今回、とうとうμ’s全員にバレてしまいます。前回も言いましたが、前回絵里に正体がバレたのはあまり意味がなかったので、2連続でバレてしまいます。
では33話、スタートです!
〜side 優〜
今、俺はアメリカ発祥のファーストフード店、ワクドナルド、訳してワック、ワクドなどと呼ばれるハンバーガー店にμ’sのメンバーと来ていた。
絢瀬が夏休みだし、たまには休みを作らないと言ったことから、今日の練習が休みになった。そんな時、高坂がせっかくだから、みんなとどこかに行こうと言い出して、とりあえずワックに来て昼食を食べている。
「てか、結局このメンバーといるんだな。」
俺がそう言うと、
「でも、やっぱりこのメンバーでいるのが楽しいし!」
高坂が言った。
「それに、この10人でワックに来るのは初めてですし。」
「まぁ、それもそうだな。」
その後は、ハンバーガーを食べながらみんなでは喋っていると、時間は午後2時を過ぎていた。
「もうこんな時間か…」
「私達、2時間もここで喋ってたんですね。」
俺と園田の言葉に、みんなが時間に気づいた。
「どこかに行くんなら、もうそろそろ行ったほうがいいんじゃない?」
と、絢瀬が言った。
「そうだな、高坂はどこ行くとか決めてたのか?」
「うーん…とりあえず、前に出来たショッピングモールとか行ったらどう?お店もいろいろあるし、ゲームセンターとかもあるんだし。」
俺の言葉に、高坂がそう答えた。
「そうね、じゃあそこに行きましょうか。」
こうして、俺たちはショッピングモールに行くことになった。
「デッカ!?最近のショッピングモールはこんなにでかいのか…」
俺はショッピングモールの大きさに驚いていた。
「じゃあ、みんなどこ行く?」
絢瀬がみんなに聞くと、
「うーん…やっぱり、ゲームセンター?」
高坂が答えた。
「確かに、みんなで遊べるといえばゲームセンターぐらいか?」
「よし。じゃあ、みんなゲームセンターでいい?」
こうして、俺たちはゲームセンターへ行って、みんなで遊び回ってると、気づけば午後5時を回っていた。
「みんな、そろそろ帰りましょうか?」
絢瀬の言葉で、みんな時間に気づきそろそろ帰ることになった。
「いやぁ、9人で出かけたのは初めてだけど、楽しかったね!」
「そうだね!」
「穂乃果はちょっとはしゃぎすぎでしたけどね。」
「もう、海未ちゃんも硬い事言わないでよ〜。」
「まぁ、楽しかったしいいんじゃねえのか?」
こんな話をしながら帰ろうとした時、俺たちの前に白服の男が現れた。
「見つけたぞ。」
あれは、財団Xか!?こんなところで…見つけたぞって、俺たちの誰かを探しているのか?でも、なんでだ…もしかして、俺の正体がバレたのか!?
「あの、私達になにか用ですか?」
と、絢瀬が財団Xの男に近づこうとしていた。
「絢瀬!そいつに近づくな!」
「えっ?」
俺の言葉に、絢瀬はなんで、というような表情をしていた。
『ティーレックス』
白服の男は、ティーレックスメモリを差し込み、ティーレックス・ドーパントに姿を変えた。
「かっ、怪物!?」
「東條、みんなと逃げてくれ!」
俺が東條に言うと、
「うん、みんな逃げるよ!」
東條がみんなに呼びかけるが…
「でも、優くんは!?」
高坂が俺のことを気にして、そう言ってきた。
「俺はいいから行けっ!」
「嫌だよ!優くんを置いて逃げるわけないじゃん!」
しかし、高坂たちはそう言って逃げようとしない。
その時、ティーレックス・ドーパントが攻撃を仕掛けようとした。もう、覚悟を決めるしかないか…
「あぁ!もう、しょうがないな!」
俺は腰にインフィニティドライバーを巻き、ノーマルデータボトルを入れた。
「変身!」
俺は仮面ライダーインフィニティに変身した。
「えっ、優くんが仮面ライダー!?」
「えっ、嘘!?」
「優くんが怪物と戦っている仮面ライダーだったなんて…」
俺が変身したことに東條と絢瀬以外のメンバーが驚いていた。東條は分かるけど、なんで絢瀬は驚いてないんだ?
「女子高生を襲おうとするなんて、とんだ変態野郎だな。俺が1発お仕置きしてやる。行くぜ!仮面ライダーインフィニティ、俺の強さは次元を超えるぜ!」
俺はそう言い、ティーレックス・ドーパントに攻撃を仕掛けた。
「よしっ!今回は特別に、新兵器を見せてやる。」
『スペシャル召喚 インフィニティソード!』
俺はこの前、姉ちゃんから貰った新兵器、インフィニティソードを、アタックバックルに召喚カードを入れて呼び出した。俺が変身した姿である、仮面ライダーインフィニティのベースカラーである水色をベースの剣でティーレックス・ドーパントに斬りかかった。
「オラッ!はぁ!この武器の本当の力を見せてやるぜ!」
俺は、緑と黒の2色のボトル、ダブルデータボトルをインフィニティソードのボトルが入るデータボトルホルダーに入れた。インフィニティソードのボトルホルダーに各ライダーのデータボトルを入れることでそのライダーの力を使うことが出来る。
俺はダブルデータボトルを入れたため、ティーレックス・ドーパントをメモリブレイクできるようになり、
「よしっ、一気に決めるぜ!」
俺はデータボトルホルダーの後ろに付いているレバーを引いた。
『ダブル!ライダーマキシマム サイクロン!』
という音声が流れ、インフィニティソードから強風が出てきた。
「ライダーサイクロンスラッシュ!」
俺は、インフィニティソードのダブルの力で必殺技を放ち、ティーレックス・ドーパントを倒した。
「ふぅ〜」
そう言って、変身を解いた。さて、ここからどうするかな…
「えっと、お前ら大丈夫か?」
俺がそう聞くと、
「体は大丈夫だけど、」
「頭が追いつきません…」
と、高坂や園田の言葉の通り、みんな状況を上手く理解出来ていないようだ。
「えっと、今見てもらった通り、俺は仮面ライダーインフィニティでこのことを知ってるのは東條だけなんだよな…」
俺が東條は、俺の正体を知っていることを話すと、
「えっ、希ちゃんは知ってたの!?」
と、みんな余計驚いていた。
「うん、ごめんな。優くんに、正体はあんまり言わんといて欲しいって言われたから…けど、絵里ちも知ってたんやで。」
と、東條が言った。
「あぁ、そうだ絢瀬も知ってたんだった。そうだそうだ……って、絢瀬知ってたのか!?」
「えぇ。知ってたと言っても、この前の合宿の時にたまたま見ちゃったんだけど、希が優が自分で話すまでは黙っておいてって頼まれたの。」
そう絢瀬が言った。
「あぁ、そういうことか。2人とも気遣ってくれてありがとな。」
俺がそう言うと、
「じゃあ、1年前に助けてくれたのも優くんだったの?」
「あの時の優は姿が違いましたけど…」
と、南と園田が言ってきた。
「1年前?あぁ、高坂と園田と南がロイミュードに襲われて、その後、園田がバグスターウイルスに感染した時の話か?」
俺の説明に、
「うん。じゃあ、あの時も優くんだったんだね。改めて、あの時はありがとう!」
「ありがとうございました!」
「ありがとう!」
南、園田、高坂がお礼を言ってきた。
「いいよ、1年も前の話だし。」
「それにしても、1年前ってあんた音ノ木坂学院に入学する前から戦ってきたの?」
と、矢澤が聞いてきた。
「まぁ、そうなるな。あの時はまだ戦い始めだったから、俺が初めて戦ったのが高校に進学する前の春休み、絢瀬と東條を襲っていた怪人を倒したのが初変身だったな…」
「そんなに前から…」
俺の言葉に、みんな驚いていた。
「俺なんて最近だぞ?俺以外にも先輩ライダーたちはいっぱいいるし…」
「でも、学生でライダーなんて…」
「でも、学生の時に仮面ライダーとして戦ってた人はいるから、そんな大したもんじゃないよ。」
確か、この前会った如月先生は学生時代にライダーとして学園の平和を守ったって言ってたな。
「そんなことないよ!怪人と戦ってみんなを守るなんて、すごいことだよ!」
と、高坂が言ってきた。
「まぁ、あれだ。俺がライダーなのはそんなに気にすることじゃねえから、お前らは今まで通り過ごしてくれ。じゃあ、今日はもう遅いから帰ろうぜ!」
「うーん…そんなにすんなり飲み込めないけど…」
と、みんなはあまり納得していないようだったが、今日のところは帰った。
とうとうバレたか…いつかはバレるとは思っていたが、こんなに早いとはな。俺はこれ以上、あいつらと一緒にいていいのだろうか…
はい、とうとうμ’s全員にバレてしまいましたね。前回、絵里にバレたのにもう全員にバレるの、と思ったかも知れませんが、絵里にバレたのは特に深い意味はなかったので、もうバラしてしまいました。
そして、次回から少し、エグゼイドの最終回付近の話を書きたいと思います。ちょうど、今日から平成ジェネレーションズfinalが公開されましたね!このタイミングを狙ったわけではなかったのですが、このタイミングになりました。皆さんは、もう見に行きましたか?僕は、まだなので早く見に行きたいです!
ということで、次回からエグゼイドの話です!