今回も絵里視点で書きたいと思います。また、絵里かよ!と思われるかもしれませんが、絵里が1番書きやすいんですよねぇ…
では45話、スタートです!
〜side 絵里〜
今、ことりを除いたμ’s8人が集まっている。
「ライブ?」
穂乃果が言った言葉に、私は答えた。
「そう、みんなで話したの。ことりがいなくなる前に、全員でライブをやろうって。」
「来たらことりちゃんにも言うつもりよ?」
「思いっきり賑やかなのにして、門出を祝うニャ!」
そう言った凛の頭にチョップしてにこが言った。
「はしゃぎ過ぎないの!」
「にこちゃんなにするのー!」
にこと凛が喧嘩…というかじゃれ合い始めた中、
「まぁ、その前に優には目覚めてもらわないとね!」
私がそう言った。
「なら、凛の元気をわけて優くんを目覚めさせるニャー!」
「だから、はしゃぎ過ぎないの!」
「だから、痛いニャー!」
また凛とにこがじゃれ合い始めた。
μ‘sの中に明るさが取り戻されてきたと思ったが、穂乃果の表情は暗い。そんな穂乃果に、海未が声をかけた。
「まだ落ち込んでるのですか?」
「明るくいきましょ!これが9人の、最後のライブになるんだから。」
「……私がもう少し周りを見ていれば、こんなことにはならなかった…」
私たちの言葉を聞いた穂乃果は、彼女らしからぬ発言をする。
「そっ、そんなに自分を責めなくても…」
「自分がなにもしなければ、こんなことにはならなかった!」
花陽に言われた穂乃果は、更に自分のせいだと話す。
「あんたねぇ!」
「そうやって、全部自分のせいにするのは傲慢よ。」
にこと私が穂乃果に言った。
「でも!」
「それをここで言って、なんになるの?何も始まらないし、いい思いもしない。」
「ラブライブだって、まだ次があるわ。」
「そう。今度こそ出場するんだから、落ち込んでいる暇はないわよ!」
にこがそう言った次の瞬間、私たちは信じられない言葉を耳にする。
「出場してどうするの?もう学校は存続出来たんだから、出たってしょうがないよ。それに、無理だよ…A-RISEみたいになんて、いくら練習したってなれっこない…」
「あんたそれ、本気で言ってる?本気だったら許さないわよ…許さないって言ってるでしょ!」
「だめ!」
今にも穂乃果に襲いかかろうとしているにこを、真姫がとめに入った。
「離しなさいよ!にこはね、あんたが本気だと思ったから、本気でアイドルやりたいって思ったからμ’sに入ったのよ!ここにかけようと思ったのよ!それを、こんなことぐらいで諦めるの?こんなことぐらいで、やる気をなくすの!」
「じゃあ、穂乃果はどうすればいいと思うの?どうしたいの?」
「…」
「答えて?」
私の質問に対して、穂乃果は冷たく言い放った。
「……やめます…私、スクールアイドル、やめます…」
えっ…穂乃果?
その言葉に、その場にいる全員が衝撃で言葉が出なくなった。そんな私たちを他所に、穂乃果は屋上を出ていこうと、屋上の扉へ向かった。
その時、そんな穂乃果の手を海未が掴んだ。そして、この場に乾いた、しかし鋭い音が響いた。
パンッッッッ!!!
海未が穂乃果の頬を強く叩いた。
「あなたがそんな人だとは思いませんでした…最低です…あなたは…あなたは最低です!!!」
海未は涙を流しながら言った。これがきっかけで、私たちμ‘sの間に大きな亀裂が入ることになるのであった…
今回はとても短くなってしまいました…でも、アニメ本編の12話と13話をまたいで書くのは、ちょっと嫌だったので今回は短くなってしまいました…
そして、1期のアニメ本編も後1話ですね…では、次回からアニメ13話に入ります。