今回でアニメ1期の話は終わりです。その後にオリジナルの内容を書きたいので、そのオリジナルの終わりが本当に1期の終わりにしようと思ってます。
そしてこの前も言いましたが、最近お気に入りに登録してくださる方が多くて、46人に増えました!オリジナルに登録してくださった方、見てくださっている方、本当にありがとうございます!
では49話、スタートです!
〜side 優〜
音ノ木坂学院まで飛んできた俺は、校門の前で2人を下ろして変身解除した。
「よし、こっからは走って行くぞ!」
「「うん!」」
俺たちは走って講堂の扉の前まできた。すると、高坂が焦りすぎていたせいで、
「わぁぁぁっ!いってて…」
躓きながら講堂の中へ入っていった。それから南が入り、俺は少し扉の奥に隠れているので、みんなには気づかれていない。
「穂乃果ちゃん!ことりちゃん!」
「みんな、おまたせ…!」
「どうしたのです?2人とも少し目が赤いのですよ?」
「まさか、感動の再会的な感じになって、空港で泣いたんじゃないでしょうね?」
園田と矢澤が2人に聞いた。
「えへへ…」
「感動の再会とは変わりないけど、ちょっと違うかな…ねっ、優くん!」
高坂と南に言われ、俺も中へ入っていった。
「みんな…久しぶり?」
「ゆう…?」
「目が…覚めたのね!」
「久しぶりじゃ…ないわよ…どれだけ心配したとおもってるのよ…」
園田、絢瀬、矢澤が言うと、改めて俺が戻ってきたことに気づいたみんなが、涙を流し始めたり、涙を堪えながら喜びを噛み締めたりしていた。
「みんな、心配かけて悪かったな。」
「全く…本当よ。」
「もうっ…あんな無茶はしないでよね!」
「ウチら…すっごい心配したんよ…」
「でも、無事でなによりです!」
矢澤、絢瀬、東條、園田が言った。
「まっ、私はそんなに心配してなかったけど…」
「そんなこと言って、真姫ちゃんもすっごく泣いてたニャー!」
「ヴェェ!べっ、別にそんなことないわよ!」
星空の言葉に反論する西木野だが、その目はよく見ると赤く腫れている。
「でも、本当によかったです!」
その様子を眺めている小泉が言った。
「みんな、本当にありがとな!」
この時、こんなにも俺のことを心配してくれる人がいるなんて、μ’sのマネージャーになって本当に良かったと感じた。
「よし、これで本当に全員揃ったわね!」
「じゃあ、ライブの前に部長、一言!」
「えぇ!?なーんてね、ちゃんと考えてあるわ!今日みんなを、1番の笑顔にするわよ!」
絢瀬の言葉に続いて言った東條の言葉に、今度はしっかりと受け答えた矢澤。
「いち!」
「にっ!」
「さん!」
「よん!」
「ごっ!」
「ろく!」
「なな!」
「はち!」
「きゅう!」
「じゅう!」
高坂、南、園田、西木野、星空、小泉、矢澤、東條、絢瀬、そして俺の順で言った。
「よし!みんな、行こう!」
そして、μ’sのライブが始まった。
START:DASH/μ’s
この曲はμ’sがまだ3人だった頃に、この講堂で行ったファーストライブの時に歌った曲だ。あの時は、お客さんも数える程しかいなかった。というか、俺と高坂の友達の3人以外は、全員が今μ’sのメンバーだな。しかし、今は数えきれない程のたくさんのお客さんがいる。
更に、ダンスや歌のレベルも変わった。ファーストライブの時の3人の踊りも、とても魅力的だった。しかし、今のμ’sは新たな6人の仲間が増え、ダンスも歌も格段に上手くなっている。
アデュサが言っていたように、μ’sにもこれからさらなる困難が降りかかるかもしれない。けど、このメンバーなら、きっと乗り越えられる。俺はこのダンスを見た時にそう感じた。
そして、1曲歌い、踊り終わって…
「私たちのファーストライブも、この講堂でした。その時、私は思ったんです!いつかこの講堂を満員にしてみせるって。一生懸命頑張って、今、私たちがここにいる。この想いを、いつかみんなにとどけるって。その夢が今日叶いました!だから、私たちはまた駆け出します!新しい夢に向かって!
皆さん、今日は本当にありがとうございました!」
高坂がそこでライブを締めくくろうとした時、
「あっ、大事なことを言い忘れてました!」
何かを思い出して言った。何を忘れていたのか、俺や他のμ’sのメンバーも分からなかったが…
「さぁ、皆さん!ご一緒に!」
この言葉ですぐに分かった。
『μ‘s!ミュージックスタート!』
はい、少し短くなってしまいましたが、これで終わりです。
とうとう、アニメ1期も終わってしまいました。そして、次回からオリジナルを挟みます。優のしっかりと明かされていなかった1年の間の過去編を書きたいと思います。少し長くなるかもしれませんが、見てくださると嬉しいです!