いやぁ…今回も仁くんのキャラが全然違うかもしれませんが、よろしくお願いします!
ではコラボ回2話、スタートです!
〜side 優〜
並行世界から来た地球外生命体エボルトの能力を持つ男、石動仁と出会い、仁が元の世界に戻れるよう協力する事にした俺たち。とりあえず、今日は解散することにして、俺と仁は、俺の家に来ていた。
「ただいま。」
家に入り、リビングまで来た俺たち。するとそこには姉ちゃんが。
「あら、優くんおかえり。そこの彼は?」
「ただいま、姉ちゃん。悪い、とりあえず、ちょっと話いいか?」
「?えぇ、いいわよ。私の部屋に来て。」
姉ちゃんの返事を聞き、俺たちは姉ちゃんの部屋に来た。
「で、彼は?」
俺は仁のことについて、一通り姉ちゃんに説明した。
「ビルドの世界にいるエボルトとは、また別のエボルトか…」
「石動仁だ。以後、お見知り置きを。で、あんたは優の姉ちゃんか?」
「えぇ、仮野優香。女神をやってます。よろしくね。」
「あっ、よろしく………」
・・・
「……ん?女神をやってます?……ってはぁ!?」
数秒の沈黙。姉ちゃんが言った言葉の確認。更に数秒の沈黙の後、仁はようやく言葉の意味を理解したようだ。
「なんで女神が優の姉…?」
「まぁ、それは色々あってね。後で優くんに聞いて。」
姉ちゃんのやつ…めんどくさい説明俺に押し付けやがった…
「それで、私に仁くんを元の世界に戻して欲しいと…」
「あぁ、頼む!」
「俺が持ってる白いパンドラパネルを使えば、並行世界へ移動できるはずなんだが、なんかこっちの世界に来てから全然反応しないんだ。だから頼む!」
「ごめんなさい。それは、出来ないの。」
「えっ!?なんで?」
「人間を別世界に行かせることが出来る方法は2つ。1つは、転生。転生時、死んだ人間の魂のみ、又は体ごと天界に持っていき、転生させる。そして2つ目は、生きた人間を天界経由で別世界に送る方法。」
「じゃあそれで…」
「でも、それが実行できるのは、天界で1番の権限を持っているもの…神のみなの。」
「神様、のみ…」
「ん?神って、もしかして…」
俺が驚いている中、仁は何か引っかかる事があるようだ。そんな仁に、姉ちゃんが話す。
「多分、今仁くんが考えている神とはまた別のね。」
「そうか…」
「で、その神が、今ちょっといないのよ…」
「いない?」
「えっ、えぇ…少し私用で出かけてて…」
神様の私用って、何するんだろ…?
「まぁとにかく、今神がいなくて、いつ戻ってくるかも分からない状態だから、天界の力で仁くんを元の世界に帰すことは出来ないの。ごめんなさい。」
「いや、別にあんたが悪いってわけじゃないだろ。こうなったら、自力であいつを見つけ出して、何とかするしかないってことだな。」
「そういえば、仁をこの世界まで連れてきたのは、財団Xじゃないってことだよな。スーツ来てるらしいし。姉ちゃん、何か知らないか?」
「スーツ?白服じゃないって事は、財団Xじゃないと思うけど、今のところ別の組織が動いてるって話は知らないわ。とにかく、こっちでも出来る限りは調べてみるわ。あっ、仁くん。」
「ん?」
「さっき言ってた、白いパンドラパネルっていうのを貸してもらいたいんだけど…少し、分析してみたいの。」
「まぁ、あんたは良い人そうだし、別にいいか…ついでに、この黒いパンドラパネルも貸しておくよ。」
「ありがとう。」
仁が姉ちゃんに白と黒のパンドラパネルを渡し、俺達は一旦話を終えて、夜も遅いので帰ることに…
「って俺家ない!」
という事なので、仁は俺の家の空き部屋に泊まることになった。
そして迎えた翌日…
「おはよー。」
「おう。おはよ、仁。」
俺と優奈が朝食をとっていると、仁が着替えて起きてきた。姉ちゃんは、昨日の夜からパンドラパネルの分析と、謎の組織について調べるため天界に戻っている。
「お兄ちゃん、この人がさっき言ってた、今日から少しの間泊まりに来るって人?」
「あぁ、そうだ。」
「はじめまして。お兄ちゃんの妹の、仮野優奈です。」
「はじめまして。俺は石動仁。」
優奈と仁が挨拶を交わした事を確認し、俺は立ち上がりキッチンに用意してあった仁の朝食を運んでくる。
「ほいっ、お前の分。」
「ありがと。いただきます。」
仁が手を合わせてそう言い、朝食を食べ始めた。すると、見ていたテレビのニュース番組から、気になる情報が…
『ここ数日発生している、連続行方不明事件。昨夜新たに、5人の行方不明者が出たと分かりました。これで、この1週間の間に22人の方が行方不明になりました。尚、行方不明者の年齢、性別共に規則性はなく、中には70歳の男性や、生後8ヶ月の乳児と母親共に行方不明になっています。』
『いずれも犯人は同一人物であると見られますが、犯人の痕跡はほとんど残されていません。警察は、犯人が複数人いるとも考え、操作を進めている模様です。』
ニュースキャスターが淡々とそう読み上げた。
「物騒な事件もあるもんだな。ただでさえ、財団Xだったり、仁をこの世界に連れてきた謎の連中も動いてるってのに…」
「財団Xだったり、その謎の組織って可能性はないのか?1週間で22人なんて数、普通人間じゃ無理だろ。」
「うーん…でも、財団Xの今わかってる狙いは、また別だし…謎の連中については目的すら分からないから、なんとも言えないな。」
俺はそう答え、俺たちはまた朝食を食べ始めた。
「じゃあ、俺は今のうちに、いろいろと情報収集してくる。」
「分かった。俺も部活終わり次第そっちに向かう。」
朝食を食べ準備を終えた俺は、いつも通り授業やμ'sの練習があるため仁と共に家を出た先でそう会話を交わす。仁とは1度別れて俺は音ノ木坂学院に向かう。仁はその間、1人で例の男を探すようだ。
しかし、ここ最近は俺が何も無く登校できる事の方が珍しい。それは何故か…
「やっぱりお出ましか。」
財団Xが現れるからだ。
「えぇ。あなたが手に入れたオリジンの力について、研究したいのでね。」
そう言いながら現れたのは、ダスタードを引き連れた財団Xの幹部、グラス。
「だったらお望み通り、その力で倒してやる!変身!」
俺は仮面ライダーインフィニティオリジンに変身した。
「俺の強さは超次元をも超えてやる!」
俺は最初に向かってきたダスタードを殴り、その次のダスタードを蹴り飛ばす。更に次々とダスタードへ攻撃する俺。
『スペシャル召喚 インフィニティソード!』
「はぁっ!」
俺はインフィニティソードを呼び出し、ダスタードを斬り、次々と倒していく。ほとんどのダスタードを倒した時、残りのダスタードが俺を取り囲んできたので、俺はそのまま回転斬りでダスタードを全て倒した。
「さて、お前の手下は全て倒したぜ。グラス。ちょうど聞きたいことがあったところだ。」
「あなたが私にそんなことを言ってくるなんて、珍しい事もあるものですね。それで、聞きたいこととは?」
「素直に答えてくれるとも思わないが、お前らのように白服じゃなく、スーツを着た男が高校生の男を狙ってるらしいが、また財団Xの仕業か?それとも、別の何かか?」
「スーツを着た男…?見ての通り、私たち財団Xは白服を着ているので、財団Xではないでしょう。心当たりがないこともないですが、正確には分かりませんので、今は私の口からは言わないでおきましょう。」
「心当たり?」
俺がそう口から発した時、
「きゃあああああああ!!」
叫び後が聞こえた。
「…!?ダスタードが残ってたか!?」
俺が声のした方に振り返ると、ダスタードではなく、昨日と同じガーディアンが、恐らく中学の制服を着た変わった赤色の髪の少女に、今にも襲い掛かりそうな勢いで立ち塞がっていた。
「ガーディアン!?とにかく早く助けないと!」
俺は走り出し、ガーディアンを斬り倒した。数自体は少なく、すぐにガーディアンを倒すことが出来たのがせめてもの救いだった。
「何故この世界にいないはずのガーディアンが…まぁいいです。インフィニティオリジンに、ガーディアンのデータも取れましたし今日は退散します。では。」
俺が戦っている様子を見ていたグラスは、そう言い残し去っていった。
「大丈夫?」
俺は少女に手を差し出し、そう聞いた。
「はっ、はい…ありがとう、ございます。あっ…」
少女が俺の手を取り、立ち上がった時、近くに壊れてしまったキーホルダーがあった。それを見た少女は、目に涙を浮かべる。
「キーホルダー?ガーディアンに襲われた時、壊れちゃったのか…大切なものだったのか?」
「はい…昔、大切な人から貰ったものなんです。」
「そっか…あっ!その大切な人から貰ったものだし、変わりにはならないとは思うけど、良かったらこれあげるよ。」
俺はせめてもの慰めになるかと思い、学生鞄に付けていたキーホルダーを渡した。そのキーホルダーとは、以前海未から譲ってもらった仮面ライダーインフィニティ、俺のキーホルダー。(分からない人は、12話を見てみてね!)
「いいん、ですか…?」
「うん。まぁ、そんな嬉しくもないとは思うけど…」
「そんなことないです!ありがとうございます!」
「なら良かった。あっ…遅刻するかもしれないから、そろそろ行った方がいい。」
「あっ、ほんとだ…ありがとうございました!」
少女は学生鞄を拾い、走っていった。と思ったら、少し立ち止まり聞いてきた。
「あのっ!そういえば、あなたは?」
「えっ?あぁ、俺は仮面ライダーインフィニティ。また怪物に襲われるようなことがあったら、必ず俺みたいなお節介な仮面ライダーが助けてくれるさ!」
「仮面ライダー…ありがとうございました!」
そう言い、再び少女は走っていった。
「ってやべ!俺も早く行かねぇと、朝練遅刻だ!」
俺は大急ぎで、音ノ木坂学院へ向かう。結局、あのガーディアンを引き連れている謎の組織については、分からないままか…本当に、何者なんだ…?
〜side out〜
〜三人称視点〜
優が大急ぎで音ノ木坂学院に向かっている頃、仁はある人物と遭遇していた。
「やっと会えたぜ。お前、俺を並行世界に送って何をするつもりだ?」
その人物に向かってそう問う仁。その人物とは、仁を並行世界に送った謎のスーツの男。
「特別に教えてやろう。俺たちの狙いは、お前が持つパンドラパネルだ。」
「パンドラパネルが狙いか…」
「そこで、お前に提案がある。お前が俺たちの言うことに従うのなら、お前を元の世界に帰してやる。更に、お前が向こうの世界の地球を滅ぼしたいならば、その手伝いだってしてやる。」
「そりゃ魅力的な提案だ。」
「なら…」
「と言うとでも思ったか?俺は地球滅亡なんて興味ねぇし、得体の知れないお前らの力を借りて元の世界に戻るつもりもない。お前から力ずくで帰る方法を奪ってやる!」
「大人しくしていればいいものを…」
そう言いながら、スーツの男は1つの銃を取り出した。
「トランスチームガン…」
『バット!』
「蒸血…」
『ミストマッチ!バット・バッ・バット!ファイヤー!』
男は黒い蝙蝠の怪人、ナイトローグに変身した。
『エボリューション!』
『Are you ready?』
「変身!」
仁は仮面ライダーエボル ドラゴンフォームに変身した。
『ビートクローザー!』
仁はビートクローザーを取り出し、ナイトローグに斬りかかる。それをナイトローグはスチームブレードで防ぐが、仁が放つ次の一撃には耐えられず、更に攻撃されそのダメージで倒れるナイトローグ。
『フッハハハ!ナイトローグ如きで、俺に敵うわけがないだろう!お前は一体何者だァ?』
「……」
『答えないか…だったら、どうやったら俺は元の世界に戻れる?』
「……」
『それも答えないかァ…だったら、死ねェェ!……?』
ビートクローザーでナイトローグにトドメを刺そうとしたが、何かに気づいた仁は赤いエネルギーになりその場から離れた。すると、エボルトが元いた場所にエネルギービームが放たれてきた。
『何者だァ?お前…』
「はじめまして。地球外生命体エボルトさん。私はニュート、あなたをこの世界に送ってきた張本人です。」
不敵な笑みを浮かべ、そう言いながら現れたのは、1人の女性。
『アァ?このナイトローグじゃなかったのか。だったら、どうやったら俺は戻れる?』
「簡単な話よ。私が移動するためのゲートを開くか、私を倒すか。私を倒せば、ゲートを開くことが出来るデータボトルが手に入る。それを、私達の目的でもある、あなたが持つ白いパンドラパネルに差し込めば、元の世界へのゲートが開くわ。」
『教えめくれるなんて、随分と親切じゃねぇか…白いパンドラパネルは、なんでか使えないからな…』
「えぇ、私のせいでね。」
『アァ?』
「私たちの組織は、白いパンドラパネルのデータを持ってる。私自身のパラレルデビュラーの力も、それを元に作られた。白いパンドラパネルと同じ能力を持つ私の能力で、あなたの白いパンドラパネルの力を防いでるからね。だから、私を倒してデータボトルを白いパンドラパネルに差し込むしか方法はないってこと。」
『そんな事が可能なのか…まあいい。だったら話は簡単だ。お前を倒すだけだァァ!フッハハハ!』
「そう簡単に倒される私じゃないわ。」
そう言ったニュートは、手のブレスに1本のボトルを入れ、新たなデビュラーに変身した。
「この姿はパラレルデビュラー。私はこの力で、あなたを並行世界に送った。」
『ほぅ…そいつは面白い!』
「ナイトローグ。エボルトの相手は私がするわ。あなたは去りなさい。」
「あぁ…」
ナイトローグはトランスチームガンから煙を出し、その場から消えた。そして仁は、一瞬でニュートの元に行きビートクローザーを振り下ろした。が、それをニュートも常人では目で追えない速度で動いて避けた。
『…!?』
「あら?地球外生命体エボルトの力は、その程度なの?」
『舐めるなッ!俺はお前と違い人間じゃない。地球外生命体だァァ!』
怒りをあらわにした仁は、更にビートクローザーで斬りかかるが、簡単に避けるニュート。
「私だって、人間じゃないわよ。」
『人間じゃない…?』
「えぇ。はぁ!」
仁の隙をついたニュートは、エボルトを蹴り飛ばした。
「さて、パンドラパネルは頂くわよ。」
そう言いながら仁に近づくニュート。
『させるかっ!』
仁はトランスチームガンを取り出し、ニュートを撃つ。更にトランスチームガンから煙を出し、その場から消えた。
「逃げられたわね…まぁいいわ。私がいない限り、この世界から逃げられないんだから。」
「俺とした事が、油断したな。パンドラパネル預けといて正解だったな…でも、これで帰る方法は分かった。案外簡単に分かったはいいけど、あのニュートとかいう女、かなりの強敵だな。エボルトの力に匹敵するなんて…あっ…」
変身解除してそう呟いた仁が、何かに気づいた。
「結局、なんで優の姉が女神なのか聞いてねぇじゃん…」
時は流れ放課後になり、スクールアイドル部の練習もちょうど終わった頃、一気に3箇所でガーディアンが暴れだしたと連絡を受けた優たちは、3チームに別れてガーディアンと戦い始めていた。
1箇所目のガーディアンと戦っている優、蓮、秀夜の3人の前に更にクローンスマッシュが2体と、ナイトローグが現れる。3人はガーディアンを全て倒し、2体のクローンスマッシュを倒そうと、インフィニティソード、ネイチャーピストル、イボルブアローにそれぞれデータボトルを入れ、攻撃する3人。
「「「はぁぁぁぁぁ!」」」
本来ならその攻撃でクローンスマッシュ2体を倒せているはずだが…
「倒せて、いない…?」
倒れたクローンスマッシュは、再び何事もなかったかのように起き上がった。
「フッハハハ…ガーディアン程度の量産型の雑魚兵ならともかく、ライダーの敵はそのライダーの力でしか倒せない。知らなかったのか?それも相手は、痛覚を感じないクローンスマッシュだから尚更だ。」
「どういう事だ…今まで財団Xが送り込んできたバグスターやドーパントは、インフィニティや他のライダーでも倒せていたぞ!?」
「あぁ…我々を旧型と同じにしてもらっては困る。」
「旧型…?」
「そして、お前たちも今から…」
『アイススチーム!』
スチームブレードから放たれた冷気を受けた3人は、強制変身解除に追い込まれ倒れる。
「スマッシュとなって暴れ回るのだ!」
『デビルスチーム!』
「「「ぐわぁぁぁぁぁ?!?」」」
スチームブレードから放たれたガスを受け、苦しみ出す3人。
「さぁ…これでスマッシュに…っ!?」
ネビュラガスを注入し、スマッシュ化するはずの3人だったが、スマッシュにはならずに耐え抜いた。
「スマッシュにならないだと…?くっ…まあいい。だったら、殺れ。」
ナイトローグはクローンスマッシュに3人にトドメを指すよう命じ、2体のクローンスマッシュは3人に近づく。
『エボリューション!』
『Are you ready?』
「変身!」
『Ready Go!エボルテックフィニッシュ! 』
3人にトドメを刺そうとしている2体のクローンスマッシュを、仮面ライダーエボル ラビットフォームに変身した仁が表れ、倒した。
『チャオ〜』
「仁…悪、い…助かった。」
立ち上がりながら仁に礼を言う優。
「邪魔が入ったか…」
そう言いながらトランスチームガンから煙を吐き出し、ナイトローグは再び消えた。
『ふぅ…』
ため息を1つついた仁は、エボルドライバーから2つのエボルボトルを取り出して変身解除した。
「大丈夫か?」
「あぁ、悪いな。突然スマッシュになれとか言いながら、変なガスかけられたんだよ…ったく、なんだったんだ?」
「スマッシュになれ…ネビュラガスを注入されたのか!?」
「ネビュラガス?」
「あぁ。ネビュラガスを人間に注入すると、その人はスマッシュ化する。」
「でも、俺達はスマッシュにならなかったぞ?」
「あぁ。人間のネビュラガスに対する耐久力を数値化したもの、それをハザードレベルって言うんだ。ネビュラガスを投与して間もなく死に至る人間を、ハザードレベル1。スマッシュに変化する人間をハザードレベル2。そしてごく稀にいるハザードレベル2を超える人物、そういう人間はスマッシュ化しないんだ。お前達のようにな。」
優たちにネビュラガス、ハザードレベルについて説明する仁。
「そして、更にハザードレベル3を超える人物がいる。そんなハザードレベル3を超える人は、フルボトルを用いたライダーシステムを使用することが出来る。ちょいと失礼。」
そう言い仁は、3人に軽く触れる。
「おぉ…最初からこんなに…すげぇな。」
「…?何したんだ?」
「ブラット族である俺には、ハザードレベルを測る能力がある。それで、3人のハザードレベルを測ったんだ。」
「なるほど…で、どうだったんだ?」
「優はハザードレベル4.9、蓮はハザードレベル4.4、秀夜も同じくハザードレベル4.4だ。普通は戦っていく内に上がっていって、このレベルになるんだが…やっぱり、これまで財団Xと戦ってきた経験値がここまでハザードレベルを上げているんだろうな。」
「へぇ…じゃあ、俺たちもビルドとかに変身出来るのか?」
「あぁ。ビルドのライダーシステムを使うために、必要な条件は主に2つ。1つ目はさっきも言った通り、ハザードレベル3以上。でも、これは使うアイテムによって異なり、もっと高くないと使えないものもある。」
「もう1つは?」
「そして2つ目は、ネビュラガスを投与されていること。これは、さっきナイトローグに投与されてるから、2つの条件両方とも満たしていることになる。そこで、俺が帰るまで3人には、これを貸しておく。」
仁は蓮と秀夜にスクラッシュドライバーを、そして優にはビルドドライバーを渡した。
「いいのか?」
「あぁ。さっきナイトローグが言ったことが本当なら、これがないとスマッシュを倒すことが出来ないんだろ?後、これも渡しとくから、これを使って変身しろ。」
蓮はロボットスクラッシュゼリー、秀夜はクロコダイルクラックフルボトル、優はフルボトルをいくつか預かる。
「何から何まで悪いな。」
「いや、協力してもらってるんだ。このぐらいは当然だ。ところで、俺まだ優の姉が女神だって理由聞いてないんだけど?」
「あぁ…信じられないかもしれないけど、俺はある並行世界で1度死んでるんだ。そんな時、この世界にいる仮野優も死んだ。そんな並行世界の俺を、こっちの世界の仮野優の体に、俺と俺の魂を入れ、女神である姉ちゃんが転生させた。」
「お前も、転生者だったのか…それも、2人の人間が混ざってる。」
「お前もって、まさか…」
「あぁ。俺も1度死んで、神様って名乗るやつから転生の話を持ちかけられて、その特典として地球外生命体エボルトの力を貰った。最初は俺が元いた世界とはまた別の世界にいたんだけど、その後色んな世界に行って、今いる世界に来たってわけだ。くじで選ばれたらしいんだけど、優もなのか?」
「いや、俺は財団Xと戦うため、仮面ライダーの変身者として転生したんだ。ちなみに、蓮も秀夜も。まぁ、2人は俺と違って、前の世界の体のまま転生してきたんだけどな。あっ、この事こっちの世界のμ'sのみんなには内緒で頼む。」
「言ってないのか?」
「あぁ。まぁ、絵里とことりだけは知ってるんだけどな。」
「そういえば、みんなの方のガーディアンはどうなったんだ?」
「あぁ!そうだった。穂乃果たち、大丈夫かな…」
仁と話している中、蓮に言われ焦る優。
「優くーん!」
そんな優たちの元に、ちょうど走ってくる穂乃果たち9人。
「あっ、みんな…無事だったんだな。」
「もっちろん!」
Vサインをして言った穂乃果を見て、ほっとする優。
「あっ!そういえば、俺が帰る方法が分かったぞ!」
仁のその言葉を聞き、全員が注目した。
『失敗したようだなぁ。』
「…!?スターク…」
仁に敗れ逃げてきたナイトローグに、赤いコブラの怪人、ブラットスタークが話しかける。ブラットスタークは地球外生命体エボルトが変身した姿だが、もちろんこのスタークは仁が変身しわけでも、並行世界の石動惣一に憑依したエボルトが変身したわけでもない。
『これまで俺達は、仮面ライダーどもにも、寝返っていない女神どもにも気づかれないよう、慎重に下準備を重ねてきた。もうそろそろ、あいつをこの世界に呼び寄せる。それからは、更に計画が動き出す。今回は、正体を隠し続けてきた俺達が、ライダーの前に現れてまで成し遂げようとする程、その計画にとって重大な事だ。』
「そんな事、分かっている…」
果たして、ブラッドスタークの言う計画とは…
はい、どうでしたか?今回は次回予告は無しです。まぁ、今回は説明が多い回でしたね。
という事で、今回はここまで。
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