八幡は魔法科高校に入学する。   作:丹下

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タイトル通りこの人が出て来ます!!

誤字報告ありがとうございます!!本当に助かります…!




ではどぞー!


服部刑部少丞範蔵副会長

 

八幡が生徒会室に入ろうとしたのだが、八幡はIDが認証登録されていない為扉が開く事はなかった。

 

「八幡…」

 

達也が八幡の行動に呆れる。

 

「八幡さん緊張なさってるのですか?」

 

「そ、そんなことないですよ?」

 

八幡は顔を赤くして答える。流石に少し緊張していたのだろう。

 

「IDを登録して頂いているので開けますね」

 

深雪がそう言って生徒会室の扉を開ける。

 

「失礼します」

 

深雪が入り、その後に達也と八幡が続いて入る。すると、昼に空いていた座席に1人座っている男子生徒がいた。

 

「副会長の服部刑部です。司波深雪さん生徒会へようこそ」

 

そう言って八幡と達也を無視して自分の席につく服部。深雪は2人をスルーされたことに腹を立てるがそこは抑えた。

 

「よっ!きたな」

 

「いらっしゃい、深雪さん。八幡くんと達也くんもご苦労様」

 

摩利と真由美が3人を迎え入れる。

 

「ではあーちゃんお願いね」

 

「はい…」

 

真由美があずさに指示を出し、あずさはあーちゃんと呼ばれてることに落ち込むが深雪を端末まで案内する。

 

「八幡くんはMAXコーヒーでいいかしら?」

 

「おい、真由美…今からこの2人を風紀委員会本部へ連れて行くんだが…」

 

マイペースな真由美に摩利は呆れた感じに目的を告げる。

 

「えーちょっとくらい、いいじゃない!MAXコーヒー仲間なんて初めてなんだから!」

 

真由美は頬を膨らませ、摩利に抗議する。

 

「はぁ…話が終わってからゆっくり話せばいいだろう…」

 

えっ?終わったらマッ缶会長の相手するの?MAXコーヒートークなら何時間でもできそうな気もするんだけど…できるのかよ…

 

「わかったわよ…八幡くん!後でゆっくりお話ししましょうね!」

 

そのセリフに服部と深雪が反応し八幡を睨む。

 

「時間があれば…」

 

視線が怖い…深雪はなんでそんなに睨んでくるの…MAXコーヒー飲んだらダメとか…?

副会長はなんかすごい形相になってますけど…どうしたんですかね…

 

「では行こうか、と言ってもここの下なんだがな」

 

摩利が達也と八幡を風紀委員会本部を連れて行こうとする。

 

「渡辺先輩待ってください!!」

 

「なんだ、服部刑部少丞範蔵副会長」

 

えっ?今なんて?名前長くないですか…それは…はんぞーくんって呼ばれますね…

 

「フルネームで呼ばないでください!」

 

そんな長いフルネームでも覚えてもらえるって嬉しいことだと思うんですが…俺なんて苗字すらちゃんと覚えてもらえないんですよ…はんぞーくん…

 

「じゃあ服部範蔵副会長」

 

忍者かよ…忍術使いの副会長かよ…材木座が聞いたら羨ましがりそうだな…あの中二病が忍者へとシフトチェンジするだけですね…

 

「服部刑部です!」

 

「それはお前の家の官職だろ…」

 

官職とかあるんですね…

 

「今は官位なんてありません!学校には服部刑部で届けが受理されています!ってそんなことを言いたい訳ではなくてですね…」

 

官位がないのになんで刑部なんですかね…

 

「渡辺先輩、お話ししたいのは風紀委員の補充の件です」

 

服部がそう言って八幡と達也を見る。

 

「なんだ?」

 

摩利は少し前のめりになり服部を睨む。

 

「その一年生二人を風紀委員に任命するのは反対です!」

 

雰囲気的にそうだろうと思ってました…だが小町と水波の為に俺は風紀委員にならないといけないんですよね…

 

「おかしなことを言う。司波達也くんに関しては生徒会推薦枠で指名したのは七草会長だ、口頭であろうが、指名の効力には変わりない」

 

 

「比企谷八幡くんについてだが教職員推薦枠で任命したのは森崎駿の推薦枠が取り消しとなり、任命権を我々に託して貰ったのでな、私と七草会長と十文字会頭の三人で決めたことだ」

 

 

えっ?十文字会頭って誰ですかね…十文字?十師族かよ…ここには何人十師族がいるんですかね…てかその人俺知らないんだけどなんで指名されてるんですかね…

 

「その二人は受諾してないと聞いています。本人達が受け入れるまで正式な指名にはなりません」

 

「それは二人の問題だな、達也くんに関しては生徒会の意思表示も生徒会長によって既になされている。比企谷に関しては先生からも承諾を得ている。よってこの二人の問題だ、君には口出しする権利はないよ」

 

摩利は達也と八幡を見ながらそう伝える。

 

「過去、ウィードを風紀委員に任命した例はありません!」

 

うわぁ…この副会長までウィードとかブルームとか言って優越感に浸ってるタイプなんですかね…生徒会大丈夫ですかね…

 

「それは禁止用語だぞ、服部副会長。風紀委員長である私の前で堂々と使用するとはいい度胸だな」

 

摩利は服部に対して摘発するぞと発言する。

 

「取り繕っても仕方ないでしょう。それにブルームに劣るウィードが校則違反者を取り締まれるはずがありません!」

 

 

「風紀委員は実力主義だが、この二人にはちゃんとした実力がある。何も実力とは力比べな訳ではないだろう」

 

服部の主張に摩利はその根拠を述べる。

 

「その二人にはその適性があると?」

 

「ああ、そうだ。達也くんに関しては展開された起動式を読み取れることができる。比企谷に関しては一科生相手にも通用する対抗魔法が使用できる」

 

あっさりバラされちゃった…いいんですけどね…

 

「なんですって…?」

 

服部は摩利の説明に驚愕する。

 

「これが我々が二人を推薦する理由だ」

 

服部は黙り込んだがすぐに口を開く。

 

「しかし、展開された起動式が読めるからと言って実際魔法が使用された時に止められるわけではないじゃないですか!」

 

服部は達也に白羽の矢を向けた。

 

「そんなものは一科生でも同じだ、それにこの二人を風紀委員会に欲する理由はもう一つある」

 

「今まで二科生が風紀委員会に任命されたことはなかった。それは二科生の生徒の魔法使用違反も一科生が取り締まっていたということだ。それは私が指揮する風紀委員会では差別意識の助長するということは、私の好むことではない」

 

摩利は自分の考えを服部に伝える。

 

「会長!私は副会長として司波達也、比企谷八幡の両名の風紀委員会就任に反対します。渡辺先輩の主張には一理ありますが、やはり二科生には荷が重すぎると思います」

 

服部は真由美に抗議する対象を変えた。

 

「ちょっと待ってください!!」

 

深雪が我慢できなくなったのか横槍を入れる。

 

「僭越ですが、副会長。兄は確かに実技の成績が芳しくありませんでしたがそれは実技テストの評価方法が兄の力が適合しなかっただけです!兄は実戦なら誰にも負けません!」

 

さすがはブラコン深雪先生ですね…けどこれはただはんぞーくんを煽るだけだと思うんだが…

 

「それに八幡さんだって数学が悪くなければ一科生だったはずです!」

 

数学ができないことをこんなところで堂々と言わないで貰えませんか…穴があったら入りたい…

 

「司波さん、魔法師は事象があるままに冷静に論理的に認識しなければいけません。魔法師を目指す者には身贔屓に目を曇らせることのないように心掛けなさい」

 

冷静に論理的にか…そんな綺麗事並べてはんぞーくんが実際できるんですかね…

 

「それに彼は数学の成績が良くないから二科生になったと仰いましたね。一般教科すら碌に出来ない人間に風紀委員が務まると思いますか?そんな死んだ魚の様な目をしているウィード如きに」

 

服部が八幡を挑発した。その一言で深雪が我慢の限界を超えそうになる。

 

「そんなDHA豊富そうに見えますか?かしこそうっすね」

 

「ぷっ」

 

八幡の一言に真由美が思わず笑ってしまう。

 

「き、貴様ふざけているのか?推薦されたくらいで思い上がるなよ!!」

 

怒っちゃったよ…あの時の平塚先生以上に…この人も結婚できないんですかね…誰かもらってあげて!!

 

「魔法師は冷静になんじゃないんですかね?」

 

「ぷっははははもうダメ…八幡くんやめて…!」

 

真由美が笑いを堪えきれなくなり八幡を止める。

 

「お前ってやつは…」

 

「八幡さん…空気を読んでください…」

 

摩利は呆れ、深雪は爆発するタイミングがなくなり八幡に不服そうな視線を送る。

 

「服部副会長、俺と模擬戦をしませんか?」

 

達也が鋭い目つきで服部を睨む

 

「お前までふざけているのか?思い上がるなよ補欠の分際で!!」

 

服部はもう止められないくらいキレている。

 

「風紀委員になりたいわけではないですが…妹の目が曇っていないと証明する為、それに従兄弟が馬鹿にされているのを黙って見てる訳にもいきませんので、やむを得ません」

 

「いいだろう…身の程を弁える必要性をたっぷり教えてやる…」

 

服部に深雪と八幡を侮辱され達也が怒り、模擬戦を申し込み服部はそれを承諾する。

真由美がその模擬戦を認め、風紀委員長の摩利の立会いの元、模擬戦が決定した。

 

 

校内で生徒会役員、風紀委員会、部活連幹部以外の持ち歩きは許可されていない為、許可証が必要になる。

 

「八幡くんもCAD取って来といてね♪」

 

真由美が達也に許可証を渡した後、何故か八幡にも許可証を渡す真由美。

 

「えっ?」

 

なんで俺までCAD取ってこないといけないんですかね…まさか達也のとばっちり…

 

「話に聞いてた通りだね」

 

真由美が去り際に八幡の耳元で囁く。

 

「はっ?」

 

八幡の反応を無視してその場から立ち去る真由美。

 

「どういうことですか…」

 

八幡は真由美の言葉の意味がわからずその場に立ち尽くしそうになるが達也と深雪の後を追いかける。

 

CADを受け取る為、事務室へとやって来た。

 

「八幡も許可証をもらっていたんだな」

 

達也がわかっていたかのように八幡に問いかける。

 

「俺まで模擬戦させられるのか…?理不尽だろ…」

 

「巻き込んでしまったみたいですまないな、でも元は八幡が俺を巻き込んだんだぞ?」

 

「そんなこともありましたね…」

 

「おい………さっきは深雪が爆発するのを止めてくれて正直助かった…」

 

あの時八幡が発言しなかったら深雪は更に怒っていただろうと達也は確信していた。

 

「以前に同じことを言われたことがあったからその時と同じように返しただけだ」

 

「そうか…ありがとう八幡」

 

そう言って達也は深雪のとこへ戻っていった。

 

「お礼言われることしてねぇよ…」

 

八幡は達也に聞こえるか聞こえないくらいの声でボソッと言い、戻っていく。

 

「お兄様…八幡さん…申し訳ありませんでした…」

 

深雪が深々と頭を下げて達也と八幡に謝る。先程の出来事を反省しているのだろう。

 

「お前が謝ることじゃないさ」

 

「俺は何もしてないんだが…それにあれは副会長の差別意識の方が問題あるんだし、深雪は悪くねぇんじゃねぇの?」

 

二人は深雪は悪くないと慰める。

 

「それに達也には今は別の事を言ってやった方がいいんじゃないか?」

 

八幡は続けて深雪に伝える。

 

「はい…頑張ってくださいね!お兄様、八幡さん!」

 

「俺は何もする気ないんだが…」

 

深雪にまで模擬戦あるぞと言われる八幡。

 

そして三人は演習室へと入っていく。

 

 





次はようやく模擬戦です…!
達也ははんぞーくん!?
八幡は…模擬戦するんでしょうか…w

そろそろいろはす登場させたいとか思ってたりします←
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