八幡は魔法科高校に入学する。   作:丹下

5 / 42
誤字報告再びありがとうございます!助かります…!





ではどぞー!


やはり雪ノ下は八幡に突っかかる。

翌朝

 

「八幡よ!早く行くぞ!小町殿達は先に行ってしまったぞ!」

 

朝起きてリビングに降りると材木座が新聞片手にコーヒーを飲んでいた。

 

いやなんでお前が此処にいるんだよ…小町と水波…俺を置いて出ちゃったの…?

 

「なんでお前帰らなかったんだよ…」

 

「気付いたら朝になっておったのだ…仕方ないであろう…あ、後、お風呂借りたぞ八幡!」

 

ああ…昨日こいつ真夜伯母さんにいじめられて気絶してたんだった…許してやるか…

 

 

朝食を済ませ、学校へ向かう八幡と材木座。

 

「なぁ材木座、昨日真夜伯母さんが言ってたブランシュ?ってどうするんだ?」

 

「ふむ、どうしたものか…我もこれから色々と調べねばならんからな少し時間をくれ」

 

朝から仕事の話をする辺り俺も社畜が板についてきたのか…やだ働きたくない…

 

すると…

 

「おはよう、比企谷」

 

えっ?マジで?比企谷って俺のこと?登校中に挨拶されたの初めてかも…あっ…一色がよく待ち構えてたな…あれはノーカン

 

「お、おう、おはよう司波」

 

挨拶出来ちゃったよ俺!八幡リア充街道真っしぐら!ないな…うん…

 

「おはようございます比企谷さん♪」

 

司波妹なんか昨日よりテンション高くない?

 

「お、おう、おはよう」

 

って材木座完全にスルーされてない?

あっ…そういえば此奴昨日自己紹介すらさせてもらってないんだった…

 

「そちらの方は…?」

 

「ひぃ…我…このオナゴは…怖いでござる!!」

 

そう言って材木座は全力で逃走していった…

 

「私なにか失礼なことを…」

 

何?この子めっちゃいい子?

普通なら何あのデブくらい思うと思うんだけど…

 

「いや…気にするな、あいつはちょっと女性恐怖症というか…まぁそのなんだ…許してやってほしい…悪い奴ではないんだ。うざいけど」

 

可愛い子や美人な人に弱いんだよな…

主に昔から真夜伯母さんと小町と水波にいじめられてるのが原因なのだが…

 

「そうだったんですね、悪いことをしてしまいました…」

 

「深雪も知らなかったんだ、そんなに気に病む必要はないよ」

 

「お、お兄様!!」

 

やだこの兄妹…千葉の兄妹にも負けてない…俺も小町とこんな関係になりたいなあ…

 

「それにしても2人とも朝から随分ご機嫌みたいだな」

 

見るからにご機嫌オーラが出てる…わかりやすい…特に司波妹…

 

「わかりますか?実は昨日の夜従姉妹の叔母様と今週末にお出掛けすることになったんです♪」

 

なんていい従姉妹の叔母さまなんだ…ウチの独身伯母さんの数百倍優しいな…リア充は身内にも愛されてるのか…

 

「いい叔母様なんだな、俺の従姉妹の伯母さんや母ちゃんとはえらい違いだ…」

 

マジで…入学祝いすらしてもらってない…小町と水波がしてくれたからいいんだけど…

 

「本当にいい叔母様です♪ね!お兄様!」

 

「そうだな」

 

 

 

八幡の母親がこの2人の為に八幡と材木座を犠牲にしてることは真夜と亜夜と葉山しか知らないことである。

 

 

 

 

 

教室に入り八幡は机に突っ伏していた。

 

「おはよう、八幡!」

 

戸塚?戸塚なのか…声変わりした?

 

八幡は謎の期待をし顔を上げると…

 

「なんだよ…千葉か…」

 

「何よその嫌そうな顔は!だからそんな目になるのよ!」

 

エリカは八幡の背中を力強く叩く。

 

戸塚みたいに挨拶してくるお前が悪い……

 

「目は関係ないだろ…朝から俺のハートをブロークンさせないでくれますかね…」

 

「おはようございます、八幡さん」

 

「お、おうおはよう」

 

ガハマさんより大きんじゃないですかね…いや…見たくて見てるんじゃなくて…

そうこれが万乳引力…俺の重力制御魔法よりも強力かもしれない…やだ…勝手に目がひきつけられちゃう…

 

「司波くんもおはよう!」

 

エリカは元気良く達也に挨拶をする。

 

「達也此奴ら誰?」

 

ワイルドな男子生徒が目線を送ってくる。

 

またリア充みたいなのが増えた…そろそろ俺いじめられちゃう…?

 

「うっわっ!初対面に此奴呼ばわりとか失礼しちゃう」

 

やめて!争わないで!!

 

「なんだと!少し面がいいからって調子に乗ってんじゃねぇぞ!」

 

顔がいいところは認めちゃうんですね。まぁ普通に可愛い方だと思いますけど。

 

「ワイルドとむさ苦しさを履き違えてる男に言われてもなんとも思わないわよ!」

 

うわ…俺絶対逆らえない…むしろ一方的にやられる未来が見えちゃう…

 

「やめとけ2人共、そろそろ予鈴だ」

 

司波さんマジイケメン!!この2人止めちゃうとか…

 

ワイルドでむさ苦しい人は俺の隣の席だった。

 

「よっ!俺は西城レオンハルトよろしくな!レオでいいぜ!」

 

レオンハルトだと…名前からして敗北してしまった…比企谷エイトマン…だせぇ…

 

「ひ、比企谷八幡だ。よろしく…」

 

「よろしくな!八幡!」

 

名前呼びされちゃったよ…なんなのリア充ってそんな普通に名前で呼びあえちゃうの?

でも戸部って戸部だったよな…あいつ下の名前なんだったんだろうな…

 

午前は工房の見学だったんだが…材木座がテンション上がり過ぎてキモかったです。魔工技師志望だから仕方ないのかもしれんが耐えられなかった…。てかいつお前来てたんだよ…

 

昼はぼっちらしく1人で飯を食べようとベストプレイスを探しに行く予定だったんだが…西城に強制拉致されてしまった…。リア充怖いよ!小町!水波!

 

 

「へぇ達也くんは魔工技師志望だったんだね」

 

「私も魔工技師志望だったのでさっきの見学はとてもよかったです!」

 

「有意義であったな!我も感動したぞ!」

 

しれっと材木座が馴染んでるのがうぜぇ…てかみんな材木座にも優しくない?二科生って優しさで包まれてる…?

 

「そういえば八幡は何志望なんだ?」

 

西城が問いかけて来た。

 

「俺か?専業主夫だ」

 

その瞬間材木座以外の全員からゴミを見るような目で見られた……ふぇぇぇ全員優しくなかったよ…

 

「八幡…あんたがそんな目をしてる理由がわかった気がする…」

 

えっ?専業主夫志望だから目が腐っちゃったの?俺…でも専業主夫以外なる気ないし…目が腐っててもいい…今自分で腐ってるって認めちゃったよ…

 

「八幡さん目の腐り具合が酷くなってますよ…!」

 

メロンさん…追い討ちかけないで!!

 

「お兄様!!」

 

司波妹が笑顔でかけて来た。なんなのお兄様大好き過ぎないですかね?小町もこのくらい懐いてくれたらもう何もいらない…

 

「ひぃ…!」

 

材木座がフリーズした。司波妹のことどんだけ苦手なんだよ…

 

「深雪こっち空いてるよ!」

 

エリカがポンポンと椅子を叩き深雪を呼ぶ。

 

「ありがとうエリカ」

 

 

その瞬間…

 

「あらヒキガエルくん、貴方が誰かと食事するなんて今日は嵐になるのかしら」

 

一瞬司波妹に言われたかと思った…司波妹にヒキガエルとか言われたら我もう立ち直れない…べっー材木座移っちゃったよ…

 

「なんだお前、八幡を飯に誘ったのは俺だが文句あるのか?」

 

西城…なんてお前はいいやつなんだ…

 

「私は貴方に話しかけていないのだけれども、何か用かしら?それに八幡とは誰のことかしらそのヒキガエルくんのことを言っているのなら間違いよ、それは人とは定義しないゴミよ」

 

はぁ…もうめんどくせぇ…やっぱぼっち飯でいとくべきだった…

 

「なんだと…このアマ…」

 

西城さんキレないで!頭にくるのはすごくわかるけど…!

 

「はいはいそうですか、ならゴミは退場してやるよ」

 

「まだ話は終わっていないわよ?最後まで人の話も聞けないのかしら補欠谷くん」

 

関わってくんなって言った割には自分から関わって来てんじゃねぇか…

 

「なんだよ…」

 

「総代の司波深雪さんと何故貴方が一緒にいるのかしら?」

 

「そこの司波の妹だ、俺は関係ねぇよ…」

 

八幡は達也を指差し気だるげに答える。

 

「そうならいいわ、司波深雪さん貴女はこの男に関わるのはやめた方が賢明よ。碌でもないゴミなのだから」

 

「雪ノ下さんの言う通りだよ司波さん!ウィードとのケジメはつけるべきだ!」

 

誰だよコイツ…ウィードって禁止用語だったよね?こんな大声で言って大丈夫なのん?

 

「何よあんた達!!深雪はここで達也くんとご飯食べようとしてるだけじゃない!!」

 

あー…千葉…火に油注いじゃったよ…

 

「深雪、俺はもう食べ終わったから行くよ」

 

司波が戦線離脱した!!乗るしかないこのビッグウェーブに!!キモいな…うん…

 

「材木座行くぞー」

 

「ヒッキーマジでキモい!!」

 

ガハマさんいたの?存在感なかったよ…?

 

司波が去り俺と材木座が去ったことで残りの3人もついてきた。司波妹は悲しそうな顔をしていたがこの場はこれが最善だろう…

 

 

教室に戻った俺はみんなに謝ることにした。事の発端は俺にあるんだからな…

 

 

「なんか…悪い…俺の所為で…」

 

「なんなのあの女!!ムカつく!!」

 

エリカは怒りを露わにしていた。

 

「八幡、知り合いか?」

 

「ああ…中学同じだった奴らだ」

 

レオの問いに素直に答える八幡。

 

 

「何かあったんですか?敵意をすごく向けられていた気がします」

 

「ちょっと色々あってだな…」

 

「あまり深く問い正してやるな、答えたくないこともあるだろう」

 

司波!!何このイケメン…まぁ答える気はないんだけど…

 

「司波の妹にも悪いことをした…今度謝っておく…」

 

「深雪はお前に怒らないと思うぞ、気にするな」

 

妹の事を熟知してるのか…俺も小町の事なら…

 

 

午後は何事もなく過ぎ去り後は帰るだけなんだが…どうしてこうなった!!

 

 

「司波さんは僕らと帰るべきだ!ウィードと一緒に帰るべきじゃない!!」

 

この独占欲むき出しの一科生が司波妹を引き止めてしまったわけだが…

あー、素直にぼっち帰宅出来たら巻き込まれなかったのに…西城は俺の探知センサーでもついているんだろうか…やだそれ怖い…ハチマンノンケですし…

 

「深雪は達也くんと一緒に帰りたいだけじゃない!!なんであんた達が出てくんのよ!!」

 

みんな血の気多すぎじゃない?糖分足りてる?マッ缶みんなに差し入れした方がいいですかね…?

もったいないからあげないけど。

 

 

「まぁまぁ森崎も落ち着きなって、そこの二科生さんもあまり突っかからないで貰えるかな?ねぇヒキタニくん」

 

 

「葉山…」

 

 

 

 

 

 




ガハマさんが空気になってる…次はちゃんと喋りますよ!(多分)


次回は森なんとかさん達のアレですねw


後感想に数学0点なのに演算できるのだろうかとご指摘を受けましたが、魔法演算領域と数学は全く別物として考えてます!
魔法演算領域は無意識領域で内容までは意識できないってあったので数学は関係ないかなと自己解釈してます…違ってたらごめんなさい…w
魔法演算と数学は違うって事で把握しておいて貰えると助かります…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。