μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

35 / 136
はい、33話です。
今回、とうとうμ’s全員にバレてしまいます。前回も言いましたが、前回絵里に正体がバレたのはあまり意味がなかったので、2連続でバレてしまいます。
では33話、スタートです!


33話 知られる正体…

〜side 優〜

 

今、俺はアメリカ発祥のファーストフード店、ワクドナルド、訳してワック、ワクドなどと呼ばれるハンバーガー店にμ’sのメンバーと来ていた。

 

絢瀬が夏休みだし、たまには休みを作らないと言ったことから、今日の練習が休みになった。そんな時、高坂がせっかくだから、みんなとどこかに行こうと言い出して、とりあえずワックに来て昼食を食べている。

 

「てか、結局このメンバーといるんだな。」

 

俺がそう言うと、

 

「でも、やっぱりこのメンバーでいるのが楽しいし!」

 

高坂が言った。

 

「それに、この10人でワックに来るのは初めてですし。」

 

「まぁ、それもそうだな。」

 

 

その後は、ハンバーガーを食べながらみんなでは喋っていると、時間は午後2時を過ぎていた。

 

「もうこんな時間か…」

 

「私達、2時間もここで喋ってたんですね。」

 

俺と園田の言葉に、みんなが時間に気づいた。

 

「どこかに行くんなら、もうそろそろ行ったほうがいいんじゃない?」

 

と、絢瀬が言った。

 

「そうだな、高坂はどこ行くとか決めてたのか?」

 

「うーん…とりあえず、前に出来たショッピングモールとか行ったらどう?お店もいろいろあるし、ゲームセンターとかもあるんだし。」

 

俺の言葉に、高坂がそう答えた。

 

「そうね、じゃあそこに行きましょうか。」

 

 

 

こうして、俺たちはショッピングモールに行くことになった。

 

「デッカ!?最近のショッピングモールはこんなにでかいのか…」

 

俺はショッピングモールの大きさに驚いていた。

 

「じゃあ、みんなどこ行く?」

 

絢瀬がみんなに聞くと、

 

「うーん…やっぱり、ゲームセンター?」

 

高坂が答えた。

 

「確かに、みんなで遊べるといえばゲームセンターぐらいか?」

 

「よし。じゃあ、みんなゲームセンターでいい?」

 

 

こうして、俺たちはゲームセンターへ行って、みんなで遊び回ってると、気づけば午後5時を回っていた。

 

「みんな、そろそろ帰りましょうか?」

 

絢瀬の言葉で、みんな時間に気づきそろそろ帰ることになった。

 

「いやぁ、9人で出かけたのは初めてだけど、楽しかったね!」

 

「そうだね!」

 

「穂乃果はちょっとはしゃぎすぎでしたけどね。」

 

「もう、海未ちゃんも硬い事言わないでよ〜。」

 

「まぁ、楽しかったしいいんじゃねえのか?」

 

こんな話をしながら帰ろうとした時、俺たちの前に白服の男が現れた。

 

「見つけたぞ。」

 

あれは、財団Xか!?こんなところで…見つけたぞって、俺たちの誰かを探しているのか?でも、なんでだ…もしかして、俺の正体がバレたのか!?

 

「あの、私達になにか用ですか?」

 

と、絢瀬が財団Xの男に近づこうとしていた。

 

「絢瀬!そいつに近づくな!」

 

「えっ?」

 

俺の言葉に、絢瀬はなんで、というような表情をしていた。

 

『ティーレックス』

 

白服の男は、ティーレックスメモリを差し込み、ティーレックス・ドーパントに姿を変えた。

 

「かっ、怪物!?」

 

「東條、みんなと逃げてくれ!」

 

俺が東條に言うと、

 

「うん、みんな逃げるよ!」

 

東條がみんなに呼びかけるが…

 

「でも、優くんは!?」

 

高坂が俺のことを気にして、そう言ってきた。

 

「俺はいいから行けっ!」

 

「嫌だよ!優くんを置いて逃げるわけないじゃん!」

 

しかし、高坂たちはそう言って逃げようとしない。

 

その時、ティーレックス・ドーパントが攻撃を仕掛けようとした。もう、覚悟を決めるしかないか…

 

「あぁ!もう、しょうがないな!」

 

俺は腰にインフィニティドライバーを巻き、ノーマルデータボトルを入れた。

 

「変身!」

 

俺は仮面ライダーインフィニティに変身した。

 

「えっ、優くんが仮面ライダー!?」

 

「えっ、嘘!?」

 

「優くんが怪物と戦っている仮面ライダーだったなんて…」

 

俺が変身したことに東條と絢瀬以外のメンバーが驚いていた。東條は分かるけど、なんで絢瀬は驚いてないんだ?

 

「女子高生を襲おうとするなんて、とんだ変態野郎だな。俺が1発お仕置きしてやる。行くぜ!仮面ライダーインフィニティ、俺の強さは次元を超えるぜ!」

 

俺はそう言い、ティーレックス・ドーパントに攻撃を仕掛けた。

 

「よしっ!今回は特別に、新兵器を見せてやる。」

 

『スペシャル召喚 インフィニティソード!』

 

俺はこの前、姉ちゃんから貰った新兵器、インフィニティソードを、アタックバックルに召喚カードを入れて呼び出した。俺が変身した姿である、仮面ライダーインフィニティのベースカラーである水色をベースの剣でティーレックス・ドーパントに斬りかかった。

 

「オラッ!はぁ!この武器の本当の力を見せてやるぜ!」

 

俺は、緑と黒の2色のボトル、ダブルデータボトルをインフィニティソードのボトルが入るデータボトルホルダーに入れた。インフィニティソードのボトルホルダーに各ライダーのデータボトルを入れることでそのライダーの力を使うことが出来る。

 

俺はダブルデータボトルを入れたため、ティーレックス・ドーパントをメモリブレイクできるようになり、

 

「よしっ、一気に決めるぜ!」

 

俺はデータボトルホルダーの後ろに付いているレバーを引いた。

 

『ダブル!ライダーマキシマム サイクロン!』

 

という音声が流れ、インフィニティソードから強風が出てきた。

 

「ライダーサイクロンスラッシュ!」

 

俺は、インフィニティソードのダブルの力で必殺技を放ち、ティーレックス・ドーパントを倒した。

 

「ふぅ〜」

 

そう言って、変身を解いた。さて、ここからどうするかな…

 

「えっと、お前ら大丈夫か?」

 

俺がそう聞くと、

 

「体は大丈夫だけど、」

 

「頭が追いつきません…」

 

と、高坂や園田の言葉の通り、みんな状況を上手く理解出来ていないようだ。

 

「えっと、今見てもらった通り、俺は仮面ライダーインフィニティでこのことを知ってるのは東條だけなんだよな…」

 

俺が東條は、俺の正体を知っていることを話すと、

 

「えっ、希ちゃんは知ってたの!?」

 

と、みんな余計驚いていた。

 

「うん、ごめんな。優くんに、正体はあんまり言わんといて欲しいって言われたから…けど、絵里ちも知ってたんやで。」

 

と、東條が言った。

 

「あぁ、そうだ絢瀬も知ってたんだった。そうだそうだ……って、絢瀬知ってたのか!?」

 

「えぇ。知ってたと言っても、この前の合宿の時にたまたま見ちゃったんだけど、希が優が自分で話すまでは黙っておいてって頼まれたの。」

 

そう絢瀬が言った。

 

「あぁ、そういうことか。2人とも気遣ってくれてありがとな。」

 

俺がそう言うと、

 

「じゃあ、1年前に助けてくれたのも優くんだったの?」

 

「あの時の優は姿が違いましたけど…」

 

と、南と園田が言ってきた。

 

「1年前?あぁ、高坂と園田と南がロイミュードに襲われて、その後、園田がバグスターウイルスに感染した時の話か?」

 

俺の説明に、

 

「うん。じゃあ、あの時も優くんだったんだね。改めて、あの時はありがとう!」

 

「ありがとうございました!」

 

「ありがとう!」

 

南、園田、高坂がお礼を言ってきた。

 

「いいよ、1年も前の話だし。」

 

「それにしても、1年前ってあんた音ノ木坂学院に入学する前から戦ってきたの?」

 

と、矢澤が聞いてきた。

 

「まぁ、そうなるな。あの時はまだ戦い始めだったから、俺が初めて戦ったのが高校に進学する前の春休み、絢瀬と東條を襲っていた怪人を倒したのが初変身だったな…」

 

「そんなに前から…」

 

俺の言葉に、みんな驚いていた。

 

「俺なんて最近だぞ?俺以外にも先輩ライダーたちはいっぱいいるし…」

 

「でも、学生でライダーなんて…」

 

「でも、学生の時に仮面ライダーとして戦ってた人はいるから、そんな大したもんじゃないよ。」

 

確か、この前会った如月先生は学生時代にライダーとして学園の平和を守ったって言ってたな。

 

「そんなことないよ!怪人と戦ってみんなを守るなんて、すごいことだよ!」

 

と、高坂が言ってきた。

 

「まぁ、あれだ。俺がライダーなのはそんなに気にすることじゃねえから、お前らは今まで通り過ごしてくれ。じゃあ、今日はもう遅いから帰ろうぜ!」

 

「うーん…そんなにすんなり飲み込めないけど…」

 

と、みんなはあまり納得していないようだったが、今日のところは帰った。

 

とうとうバレたか…いつかはバレるとは思っていたが、こんなに早いとはな。俺はこれ以上、あいつらと一緒にいていいのだろうか…

 




はい、とうとうμ’s全員にバレてしまいましたね。前回、絵里にバレたのにもう全員にバレるの、と思ったかも知れませんが、絵里にバレたのは特に深い意味はなかったので、もうバラしてしまいました。
そして、次回から少し、エグゼイドの最終回付近の話を書きたいと思います。ちょうど、今日から平成ジェネレーションズfinalが公開されましたね!このタイミングを狙ったわけではなかったのですが、このタイミングになりました。皆さんは、もう見に行きましたか?僕は、まだなので早く見に行きたいです!
ということで、次回からエグゼイドの話です!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。