μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい20話です。
とうとう、20話まできましたね。
そして見てくれた皆さん、お気に入りに登録してくれた皆さん、本当にありがとうございます!
では20話、スタートです!


20話 ラブライブ、開催決定!

〜side 優〜

 

「大変です!」

小泉が焦りながら部室へ来た、何があったんだ?

 

「ら、ラブライブです!ラブライブが開催されることになりました!」

 

「ら、ラブライブ!」

 

ラブライブ、なんだそれ?高坂は知ってるようだけど…

 

「って、なに?」

 

いや、知らないのかよ!知ってるように言ってたじゃん。俺が心の中でツッコミを入れていると、小泉がパソコンを見ながら説明を始めた…

 

「スクールアイドルの甲子園、それがラブライブです!エントリーした中から、このスクールアイドルランキングの上位20位までがラブライブに出場。夢の大会です!噂には聞いていましたけど、ついに始まるなんて…!」

 

「へぇー。」

 

「スクールアイドルは全国的にも人気ですし。」

 

「盛り上がること間違いなしニャー!」

 

矢澤以外のμ’sのメンバーが小泉の説明を聞いていた。ちなみに矢澤は今、部室にはいない。

 

「今のアイドルランキングから、上位20組となると…1位のA-RISEは当然として、2位、3位は… ま、まさに夢のイベント、チケット発売日はいつでしょうか…」

 

「花陽ちゃん、見に行くの?」

 

「当たり前です!!これはアイドル史に残る一大イベントですよ!?見逃せません。」

 

「アイドルのことになると、キャラ変わるわよね…」

 

「凛はこっちのかよちんも好きだよ!」

 

「なんだ、私てっきり出場目指して頑張ろうって言うのかと思った…」

 

「えぇ、そ、そんな!私たちが出場なんて恐れ多いです…」

 

「キャラ変わりすぎ。」

 

「凛はこっちのかよちんも好きニャー!」

 

お前は小泉なら、なんでも好きなんだろ。でも、スクールアイドルなんだし、μ’sも目指した方がいいと思うけど、と俺が考えていると。

 

「でも、スクールアイドルやってるんだもん!目指してみるのも悪くないかも!」

 

「ていうか、目指さなきゃでしょ!」

 

南と高坂も同じ考えだったようだ…

 

「でも、現実は厳しいわよ?」

 

「ですねぇ…確か、先週見た時はとても出場できる順位では…あっ、穂乃果!ことり!優!」

 

「「「んっ?」」」

 

俺と高坂と南が園田に呼ばれて、パソコンを見てみると…

 

「あっ!」

 

「すごい!」

 

「順位が上がってるぞ!」

 

「嘘!?」

 

「どれどれ?」

 

「急上昇のピックアップスクールアイドルにも選ばれてるよ!」

 

「ホントだ!ほらコメントも!」

 

高坂が読み上げた、コメントには「新しい曲、素敵です!」「7人に増えたんですね!」「いつも、一生懸命さが伝わってきて、大好きです!」「一緒にいるマネージャーを殺してやりたいです!」などとあった。

 

・・・ 

 

いや待てぃ!最後のコメント、命の危険を感じるんだけど!?

 

「なんで、俺のこと分かってるんだよ!」

 

「だって、マネージャーだし、優くんの写真もあげておいたんだ。」

 

「それで、こないだ、俺がμ’sのマネージャーってことが分かる人いたのか…」

 

「わぁ、もしかして凛たち人気者?」

 

星空が目をキラキラさせながら言うと、西木野が、

 

「そのせいね…」

 

そう言った。

 

 

その説明を聞く前に屋上へ練習に行き、その事について聞いた。

 

「最近、校門の前で私を待ってて、写真をお願いしてくる子がいたのよ…」

 

「出待ち!?」

 

「嘘!?」

 

「あぁ、そういえば俺もこの前、校門の前で俺に写真お願いしますって頼んできた女子がいたんだけど、なんで俺なんだろ?もしかして悪質サイトに載せられたりするつもりだったのか!?撮るんじゃなかったかも…」

 

「それは、ないと思うけど…」

 

「優の鈍感さは相変わらずですね…」

 

「「「っていうか、優くん(優)撮ったの(ですか)!?」」」

 

高坂と園田と南が怖い笑顔をしながら聞いてきた。だから、なんで女子はそんなに怖い顔できるの。俺が1年生組に助けを求めると、苦笑いしてる小泉と星空。そして、心無しか西木野は不機嫌な顔をしていたように見える。

 

結局、1年生組には助けてもらえなかった。そして、なんとか高坂と園田と南にも写真を撮ることで許してもらった。でも、高坂たちもなんで俺と写真を撮りたいんだ…まさか!?高坂たちまで悪質サイトに!?

 

「っていうか、優くんまで出待ち!?私全然ない…」

 

と、高坂が落ち込んでいた。

 

「そういうこともあります!アイドルは残酷な格差社会でもありますから!」

 

「でも、真姫ちゃんも写真を撮るなんて、ずいぶん変わったニャー!」

 

「わ、私は別に…!」

 

「あっ、赤くなったニャー!」

 

「うっ…ふんっ!」

 

と、いじってくる星空に西木野がチョップをして、2人は言い合いをしていた。すると、矢澤が屋上にやって来た。

 

「みんな、聞きなさい!重大ニュースよ!フッフッフッ、聞いて驚くんじゃないわよ…今年の夏、ついに開かれることになったのよ!スクールアイドルの祭典!」

 

「ラブライブ、ですか?」

 

南、そこは言わせてあげなよ。

 

「あっ、知ってるのね…」

 

ほら、矢澤が結構悲しそうな顔してるぞ…

 

 

そして、俺たちは出場の申請をするため、生徒会室前まで来ていた。

「どう考えても、答えは見えてるわよ…」

 

「学校の許可?認められないわぁ!」

 

ぷっ…面白いな。けど星空。そのモノマネ、見つかると絢瀬先輩に何されるか分からないぞ…

 

「たよね…今度は間違いなく生徒を集められると思うんだけど…」

 

「そんなの、あの生徒会長には関係ないでしょ。私らのこと目の敵にしてるんだから…」

 

どこかの教室から出てきた矢澤が言った。どこから出てきてるんだよ…

 

「ど、どうして私たちばかり…」

 

「それは…あっ、もしかして、学校内での人気を私たちに奪われるのが怖くて…」

 

「それはないわ。」

 

「ツッコミ早!?」

 

そう言って、矢澤のいた教室のドアを西木野が閉めた。

 

「もう、許可なんて取らずに勝手にエントリーしてしまえばいいんじゃない?」

 

「ダメだよ!エントリーの条件にちゃんと学校の許可を取ることって書いてあるんだし…」

 

「じゃあ、直接理事長に頼んでみるとか?」

 

「えっ、そんなことできるの?」

 

「まぁ、理事長のとこに直接行くのはダメだって言われてないし、大丈夫じゃねえの?」

 

「でしょ?何とかなるわよ。親族だっているんだし。」

 

西木野の言葉で、全員が南の方を向いた。そういえば、南って理事長の娘だったな…

 

そして、理事長室に来たのだが…

 

「なんだか、余計入りにくいオーラが…」

 

確かに、理事長室の扉って入りにくいオーラあるよな。だけど…

 

「そんなこと言ってる場合じゃないだろ。こんなのは踏み込みが大事なんだよ。」

 

「なんで、優くんは緊張しないの!」

 

「俺、何回も来てるし…」

 

そう、俺は何回か理事長室に来ているのだ。

 

「えっ?なんで優くんは来て…うわっ!?」

 

高坂がそう言いかけたときに理事長室のドアが空き、東條先輩が出てきた。あっ、東條先輩がいるってことはもしかして…

 

「あっ、お揃いでどうしたん?」

 

「うわっ、生徒会長!」

 

やっぱり、絢瀬先輩もか…

 

「タイミング悪…」

 

「なんのようですか?」

 

「理事長にお話があってきました!」

 

「各部の理事長への申請は、生徒会を通す決まりよ。」

 

「申請とは言ってないわ!ただ、話があるの!」

 

「真姫ちゃん、上級生だよ。」

 

おぉ、高坂が上級生とか考えることあるんだ…

 

「優くん、今失礼なこと考えなかった?」

 

「いや、べ、別に考えてないぞ?(なんで、分かるんだよ…)まぁ、絢瀬先輩。そう、硬くならずに。俺もちょっと理事長に話があるから、入らせてもらいますね。」

 

「あっ、ちょっと!」

 

そう言って、俺は少し強引に綾瀬先輩のよこを通り抜け、中に入った。

 

「こんにちは、理事長先生。」

 

「あら、仮野くん。前来た時はすぐに帰っちゃったけど、今日は紅茶でも飲む?」

 

「いえ、今日用事があるのは、他のみんななんで遠慮しときますね。それとこの前のカギ、ありがとうございました。」

 

「いえ、そのぐらいお安い御用よ。仮野くんは色々と頑張ってくれてるから。」

 

何故、俺と理事長がご近所さんの家に来たような会話をしているかというと、理事長は俺がライダーとして戦っていることを知っているのだ。それからは、俺が音ノ木坂学院を守っているようなものだと言って、色々気を使ってくれたりもしている。気にしなくてもいいのに…

 

でも、俺が正体をここまで隠して続けることが出来ているのも、理事長のおかげてもあるんだよな。すると、高坂が俺に、

 

「優くん、鍵ってもしかして、にこ先輩をμ’sに入れる時に部室を開けた鍵って。」

 

「あぁ、理事長先生に貸してもらったんだよ。」

 

「そうだったんだ。」

 

「それより、何故優は理事長と親しいんですか?」

 

「私も、お母さんと優くんと親しいなんて話してるの聞いたことないよ?」

 

「それは、私も娘だからって学校のことを話すわけにはいかないもの。理由は、仮野くんが音ノ木坂学院の共学化試験生だから。それと去年の4月から10月まで、生徒会副会長をしていたからよ。」

 

「「「えっ?」」」

 

「優くんって、副会長だったの?」

 

と高坂、園田、南が驚いていた…

 

「あんたら、知らなかったの?かなり有名だったわよ。共学化試験生が1年生なのに生徒会副会長になったらしいって。」

 

と、矢澤が説明してくれてる間に東條先輩が俺にこっそりと聞いてきた。

 

「仮野くん、もしかして、理事長は仮野くんが仮面ライダーってこと知ってるん?」

 

「はい、去年の年末ぐらいに…」

 

「去年の年末…それって…」

 

「希、どうかしたの?」

 

「い、いや、何でもないで。」

 

東條先輩が何かに気づいたようだが、俺と東條先輩が話しているのに気づいた絢瀬先輩によって、止められた。

 

「それより、何か話があるんじゃないの?」

 

と、理事長が聞いてきたので、ラブライブについて話した。

 

「へぇ、ラブライブねぇ。」

 

「はい、ネットで全国的に中継されることになっています。」

 

「もし出場出来れば、学校の名前をみんなに知ってもらうことにもなると思うの!」

 

園田と南がそう話す。俺達2年生は理事長の前に立って、矢澤はその後ろ、そして1年生の3人は理事長室の外で待っている。

 

「私は反対です!理事長は、学校のために学校生活を犠牲にするような事すべきじゃないとおっしゃいました。」

 

絢瀬先輩は、やっぱり反対してきた。

 

「そうね。でも、いいんじゃないかしら?エントリーするぐらいなら。」

 

「本当ですか!?」

 

「えぇ!」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!どうして彼女達の肩を持つんですか!」

 

理事長の言葉に、俺達は喜びの声を上げるが、絢瀬先輩はやはり反論する。

 

「別に、そんなつもりはないけど。」

 

「だったら、生徒会も学校を存続させるために活動させてください!」

 

「うーん…それはダメ。」

 

「意味が分かりません。」

 

「そう、簡単なことよ?」

 

「うっ…」

 

「絵里ち!」

 

そして、絢瀬先輩は黙って一礼して出ていってしまった。

 

「ふんっ、ざまあみろってのよ!」

 

おい、矢澤…ここ理事長室だぞ。

 

「ただし、条件があります!勉強が疎かになってはいけません。今度の期末試験で、1人でも赤点を取るようなことがあったら、ラブライブへのエントリーは認めませんよ。」

 

「そのぐらい大丈夫ですよ。赤点とるやつなんて滅多に…ってえっ?」

 

俺がそう言おうとすると、高坂、矢澤、星空の3人が倒れ込んでいた。おい、3バカ…

 

果たして、どうなる事やら…




中途半端になってしまいましたが、ここで終わりです。
次回は勉強と亜里沙ちゃん登場をかければいいなと思ってます!
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