μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい、28話です。
今回からラブライブ本編です。ワンダーゾーン編です。
では28話、スタートです!


28話 バイト発覚!?

〜side 優〜

 

オープンキャンパスが終わってから数日が経った。俺はこの数日に財団Xの活動が活発化したり、天の川学園高校に行ったり、俺が2人の人間の性格と記憶が混ざっているという重大なことを教えられたりとかなりいろいろあった…

 

そんな日の放課後…

 

「こっとりちゃーん!うっみちゃーん!ゆっうくーん!すごいよ!ビッグニュース!」

 

かなりのハイテンションで高坂がやってきた。うるさい…

 

高坂がハイテンションなのは、オープンキャンパスの結果が良く、廃校の決定はもう少し様子を見ることになったかららしい。

 

「でも、それだけじゃないんだよぉ。じゃ、じゃーん!部室が広くなりました!」

 

アイドル研究部の部室も広くなったそうだ。

 

「安心してる場合じゃないわよ。生徒がたくさん入ってこない限り、廃校の可能性はまだあるんだから。」

 

絢瀬先輩がそう言うと、

 

「うぅっ…ひぐっ…」

 

何故か園田が泣き始めた。廃校を阻止できるかが、不安なのか?園田もそういう所あるんだな…

 

「海未!?どうしたの?」

 

突然の事に、絢瀬先輩も驚いている。

 

「嬉しいです!まともな事を言ってくれる人がやっと入ってきてくれました。」

 

そうそう、まともな事を言ってくれる人がやっと……って、えっ?廃校を阻止できるかが不安なんじゃないのか?なんだよ…

 

「それじゃ、凛たちがまともじゃないみたいだけど。 」

 

「それは事実だろ?」

 

少なくとも、高坂と星空と矢澤はまともじゃない…まぁ、他のメンバーはまともな所もあるが、まぁ…微妙なラインだな…

 

「なっ、そんなことないニャー!」

 

「ほな、練習始めよか?」

 

俺と星空が言い合いを始めそうになった時、東條先輩が練習を始めようと言った。しかし、

 

「あっ、ごめんなさい。私、ちょっと用事が…今日はこれで…」

 

そう言って、南は部室から急いで出ていった…

 

「どうしたんだろう…ことりちゃん、最近早く帰るよね?」

 

「あれじゃね?彼氏とか出来たとか?」

 

俺がそう言うと、

 

「「「「「「「「それは絶対にない(わ)(です)!」」」」」」」」

 

その場にいる全員に否定された。南なら可愛いし、彼氏ぐらいいてもおかしくなさそうだけど…そんなに、否定するか…?

 

 

 

 

 

そして俺たちは練習のため屋上にやってきた。

 

「うわぁ、なにこれ50位?すごーい!」

 

「夢みたいです!」

 

スクールアイドルランキングでμ’sが50位になっていることに驚いている高坂、小泉を初めとするμ’sのメンバー。

 

「20位にだいぶ近づきました!」

 

「絵里先輩も加わったことで女性ファンも増えたみたいです!」

 

「確かに背も高いし、足も長いし、美人だし、なにより大人っぽい!さすが3年生!」

 

「や、やめてよ」

 

「えっ、なに?」

 

褒められて顔を赤くする絢瀬先輩に対して、同じ3年生なのかと思われたような顔をされて不機嫌な矢澤。

 

でも、確かに絢瀬先輩は女性の中では背も高いし、美人でかなり大人っぽい。普通にモデル雑誌とかに載ってるモデルよりも美人だな…」

 

「もう、優までやめてよ//」

 

「えっ、急にどうしたんですか?」

 

「はぁ、優くんのこれ、どうにかしないとそろそろメンバー外にも被害者出そうじゃない?」

 

「そうですね…いっそ、口を縫ってしまえばいいのでは?」

 

「おい、園田!何怖いこと言ってんの!?というか、声に出てた?」

 

「はぁ、ほんとに無自覚って怖いね…」

 

俺の発言に対してメンバー全員が呆れてる。

 

「でも、絵里ちにも、意外とおっちょこちょいなところもあるんよ?この前なんておもちゃのチョコレートを本物と思って食べそうになったり。」

 

「のっ、希!」

 

東條先輩の言葉に、絢瀬先輩が顔を真っ赤にしていた。

 

「でも逆にギャップ萌えしそうですよ?隠し撮りしてネットに載せれば人気があがるんじゃ…「優、そんなことしたらどうなるか、分かるわよね…?」は、はい…」

 

怖えよ!なんで女の人ってそんなに怖い笑顔できんの!?

 

「でも、本当に綺麗!よし、ダイエットだ!」

 

すると、高坂がダイエットだ!と言い出した…

 

「本当に何回目だよ…」

 

「聞き飽きたニャー!」

 

こんなやりとりをしてると…

 

「おーい、穂乃果!頑張ってね!」

 

「ファイト!」

 

「μ’s応援してるよ!」

 

と、高坂の友達の3人が応援してくれた。

 

「ありがとう!」

 

「知り合い?」

 

「はい!ファーストライブの時から応援してくれてるんです!」

 

「でも、ここからが大変よ?上に行けば行くほどファンもたくさんいる…」

 

「そうだよね…20位かぁ…」

 

「今から短期間で順位を上げようとするなら、なにか思い切ったことが必要ね…」

 

「その前に、しなきゃいけないことがあるんじゃない?」

 

矢澤の言葉に疑問を持つメンバー。

 

 

 

そして、矢澤に連れられ秋葉原に来たんだが…

 

「あの…すごく暑いんですが…」

 

高坂たちが今来てる服は、コートにマフラー、サングラスにマスク。7月の暑い時期にはかなりきつい格好だ。

 

「我慢なさい!これがアイドルに生きるものの道よ…」

 

「でも、これは…」

 

「逆に目立ってるかと…」

 

「てか、なんで俺はSPっぽい、変装なんだ?」

 

そう、俺はSPの様な格好をしながら、変装させられている。

 

「何を言ってるのよ!マネージャーだからって油断は禁物よ!それに、あんただって女性ファン多いのよ!マネージャーだから、SPの格好でカモフラージュしてるのよ!」

 

「俺のファンなんかいるのか…?」

 

俺がそう疑問に思っていると、

 

「バカバカしい!」

 

とうとう我慢出来なくなった西木野が、マスクをとった。

 

「例えプライベートでも常に人に見られていることを意識する。トップアイドルを目指すなら当たり前よ!」

 

「すごいニャー!」

 

「わぁぁ!」

 

矢澤の熱弁を聞かず、スクールアイドルショップに夢中になってる星空と小泉。

 

「なにここ?」

 

「近くに住んでるのに知らないの!最近オープンしたスクールアイドルの専門ショップよ!」

 

高坂の疑問に矢澤が答えた。

 

「こんなお店が…」

 

「ラブライブが開催されるぐらいやしね。」

 

「それに秋葉原と言ったら流行の最先端であり、人気ナンバーワンスクールアイドルのA-RISEの聖地でもあるからな…」

 

「とは言え、まだアキバに数件あるくらいだけど…」

 

みんながそんな話をしていると、

 

「ねぇ、見て見て!この缶バッジの子可愛いよ!まるでかよちんそっくりだニャー!」

 

そう言って、星空が缶バッジを見せてきた。確かに小泉に似てる…って、あれ?

 

「ていうかそれ…」

 

「花陽ちゃんだよ!」

 

と、俺と高坂が言うと、

 

「えぇーー!」

 

星空は、かなり驚いていた。

 

「親友なのに気づかなかったのかよ…」

 

 

そして、その缶バッジが置いてあった場所を星空に案内してもらうと、スクールアイドルショップにまだ小さいゾーンだが、μ’sのコーナーが出来ていた。

 

「ううっ、海未ちゃん!これ、私たちだよ!」

 

「おおお落ち着きなさい!」

 

「ミューズって書いてあるよ!石鹸売ってるのかな?」

 

「ななななんで、アイドルショップで、せせせせ石鹸売らなきゃ行けないんです!」

 

μ’sのコーナーがあることに全員がかなり動揺している。

 

「というか、なんで俺のグッズまであるんだよ…」

 

μ’sのコーナーの中には、俺の写真なども置いてあった…っていうか、これいつ撮ったの?俺、ステージにも上がらないのに…っていうか、俺って仮面ライダーなのに個人情報バレバレじゃね?まぁ、俺が仮面ライダーってことはバレてないからセーフか…

 

「どきなさい!私のグッズがない!?優のグッズまであるのに、どういう事よ!」

 

矢澤が騒いでると高坂が1枚の写真をじっくり見ていた。

 

「何見てるんだ?…ってこれ、南じゃねえの?なんでメイド服なんて…」

 

そう、その写真にはメイド服を着た南が写っていた…まさか、ここ最近南が帰るのが妙に早かったりするのはメイド喫茶かなにかでバイトしてるからで、だからメイド服の写真があるとかなのか?俺がそんなことを考えてると…

 

「すみません!あの、ここに私の生写真があると聞いたんですが、あれはダメなんです!今すぐなくしてください!」

 

メイド服を着た南が店員にそう言っていた。その時俺は確信した。さっきの予想、正解だったな、と。

 

「ことりちゃん?」

 

「ピィッ!」

 

「ことり、何してるんですか?」

 

高坂と園田に見つかった南は、目にガチャガチャのカプセルを付けて、

 

「コトリ?ホワッツ?ドーナタデースカー?」

 

と、南がカタコトの日本語で別人と思わせようとしている。いやいや、それは無理があるだろ…

 

「わぁ!外国人!?」

 

と、星空が驚いた。えっ、騙されちゃったよ…さっきの小泉の缶バッジといい、星空はかなりのおバカさんだ…まぁ、前からだけど…

 

「優先輩、今失礼な事考えてなかったかニャー?」

 

「……はっ、はぁ?そんな訳、ないだろ…」

 

なんで分かったの?女子はみんな読心術でも身につけているの?星空がおバカさんだからって、侮れないな…

 

「ことりちゃん、だよね?」

 

「チガイマース!」

 

「ことり「チガイマース!」こと「チガイマース!」…」

 

高坂が何度も呼びかけるが、南は違うの一点張り…

 

「ソロソロイカナクテハ!ソレデハゴキゲンヨーウ!ヨキニハカラエ、ミナノシュウー。サラバ!」

 

そう言って、走っていった南を高坂と園田が追いかけていった。というか、なんで最後の言葉が、良きにはからえ皆の衆なんだよ…そうとう焦ってるな…

 

「あれ、優は追いかけていかなくていいの?」

 

と、絢瀬先輩が聞いてきた。

 

「俺が行かなくても大丈夫そうですし。ほら、東條先輩が何とかするみたいですし。」

 

「えっ、穂乃果と海未じゃなく、希が?」

 

「さすが、優くん。お見通しやね。ほな、行ってくるわ。」

 

と、カードを持ちながら東條先輩が言った。そして、東條先輩も南を追いかけに行った。

 

 

 

そして案の定、東條先輩が南を捕まえてメイド喫茶へと向かった。

 

「こ、ことり先輩がこのアキバで伝説のミナリンスキーさんだったんですか!?」

 

「そうです…」

 

それで初めてアイドル研究部の部室に来た時、ミナリンスキーっていう人のサインを見たら、挙動不審になったのか…

 

「酷いよ、ことりちゃん!なんで教えてくれなかったの!」

 

「おい高坂、南にも事情とかあったんじゃないのか?」

 

「教えてくれたら、遊びに来てジュースとかご馳走になったのに!」

 

「そっちかよ…」

 

「じゃあ、この写真は?」

 

「店内のイベントで歌わされて、撮影禁止だったのに…」

 

「なんだ、じゃあアイドルってわけじゃないんだね。」

「うん!それはもちろん!」

 

と、南がアイドルではないことが分かり、みんな一安心していた。

 

「でも、何故です?」

 

「お金に困ってる様子もなかったが?」

 

園田と俺の問いかけに、南が話し始めた。

 

「ちょうど、優くんが私たちにダンスを教えてくれるようになった頃、スカウトされて…自分を変えたいなって… 私、穂乃果ちゃんや海未ちゃんと違って、何も無いから…」

 

「何もない?」

 

「穂乃果ちゃんみたいにみんなを引っ張っていくことだって出来ないし、海未ちゃんみたいにしっかりもしてない…」

 

「そんなことないよ!ことりちゃん、歌もダンスも上手だよ!」

 

「衣装だって、ことりが作ってくれているじゃないですか。」

 

「少なくとも、2年の中じゃ1番まともね。」

 

「おい西木野。それじゃ、俺もまともじゃないみたいなんですけど…」

 

「まともじゃないわよ。」

 

「そっ、そんな…」

 

俺は西木野に言われ、そう落ち込む。

 

「ううん、私はただ2人について行ってるだけだよ…」

 

そう言った南の顔は、暗い顔だった…

 

それからは、特に話もしないで、俺たちは帰ることになった。しかし、南の顔が明るくなることはなかった…

 

「じゃあね!」

 

高坂が言うと、

 

「あっ、このことはママには内緒だから。学校では、シーッ!」

 

南が言いながら、人差し指を口の前に持ってくる。

 

「分かった。」

 

そして俺は、高坂と園田、それから絢瀬先輩と帰っている。

 

「でも意外だなぁ。ことりちゃんがそんなこと悩んでいたなんて…」

 

歩いている時、そう高坂が言った。

 

「意外とみんな、そうなのかもしれないわね…自分のことを優れているって思ってる人間はほとんどいないってこと。だから努力するのよ、みんな。」

 

次に絢瀬先輩が。

 

「そっか…」

 

「確かにそうかもしれません。」

 

「まぁ、自分では優れているなんて思ってもいない部分を、ほかの人は優れているって思うこともあるからな…」

 

「そうやって少しずつ成長して、成長した周りの人を見てまた頑張って、ライバルみたいな関係なのかもね。友達って…」

 

すると、高坂が、

 

「絵里先輩にμ’sに入ってもらって本当に良かったです!」

 

と言った。

 

「何よ急に、明日から練習メニュー軽くしてとか言わないでよ。じゃあ、また明日!」

 

「俺もこっちだから、また明日な!」

 

「「また明日です!」」

 

 

 

俺が帰る方向は絢瀬先輩と同じ方向なので、綾瀬先輩と同じ方向へ向かった。

 

「ねぇ、優。」

 

俺と絢瀬先輩が歩いていると、絢瀬先輩が聞いてきた。

 

「どうしたんですか?」

 

「優は、まだ怖いの?」

 

「えっ、何がですか?」

 

「茜のこと。穂乃果達に聞いたけど、優はいくらお願いしても穂乃果達のこと下の名前で呼ばないんでしょ?それって、穂乃果達と仲良くなって今度は穂乃果達を失うのが怖いからなんじゃないの?」

 

「それは…」

 

絢瀬先輩の言葉に、俺は返す言葉が見つからなかった。

 

「でも、あれは優は何も悪くないじゃない。偶然、怪物が優を狙って茜だけが殺された…」

 

違う、偶然じゃない…俺が仮面ライダーだから、俺と一緒にいたから茜が…

 

「違うんです…俺がいたから…「ドォーーン!!」なんだ!?」

 

俺が答えようとした時、突然どこかが爆発した音がした。

 

「なに、爆発!?」

 

「絢瀬先輩は危ないから、安全な場所へ!」

 

「優はどうする気なの!?」

 

「俺は大丈夫ですから!」

 

「で、でも!」

 

俺は、絢瀬先輩の言葉を聞かずに爆発のした方へ向かった。そこには、インベスという怪人が暴れていた。

 

「インベスか…なら、こいつだ!」

 

俺は腰に戦国ドライバーを巻き付け、オレンジロックシードを手に持った。

 

「変身!」

 

『オレンジ!』

 

俺は、戦国ドライバーにオレンジロックシードをセットし、ベルトのカッティングブレードを倒した。

 

『ソイヤ!オレンジアームズ!花道オンステージ!』

 

仮面ライダー鎧武 オレンジアームズに変身した。

 

「ここからは俺のステージだ!」

 

俺はそう言って、大橙丸と無双セイバーでインベスに斬りかかった。

 

「オラッ!ハァッ!セイヤッ!一気に決めるぜ!」

 

俺は、無双セイバーにオレンジロックシードをセットしようとした時、インベスの前にイチゴロックシードが落ちてきた。そしてインベスはイチゴロックシードを食べて、巨大化した。

 

「おいおい、マジかよ…」

 

俺は大橙丸と無双セイバーで攻撃をしようとするも、大きすぎて全く歯がたたない。

 

「こいつ、大きい上に硬い…あっ、硬い敵にはこいつだ!」

 

『パイン!』

 

俺は、オレンジロックシードをベルトから外してパインロックシードを取り付け、カッティングブレードを下ろした。

 

『ソイヤ!パインアームズ!粉砕デストロイ!』

 

俺は仮面ライダー鎧武 パインアームズに変身し、専用武器のパインアイアンで攻撃をしかけた。

 

「オラッ!テヤァッ!」

 

パインアイアンの攻撃は、インベスにも効いている。

 

「今度こそ決めてやる!」

俺はベルトのカッティングブレードを3回倒した。

 

『ソイヤ!パインスパーキング!!』

 

俺はパインアイアンをインベスの頭に投げつけ、その上からインベスにキックを決めた。

 

「ふぅ…」

 

『ロックオフ』

 

インベスを倒したことを確認した俺は、ベルトからロックシードを取り外した。

 

「インベスが出てきたってことは、財団Xがヘルヘイムの森の力まで手に入れたってことか…というか、あの時落ちてきたイチゴロックシード、どう考えても財団Xの連中が落としたよな…これは、まずいかもな。」

 

俺はそう呟きながら家に帰った。




インベスも登場し、とうとう鎧武にも変身しましたね。
財団Xがヘルヘイムの森の力を手に入れたと言っても、今のところはヘルヘイムの森に侵略されることはないと思います。(まだ、今のところはですけど…)
そして、やっぱり戦闘シーンを書くのが難しいですね…
ちょっとした雑談なのですが、昨日新しいcsmがオーズドライバーということが発表されましたね!僕自身、オーズはかなり想い入れのある仮面ライダーなので、嬉しかったです。平成ジェネレーションズfinalでオーズとアンクが登場するのに合わせたんではしょうか…買うかどうかとても迷っているのですが、お金が…とりあえず、予約開始を待ちたいと思います。
では、次回はワンダーゾーンの後編です!多分、次回でワンダーゾーン編は終了です。
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