く。明楽もハルバートを両腕で構えサブアームでビームサーベルとバスターライフルを構える。
グシオンのバスターライフルの一撃をビームの翼で受け止めつつ、サブアームのビームサーベルで攻撃を仕掛ける。しかし、ジャックはそれを同じようにビームサーベルで受け止めた。
ジャックは興奮を抑えきれないように襲い掛かる。
「明楽!予定通りに敵の視線を左側に集めて」
「了解!」
同時にシノの背中に搭載された高出力のバスターライフルの攻撃をデルタの正面入口へ向けて思いっきり放つ。大きな爆発音とともに頑丈な正面ゲートが破壊されていしまう。
シノはヴァルハラから離れていくと左側に向けて機体を走らせていく。敵部隊が釣られるように左側に寄っていく。
「よ~し!もっとだ!もっと来い!!」
シノは今度の照準を正面ゲート周辺の艦隊目掛けてバスターライフルの火を放った。敵モビルスーツが大軍のように左側に寄っていく。それがEDMの狙いだと知る由もなく。
21
PN01は画面越しの監視に違和感を感じ始めていた。
何かがおかしいという感覚がPN01の脳裏をよぎる。この段階でファントムブラッド隊を使ってきた意図が理解できない。
「正面ゲート付近のモビルスーツが左側に寄っています」
部下の一人がそう進言したことでようやくEDM司令官の目的を理解できた。
気が付けば右側にEDMのモビルスーツ隊がいなくなっているのに気が付く。それどころかギャラルホルンともつれ合うような形で霊電の主力の一部が右側に集まっていた。
「モニターを月面に集めろ」
部下が焦る様に正面画面を月面に切り替える。いつの間にか月面は視界に映るほどに近づいており、同時に月門施設の大きな円状の蓋が開いていく。
「……まずいな。まさかあんな隠し玉を持っていたとは」
月面に隠していた兵器の本当の目的にPN01が気づいてしまった。
「PN01!あれは我が軍が開発しているコロニーレーザー!?」
「ああ、まずいな。狙いは右側に集まっている我が軍のモビルスーツ隊と小惑星の軌道変更か。全員に衝撃に備えるように伝えろ」
PN01が指示を出すがそれより早くEDMが動いた。月面が強い光を放つと同時に恐ろしいまでの衝撃が指令室に届いた。
揺れ動く床に全員が踏ん張る。画面にノイズが走り、途端にそれが回復すると同時にPN01が珍しい怒鳴り声を上げた。
「デルタと各部隊、各所のダメージを申告しろ!」
「デルタ右側に大きな穴が開きました!それに伴い霊電部隊の一部が消滅!前線に動揺が走っています!」
しかし、軌道をそらすほどのダメージにはならなかったが、それで終わるとPN01は思わなかった。
彼にはこの攻撃の裏にあるEDMの考えを読むことに集中する。
そして、一つの可能性に辿り着いた。
「現在の降下軌道コースを急遽変更。降下コースを地球のギャラルホルン本部に変更」
「で、ですが!?EDMを潰す方が先では?」
「気が付かんか?敵の狙は右側より内部に上陸することだ。このまま近づけば上陸を許すことになる。今軌道を変更すれば作戦が失敗することは無い。むしろ強行突破をすれば失敗する。分かったら軌道を変更しろ」
「は、はい!」
部下が急いで軌道の変更を始めると、PN01は何かが近づいてくると感じ取ってしまう。
22
ソニアは電源が回復した空になった第一工房に一人佇んでいた。
工房の中にテマルが入り込んでくるのを確認する。テマルは眼鏡の位置を直すと工房の奥へと突き進んでいく。ソニアは一瞬だけ嫌そうに表情を曇らせるが、途端に真面目そうな表情に早変わりする。
「行ったのかい?彼は既に?」
「ええ、行くとわかったら早かったわよ。『トール』をかっさらうように持って行ったわよ……全く。あれだけの兵器を雑に扱うんでしょうね……」
ソニアはどこかうんざりするように首を横に振る。テマルは面白そうにクスクスと笑って聞き流す。
「無理無理。彼にデリケートっていう言葉が通じるほど物分かりが良いのなら君は困らないだろ?彼は代表と同じで問題の渦中に自らつっこんでいく物好き二世だからね」
「そうね。全く……どうやったら代表に似るんだか……」
ソニアはやれやれと首を横に振りながら通路の奥へと消えていく。テマルはどこに行くのか分かっていながらあえて尋ねる。
「どこに?」
「分かっているでしょう?彼らの機体は実験用機なのよ?私がいなくてどうするの?」
ソニアはシャトルへ向けて歩き始める。テマルはニコニコと笑顔を絶やさずに肩をすくめた。
「気になるっていえばいいのに……素直じゃないな」
23
戦場に立つ一人の少年は今まさに渦中という言葉が似あう場面に遭遇した。
事前に聞かされていたと言っても聞くと見るではまるで違う。コロニーレーザーが放った一撃は敵モビルスーツを一掃しただけでなく、小惑星に大きな穴をあけた。
少年がEDMに入ろうとしたきっかけはドルトの一件だった。
それ以前からコロニーの扱いはひどく、コロニー出身者の労働条件は酷いというレベルではなかった。それは少年の両親も同じこと。しかし、そんなときにドルトの一件は起きた。
『ドルトの革命』
そう呼ばれた一連の騒動の後、コロニーでは同じような反抗作戦が開始されたと同時に反抗作戦にギャラルホルンは駆逐という形を取った。
その後革命軍と鉄華団の革命も失敗に終わり、その後革命を起こそうという流れは起きなかった。
しかし、それで終われば話は簡単だっただろう。それで終わなかったのがマクギリス・ファリド事件だった。
EDMという名前はこの時からコロニー圏に広まっていくようになった。事件の一年後に彼らは幹部メンバーを、各コロニー圏の秩序と平和の締結によこした。この時少年はビスケット・グリフォンとサブレ・グリフォンに出会った。
当時、スラムの労働者層のトップに立っていた少年の父親の元に二人は訪れた。二人の若者は会社のコロニー圏撤退とそれに伴う新しい社会の締結を提案した。
大の大人と真正面から食って掛かる二人の若者に少年は憧れを抱いた。
モビルスーツパイロットは苦手だったが、それでも頑張れたのはあの二人のようになりたいと願ったからだ。
そんな少年もこの間16歳になり正規兵として扱われるようになった。恰幅の良い自分がパイロットでいいのかどうか悩んでいた。
いつかあの二人に会いたいという願いを抱いていると、少年である『メロ・デロン』の視界に霊電が現れた。
操縦桿を動かして回避しようとするとメロのジムの腕が吹き飛ぶ。死を覚悟するが、そんな敵モビルスーツが大きなビームで蒸発する。少年を捕まえてヴァルハラまで移動するのは強化外装に乗り込んだガンダムバルバトスリファインだった。
ガンダムバルバトスはミサイルを大量に打ち出すと、弾幕が視界をふさいでいる間に逃げ出していく。
「大丈夫か?メロ」
「ど、どうして僕の名前を?」
メロは驚きを隠せず、つい聞いてしまう。サブレはまるで当然のように答えた。
「忘れないさ。君は俺達に似ているから」
24
俺はメロのジムを本来の所属ではないヴァルハラへと格納する。同時にソニアからのメッセージを兄へと伝える。
「ソニアからメッセージ。ファントムブラッド隊は一旦引いて本体に合流しろと司令官からの命令。同時にソニアがこっちに接触する。以上」
ヴァルハラの前に鎮座するトールにビスケットは艦長帽をかぶり直し、にやけながらサブレに力強く声を発する。
「じゃあ、俺たちが撤退するまでの間に敵の相手は任せたよ」
「はいはい。遅れた分はしっかり働くさ」
同時に小惑星の軌道が大きくそれ、地球降下コースへと変更していく。
どうだったでしょうか?面白かったと言っていただけたら幸いです。新キャラも参加し、アルミリアも正体を兄にばらしてしまい、話は次のステップに移ります。
次回のタイトルは『スターダスト・インパクトⅣ』になります。お楽しみに!