キャラクター
サブレ・グリフォン
概要………幼い頃より分野問わず優秀な成績を残し、両親から絶大な信頼を寄せられっていた。しかし、その信頼は同時に長男であるサヴァランとの確執や溝へとつながっていく。その溝はサブレの心に深い闇を作るきっかけになる。親の信頼にこたえようと自らの心を追い込んでいき、結果親の死にストイックになっていく。その姿はビスケットに不安感を与え、サブレが孤独に向かうきっかけになる。しかし、テムや明楽など周囲の人々とかかわる中で自らの闇を意識しない日々が続く。しかし、オルガやサイガの死を切っ掛けに自らの闇を切り離す選択をしたことが、別の問題を発生させる。当初はクレアやレレなどの女性陣からの恋愛に疎く、鈍い振りをする場面もあったが、自らの闇と向き合う過程でクレアへの恋心を自覚する。アインと戦っていく間に自らの『選別者』としての能力を使いこなすようになる。オルガからの願いでもある鉄華団のメンバーを助けるために行動したりと、原動力になっていた。最終決戦では人類を信じ、後悔が生かされる世界を作る為アインと戦い、自らは外宇宙へと旅立っていく。
クレア・フォン・フレイア
概要………幼い頃より人の心や記憶に触れる力を持っており、父親はあくまでも彼女をフレアを生き返らせるための生贄にしか考えておらず、それがククナが父親を殺そうとするきっかけになる。ククナの目的に関しては最後になるまで気が付けなかった。サブレの事は当初は同じ覚醒者同士という事で注目していたが、接していく間に惚れていく。最終決戦後は姉が自分を生かした意味を知る為、サブレについていく決断を下す。
ビスケット・グリフォン
概要………鉄華団に元々は所属していたが、崩壊後はEDMに転職する。EDMの幹部の一人として活躍し、『ファントムブラッド隊』の一人として活躍する。幼いころにサブレを見放してしまったことに関しては後悔しており、今でも引け目に感じている。妹に甘くサブレとの関係は周囲に「サブレの兄には見えない」と言われることもある。最終決戦後はEDMの後継組織である『太陽系連邦軍』の上層部枠に呼ばれており、招集に応じる構えを見せ、サブレの旅立ちを見送った。
明楽・アルトランド
概要………背が低く幼い顔立ちをしていて、若干空気が読めない所があるが、モビルスーツの才能は人一倍高く、その点はサブレにも評価されている。サブレに制してもらわなければ暴走すると一緒くたにされる。周囲に影響をすぐに受ける癖があり、巨乳好きもシノの影響を受けた結果である。最終的にはメアリーから好意を受け取るが、まるで気が付いていない。最終決戦後はサブレやメアリーと共に外宇宙に旅立っていった。
ノルバ・シノ
概要………ビスケットと同じく鉄華団崩壊後EDMに就職した。サブレから焚き付けられたとはいえ、EDMに入り少しは自信をもってヤマギと出会うことを目標にしていたが、最終決戦の折、ヤマギを失ってしまう。しかし、イオリの優しさに触れる中で多少はましになっていく。最終決戦後は地球に残る。
メアリー・シュシュ
概要………イオリの姉としての自覚が強く、過保護な一面を持つ。しかし、過保護すぎる一面はクリュセ攻防戦においてイオリに悲恋を経験させることになる。後悔やサブレに結局の所で押し付けてしまった事への想いや明楽が自分へ優しくしたことで泣いてしまう。それが明楽への恋へと変わっていく。最終決戦後はイオリへの依存を辞める為、明楽と共に外宇宙に旅立っていく。
イオリ・シュシュ
概要………メアリーの妹として過保護に育てられ、少々危機管理能力が欠ける一面がある。クリュセ攻防戦において悲恋を経験することになり、その後シノ自身もヤマギと悲劇の別れを経験したことでお互いに慰め合う関係になる。最終決戦後は姉とは違う道を進むため地球に残った。
アトラ・ミクスタ
概要………鉄華団において給仕係を担当しており、鉄華団壊滅を見届けた人物の一人。三日月の生存についてはある段階から確信しながらも、三日月の意思を尊重する事にしており、大人びた様子を見せる。最終決戦までファントムブラッド隊の給仕係を務め、最終決戦後もビスケット宅に残る決断をする。
アイン・ダルトン
概要………火星出身者でククナに助けられて以降ククナに対し特別な感情を抱く。サブレと会うまでは選別者としての自覚は薄く、どこか儚げな存在であったが、サブレと戦ったことで前世の記憶が目覚めていった。サブレの中にある闇の存在にも一番早く気が付き、黒衣の騎士を作ろうとして策を練る。クリュセ攻防戦においても黒衣の騎士を使う事でサブレを追い詰め、黒衣の騎士とサブレの同士討ちを狙いながら自らは黒衣の騎士を使って進化しようと考えつく。ククナを愛している一方で、ククナに勝つ気がない事にも気が付いており、サブレに勝つための機体としてアークを建造する。人類のほとんどを消去し、自分の愛するククナだけと自分が生きている世界を作ることで人類への復讐を目的にするが、サブレと戦い敗れ去る。ククナと共に新しい世界へと向かっていった。
ククナ・フォン・フレイヤ
概要………木星のスラム街出身で木星帝国人である父が愛人との間に作った子供であるが、父や母親からのまともな愛情は受けておらず、義理の母親であるフレアを母親として慕っている反面、父親には憎しみに近い感情を抱くようになる。木星帝国に所属したのも皇帝を内側から殺すことが目的だった。アインの最終的な目的やアイン達の存在する理由はある段階で気が付いており、人類そのものにはあまり興味は無いが、妹が生きる未来を見付けたい一心で行動を起こす。アインと共に最後を共にすると決め、サブレの手によって新しい世界へと向かっていく。
ジャック
概要………元ヒューマンデブリであり、幸せになる方法が分からずある意味八つ当たりのような気持で戦い続けてきた。彼自身の本心としてはヒューマンデブリ廃止は反対であり、唯一の居場所を奪われる行為以外何者でも無かった。戦いの中での死に場所を探し、明楽を宿敵としてとらえつつ、ククナの計画を遂行するためのメンバーに選ばれる。最終的には明楽と戦い、明楽から「生きてほしい」という言葉を受け、生きて人間として自分に何が出来るのかを探す旅に出る決断をする。最終決戦後においてはテラたちと共に旅立つ。
アルミリア・ファリド
概要………マクギリス・ファリド事件後に彼の過去を知り、ギャラルホルンを激しく憎悪する。父やガエリオ達に対する復讐を兼ねてアインの計画に参加しており、復讐を果たした後は記憶を消して行動していたが、木星との戦いではそれが災いし愛し合っている者の波長に耐え切れず、ヤマギを殺してしまう。シノとの戦いで敗北、ジャックの手によって殺された後はサブレの手によって次の世界に導かれた。
モンターク
概要………ガエリオ・ボードウィンの現在の名前。表向きは死亡したことになっており、クリュセ攻防戦の前後からゲイナー一派と共に行動することが多くなる。最終決戦ではペペロを倒す。最終決戦後はアインのクローンを引き取り、テラと共に旅立っていった。
三日月・オーガス
概要………昭弘と肉体を共有することでかろうじて生きており、肉体のほとんどは機械で補っている。こんな肉体をアトラたちに見られたくないという気持ちと、元鉄華団としての責任を一人で背負っており、結果から見てビスケットにアトラを譲る要因になる。最終決戦ではFを殺し、その後はファントムブラット隊の防衛を終えた後はモンタークとジャックと共に現場をあとにし、鉄華団の責任を背負ってテラたちと償う旅に出る。
F
概要………三日月同様のサイボーグの肉体を得ており、テラに対して忠誠心を持っている。テラが死んだ(と思い込んでいた)時は復讐心から前が見えなくなっており、ペペロの口車に乗せられてしまう。ペペロの計画を遂行する為に三日月と戦うが、一瞬の隙をつかれて敗れ、命を落とす。
ペペロ
概要………アグニカ・カイエルのクローンとして生まれ、自らの肉体や生まれた意味に対して歪んだ認識を得るに至る。自分だけの世界を作ろうと作戦を練るが、オズボーンや鉄華団の前に敗れ去る。自らの肉体を捨て、脳だけになるなど様々な実験を行っており、自らの野望の為ならあらゆる犠牲もいとわない。
オズボーン
概要………木星帝国の幹部の一人で木星議会の議長を務めるなど、あくまでも裏方に徹していたが、ペペロの野望を知り戦いを挑んで勝利を収める。最終決戦後は太陽系議会の一人に選ばれる。
テラ
概要………木星帝国の幹部の一人で亡くなったと思われていた。しかし、実は生きており最終決戦において介入する。Fの死をみとり、その後は三日月達と共に償うたびに出る。
ゲイナー
概要………人体開発のスペシャリストで木星帝国やEDMからも一目置かれている存在。隠れることを得意としており、長年木星帝国から逃げ続けていた。最終決戦後はテラに自らのメンバーを任せ息を引き取った。アカシックレコードの計画に加担していた人物の一人。
登場機体(ただし最終決戦時に大きな変更が加わった機体か新しく登場した機体のみ)
ガンダムエデン・フォーエバー
概要………ガンダムエデンが木星での戦いにおいて損傷してしまい、改修を余儀なくされた際に、アカシックレコードから提供されたユニコーンガンダムとフェネクスを取り込んで作られた機体。外見はユニコーンガンダムそのものであるが、角が二本とカラーリングがトリコロールに変更されている。シールドもユニコーンガンダムとフェネクスが使用していた物をそのまま流用しており、武装は切り替え式のライフル。ビームサーベルとネオ・ファンネルのみになっている。原型であったユニコーンガンダムに搭載されていたNT-DはEF-Sというシステムに変更されている。しかし、ユニコーンガンダムのフレームに強引にコックピット周りとエイハブリアクターとパーティクルドライブを強引に搭載したものになった。開発時間さえあれば更に高性能な機体が出来ており、実際に開発プランには上位機が用意されていた。
ガンダムアーク
概要………サブレに勝つ為にアインが用意していた機体。両肩にキャノンと高機動力用のスラスターなどあくまでもシンプルになっており、最終決戦において大破したエンペラーに変わって戦いを挑んだ。当初は押していたが、アイン自身の油断とサブレの機転、運の良さとAIの存在によって逆転を許してしまう。最終的にコロニーの崩壊に巻き込まれてしまう。
ガンダムエンペラー最終決戦用装備パーフェクト
概要………ククナが最終決戦へと向かうアインの為に開発した機体だが、機体性能はエデンフォーエバーより下で在り、終始押されることになる。最終的にはエデンの手によって大破しながらもサブレの足止めには成功する。
ガンダムバルバトス・グシオン
概要………ガンダムバルバトスとグシオンの性能を合わせることに成功した機体。三日月と昭弘が二人で扱う事が前提になっており、全体的にバランス良くパワーアップしており、最終決戦においてはスピードで負けていたが、退路を塞ぐ先方の前に勝利を収める。
零
概要………F専用にペペロが開発した新型機、恐ろしく速い機体であるが、かなり脆く、一撃必殺のような強力な一撃を受けた場合は一撃で破壊されてしまう。実際アインがアークを完成させるために造ったスピード特化型の機体。外見は鎧武者を連想させるような見かけをしている。
クラウン・クラウン
概要………ペペロが開発したモビルスーツでピエロの見かけをしており、量産型機と同性能であるが、ペペロが一人で動かすことを目的にしており、システム周りは真新しいものが採用されており、アインの目的はこのシステムであった。
ガンジュ
概要………EDMの新型量産モビルスーツ。ごっつい見かけに反し素早い機動力を持っており、今までの戦闘データをもとに開発された。様々な武装を搭載でき、基本的な姿はバランスよくできている。鉄華団にも一時的に貸し与えられる。
その他の設定
太陽系共和国………経済圏に変わる全く新しい国の名前。現在は地球と火星、木星が参加しており、金星も参加を表明している。
太陽系連邦軍………EDMと経済圏の防衛軍などが合併して誕生した軍隊。木星帝国の軍事力も吸収されており、初代元帥にはアルベルトが襲名した。誕生したばかりで部隊編成に追われているが、そんな中外宇宙探査船団を組織するなど細かい行動を起こす。
外宇宙探査隊………大きな移動型コロニーと覚醒者を中心に作られた外宇宙を調べることをメインに組織された部隊。軍隊以外にも多くの組織や人々が搭乗することで完成された。初代代表にはサブレが抜擢され、まずは最も近い地球型惑星へと向かっていった。エピローグでは第一期外宇宙調査隊が帰還するところから始まる。
次回でいよいよ最終話となります。前回から十五年ほどが経過しており、サブレとビスケットの会話の中でみんなの未来が見えてきます。それでは最終話でお会いしましょう。
最終話のタイトルは『繋がっている世界 エデン・オブ・フォーエバー』になります。