誤字報告ありがとうございます!
今回はうまくかけてるか自信ありません…w
いつも以上に暖かい目で見てください。
ではどぞー!
「俺が目をつけられているってことですか?」
八幡は昨日葉山に言われた一言を真由美に告げる。
「知っていたんですね…」
真由美少し落ち込んだ雰囲気を出す。
「昨日、葉山に言われたんで」
「葉山くんがね…あの子は今必死だと思うの、それでハチくんにそういう事を言ってしまったのね」
真由美は葉山の何かしらの事情を知っているようである。
「それよりも、俺なんかに雪ノ下家の話をしていいんですかね…」
八幡はあまり聞いていい話ではないと思い真由美に確認をする。
「ハチくんに関しては目をつけられている張本人なので、いいと判断しています。他に漏らすことは避けていただきたいですが」
要するに話すけど他言無用って訳ですね…
「厄介ごとは嫌なんですけど…」
「少し遅いかもしれないわね、順を追って説明しますね」
真由美は何故八幡が雪ノ下家から目をつけられているのかを説明してくれるようだ。
「お願いします…」
「雪ノ下家は七草の分家っていうのはご存知ですね?」
「はい、それくらいなら」
「雪ノ下家は
えっ?そうなの?全然知らなかったです…
「知りませんでしたけど」
「そうですか、雪ノ下家は
へっ?俺が四葉だってバレてるのん?それはないか…
「どういうことなんですか?」
「師補十八家の一色家のご令嬢…一色いろはさんをご存知ですね?」
いろはすやっぱりご令嬢だったんですね…
「まぁ…妹達とも仲が良いので…」
「中学の時に生徒会長選挙で一色いろはさんが生徒会長になりましたね?ハチくんの協力を得て」
まぁ…そういうことになるんですかね…応援演説した水波が凄かったってのが一番じゃないですかね…
「協力って言っても俺はただ提案しただけですよ…それが何か関係あるんですか?」
「一色家の方が生徒会長選挙に立候補したと言う話を知り、雪ノ下家が雪乃さんが生徒会長になる様に仕向けたんです。実質動いていたのは多分、陽乃さんですね」
あの人が動いてたから雪ノ下が生徒会長になるって言い出したのか…?
「ハチくんは雪乃さんに立候補させることなく終わらせたと聞いています」
「一色がやる気を出せばいい話だったんで…依頼として会長をやらせたって一色の問題は解決しないと思ったんで…」
「依頼?それは私にはわかりませんが、それにより雪ノ下家では雪乃さんが一色いろはさんに負けた。雪ノ下家は敵対視している二十八家の一色家に魔法ではなくとも負けたことが許せなかったんでしょうね」
中学生同士のたかが生徒会長選挙じゃないですか…
「そして雪ノ下家当主の雪ノ下
要するに俺は完全に無関係なのに雪ノ下の所為で巻き込まれたってことでいいんですかね…?
「一色家と関わりはないんですが…」
「この件に関しては私も父から聞いた話なんでどこまでか本当かわかりませんが…一色家と関わりがないならこちらから何か言えるかも知れません」
七草の言うことなら雪ノ下当主も納得してくれるってことですかね…
「そうしてもらえると助かります…」
「ですが今、七草と雪ノ下はあまり良い関係とは言えないのであまり期待をしないでください」
うわぁ…それ取り合ってもらえないやつですよね…
「どういうことですか?」
「私の父…七草の当主が陽乃さんを次期当主候補に上げてしまったのが原因です」
えっ?魔王が七草の当主になるかもしれないんですか…日本大丈夫ですかね…
「会長的には複雑な感じなんですね…」
八幡は本家の人間ではなく分家の人間を当主にするということに対して本家の人間を少しだけ憐れむ。
「むしろ陽乃さんなら納得よ、私達の家族は陽乃さんのことが大好きで尊敬しているから反感なんてなかったの。もちろん私もね」
「そういうもんなんですか…」
八幡は陽乃が凄い人だとは思っていたが七草家を納得させるほどの人物だと言う事実に驚いている。
「でも候補とは言っても分家から選ばれるなら雪ノ下家にしてみたら嬉しいことなんじゃないんですかね…」
「雪ノ下家は
雪ノ下家ってテロ組織予備軍みたいな感じなんですかね…
「では何故七草家の分家に雪ノ下家につけたままなんですか…?」
「七草家は雪ノ下家を監視下に置いていると言った方が正しいのかも知れませんね」
七草家って厄介な家を抱え込まされて困ってる的な感じなんですかねぇ。
「監視下ですか…雪ノ下家って危ない家なんですか…?」
八幡は真由美に雪ノ下家の危険度を問う。
「弦蔵氏は表向きは県議会議員で雪ノ下建設の社長ですが裏の顔も持っております」
「裏の顔…?」
「詳しくは言えませんがあまり良くないことですね」
気になるけど聞いてしまったら最後後に引き返せなくなりそうじゃないですか…
「そんな雪ノ下家が俺に目をつけられているのは一色の生徒会長選挙だけなんですかね…?それに生徒会長選挙って一年以上も前の話なんですけど、なんで今更って話になるんですが…」
八幡は話を変えて真由美に問いかける。
「あまり言いたくはないんですが…陽乃さんが弦蔵氏を抑えてたってのが一番大きかったです」
えっ?魔王が抑えてた?どういうことですか…
「抑えてたってことは雪ノ下さんが俺を庇ってたってことですか…?」
信じられないんですが…
「そうよ、あの人が誰かを庇うなんて今まで見たこともなかったから聞いた時はびっくりしましたが…」
「けど抑えてたってことは…もう抑えてもらえてないってことですか?」
だからこれから何かあるかもってことですね…
「七草の次期当主候補に選ばれてからは陽乃さんは雪ノ下家での発言力がなくなったのよ…」
なるほど…雪ノ下さんの発言は雪ノ下家の次期当主としての立場があったからってことですね…七草家の当主さん何しちゃってくれてるんだよ…
「てことは雪ノ下が雪ノ下家次期当主ってことですよね…?」
「そうよ…雪乃さんが今雪ノ下家で発言力を陽乃さんより持ってることになるの」
事態の深刻すぎることを把握しました…
「葉山が言ってたことは脅しではないということですか…」
「そうね、あの子も雪乃さんの婚約者になれる様に今必死になっているってとこかしら」
どんだけ雪ノ下のこと好きなんだよ…
「雪ノ下さんには今度お礼を言わないとですね…」
「雪ノ下家の動きがあればハチくんに報告させて頂きます。七草家としてもハチくんに危害を加えさせないようにすると当主も言っています」
七草家ってめっちゃいい人達なんじゃないんですか…
「ありがとうございます…」
「風紀委員なら学校でもCADの持ち歩きができますので、必ず持ち歩くようにしてくださいね」
風紀委員に推薦されたの…さっきの話が表向きな理由で雪ノ下家の話が本命な気がしてきたんですが…
「それと、これは私のプライベートナンバーです。何かあれば連絡してきてね」
真由美はウインクしながら八幡にプライベートナンバーを渡す。
「何かあれば連絡しますね…」
「ハチくんのプライベートナンバーも聞いておくわね」
「これです…」
八幡はプライベートナンバーを真由美に渡す。
「話はこれで終わりよ、ごめんね入学早々に嫌な話しちゃって」
「いえ、情報提供ありがとうございます」
「今度私の家に招待するね!父も陽乃さんが庇うほどの子を見てみたいって言ってたから」
えっ?七草の当主と会うんですか…?真夜伯母さんに確認しないとダメですよね…
「わかりました…機会があれば」
「今日でもいいわよ?」
今日とか無理ですよね…うん…
「いや、そのですね…」
「冗談よ、じゃあそろそろ戻りましょうか」
「…わかりました」
応接室から出ると生徒会室の雰囲気が何故か冷たかった。
「なんか寒くないですかね…」
八幡がそういうと八幡の隣に深雪がいた。
「私が隣にいると寒いですか…そうですか…」
「いや…そういうわけではなくてですね?ちょっと温度差があったというか…」
「会長は温かったと?」
「すいませんでした!」
八幡は深雪の威圧に耐えれなくなり頭を下げた。
「あとで詳しくお話ししましょうね八幡さん」
「はい…」
深雪の絶対零度の笑顔には敵わないと思った八幡であった。
八幡は風紀委員会本部へと帰ってきた。
「うわ…めっちゃ綺麗になってる…」
「どうだ、私だってやればできるんだ」
八幡の一言に摩利が机に座りながらドヤ顔で答える。
「委員長、先程もいいましたが机に座らないでください」
「わ、悪い…」
達也が摩利に指摘する。
「ハヨースッ」
「オハヨーございまス!」
二人の風紀委員と思われる人物が二人入ってきた。
「おっ、姐さんいらしてたんですかい」
二人の内のガタイがいい方の先輩が摩利の事を姐さんと言う。
姐さんって呼ばれてるんですね委員長…似合いますけど…
「委員長、本日の巡回終了しました!逮捕者ありません!」
もう一人の体育大会系の雰囲気の先輩が摩利に巡回報告する。
「……もしかしてこの部屋姐さんが片付けたんで?」
ガタイのいい方の先輩が摩利に問う。
スパァン!
いい音と共にガタイのいい方の先輩が摩利にどこから取り出したかわからないノートで叩かれていた。
「姐さんって言うな!何度言ったらわかるんだ!鋼太郎お前の頭は飾りか!」
摩利は鋼太郎の頭を抑えつけている。
「そんなポンポン叩かねぇでくださいよ、あ…いえ委員長。ところでその二人は新人ですかい?」
鋼太郎は達也と八幡を見てぼやいた。
「こいつらはお前の言う通り新人だ。一年E組の司波達也と比企谷八幡だ、達也くんは生徒会枠、比企谷は教職員枠でウチに入ることになった」
摩利は二人の説明をする。
「へぇ紋無しですかい」
「辰巳先輩、その表現は禁止用語に抵触するおそれがあります!この場合二科生が適切だと思います!」
風紀委員の先輩二人は八幡と達也に向かって告げる。
「お前達、そんな単純な了見だと足元をすくわれるぞ?先程、服部が足元をすくわれたばかりだ」
摩利は風紀委員の二人に先程の模擬戦の話をする。
「そいつらがあの服部に勝ったってことですかい?」
「ああ、正式な試合でな」
「何と!入学以来負け知らずの服部が新入生二人に負けたと?」
「大きな声を出すな、沢木。ここだけの話だ」
摩利の一言で二人は八幡と達也をじろじろ見つめる。
「そいつは心強え」
「逸材ですね、委員長」
二人は達也と八幡の潔く見る目を変えて賞賛する。
「意外だろ?」
「はっ?」
「この学校はウィードだ、ブルームだとつまらない肩書きで優越感に浸り劣等感に溺れる奴らばかりだ。正直言ってうんざりしていたんだよ、私は。だから私は今日の試合はチョッとばかり痛快だったんだがね。幸い、十文字も真由美も私がこんな性格だって知っているからな。生徒会枠と部活連枠は、比較的そういう意識が低いやつを選んでくれている。優越感がゼロではないが実力の評価がきちんとできる奴ばかりだ。」
摩利は嬉しそうに話している。
「3-Cの辰巳鋼太郎だ。よろしくな比企谷、司波。腕の立つ奴は大歓迎だ」
「2-Dの沢木碧だ。君達を歓迎するよ」
そう言って握手を求める二人。
「ただいま戻りましたであります!委員長殿!」
材木座が何処かに行っていたらしく戻ってきた。
「おっ!材木座じゃねぇか、また姐さんにコート取られたのか?」
辰巳先輩がなんで材木座を知っているんだよ…コートって初日のアレかよ…
「辰巳殿!!今日はこの二人の付き添いであります!!」
「あ…委員長、材木座は風紀委員には入れないんですかい?」
辰巳は材木座の事を評価しているようだ。
「こいつは風紀委員見習いとしてここにいてCADとかのメンテナンスをさせようと思っている」
「よかったじゃねぇか材木座!」
「我は剣豪将軍!委員長の為に精一杯頑張るであります!」
こうして材木座は風紀委員見習い(雑用)として風紀委員会に所属することになった。
「八幡…なんで材木座はあんなに乗り気なんだ?」
達也は材木座の受け入れ態勢に疑問を抱いて八幡に問いかける。
「あいつ中学まで碌に人と関わってなかったからああやって接して貰えるのが嬉しいんだと思うぞ…」
「そういうことか…」
八幡の説明を聞いて少し呆れていた。
雪ノ下家はこんな感じで結構黒い家ということにしました…!
魔法科高校の世界なんで…裏の顔は必ずあるということです…!w
陽乃に関しては七草家次期当主候補ということにしてみました。
まだ本人登場は先になります…w
いろはすはお嬢様でした…w
一色家は二十八家なんで…
次回はあの人が…出てくるかも…?