八幡は魔法科高校に入学する。   作:丹下

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下手くそですが温かい目で見てもらえると嬉しいです!



ではどぞ!!


入学編
八幡は第一高校に足を踏み入れる。


 

 

国立魔法大学付属第一高校入学出来ただけでそれはとてもつもなく幸運なことであるらしいのだが……

何故千葉から離れてわざわざ東京にある魔法科高校に入学しなきゃだめなんだ…

 

 

文句を言いつつも内心、比企谷八幡は入学式に期待を胸に踊らせながら胸にエンブレムがない一高の制服を着用し登校していた。

 

「中学の時みたいに事故には遭わない、見ても助けないまである。」

 

中学の入学式の日に犬が車に轢かれそうになった所を助け車に轢かれ足を骨折してしまった。

その時は浮かれていてCADを持っていなかった為、硬化魔法などで防げなかったのである。

 

 

一高の校門が見えたその先には…

 

茶色のコートを羽織い一高の制服を着たふくよかな男子生徒が腕を組みながら立っていた。

 

 

 

 

「はちえも〜ん」

 

八右衛門さん?そんな変わった名前の人がいるんだなぁ…八右衛門さん早く返事してあげて!

 

 

 

「なんで我を無視をするのだ!八幡よ!!」

 

……本当にマジで、声かけないで?すごく目立つから…周りの視線が痛いから…

 

「なんだ…材木座」

 

「お主と一緒に行こうとしたのだが、新しい家の場所を聞いていなかったのでな校門で待つことにしたのだ!!!」

 

こいつの名前は材木座義輝…一応俺の幼馴染である…あくまで一応だから!!!

 

「入学式くらい1人でいいだろう…寧ろこの先ずっと1人なまである」

 

いや…俺には戸塚がいる…戸塚と小町と水波がいればもうハチマンナニモイラナイ

 

「我がいるであろう…」

 

いや……お前が勝手にいるだけだよね??ハチマンシラナイ

 

「はぁ…」

 

ため息をついていると肩に風紀委員会の腕章をしたショートヘアの女性がやってきた。

 

えっ?俺なんかした?普通に登校して来たんだけど!!目が腐ってるから連行されちゃうの??やだ一高怖い…

 

「君、ちょっと来てもらおうか」

 

そう言って材木座の肩を掴む女性。

 

俺じゃないのかよ!ちょっとビビって損したっ!

 

「………」

 

材木座は冷や汗をだらだら垂らし八幡の方へ『助けて!八幡!』と視線を送ってるのだが…

 

「材木座よかったじゃねぇか初の逆ナンだぞ?」

 

そう言って八幡は材木座を見捨ててその場を去る。

 

 

「は、は、は、はちま〜ん」

 

 

と聞こえてるのだが八幡は無視して去って行った。

 

 

「はぁ…かなり早く来てしまった…」

 

朝早く目が覚めてワクワクしながら登校した八幡は暇を持て余していた。

 

すると…

 

「納得できませんっ!!!!」

 

1人の女子生徒が高身長の男子生徒に異議を申し立てていた。

 

リア充め!砕け散れ!!!

 

八幡はそう心で叫び、止まることなくその場を後にした。

 

「マッ缶飲んで本でも読んで時間潰すか…」

 

 

マッ缶を買う為、構内の自販機に来ていた。

 

「マッ缶仕様の自販機があるだと…千葉でも置いてるところが少ないのに…流石一高だ!」

 

八幡が初めて一高の事を褒めたのがマッ缶仕様の自販機だった。

 

マッ缶を買いベンチに座ろうとした時…

 

「新入生の方ですか?会場はあちらですよ?」

 

小柄で可愛らしい先輩であろう方が八幡に声をかける。

 

「ひぃや!マッ缶買いに行ってただけなんで」

 

八幡は最初は挙動不審になるが、すぐに落ち着き冷たく返事をしその場を後にしようとするが…

 

「マッ缶!!貴方もマッ缶が好きなんですね。」

 

えっ?マジで…初めてマッ缶を理解してくれる人に会ったよ!!小町、水波!!

 

 

「先輩もマッ缶が好きなんですね!!」

 

普段なら女子に話しかけられても挙動不振になる八幡だが…マッ缶好きな女性なら話は別らしい…

 

マジべっー!マッ缶好きな人に会うとかマジべっーしょ!!

 

戸部ってしまうくらいテンションが上がっている。

 

「私初めてマッ缶が好きな方にお会いしました、あの自販機を入れた甲斐がありましたね!!」

 

「えっ?先輩があのマッ缶仕様の自販機を…?」

 

この人どんな権力持ってるんだよ!!

でもこの人には感謝しかない…この人のおかげで俺は此処でマッ缶を飲めていると言うことである。

 

「あっ!申し遅れましたね、私は、この第一高校で生徒会長を務めています、七草真由美と申します。ななくさと書いて七草です」

 

七草ってアレだな、十師族だったな…

生徒会長か、どこぞの一色とは大違いだ…

十師族で生徒会長…やだマッ缶先輩権力ありすぎて逆らえない…

 

「ひ、比企谷八幡です…」

 

俺も名乗る必要あったのかな…しかも名乗っても名前覚えてもらえないまである。

 

「貴方が比企谷くんね、噂は聞いているわ」

 

えっ?噂?もしかして四葉の分家の人間って知ってるのん?

 

「噂ってなんですかね…?」

 

「第一高校始まって以来の前代未聞の数学0点を出した子って教員の間じゃ有名よ?」

 

 

がああああああああああ!!布団に入って泣きたい!!

 

でも、まぁ数学は仕方ない…ハチマンワルクナイ数学が悪い!!数学を作ったやつが悪い!!!世界が悪い!!!

 

 

「いや…それはその…アレで…」

 

「ふふっ、数学頑張ってくださいね。私はリハーサルがあるので失礼します、またね比企谷くん」

 

そう言ってマッ缶先輩は去っていた。

 

 

 

八幡はベンチに腰掛け読書をしていると…

 

 

「誰かと思えばヒキタニくんじゃないか、君も此処に入学してたんだね」

 

爽やかスマイルで八幡に話しかけてきたのは、同じ中学出身の葉山隼人。

 

はぁ…なんで此奴と同じ学校なんだよ…此奴がいるってことは…

 

「何のようだ葉山」

 

「同じ中学出身なんだ、話しかけても不思議じゃないだろ?」

 

あくまでこのスタンスを貫くつもりか…うぜぇ…

 

「別にお前とは友達でもなんとでもない、よって話す必要もない」

 

八幡は冷たく葉山を突き放し話を終わらせようとする。

 

「あら随分と偉そうな物言いね、ウィード谷くん」

 

「ヒッキー…」

 

葉山の後ろから二人の女生徒が現れる。

 

俺はこの2人を知っている雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣、同じ中学出身で2年で奉仕部として一緒に活動していた。修学旅行まで。

 

「ウィードってのは禁止用語じゃないんですかね」

 

ウィードとブルーム差別用語である。

一科生はブルーム、二科生はウィードと呼ばれ、一科生は優等生で二科生は劣等生と言われている。

そこにいる、葉山雪ノ下由比ヶ浜は全員胸にエンブレムが付いている。一科生ということである。

 

 

「貴方にはお似合いの言葉だと思うわ、それと真由美さんに気安く話しかけないでもらいたいのだけれども」

 

あー…雪ノ下家って確か七草家の分家だったな、材木座が言ってた気がする。

 

「話しかけて来たのは向こうだよ、それに、もう2度と会わないまであるな」

 

「そうならいいわ、私達にも話しかけてないで貰えないかしら貴方と同じだなんて思われたくないもの」

 

別に俺からは話しかけようとも思ってないから…今もお前らから話しかけて来たんじゃねーか…

 

「はいはいそうかよ、じゃあな」

 

 

「補欠は補欠らしくしてた方がいいよヒキタニくん」

 

葉山は八幡にしか見えないところで黒い笑みを浮かべそう言う。

 

「ヒッキーばいばい…」

 

由比ヶ浜は気まずそうにしている。

 

 

3人が去って行き八幡はようやく一息つく。

 

 

「はぁ…あいつらが此処にいるとは、二科生でよかったかもな」

 

八幡と材木座は二科生で入学することになっている。2人共本来であれば主席クラスの実力を持っているのだが、八幡は四葉家当主の真夜に全力を出すなと言われ魔法実技のテストに手を抜いて挑まさせられた。

手を抜いても一科生になれるはずの予定だったのだが、数学の点数が0点だったので二科生になった。

 

材木座は魔法実技のテストの際に後ろの可愛い女の子に話しかけられ、緊張しすぎて実力の半分も出せなかったらしい…

筆記試験の方は国語以外オール満点で国語以外は優秀である。

 

 

 

「そろそろ入学式が始まる時間か」

 

八幡は端末を終い、立ち上がる。

 

 

「八幡!!よくも我を見捨ててくれたな!見損なったぞ!!!」

 

材木座がやって来た。

 

「あんな綺麗な人に連れて行かれるのを邪魔するほど野暮じゃねぇよ。それよりお前コートは?」

 

材木座はさっきまで着ていたコートを羽織ってすらいない。中学の頃から何があっても着ていたはずなのに…

 

「あの鬼の様な委員長殿に…無理矢理脱がされてしまったのだ…我、泣かなかっただけ偉いであろう!!」

 

 

普通コートなんて羽織って来るやついないだろ…穴開き手袋は許してもらえたんだな…

 

 

「入学式が始まるから早く行くぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 





ヒロインとかまだ全然決めてないんですよね…

材木座のヒロインも考えなければ…www



次回は入学式ですね!!
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