μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい、121話です。

毎度恒例、皆様…大変お待たせしてすみません!!!2ヶ月ぶりの投稿になってしまい、本当に申し訳ありません…

更新が遅くなってしまった理由の一つに、評価0を頂き、その方からメッセージも来たので理由を聞いてみたところ、僕の作風自体が気に入らないなどというような意見を頂いてしまい、直し用もなかったのでどうすればいいのか色々と悩んだりしてしまいました…

まぁ、元々ラブライブ!と仮面ライダーという世界観が全く違う作品のクロスオーバーで、過去ライダーに変身できるお祭り作品モチーフだったり、スクールアイドルであるμ'sが変身したりしますので気に入らないと感じる方も少なくないとは思っていましたので…でも、この作品でも読んでくださっている方に少しでも面白いと思って頂けるように、そして最初は気に入らないと思っていた方でも、読み続けてみると最近意外と面白いな、と少しでも思っていただけるように、これからは今まで以上に頑張っていこうと思いました!

ということで、長くなってしまいましたが…

では121話、スタートです!


121話 あったかい人たち

〜side 優〜

 

橋本拓真としての俺の過去を聞いたみんなは、驚愕していた。

 

「これが、橋本拓真としての俺の前世での過去だ。俺は、俺なんかが成瀬さんに話しかけたせいで気持ち悪い思いを、辛い思いをさせてしまったことが許せなかった。そしてなにより、自分から死を選んでしまったことが許せなかった…そんな自分がみんなと一緒にいていいはずがない。結局転生しても、みんなに辛い思いをさせることには変わりないって思うと怖くなった。だから、みんなの前からいなくなったんだ。」

 

過去を話し終えた俺のその言葉を聞いたみんなは、目を見開いてさらに驚いていた。

 

重苦しい雰囲気の中、しばらくみんな言葉を発さなかったが、最初に穂乃果が口を開く…前に、俺に抱きついてきた。

 

「えっ…?えっ?ほっ、穂乃果…?」

 

「優くんのバカ…!穂乃果たちが、優くんを気持ち悪がるわけないじゃん…!穂乃果たちが、優くんと一緒にいて辛いと思うわけないじゃん!!」

 

「穂乃果…」

 

穂乃果は涙を流しながら言った。すると、更に絵里も俺に抱きついてきた。

 

「そうよ!私たちは、優といる日々が本当に幸せだと感じてるのよ!」

 

「絵里…」

 

更に、ことりも抱きついてきた。

 

「優くんの過去を聞いて、優くんが不安に思うのはわかるよ…でもね、ことりたちは絶対にそんな風には思わない!そんな事はしないよ!」

 

「ことり…」

 

そして、海未と凛も抱きついてきた。

 

「そうですよ。私たちが、優と一緒にいて嫌だと感じるわけがありません。むしろ逆です。」

 

「凛たちは優くんに支えてもらいながらスクールアイドル活動をするのが幸せだし、優くんと一緒にお話ししたりするのが楽しいにゃ!それに、優くんと一緒に戦うと安心するにゃ!」

 

「海未…凛…」

 

そこに、真姫も抱きついてきた。

 

「私だって、普段は素直になれなくて言えないけど…その…優と一緒にいるのが楽しいし、優と一緒にいる方が幸せになれるわ!」

 

「真姫…」

 

更に、希と花陽も抱きついてきた。

 

「優くんの過去のトラウマが、どれほど大きくて、辛い事なのかは凄く分かった…でも、ウチらはいつでも優くんの味方!」

 

「そうだよ!私たちは、絶対に優くんを裏切ったり、優くんが嫌だと思うことはしないよ!だから、優くんも私たちを信じてくれたら、嬉しいな…」

 

「希…花陽…」

 

そして、にこも抱きついてくる。

 

「私たちは全員、優のことを大切な仲間だと思ってるわ!それだけは、忘れないで。」

 

「にこ…」

 

なんで、もっと早く気づかなかったんだろ…みんながそう思ってくれてたことぐらい、もっとちゃんと見てれば気づけたはずなのに…

 

俺、こんなに優しくされてたのに…

 

そう思うと、俺の目から涙が溢れてきた。

 

「ゆっ、優くん!?」

 

「あったかいなぁ…本当に、あったかい…」

 

溢れる涙を抑えようと、天井を見上げながら俺はそう言葉を零した。

 

もしあのまま、前世で1人だったら感じることが出来なかったであろう温もりに、俺の目からは更に涙が溢れてくる。

 

「俺、記憶にはなかったけど、無意識の内にまた前世みたいになったらどうしようって、怖がっていたんだ…みんなにもっと踏み込んで行って、最後に拒絶されたらどうしようって…でも、俺もみんなと一緒にいる内に、みんなが拒絶したりするはずないって思うようになっていった…けどやっぱり、どこかでは怖がっていたんだと思う。結局、みんなの優しさに気づけないままで…本当にごめん!」

 

「優くん…」

 

「でも、もうそんな風に思ったりしない。俺も、もっとみんなと一緒にいたい!だから、こんな俺だけど…もう一度、みんなの仲間に、スクールアイドルμ'sのマネージャーにしてください!」

 

俺は誠心誠意、みんなに頭を下げ…ようとしたけど、みんなが抱きついているのでできないため、気持ちで頭を下げた。

 

「もちろんだよ!優くん、またよろしくね!」

 

みんなを代表して、穂乃果が俺の胸元ぐらいにある頭を上げて、満面の笑みでそう言ってくれた。俺の周りを見ると、同じく抱きついてきているみんなも満面の笑みを浮かべていた。

 

笑顔で迎え入れてくれた穂乃果たちを見て、また涙が溢れそうになるのを堪えて、俺も最高の笑顔で言う。

 

「っ…ありがとう!!」

 

それを見たみんなは、満足気に俺から離れた。すると、俺の前に顔を俯かせた蓮と秀夜が立った。

 

「っ…?」

 

しばらく無言だった2人だが、蓮が俺の頭にコツっと拳を当てた。

 

「……馬鹿、野郎…」

 

力が込められていなかったため頭に痛みは感じなかったが、何故か心が痛くなった。すると、蓮が力なくそう言った。

 

「なんで、連絡寄越さなかったんだよ…!」

 

続いて、秀夜がそう言った。

 

「そりゃ小学生で離れ離れになったけど、俺たちが親友なのには変わりなかっただろ!」

 

「連絡くれれば、いつだってお前の元に飛んでいったのに…」

 

っ…!そうだ…本当は、距離は遠くても、もっともっと近くにいたんだ…離れ離れになったけど、俺にも親友がいたんだ…

 

「蓮…秀夜…ごめん…」

 

「……まっ、またこうして3人集まれたから、チャラにしてやる…」

 

蓮が俺から目線を逸らし、小さめの声でそう言った。

 

「その変わり、これからは何かあったらすぐに俺や蓮、μ'sのみんなに言うこと!」

 

秀夜は釘を刺すように鋭く、しかし優しい視線を向けてそう言った。

 

「あぁ………ありがとう!」

 

本当に、みんなあったかいな…それに、こんなに温かいのはμ'sのみんなや、蓮や秀夜だけじゃない…優奈や姉ちゃんもだし、雪穂ちゃんや亜里沙ちゃん、音ノ木坂のみんなに理事長、先輩の仮面ライダーたちだって…この世界には、あったかい人たちばっかりだよな…ほんと、なんでもっと早く気づかなかったんだろう…この馬鹿野郎()

 

「よしっ、みんな!」

 

穂乃果がそう呼びかけると、全員が俺の前に立った。ん、なんだ…?

 

「優くん!」

 

『おかえり!!』

 

「っ……あぁ、ただいま!!」

 

こうして俺、仮野優は再びμ'sのマネージャーになった。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 穂乃果〜

 

優くんから衝撃的な過去を聞いた後、穂乃果はことりちゃん、海未ちゃんを家に招き入れていた。

 

「はい、お茶だよー。」

 

穂乃果は2人に温かい日本茶を出した。

 

「ありがと、穂乃果ちゃん♪」とお礼を言ってからお茶を一口飲んだことりちゃんは、今回私たちに集まりをかけた海未ちゃんに向けて話す。

 

「それで海未ちゃん、謝りたいことって…?」

 

そう。今日3人で集まったのは、前に海未ちゃんが優くんが生き返ったら話すと言っていた謝りたいこと、を聞くためだった。

 

「その…薄々は気づいていたんですが、穂乃果とことりは優のことを、異性として好きなんですよね…?」

 

「えっ…?うん…」

 

「そうだけど…」

 

突然聞かれたことに戸惑った私とことりちゃんは、少しの間顔を見合わせてから答えた。それにしても、海未ちゃんって人の気持ちには気づけるのに、なんで自分の気持ちには気づけないんだろう…同じことを思ったのか、ことりちゃんも少し苦笑していた。

 

「それでですね…実は、私も優の事が、好きになり…いえ、好きだということを自覚した、という方が正しいですね。」

 

「「っ!?ゴホッゴホッ…!」」

 

顔を赤くしながら言った海未ちゃんに、私とことりちゃんは驚きのあまり咳き込んでしまった。

 

「2人とも、どうしたんです…?」

 

事の張本人である海未ちゃんは、その様子に首を傾げていた。

 

「いっ、いやぁ…ついに海未ちゃんも、自分の気持ちに気づいたんだぁって思ってね。」

 

「ついに…って、穂乃果もことりも私の気持ちに気づいてたんですか!?」

 

私の言葉を聞いて、海未ちゃんは目を見開いて驚いた。ほんと、海未ちゃんって表情豊かだよね…ババ抜きの時とかなんてもっと凄いし…

 

「まあね…」

 

「本人が気づいてない気持ちに気づくっていうのも、変な話だけどねぇ…」

 

私とことりちゃんは、苦笑いしながらそう言った。

 

「でも、海未ちゃんが謝りたいことって…?」

 

「それが…2人の気持ちに気づいておきながら、勝手にその…優に想いを伝えてしまいました。」

 

「「…………えっ?」」

 

私たちは予想外の言葉に思わず聞き返した。

 

「いや、ですから、優にその…告白、してしまいました。」

 

「「…………えぇ!?」」

 

「なんですか今の間は…」

 

いやいや、急展開すぎでしょ!?自分の気持ちにだけ超鈍感だった海未ちゃんが好きだと自覚しただけじゃなくて、告白まで!?

 

同じことを思ったのか、ことりちゃんも凄い顔をしていた。それはもう、言葉では表せないぐらい本当に凄い顔…ことりちゃんのそんな顔、10年以上一緒にいるのに初めて見たよ…

 

「というか、そこまで驚くことですか?」

 

「いやだって、ねぇ…」

 

「うん…」

 

「「あの海未ちゃんが、ねぇ…」」

 

海未ちゃんの問いに、私とことりちゃんは顔を見合わせ、同じタイミングで同じ言葉を発した。

 

「どの私ですか…まぁ、私が恋をするなんて、自分でも変だと思いますが…」

 

「そんなことないよ!」

 

ことりちゃんが顔を一気に近づけて言ったことに、海未ちゃんは戸惑って後退る。

 

「そうだよ!確かにあの鈍感な海未ちゃんが私やことりちゃんよりも早く告白したことには驚いたけど、海未ちゃんが恋するのは全然変じゃないよ!」

 

私がそう言った後ろで、ことりちゃんもうんうん!と首を縦に振っていた。

 

「それに、私たちは怒ってないよ。ねっ、穂乃果ちゃん?」

 

その言葉に私がうん!と答えると、ことりちゃんは話を続ける。

 

「私も穂乃果ちゃんも優くんが好きで、お互い恋敵(ライバル)ではあるけど、それと同時に海未ちゃんの恋も応援してるんだよ!矛盾してるかもしれないけどね…でも、それでも応援するよ!だって…」

 

「「友達だもん!」」

 

私は最後の一言をことりちゃんと同時に言った。

 

「穂乃果…ことり…そうですね…!私だって、優のことが好きですが、穂乃果とことりの恋ももちろん応援しています!」

 

笑顔でそう言った海未ちゃんに、私とことりちゃんも微笑み返した。

 

「まぁ、応援しているけど、もちろん手は抜かないよ!穂乃果も全力で優くんにアピールするよ!」

 

「もちろんことりも!」

 

「えぇ!私だって、手加減しませんよ!」

 

「ことりちゃん、海未ちゃん。頑張ろうね!」

 

「うん!」「はい!」

 

多分、私たちの全力のアピールも、鈍感な優くんは気づかないんだろうなぁ…でも、鈍感な優くんでも好きになってくれるように、頑張るぞぉ!

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「ただいま。」

 

「あっ、お兄ちゃん!」

 

みんなと別れ俺が家に帰ると、リビングの方から優奈の声が聞こえ、それからこちらに向かってくる足音が聞こえた。

 

「おかえり!」

 

優奈は、帰ってきた俺を玄関まで出迎えに来て、そのまま抱きついてきた。俺がそんな優奈の頭を撫でると、嬉しそうに目を細める。

 

「あれ…?」

 

すると優奈が、何かに気づいたように声を上げた。

 

「どうした?」

 

「いや、いつもなら早く私から離れようとするのに、頭まで撫でてくれるなんて…何かあったの?」

 

確かに、いつもならすぐ離れようとしてるっけ…?でも、あんなことあったからかなぁ…

 

「まっ、まぁたまにはな?」

 

俺はそう誤魔化して、改めて優奈を見ると、何故かエプロンをしていることに気がついた。

 

「それより、なんでエプロンなんてしてるんだ?」

 

「フッフッフッ…まぁまずは荷物を置いてから、リビングに来てよ!」

 

「…?分かった。」

 

変なテンションの優奈を疑問に思いながら、俺は言われた通り荷物を自室に置きに行った。ちなみに、俺が一時的に死んだことを優奈には伝えていないのは、既に姉ちゃんから聞いている。

 

 

「優奈ー、荷物置いてきたぞ。」

 

俺がそう言いながらリビングに入ると、テーブルの上に既に夕食が用意されていた。

 

「これは…?」

 

「実はね、いつもお世話になっているお兄ちゃんのために、今日の夕飯は私が作ったんだ!元々料理は苦手だったから、あんまり手の込んだものは作れなかったんだけどね…作り方はお姉ちゃんに教えてもらったんだ!」

 

初めて会った時は料理どころか、卵一つ割るのにも失敗してた優奈が、形は少し崩れているもののオムライスを作るなんて……

 

「ありがとな…!」

 

俺は感動しながら、優奈の頭を撫でて礼を言った。

 

「へへへ…さっ、お兄ちゃん、冷めないうちに食べよ!」

 

「そうだな。」

 

俺は優奈に促され、椅子に座った。

 

「いただきます。」

 

手を合わせてそう言ってから、俺は優奈が作ってくれたオムライスを一口分スプーンで掬った。紫のメダルの影響で味覚を感じにくくなってるのは残念だが…折角優奈が作ってくれたんだ、出来るだけ味わって食べよう。

 

そう思いながら、俺は掬ったオムライスを口に運んだ。

 

「っ…!?」

 

「……どう?お兄ちゃん。」

 

「うっ、美味い…」

 

「ほんと!?良かったぁ…」

 

俺は驚きが隠せなかった。フィンディッシュに殺される前に食べたものより、はっきりと味を感じるからだ。

 

「美味い…こんな美味いの、久しぶりに食べた…」

 

「おっ、お兄ちゃん!?泣くほど!?」

 

俺は感極まって、涙を一筋流していた。

 

「えぇ!?お兄ちゃん、泣くほど美味しいの!?」

 

「あぁ。優奈も成長したなぁ、って思ってな…」

 

ただでさえ可愛い妹が作ってくれたご飯なのに、久しぶりに味を感じたからな…まぁ、流石にそんなこと優奈には言えないけど…

 

「えぇ…こんなことで泣くなんて、それだからシスコンとか言われちゃうんだよ…」

 

「うぐっ…!?そう言われると、否定できない部分もあるな…」

 

「まっ、私もそんなお兄ちゃんとお姉ちゃんが、大好きだけどね!」

 

「優奈…」

 

俺は感動しながらスマホを取り出し、スピーカーを優奈の方に向けた。

 

「お兄ちゃん?」

 

それを疑問に思っている優奈に、俺は一言発する。

 

「録音するから、もう1回言ってくれ。」

 

「っ…!はっ、恥ずかしいから止めてよ!お兄ちゃんのバカ!」

 

「ばっ、バカ!?優奈に、バカって言われた…………ゴクッ…美味い…」

 

俺は落ち込みたがら再びスプーンで掬ったオムライスを口に運んだ。

 

「優奈。」

 

気を取り直して立ち上がった俺は、再び優奈に声をかける。

 

「どうしたの?」

 

「優奈が妹で本当に良かった、ありがとな。」

 

そう言って、俺は優奈の頭を再び撫でた。

 

今回フィンディッシュに殺されて、仮面ライダーとして戦う俺はいつ死んでもおかしくない状況なんだと改めて実感した。神様と話して、生き返って、μ'sのみんなの言葉を聞いて、今の俺は絶対に死にたくないと思っているが、それでも危険なことに変わりはない。だから、優奈にも日頃の想いや感謝を伝えられるうちに伝えておこうと思った。

 

急に改まってそんなことを言った俺を、優奈は不思議そうに見つめている。しかし、少し時間が経つと優奈も笑顔でこう言った。

 

「私も、お兄ちゃんがお兄ちゃんで本当に良かったよ!ありがとう!」

 

 

 

 

 

優奈が作ってくれたオムライスを食べ終え自室にいると、扉をノックする音が聞こえた。

 

「どうぞ。」

 

俺がそう答えると、部屋の扉が開いた。

 

「あっ、姉ちゃん。帰ってたんだ、おかえり。」

 

俺は部屋に入ってきた姉ちゃんに、そう声をかけた。

 

「ただいま。それでその…」

 

姉ちゃんは言いにくそうに、一瞬口ごもった。

 

「μ'sのみんなに、話、出来た?」

 

「あぁ。なんか、悩んでた俺が馬鹿みたいに思えたよ。穂乃果たちがこれまで俺をμ'sのマネージャーとして活動してたのが嫌々じゃないことなんて、冷静に考えれば簡単にわかる事だったよ…」

 

「……優くん…いや、拓真くんの前世での出来事は、運が悪かったでは済ませられないことだけど…でも、拓真くんも、今の優くんも、本当に素晴らしい人間よ。前の世界でも、出会う人間が良くなかっただけ…拓真くんの素晴らしさに気づけない人だっただけ。」

 

姉ちゃんは悲しそうにそう言った。

 

「でもね、そんな前世でも拓真くんの素晴らしさに気づいてた人はいるよ。蓮くんや秀夜くん、優奈…あっ、当時は美穂だね。それから、悠斗くん、だっけ?みんな、拓真くんの良い所をいっぱい知ってるよ。それと、成瀬みのりちゃんもね。」

 

「えっ…?成瀬、さんも…?」

 

「うん。………本当は、話すかどうかすっごく迷った。拓真くんに優くんとして転生してもらった時から、いつか来るであろう記憶を取り戻してしまう時に、真実を話すかどうかずっと迷ってたんだ。」

 

「真実…?」

 

俺は姉ちゃんが言った言葉の意味を、理解出来ずにいた。

 

「でも、やっぱり優くんはこれを知っておくべきだと思う。神と会って、過去ばかり見ないで未来を見ろって言われたんでしょ?」

 

「あっ、あぁ、言われたよ。」

 

「だから、やっぱり伝えるね。これを伝えないと、優くんは本当の意味で未来には進めないと思うから。成瀬みのりちゃんが、拓真くんの告白に対してあんな酷い断り方をしたのには、理由があったの。 」

 

「えっ…?」

 

 

 

そして俺は、成瀬さんが俺と同じく虐めを受けていたこと、だから俺の告白に対して成瀬さんが普段使わないような言葉で返事をしたということ、それから、成瀬さんの本当の気持ち…

 

「そう、だったのか…じゃあ成瀬さんは、本当は俺のことを…?」

 

「うん。みのりちゃんは、本当は拓真くんのことが好きなんだよ。」

 

「そっか…っ…」

 

その時、俺の右目からつーっと一筋涙が流れ落ちた。

 

「優くん…」

 

「ごめん、大丈夫だ。」

 

俺は服の袖で涙を拭き取り、再び話を続ける。

 

「でも、やっぱり前世での後悔は残るかもな…」

 

「優くん…」

 

「だって、俺が成瀬さんへの虐めに気づいてたら、せめて成瀬さんだけでも助けられたかもしれないのにって…」

 

「それは優くんのせいじゃな…「でも…」

 

姉ちゃんがその言葉を言い切るのを遮り、俺は話を続ける。

 

「でも、神様と約束した。これからは未来に進むって…だからと言って、過去を全て忘れるわけじゃない。前世で成瀬さんを助けられなかった分、この世界で穂乃果たちが困ってたら、この世界の人が怪人に襲われていたら、今度こそ助けるって!それにさ、やっぱりまだ迷ってるんだ…」

 

「迷ってる?」

 

「穂乃果たちが仮面ライダーとして戦うこと。みんなは、元々は戦いとは程遠い位置にいたんだ。神様も、みんな自身も戦ってるのは自分自身の意思だって言ってるけど、やっぱりみんなが仮面ライダーの力を使うのは怖い…ほら、姉ちゃんたちが本来開発してない力まで、みんなは使い始めただろ?」

 

「確かに、どうやって生まれたか分からない力だし、危険よね…」

 

本来、穂乃果の金のクウガやことりのサバイブ、海未の装甲響鬼に凛のシャイニングフォームに希のキングフォームの力は開発されていなかったものだ。そんな力が何故穂乃果たちに宿ったのか…

 

「特に、穂乃果は金のクウガに変身してるし、希に至っては一度とは言え13体のアンデットと融合したキングフォームに変身している。もし今後、アンデットになったりするような事があったら…」

 

「ないとは言いきれないわね…それに、やっぱりμ'sのあの9人には何か秘密があるはずよね…もちろん、本人も知らないと思うけど…」

 

「だよな…響鬼の装甲なんて凄い修行が必要なのに、海未は変身出来ている。もちろん、あの海未の事だし、修行はしているんだろうけど…それに穂乃果だって、金のクウガをほぼ時間制限なしで使ってる。普通じゃ、ありえない…」

 

俺がそう言うと、姉ちゃんはだよね…と言って俯いた。

 

「でも、みんながあんなにはっきり戦うって言ったから、そう強く決断したから、俺はそれを応援する。何より、大切な仲間だから!」

 

俺は神様の、仲間なら信じてやれという言葉を思い浮かべながら言った。

 

「優くん…そうだね、優くんがμ'sのみんなのことを信じて、そばにいるならきっと大丈夫だよ。私に出来ることがあったら、なんでも言ってね。」

 

「姉ちゃん、ありがとう。あっ、そうだ…そういえば、優…元々この世界にいた俺から、頼まれたことがあるんだ。」

 

俺はそう言って、その概要を姉ちゃんに話した。

 

 

 

「……そっか。うん、いいと思うよ。」

 

優から頼まれたことを話してみると、姉ちゃんも賛成してくれた。

 

「じゃあ、明日は翔太郎さんの所に改めてお礼に言いに行くから、明後日にでも行ってくるよ。」

 

ラブライブ!最終予選も近いのに復帰早々、練習に2日も出れないっていうのは凄い申し訳ないんだけどな…

 

「あっ、そういえば…」

 

俺はふとあるものを思い出し、1冊の冊子を取りだした。

 

「優くん、それは?」

 

「神様と別れる時に、ホープデータボトルと一緒に貰ったんだ。まだ読んでなかったけど、何が書いてあるんだろう…」

 

俺は冊子の1ページ目を開いて読み始める。

 

 

やぁやぁ、仮野優くん。これを読んでるということは、君は無事生き返ることが出来たんだね、おめでとう。そんな君も色々と多感な高校生。そこで、君にこれを送ろう。是非使ってくれ。

 

 

開いて最初の右のページにはそう書かれており、次の左のページには、裏向きの写真がセロハンテープ1枚で止めてあった。

 

「使ってくれって、この写真のことか…?」

 

俺はそう思い、その写真を表向きにして…

 

「ぶっっ!?」

 

驚いて一瞬で裏向きに戻した。

 

「って使えるか!!」

 

「ゆっ、優くん?どうしたの…?」

 

突然叫んだ俺に、姉ちゃんが心配して声をかけてきた。

 

「いっ、いやなんでもないなんでもない!」

 

俺は慌てて本を閉じた。あんのぉ神様ァァァ!なんつー写真入れてんだよ!

 

神様が使ってくれ、と言って入れてたのは、明らかに神様が盗撮したであろう綾乃さんのパンチラ写真。ほんと、もし姉ちゃんに見られたらどうすんだよ…

 

「はぁ…」

 

俺はため息を一つつき、とりあえずもう一度本を開いた。決してさっきの写真が気になった訳ではなく、次のページからは本当に重要な何かが書かれているかもしれないから、その確かめのためだ。って俺、誰に言い訳してんだよ…

 

 

いや、さっきのはほんの出来心だ。すまないすまない(笑)

 

 

こいつ、反省する気まるで感じられない…あっ、思わず神様に対してこいつって言ってしまった…次のページに書かれいた神様の文を読み、俺は更に呆れていた。

 

 

さて、本題に入ろう。今回君にこの本を託したのは、オリジンデータボトルについてだ。

 

 

「っ!?やっぱり、真面目な話なんじゃねぇか…」

 

 

あの時は話さなかったが、俺は先代の仮面ライダーインフィニティ、オリジンデータボトルで変身していたインフィニティを知っている。だが、俺の知ってる限り当時のインフィニティには時を越える能力はなかった。

 

 

「どういう事だ…?当時のインフィニティにはなかった力ってことは、俺が変身して生まれた能力ってことか?」

 

 

だから、俺も時を越える能力について詳しくは知らなかった。そこで俺なりに調べてみたんだが、インフィニティの力はその変身者の感情に大きく左右される。オリジンの時を越える能力は、過去ばかり考えるお前に逆らおうとして上手く使えなかった。ここまでは天界でも言ったな?

 

 

 

「はい…って、俺文章なのに何返事してんだ…」

 

 

正直言うと、今現在はっきり分かってるのはこれだけだ。ただ、能力を使いこなすための策は思いついた。次のページに挟んである封筒の中身を見てくれ。

 

 

「封筒って、これか…?」

 

俺は封筒を傾け中身を出した。

 

「これって、アタックカード…?」

 

封筒の中に入っていたのは、俺が技を繰り出す時などに使うアタックカード…だが、技名などは表示されておらず、普段その技などを表す絵などが書かれている所には時計とその周りに歪んだ矢印などが書かれているが、ボヤけて色がついてない状態だ。このカードについて気になった俺は、冊子の続きを読む。

 

 

そのカードはまだ未完成だが、神である俺が持つ時間を越える力を分け与えたカードだ。神には、時間を越えたり記憶を書き換えたりと特別な力が使える。今では、天界でこの力を使えるのは俺一人だ。実は、お前が転生する時に記憶を色々変えたのも俺だ。

 

 

「姉ちゃんじゃなかったのか…」

 

「えっ?」

 

さっきから貰った冊子を読みながらブツブツ言っている俺の口から、自身に関する話題が出たため、姉ちゃんが疑問の声を上げた。

 

「あー、いや…神様には時間操作や記憶操作の力があって、俺が転生する時に記憶を変えたりしたのも神様だって書いてあったから…」

 

「あー、その件ね…そうよ、記憶の操作は神が行ったわ。」

 

「てっきり姉ちゃんがやったんだと思ってたよ。昔話した時もそんな感じで話してたり、姉ちゃんのエネルギーが足りなかったとも言ってたし…」

 

「私自身のエネルギーが足りなかったのは確かよ。ただ、誰かを転生させる時には、必ず神が一度転生者について色々確認するのよ。主に記憶面について…いくら女神だからと言っても、記憶は操れないの。もし女神みんなが記憶を操れたりしたら、財団Xとの戦いももっと大変になってると思うわ…」

 

姉ちゃんに言われて気づいた。確かにそうだ…今回ガリュサが記憶を操っただけでも厄介だったってのに…

 

「それに、転生時優くんの魂を分離させたり移したりしたのも神よ。」

 

「へぇ…そういう特殊能力みたいなのが使えるのって、神様だけなのか?この冊子には、今では使えるのは俺だけだって書いてあるんだけど…」

 

俺はふと疑問に思い、姉ちゃんに尋ねた。

 

「私も詳しくは知らないんだけど、昔はいたってのは少し聞いたことがあるわ。記憶操作や時間移動、魂の分離だったり並行世界への移動、神が持つ様々な能力を一つずつ持つ特別な女神たちがいたはずよ。」

 

「今はいないのか?」

 

「えぇ、そうみたい。なんでなのかとかは私も知らないんだけどね…謎が多すぎて噂ばかり広まっているから、天界では最早都市伝説的な扱いになってるのよ。」

 

天界にも都市伝説みたいなのあるんだな…

 

「あっ、とりあえず続き読んでみるよ。」

 

俺は姉ちゃんにそう言って、再び冊子に目を落とした。

 

 

俺の時を越える能力を分け与えたそのカードに、お前のオリジンの力を込めることでお前の意思で時間を越えることが出来るようになるはずだ。ただ、それにはお前は何度か時を越えなければならない。まだ自分の意思で時を越えられないお前には、難しいし危険だとは思うが、そこはお前の覚悟次第だ。やる気があるなら、必要な道具を渡すから優香に俺のとこまで来るように伝えてくれ。

 

 

そこで、冊子は終わった。

 

「覚悟次第、か…」

 

確かに今の状態で俺が時を越えるということは、どの時間に時を越えるのか分からないということになる。そして、いつ戻ってくるのかも分からない。危険なかけになるな…

 

「でも、それでも…」

 

俺は未来に進むって決めたから…!

 

「優くん?」

 

一人拳を握りしめて呟いた俺に、姉ちゃんが声をかけた。

 

「姉ちゃん、頼みがある。」

 

「どうしたの?」

 

「オリジンデータボトルの力を使いこなすため、協力して欲しい。」

 

「オリジンデータボトルの力って…時を越える力のこと?」

 

姉ちゃんの言葉に、俺は静かに頷いた。

 

「神様によると、このカードにオリジンの力を込めると、時を越えられるようになるかもしれないらしい。それに必要な道具を神様が姉ちゃんに渡したいらしいから、取りに行ってくれないか?」

 

「……分かった、明日行ってくるね。」

 

「悪い、ありがとう。」

 

「ううん…あっ…そういえば、オリジンもそうだけど、あの新しい力も凄いね!」

 

姉ちゃんの言う新しい力、とはホープデータボトルのことだろう。

 

「あぁ、そうだよな。敵の特殊能力を打ち消したり、エネルギーを吸い取って自分の力にできる、なんてほぼチートだもんな…流石神様からもらった力だ。」

 

俺は苦笑いしながら言った。

 

「でも、その分弱点もあるんだけどな…」

 

「弱点?」

 

「あぁ。他者からエネルギーを吸い取れる分、最初のスペックが強くないんだ…だから、相手からエネルギーを奪えなかったらそんなに強くない。いくら神様から貰った力でも、それを使う俺は人間だからな…強さにも限度があるんだ。それに、消費するライダーエナジーも多いから、長時間の変身もできない…」

 

「へぇ…あの姿にそんな弱点があったんだ…」

 

姉ちゃんはまだまだ興味が尽きていないのか、興味深そうに言った。

 

「あっ、そうだ。はい、これ。」

 

ふと思い出して姉ちゃんが俺に渡してきたのは、レッドメモリーデータボトル。

 

「この中の茜ちゃんの記憶もあったから、優くんを生き返らせることが出来たんだ。」

 

「そっか…」

 

ありがとな、茜…

 

俺はレッドメモリーデータボトルを握りしめ、心の中でそっと言った。

 

「じゃ、私は戻るね。」

 

「あっ、姉ちゃん…」

 

部屋を出ていこうとした姉ちゃんは、俺の声を聞いて再び振り返る。

 

「改めて、俺を生き返らせてくれてありがとう!姉ちゃんが俺の姉ちゃんで、本当に良かった!」

 

「優くん…私も、優くんが私の弟で本当に良かったよ!」

 

そう答えて、姉ちゃんは部屋から出ていった。

 

「それにしても、今回ガリュサが俺を生き返らせるために協力してたのは謎だよな…ガリュサ自身の目的なのか、財団Xの目的なのか…どちらにせよ不可解だな…まっ、今はあいつに警戒するしかないか…」

 

誰もいない自室で一人そう呟いた俺は、スマートフォンを取り出して再び口を開く。

 

「それよりも今は、絵里だな…」

 

〜side out〜

 

 

 

 

〜三人称視点〜

 

「仮野優がまた進化しましたか…」

 

「えぇ。それに、μ'sの中でも半数弱が我々の望む進化まで辿り着いているわね。」

 

未だ正体が謎に包まれている、白いズボンに白い服、白いローブを身にまとった薄い金髪のジェフリーという男と、ガリュサが話していた。

 

「そろそろ、君以外の最高幹部にも動いてもらうとしましょうか。」

 

「そうね。そろそろ頃合かしらね。」

 

「逆にガリュサ、君には次の任務を終えたら、しばらく戦いから離れて元の任務に戻ってください。向こうに怪しまれたら少し厄介ですからね。」

 

「えぇ、分かったわ。」

 

ガリュサがそう答えると、ジェフリーは満足気に微笑んだ。

 

「ところで、そろそろ君も、力の予備を預けてくれやしないかい?」

 

話を切り替えたジェフリーは、先程の笑みよりもどこか胡散臭く感じてしまうような笑みを浮かべて、ガリュサに尋ねた。

 

「残念だけど、ボスの言うことでもそれはまだ聞けないわ。」

 

「そうか…まぁ、今はいいでしょう。しかし、作戦実行の日までそう遠くない。それまでには、力を分けてくれることを願っていますよ。」

 

そう言って、ジェフリーは部屋から出ていった。

 

「……私にも、悠長にしている時間はないわね…」

 

一人そう呟いたガリュサ。

 

 

橋本拓真の過去がついに明かされ、更なる進化を遂げた優。

 

しかし、財団Xにも、μ'sにも、そして優にもまだ解き明かされていない秘密が残されている。それらが解き明かされるのはそう遠くない未来。それを知った優たちは、果たしてどうなるのか…優たちの未来は、果たしてどうなるのだろうか…

 

その秘密が少しずつ紐解かれることになる最初の事件は、もうすぐ目の前まで迫っていた。その事件で優たちと再び協力することになるのは、二人で一人の仮面ライダー…

 

『サイクロン!ジョーカー!』

 

「「さぁ、お前の罪を数えろ!」」




次回、μ'sと仮面ライダーの物語!

W編、始動!!

『今回来てもらったのは他でもない、財団Xの件について色々分かったから、直接話したいと思ってな。』

─翔太郎が掴んだ情報とは…

『はっはっはっ!素晴らしい!この力で俺は、組織を復活させそのトップに立つのだ!』

─謎のドーパントの目的とは…


『おいっ、絵里!?絵里ぃぃぃっ!!』


次回、『122話 Gの目的/風の街、風都』





ということで、『16章 過去とのケジメ編』の最終話でした。いかがでしたか?この章では拓真の過去が判明したり、優が更なる進化をしたりだとか色々ありましたね。ちなみに、ホープインフィニティはエグゼイドでいうムテキ、ビルドでいうジーニアスなどの最終フォームの立ち位置となります。あくまで例えなので、もう新しいフォームは出ないとは言いきれません。

そして、次回からは新章に入ります。タイトルは、『17章 ラブライブ!最終予選編』です。はい、そのまんまです。ラブライブ最終予選までの2、3週間の話を書いて、そこからアニメにもある最終予選の話を書いていこうと思います!

そんな17章の一発目は、16章でも登場した仮面ライダーWのメイン回!それから、17章からは投稿ペース改革を本格的に行っていこうと思います。少なくとも、この外出自粛期間はあまりすることも無いので、出来るだけ短いペースで投稿していく予定です。

更に、これからは章の中でもひとまとまりの話は2日起きぐらいに投稿していって、それが終わったら執筆時間などの関係で少し時間を置いて、またひとまとまりの話を2日起きぐらいに投稿していこうと思っています。というのも、この「μ'sと仮面ライダーの物語」はひとまとまりの話で大体3、4話です。今回の16章は、章全体でひとまとまりになってしまったので例外になってしまいますが…

その3、4話を数週間、もしくは1、2ヶ月置きに投稿していると、読者の方も前の話を忘れてしまうと思いますので…という事で、これからは例えばW編だと、W編の1話を投稿した翌日か翌々日にその2話目を、そのまた翌日か翌々日に3話目を投稿して行くという方式に変えていくので、どうかよろしくお願い致します。

ということで、またW編の1話目が投稿出来そうな日が近くなりますと、Twitterの方でも報告したいと思っておりますので、アカウントを持っている方は是非そちらのフォローもよろしくお願い致します。と言っても、最近はあまり更新できていませんが…Twitterの方も、これからは少しずつ更新していこうと思っていますので、よろしくお願い致します。

後書きが長くなってしまいましたが、今回はこの辺で…お気に入り登録、評価や感想など頂けると嬉しいです。ではまた次回、122話でお会いしましょう!
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