八幡は魔法科高校に入学する。   作:丹下

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誤字報告ありがとうございます!!


戦闘シーン有りです!自信ないので暖かい目で見てくださると嬉しいです!!


ではどぞー!


第一高校は襲撃を受ける。

討論会前、八幡と材木座は達也から連絡を受けて始まる事を知らされる。

 

 

「さて、配置についておくか。講堂は達也達がいるから大丈夫だろ」

 

「八幡ヘマをするなよ」

 

材木座はドヤ顔でそういった。

 

「いや…お前にそのまま返すわ…」

 

材木座は実技棟付近へ、八幡は裏の森の方へと配置につく。配置に関しては達也と摩利からの指示である。

 

 

 

材木座は実技棟付近に到着した。

 

「おっ!材木座じゃねぇか。こんなところで何してんだ?」

 

レオは材木座を見て声を掛けてきた。

 

「西城殿か、風紀委員の務めで外の警備を任されておるのだ」

 

「へぇ、これから何かあるってことかな?」

 

材木座の答えにエリカがワクワクしながら声を掛けてきた。

 

「ち、千葉殿、何かあるかもしれないだけであるぞ」

 

「なら私もここにいよーっと」

 

エリカは材木座の言葉を聞いて、やる気に満ち溢れた雰囲気になりニヤニヤしている。

 

「それなら俺もここに残るか」

 

レオもやたらと好戦的な性格な為、ここに残ると言い出す。

 

「あんたが居ても役に立たないつーの」

 

「なんだとっ?!」

 

いつも通りと言わんばかりに喧嘩をしだす二人。

 

「お主らは、CADは持っておらんのだろう…」

 

材木座は二人にそう告げる。

 

「持ってるぜ!」

 

「丁度帰ろうとしてたところなんだよね〜」

 

レオとエリカはCADを材木座に見せてきた。

実は、朝から八幡達が話しているのをこっそり聞いていたエリカとレオは何かあると思い、放課後に事務室へCADを取りに行っていたようである。

 

「お主ら…我、一応風紀委員なんだが…」

 

「見習いでしょ?だったらいいじゃない!何もなかったら帰るんだし〜」

 

材木座は不味いのではないかと、思ったが何もなければいいと思い承諾した。口答えしても材木座はエリカに敵わなかったであろう。

 

「いいかお主ら!我はお主らがCADを持ってるなんて知らないのであるからな!バレても我の所為にするでないぞ!!」

 

材木座はやはり材木座である。

 

「わかってるって!それにしてもそれを堂々と言うのはどうかと思うんだけどね〜」

 

エリカが材木座の発言に苦笑いして答える。

 

「材木座は容認してくれたってことだから細かいことは気にしなくてもいいじゃねぇか」

 

「いや我、容認してないんですけど…」

 

材木座は黙認しただけであって決して容認した訳ではない。

 

その瞬間三人の前方の方からグレネードランチャーを構えた工作員がグレネードランチャーを発射した。

 

「「「えっ?!!」」」

 

予想外の出来事に三人は一瞬フリーズした。

 

そして放たれたグレネードランチャーは実技棟へ着弾してしまった。

 

そして第一高校中に、轟音が鳴り響いた。

 

(我、絶対怒られる…)

 

材木座は心の中で泣いた。

 

「グレネードランチャーをぶっ放してくるとは中々過激派なやつらだな…」

 

レオは少し驚いた様子であった。

 

「ここは我に任せておけ!!」

 

材木座は挽回する為に、前に出た。

 

「お主らは我を怒らせたのだ!覚悟するがいい!!延びろ!『鬼灯丸(ほおずきまる )』!!」

 

材木座は一本の槍を取り出してテロリストに向かって猛スピード走っていく。

恐らく武装一体型のCADである。

 

「我の力を舐めるなよ!!豊穣なる幻の大地 岩砂閃波( ブラスティーサンドロック)!!」

 

材木座がそういうとCADが音声認識で発動して、回りの砂が舞い鬼灯丸( ほおずきまる)の周りに集まっていく。そして砂が固定され、砂を振動系統魔法で振動させる。

そしてその槍でグレネードランチャーを斬り、工作員の男を手刀で気絶させる。

 

「やば…今の我…超かっこいい」

 

材木座はボソッと呟いた。

 

「すげぇな、材木座」

 

レオが素直に感心している。

 

「槍の扱い方としては0点もいいところだけどね〜」

 

エリカは材木座にそういうが、使用した魔法については少なからず驚いているようである。

 

「さて、私達も一丁やりますか!」

 

エリカはそう言って、工作員を取り押さえに行った。

 

「俺も働くぜ!」

 

エリカに続いてレオも工作員に殴り込みにいった。

 

「わ、我も負けておれん!」

 

材木座もあわてて工作員を捕らえにいった。

 

そして一分もしないうちに実技棟前の工作員は片付けられた。

 

「材木座!」

 

達也が走ってきた。その後ろに深雪も追いかけて来ている。

 

「達也殿に深雪殿、無事で何よりである!」

 

材木座は二人の顔を見て少し安心した表情をする。この二人に何かあることなどそうそうないとわかっているのであるが。

 

「お前も無事で何よりだ…ってお前達は…」

 

達也はレオとエリカを見て、呆れた様子だった。

 

「材木座くんが許可してくれたからね〜」

 

『オホホ』としながらエリカは材木座を売った。

 

「千葉殿??!」

 

材木座は驚きを隠せずにエリカの名を呼ぶ。

 

「まぁ…聞かなかったことにしてやるか…」

 

「ふふっ、お兄様は優しいのですね。八幡さんは大丈夫でしょうか…」

 

深雪は達也にそう告げて、八幡の身を案じている。

 

「八幡なら大丈夫だ、心配するな」

 

達也はこの場はもう大丈夫だと判断して、今達也がわかっている、状況報告を材木座、エリカ、レオにした。

 

 

 

 

 

 

 

轟音が鳴り響いた時、八幡は実技棟の裏の森の近くまで来ていた。

 

「あの…馬鹿…何やってんだよ…」

 

轟音が実技棟の方から鳴り響き、煙が上がっていたので材木座に悪態を吐く。

その瞬間、八幡の周りに工作員が現れ、CADを向ける。

 

「はぁ…反魔法国際政治団体がこんなに堂々と、魔法使っていいんですかね」

 

八幡はそう言ってCADを操作し、領域干渉で魔法の発動を防ぐ。

 

「ま、魔法が使えない…化物め!」

 

工作員の一人がナイフを取り出し八幡に斬りかかるが、その場にいた全員が地面に一瞬で叩きつけられ気絶した。

 

「化物はさすがにいいすぎじゃないんですかね」

 

工作員は気絶したので、その場を放置して、当初の目的地に急ぐ。

 

 

「こんな時に、部活やってるのかよ…」

 

八幡の目の先にはバイアスロン部の練習場があり、どうやら部活をしていたようだ。

討論会に関しては強制ではない為、部活も普通に行われていた。

バイアスロン部の部員達は爆発音でかなりあたふたしていた。

 

「八幡さん!」

 

ほのかが八幡を見つけて、大声で呼んできた。

 

「ばっかお前!後ろ!」

 

ほのかは八幡の方へ向いているが、背後から工作員の男がナイフを持ち接近してきた。

 

「えっ?」

 

ほのかが後ろを向くと同時に男が吹き飛んだ。八幡は単一系の魔法で男を弾き飛ばした。

八幡の現在使っているCADは汎用型で、特化型ではない、照準補助なしで長距離に魔法をしようしたということである。

 

「八幡さん、ほのかを助けてくれてありがとう」

 

八幡がバイアスロン部の元へ駆け付けて、雫が真っ先にお礼を言った。

 

「お、おう…」

 

「八幡さんありがとうございます!」

 

ほのかも半泣きになりながらも八幡にお礼を言う。

 

「仕事だからな…って、今はそんな場合じゃないんだよ」

 

「何があったの?今の爆発音と関係あるの?」

 

雫が八幡に問いかけてきた。

 

「テロリストが学校に進入したみたいだな、ここは危ないかもしれないから何処か安全なとこに移動した方がいいのかもな」

 

「えっ?」

 

ほのかの顔が若干青く染まる。

 

「まぁ大丈夫だろ、俺以外みんな頑張ってるはずだからな」

 

「八幡さんもほのかを、ううん…私達を助けてくれた」

 

「仕事だ仕事…」

 

八幡はしつこくお礼を言われるのには慣れていない為、そっぽ向いてしまう。

 

「ありがとう」

 

雫はそんな八幡を見て、笑顔でお礼を言う。

 

「光井さんも北山さんも無事ならそれでいい、責任「雫」…へっ?」

 

八幡が喋っているのを遮って雫が声をかける。

 

「北山さんじゃなくて雫って呼んでほしい、ほのかの事もほのかって呼ぶこと」

 

えっ?今ここでそれ言うんですか…?そんな場合じゃないと思うんですけど…

 

「いや…今そう言う場合じゃなくてだな…」

 

「八幡さんダメですか?」

 

ほのかも雫に乗っかってきた。

 

「ああ…わかったよ。とりあえず責任者の人を呼んでもらってもいいか?」

 

八幡は名前呼びのことよりも今は事態をバイアスロン部の責任者に伝えるのが先だと思い、ほのかと雫に紹介してもらい、バイアスロン部の部長の五十嵐に事情を説明して、避難してもらうことにした。

避難場所は第二体育館が安全と連絡して確認をとった。

もしもの為に、競技用のCADを使ってもいいと言う連絡もあったので各自競技用CADを持って移動すること決まった。

 

「俺もついてかなきゃまず…」

 

八幡がついていこうとしたら後ろの森からブランシュの工作員が十人程飛び出してきた。

ほぼ全員が銃を持っている。

 

「先に行ってろ…ここはなんとかしておくから」

 

八幡がほのかと雫にそう言って工作員の方へ走り出した。

 

「八幡さん!!」

 

ほのかが走る八幡に叫ぶが雫がほのかを無理矢理連れて行く。雫も不本意ながらという感じではあるが、八幡を信じての行動だろう。

 

工作員が八幡に銃を向けて発砲した。

 

「俺…水波みたいに上手くないけどこれくらいならいけるだろ」

 

八幡はそう言って障壁魔法を展開させる。

銃弾は全て障壁魔法によって防がれた。

 

「魔法師が調子に乗るな!!」

 

そう言って工作員の一人がアンティナイトを使う。が、非魔法師のキャストジャミングでは八幡に効果をもたらすことができなかった。

 

「あれがキャストジャミングか、アンティナイトって確か高いんだったよな…」

 

八幡はキャストジャミングに驚くよりもアンティナイトの価値に興味があるようだ。

少し距離を取り、工作員達との距離をあける。

 

「とりあえず、鎮静化させてあいつらを追いかけないとな…」

 

八幡は障壁魔法を展開させながら、特化型CADを抜く。

 

「あっ…やば、カートリッジ入れ間違えた…まぁテロリストだからいいですよね…誰も見てないし…」

 

八幡は普通の汎用型とカートリッジ式の特化型CADを使っている。汎用型で障壁魔法を展開させているので、特化型のCADを使用しなければならないが二機のCADの同時操作は、かなりの高難度の技である。

そして、今回カートリッジに入っていたのはこの前材木座が開発した<重力破壊(グラビティ・ディストラクション )>しか入ってないカートリッジであった。

 

「人に使わなきゃセーフだよな」

 

八幡は独り言を言いながら工作員達がいる地面に向かって<重力破壊(グラビティ・ディストラクション )>を発動させた。

地面は消し飛び工作員達はその衝撃に巻き込まれ意識を手放していた。

 

「とりあえず、アンティナイト借りていくか」

 

八幡は工作員のアンティナイトを指から外してバイアスロン部の元へと急いで戻っていった。

 

 

 

 

その頃雪ノ下は…

 

「由比ヶ浜さん、障壁魔法を」

 

「任せてゆきのん!」

 

雪乃の指示に結衣が障壁魔法を展開させ、数人の工作員の銃弾を防ぐ。展開スピードといい強度といい申し分ない、さすが一科生で入学できる魔法力があるようだ。

 

「これで終わりよ、<氷河>」

 

雪乃のそう言って魔法を展開させる。

すると無数の氷が現れて、数人の工作員に放たれた。

 

「さすがゆきのん!前より数が多くなったね!」

 

結衣は雪乃を賞賛する。

雪ノ下家は七草家の分家であることから、群体制御の魔法を雪乃は得意としている。

 

「このくらい当然よ、それにしても母さんが言ってた通りになったわね…」

 

雪乃は、このことを母の夏乃から聞かされていたが、半信半疑だったようである。

 

「そうだね、隼人くん来てないけどどうしたんだろ?」

 

結衣は葉山の姿を見ていない為、雪乃に問いかける。

 

「あの男は、もう私達には関係ないわ。忘れなさいと言ったでしょ?」

 

「そうだね、ゆきのんを裏切ったんだもん!許せるわけないよ!」

 

雪乃は結衣に何を言ったのかはわからないが、もう葉山は雪ノ下の元へは帰ってこれないようである。

 

「とりあえず、図書館へ急ぎましょう。止めなければならないわ」

 

「うん!!」

 

雪乃と結衣は図書館へ目指してかけていった。

 

 

 




材木座と雪乃の魔法を新たに出しました!
材木座の武装一体型のCADに関しては中の人経由で鬼灯丸を持って来ました!卍解はしないの予定です笑

材木座が使った魔法に関しては、あの武装一体型CADなしの方が上手く使えたりします。それは今後使うつもりです。


雪乃の<氷河>に関しては
空気中の水分を氷に変えて群体制御で操る感じになります。
第七研究所っぽくして見ました…(群体制御ってこんな感じでしたよね…多分!)

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