今回はガシャットギアデュアルアルファのもう一つの力を使います!
では36話、スタートです!
〜side 優〜
財団Xの男は、ダンシングハーモニーのバグスターレベル50に変身した。男の言う通り、今の俺じゃ、ピアノの能力は使えないかもしれない…でも…
「今はそんな事考えてる場合じゃねぇ!」
『ダンシングハーモニー!』
俺は、ガシャットギアデュアルアルファのダイヤルをダンシングハーモニー側に回した。
「50コンボ!変身!」
『ガシャット!デュアルアップ!奏でる音〜合わさるハーモニー〜合わせて踊る最高のリズム!ダンシングハーモニー〜!』
俺は、仮面ライダーインフィニティ ハーモニーゲーマーレベル50に変身した。さっきレベル50に変身したことでレベル50に変身することは出来た。
そして、ハーモニーバグスターが音をならし始め、ピアノのリズムが出てきた。俺はそのリズムに合わせて、ピアノを奏でようとしたが…手が思うように動かず、ダメージを受けてしまった。
「おい、インフィニティのやつ、おかしくないか!?」
「……そうか!」
俺の様子がおかしいと思う大我さんと、何か思いついたような飛彩さん。
「ブレイブ、どうした?」
「今のあいつにとっては、ピアノはトラウマでもあるのかもしれない…」
「どういうことだ?」
「あいつの殺された恋人と、よくピアノを弾いていたと言っていた。それを言うとダンスが出来るのは不思議だが、ピアノはあいつの恋人との思い出、だからその思い出を思い出して、1種のトラウマになっているのかもな…」
「そうか…あいつも前のブレイブと同じなのかもな…」
「そう…かもな…」
飛彩さんが大我さんに説明した。飛彩さんの言う通りだ…
「フハハハッ!やはり、君はピアノが弾けなくなっていたか!これで1番我々の邪魔をする、仮面ライダーインフィニティの命はない!」
ハーモニーバグスターは、そう言って俺に攻撃をしようとしてくる。その時、
『お願い!私が死んでもあなたは生きて!そして、これからもみんなを守り続けて!』
その時、茜が死ぬ時に約束した言葉が頭に浮かんできた。
「そうだ…俺は、約束したんだ!俺は、これからも戦い続けなきゃいけねぇんだよ!こんな所で倒れてられるかよ!」
そう言うと、俺からピアノの音色が聞こえ始めた。
「ハーモニーバグスター、ここからが本番だ!ノーミス、フルコンで、クリアしてやるぜ!」
そして、俺はリズムに合わせて音を奏で始めた。すると、ハーモニーバグスターにダメージが効き始めた。
「グッ、なぜだ!?」
「教えてやるよ!人の想いや大事な約束は、時には人を立ち直らせるすごいパワーがあるんだよ!」
そして、俺が再び戦い始めたのを見て、飛彩さんと大我さんが何かを話していた。
「あいつ、立ち直ったみたいだぜ?お前みたいにな?」
「いや、あいつは俺よりすごい。お前を恨んでいた俺が馬鹿みたいになる…」
「ん、どういうことだ?」
「いや、なんでもない。それより、無免許医。そろそろ片付けるぞ!」
『『キメワザ!』』
『タドル クリティカル スラッシュ!』
『バンバン クリティカル ファイヤー!』
そして、飛彩さんと大我さんはアランブラバグスターとリボルバグスターを倒した。
「よし、俺もそろそろ決めるか。」
『キメワザ!ダンシング クリティカルハーモニー!』
「グハァァァァッ!」
そして、俺もハーモニーバグスターを倒した。
「ふぅ〜、2人ともお疲れ様です。」
「お前もな。」
「いきなり、レベル50を使いこなすなんて大したもんだな。」
飛彩さんと大我さんが、俺にそう言ってきた。
「そろそろ、戻りましょうか。多分、さっきの様子からするとゲーム病患者も治ってると思うので。」
そして俺たちは病院に戻ると、案の定ゲーム病患者の症状は治っていた。
〜side out〜
〜side 飛彩〜
俺は今、無免許医と2人で話している。
「今回はお前と学生がいて助かった。医師免許がない、ただそれだけの事だ。お前ほどのドクターはそうはいない。」
「よせ、もう捨てた過去だ…」
「本当にそれが本心か?」
「………そんなことより、インフィニティとお前は似ている境遇だったんだなって言った時、なんで俺なんかよりすごいって言ったんだ?」
そう無理矢理、話題を変えた無免許医。
「それは…学生の死んだ恋人のオペを担当したのは俺だったんだ。だが、運ばれてきた時には手遅れと判断し、俺はオペをしなかった。なのに学生は、俺を一切責めずに守れなかった自分の責任だと言っていた。普通、気が動転して医者のせいにするやつが多い。俺もお前に対してそうだったから。だから、学生は俺よりすごいと思っただけだ…」
「……そういうことか…」
無免許医は納得するとCRの方へ行った。
〜side out〜
〜side 優〜
そして、俺はCRに戻ってきた。
「4人とも、大丈夫か?」
「うん!もう大丈夫ニャー!」
「もう大丈夫です!」
「もともと、にこは大したこと無かったわよ!」
星空、小泉、矢澤が答えた。
「そんなこと言って、にこっち『もうだめ〜』って言ってたやん?」
「なっ、そんなことないわよ!」
東條の言葉に、矢澤は顔を真っ赤にして答えた。
「はぁ、強がらなくてもいいだろ… 高坂は大丈夫か?」
俺が高坂にも大丈夫かと聞くが、高坂は俯いて震えている。
「おっ…おっ…」
「どうした!?まだ体調悪いのか?」
嘘だろ!?もう、ゲーム病の症状は引いてるはずなのに、高坂は治ってないのか…?
「おっ、お腹減ったぁぁー!!」
そう叫んだ高坂に、俺たちは唖然とする。
「なんだよ…びっくりさせるな、いつもの事だろ…」
本当にこいつは…
「おっ、ならケーキあるけど食うか?」
呆れていた俺たちに、貴利矢さんがそう言ってくれた。
「えっ、いいんですか!?」
貴利矢さんの言葉に、高坂がすぐに食いついた。
「穂乃果!迷惑になりますよ。」
「えぇ、海未ちゃんのケチー!」
「別にいいぜ!まだ若いのに遠慮なんてするもんじゃない。」
さすが、貴利矢さん。気前がいいな…
「貴利矢、ケーキ食べるのはいいけど、この後日向審議官が話があるって言ってるからその後にしてもらってもいい?」
明日那さんが貴利矢さんに言った。
「あぁ、分かった。悪い、すぐ済むと思うからちょっと待っててくれるか?」
「もっちろん!ケーキが食べられるのならなんでも!」
高坂はケーキを食べる気満々だ。はぁ…もう少し遠慮ってものを覚えなさいよ。
「穂乃果、もう少し遠慮ってものを覚えてください…」
俺の考えと、全く同じことを言う園田。
「もう、海未ちゃん!さっき、お医者さんも言ってたでしょ?遠慮なんてするもんじゃないって!」
「だからってお前はもう少し、遠慮しろ…」
「あっ、優くんにも話があるみたいよ?」
「えっ、俺にも?なんだろう…もしかして今回、無断でここに入ったからなんかあるのかな…」
明日那さんの言葉を聞き、心配する俺。
「それはないと思うけど…」
明日那さんにそう言われ、少し安心したけど、話ってなんだ…?俺、その日向審議官って人に会ったことも、話したこともないのに…
そして永夢さんやパラド、飛彩さんと大我さん、西馬さんが帰ってきた。そして、テレビ通信で日向審議官からの話が始まった。ちなみに他のμ’sのメンバーも後ろで聞いている。まぁ、高坂と星空と矢澤は退屈そうにしてるけど…
「みんな、よくやってくれた。九条くんには今後とも、CRの正式なメンバーとして力になってもらいたい。」
「フッ、乗せられてやるよ!」
日向審議官の言葉に、笑ってそう答えた貴利矢さん。
「よろしくね、九条先生。」
そう言って、明日那さんが貴利矢さんに白衣を渡した。その白衣を羽織った貴利矢さん。うん、似合ってるな…
「そして、仮野くん。今回は君が居なければ、病院は破壊され、多くの死傷者が出ただろう。ありがとう。」
次に日向審議官は、俺にそう話した。
「いえ、元はといえば俺が呼び寄せてしまった敵のようなものなので…」
「仮野くん。君には今後、ゲーム病患者を見つけたら、君がバグスターを倒してもらいたい。お願い出来るか?」
「もちろん!」
「助かる。では明日那くん、あれを。」
「はい、これを。」
明日那さんが俺に渡してきたものは…
「ゲームスコープとこれは?」
そう、CRのドクターが持っているゲームスコープ。そして、もう1つは何かのカードみたいだ。
「これを持っていれば、これからはいつでもCRに出入りでき、ゲーム病患者を治療できる。CRの特別協力者の確認書みたいなものよ。」
「ありがとうございます!」
「優くん、すごい!」
「病院の協力者として認めてもらうなんて流石だね!」
高坂と南が褒めてきた。照れるな…
「あれ、優。ひょっとして、照れてます?顔が真っ赤ですよ。」
そんな俺に、少しニヤついた園田がそう言ってきた。いつもの仕返しのつもりか…
「それから壇黎斗の件だが、彼がゲムデウスワクチンの開発に貢献した点を考慮し、特例措置として引き続きCRに彼の身柄を任せることにした。ただし、今後は衛生省の許可がない限り、彼の身柄を自由にすることを禁ずる。」
「寛大な措置ありがとうございます。日向審議官。」
明日那さんが笑顔で答える。やっぱり生みの親である黎斗さんは大事なんだな。
「賢明な判断とは思えないな。」
そんな明日那さんとは対照的に言う黎斗さん。
「チッ…黎斗、シッ!」
黎斗さんの言葉に明日那さんが注意するが、黎斗さんは聞かない。
「私抜きで止められるのか?壇正宗を。」
「止めて見せますよ。新黎斗さん。」
永夢さんがそう答えたが…
「新壇黎斗という名は、もう捨てた…」
また意味わからないことを、黎斗さんが言い出した。あの人、さっき俺が来た時に『新壇黎斗だ!』って、叫んでた癖に、もう名前を変えたのかよ…
「えっ、なになに怖っ!」
「えっ、何?何、怖いって?」
西馬さんと貴利矢さんは、2人でなんか言ってるし…怖くはないでしょ…
「今の、私は……壇!黎斗神だ!」
黎斗さんがそう言った時、『壇黎斗神』と書かれた垂れ幕が落ちてきた。いつ仕込んだんだよ…
「付き合ってられねぇな…」
「やはり、あいつを改心させることは不可能ということだな…」
大我さんと飛彩さんは呆れながら言い、永夢さんと西馬さん、明日那さんは無言で呆れていた。
「あの、幻夢コンポレーションの元社長が…」
「こんなだったなんて…」
「ショックだニャー…」
後ろで見ていた高坂、矢澤、星空もそう落ち込んでいた。
「お前ら、幻夢コンポレーションのゲーム好きなのか?」
「うん!もっちろん!」
「私は、幻夢コンポレーションが出したアイドルゲームをやっていただけよ。アイドル好きの私でも認めるぐらいの、素晴らしいゲームだったわ。」
「凛も幻夢コンポレーションのゲームは好きだニャー!」
この3人は、幻夢コンポレーションのゲームが好きだったらしい。
「まぁ、神ってことにしといてやるか…」
そんな中、貴利矢さんだけは笑ってそう言っていた。色々あったことで、何かが分かり合えたのかな?
「あっ、そうだ!ケーキ!」
高坂、まだ忘れてなかったのか…
「おっ、そうだったな!ここに3箱も置いてあったし、全員分あるから食べようぜ!」
貴利矢さんも気前がいいな……ん、置いてあった?こんな所にケーキ置いてる人っていえば…
「おい、監察医!誰が俺のケーキを食べていいと言った!」
やっぱり、飛彩さんのか…貴利矢さんもよく人のケーキを勧めてきたな。
「いいじゃねぇか!ケーキぐらい!」
「ケーキぐらいとはなんだ!」
「なんだ?世界一のドクターが、高校生にケーキを奢ることも出来ないのか?」
ケーキを譲らない飛彩さんに、貴利矢さんが煽るように言った。
「クッ…分かった…1箱は俺のだから置いておけよ。」
プライドの高い飛彩さんには、貴利矢さんの煽りは効いたようだ。
「よーし、みんな!俺の奢りだ!ケーキ食べようぜ〜!」
「おい、監察医が買ったんじゃないだろ!俺が買ったケーキだ!」
そんなこんなで、俺たちはケーキを食べることになった。さっきまでゲーム病の大量感染があったって言うのに、平和だなぁ…
しかし、こんな平和も長くは続かなかった…
はい、今回で飛彩が茜の手術をしたということが明らかに。
そして、優の新しいフォームが。今回も、パーフェクトツムツムと同じで音声はオリジナルなので、ご想像にお任せします。
そして、次回は大我回です!
けど、優はあまり関わらないかも知れません…