μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい、60話です。

皆さん、お久しぶりです。最近、少し更新ペースが遅くなってしまってるかもしれません…すみません…

では60話、スタートです!



60話 衝撃事実と新マネージャー

〜前回のラブライブ!、μ’sと仮面ライダーの物語!〜(ナレーション 南ことり)

 

突如現れた怪物を倒すため、ことりは穂乃果ちゃん、優くんと共に戦う。しかし、怪物の攻撃に苦戦し、ピンチに陥ってしまう。そんな時、ネイチャーという緑色の仮面ライダーが現れた。

 

「俺の名前は、宮崎蓮だ!よろしくな!」

 

仮面ライダーネイチャーに変身していた男の子は、宮崎蓮くん。更に、以前凛ちゃんを助けた仮面ライダーも蓮くんだった。

 

ことりたちが帰った後、優くんは蓮くんの家に向かう。そこで優くんは蓮くんを転生させた女神、咲さん─優くんの勧めで蓮くんが名付けた─と出会う。更に優香さんと合流し、優くんは衝撃的な言葉を耳にする。

 

「その協力している団体っていうのがね、元私たちの仲間の女神なの…」

 

財団Xに協力しているのが女神、ということを聞き、愕然とする優くん。

 

まぁ…優くんや蓮くんが転生者ってことや、女神様がいるってことは、ことりは知らないんですけどね♪

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「どういう事…ですか?女神様が、敵……?」

 

財団Xに協力している団体が女神様。咲さんの口から告げられた衝撃的事実に、俺はかなり混乱していた。

 

「簡単に言えば、私や優香がいる天界でのトップの存在、人間がよく神様と呼んでいる人がいるの。その下に私たち女神が仕えているんだけど、2年前、4分の3ぐらいのほとんどの女神が反乱を起こしたの。」

 

「えっ、なんで…?」

 

「理由はさまざま。ある女神は、神のやり方が気に入らない。ある女神は、もっと女神にも自由が欲しい。そのように、ほとんどの女神は神に対する反乱だった。そんな反乱を起こした女神たちが人間界を脅かすようなことをすれば、神もその不満を認めざるおえないと思った女神たちは、財団Xと手を組んだ。」

 

「もしかして、この前姉ちゃんが言ってたインフィニティドライバーの1号機やダークデータボトル、それにダークライダーシステムが天界から盗まれたのって…」

 

「えぇ、女神の仕業。財団Xだけの力じゃ、とても天界に来ること、いや…天界の存在を知ることすらできないでしょうね…」

 

「それで…じゃあ、姉ちゃんにとって辛いっていうのは、仲間が反乱を起こしたってことですか?」

 

「……ううん、それだけじゃないの。実は…その反乱を起こしたリーダーが、優香の妹なの…」

 

「えっ…妹?」

 

じゃあ、姉ちゃんは今までそんな辛いことを抱えて…

 

「えぇ、そうなの。でもさっき、ほとんどの女神が神に対する不満から反乱を起こしたって言ったけど、優香の妹だけはそうじゃないみたいなの。」

 

「えっ…じゃあ、なんで?」

 

「それは分からない…でも、偶然反乱が起きる少し前に、優香が妹に神に対する不満があるかって話したらしいんだけど、その時はないって言ってたみたいなの…」

 

じゃあ、なんで…?会ったこともない人のことを考えても当たりっこないだろうが、今の俺はその思考でいっぱいだった。

 

「一気に半分以上の女神が反乱を起こしたから、神にも対処できなかった。それなのに女神が財団Xと手を組んでしまい、その対策として人間に仮面ライダーとして戦ってもらうことになった。そこで、あなた達が見つかってお願いしたってわけなの。」

 

「そういう事だったのか…」

 

「優香は自分の妹が反乱のリーダーということもあって、かなり責任を感じていたの。だから、今までその事を黙っていた。だから優くん、優香のことあんまり怒らないであげてほしいの。」

 

咲さんがそうお願いする後ろで、心配そうな姉ちゃんが見えた。まっ、俺の答えなんて決まっている。

 

「怒るも何も、最初から怒ってませんよ。姉ちゃんの秘密主義にはもう慣れっこなんで。」

 

「優くん…」

 

俺の言葉を聞いた姉ちゃんは申し訳なさそうに、安堵の声を漏らす。

 

「そういえば…前に姉ちゃんが言ってた仮面ライダー資料がないのって、もしかして…」

 

「えぇ、ライダーシステムを開発した女神の全員が反乱を起こしてる。その中で私だけが開発の方法などは知っていたから、優香と協力して2人のインフィニティドライバーや、優くんのインフィニティソードを創ることができたの。でも、反乱した女神が資料を全て持っていってしまったから、創るのにはかなり時間がかかったんだけど…」

 

咲さんの話しに続き、姉ちゃんが話す。

 

「でもね、1つだけ残っていた資料を見つけたわ。」

 

「本当に!?」

 

咲さんは知らなかったのか、驚いている。

 

「ええ、インフィニティのライダーシステムなどについて書いてあったんだけど、その中に気になることがあったの。」

 

「気になること?」

 

「えぇ、前に優くんがμ’sの合宿に行った時、持って帰ってきた宝石があったでしょ?」

 

「あぁ、財団Xの連中が探してたやつな。」

 

「その宝石についても書かれてたんだけど、実はインフィニティドライバーを創るよりも前、数百年ほど前にライダーシステムに関係する何かを封印した宝石らしいの。」

 

数百年…?そんな昔に、ライダーシステムが…?

 

「そして、数百年経ってその資料を読んだ女神が、インフィニティドライバーを作り出したんだと思う。」

 

「なるほど…じゃあ、あの宝石があればそれの封印は解けるってことか?」

 

「ううん…その封印した宝石は3つあるみたいなの。だから、3つ集めないと駄目。けど、それは封印されたぐらいだから強大なパワーを秘めていると思うわ。」

 

「なるこど…そんな物、財団Xにだけは渡すわけには行かねぇな…早く残り2つの宝石、見つけないとだな。」

 

「えぇ、そうね。既に残り2つの宝石の内、1つは場所が分かっているわ。」

 

「そうなのか!?それって、どこなんだ?」

 

「ある山なんだけど…今はそこに、真姫ちゃんの家、西木野家の別荘が建てられてるの。」

 

「真姫の家の別荘…?前のやつも真姫の別荘にあったけど、西木野家に関係があるってことか?」

 

いくら金持ちの家だからって、関係ありそうには思えないけど…

 

「それは流石にないんじゃない?だって、そのアイテムを封印した頃、真姫ちゃんの家はまだ病院を経営してなかったし。」

 

だよな…姉ちゃんの言葉を聞き、俺は思わず安堵する。

 

「それにしても凄い偶然だな…とりあえず、その別荘に行けないか真姫に今度聞いてみるよ。」

 

俺の言葉にありがとうと姉ちゃんが答え、とりあえず話が終わった。

 

姉ちゃんと咲さんはまた別の話があり2階に上がって行ったので、今は蓮と2人で話している。

 

「それにしても、優はいいよなぁ…」

 

ふと蓮が言った言葉の意図が分からず、俺は何が?と聞き返す。

 

「だって、お前は他のライダーに変身出来るだろ?」

 

「それはお前もだろ?」

 

「確かに、変身は出来る。」

 

「変身は?」

 

「俺は自然を扱える能力があるだろ。その能力を使うには、かなり負担がかかるんたよ。だから、その代わりに優が呼び出せるエグゼイドやゴーストのような1号ライダーのベルトやアイテムを呼び出すことが出来ない。まぁ、優が呼び出したら使えるけどな。」

 

あぁ、そういえば前に姉ちゃんがそれっぽいこと言ってたな…

 

「あっ、そうだ!俺が使えない1号ライダーのライダーシステム、ちょっと見せてもらえないか?」

 

「えっ?あぁ、まあいいぞ。」

 

俺は蓮に言われ、ライダーのベルトなどを召喚した。っていうか、俺はこんな簡単に呼び出せるのに、そんな負担がかかることなのか…?

 

「やっぱすげぇ!記憶ではなんとなくだけど、俺も前の世界で仮面ライダー観てたから実物に触れるなんて感激だ!」

 

へぇ、蓮も前の世界で仮面ライダー見てたのか…

 

「あっ、そういえば蓮はこの世界に来た時なんて思った?」

 

「ん、どういう意味だ?」

 

俺がふと聞いたため、蓮に聞き返された。

 

「いや、お前は前世での記憶があるんだろ?」

 

「あぁ、仮面ライダーやラブライブの内容については消されたけどな…お前は違うのか?」

 

「あぁ、俺は普通の転生者じゃないからな。」

 

「どういうことだ?」

 

俺は前の世界で死んだ俺と、この世界で死んだ俺の2人が融合した存在ということを蓮に説明した。

 

「難しくてよく分かんねぇけど、要はお前が二重人格の半分転生者って事だろ?」

 

「あっ、あぁ…まぁ、そんな感じだ…」

 

大体あってるが、半分転生者って…っていうか、別に二重人格って訳でもない。なんなら、この世界で死んだ仮野優の性格とはほとんどないし、記憶と身体を引き継いだって感じだしな…まっ、面倒臭いから説明は省くけど。

 

「それで、結局お前は何が聞きたいんだ?」

 

あっ、忘れてた。蓮に聞かれて、俺は本題を思い出し話を続けた。

 

「いや、お前は記憶があるんだったら、前の世界の家族とか友人とかと別れて、やっぱ辛いだろうなって思って…」

 

「……別に。前の世界で、想い入れのある人なんてもう、いないから…」

 

「えっ…?」

 

どういうことだ…?もう、いない…?

 

俺はそれがどういうことなのか気になったが、辛そうな蓮の表情を見て深追いしないでおいた方がいいと思い、この話を打ち切ることにした。

 

「あっ、悪い…」

 

「いや、別に。それより、なんでディケイドのカードはこんなになってるんだ?」

 

そう蓮に言われ、俺がディケイドのカメンライド用のカードやファイナルフォームライド用のカードを見てみると…

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!??」

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優香〜

 

優くんと蓮くんとの話が終わり、私は咲と2階で話している。

 

「優香…あのことは、まだ話してないのよね?」

 

「あのことって?」

 

私は咲に聞き返す。まぁ、なんとなく予想はつくけど…

 

「その…優くんの、過去のこと…」

 

やっぱり…

 

「……」

 

私は咲の質問に、俯いて黙り込んでしまう。

 

「そう…」

 

それを肯定とみなした咲は、そう言って話を続ける。

 

「でも、いつかは思い出すことになるんじゃない?そしたら、優くんは辛い思いをすることになるわよ?特に、前の世界での優くんの記憶を思い出せば…」

 

「えぇ、分かっているわ。優くんには、前の世界での記憶は戻るかは分からない、とは言ってる。でも、この世界での記憶が戻るようにしているから、恐らくその影響で前の世界の記憶も戻る可能性が高いと思う…」

 

「思い出したら、優くんはどうなるでしょうね。」

 

「これは、私のせいだけど…それでも、優くんがもし思い出したとしてもまた立ち直れるって、私は信じているわ。」

 

「ふふっ…」

 

すると、咲は笑みを浮かべた。

 

「咲…?私は真面目な話をしているんだけど?」

 

「ごめんごめん。優香がそこまで認めてる子なんて、優くんはすごい子なんだなって、思って。私、もっと優くんのこと知りたくなっちゃった。」

 

「その言い方じゃ、私が厳しくて難しい人みたいな言い方ねぇ…?」

 

「えっ、違うの?」

 

えっ、咲って私のことをそんなふうに思ってたの…?真顔で答えた咲に、そう私がショックを受けていると…

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!??」

 

下から突然優くんの叫び声が聞こえてきた。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「優くんどうしたの!?」

 

「何かあった?」

 

俺の叫び声を聞き、姉ちゃんと咲さんが慌ててやってきた。

 

「それが、これ…」

 

そう言って、俺はディケイドのカードを見せた。

 

「これは…」

 

「どういうこと…?」

 

そのカードを見て、2人も驚いている。

 

「なんで、ディケイド以外のライダーに変身するためのカードや、他のライダーに変身して使うカードが薄くなってるんだ?」

 

クウガやカブトのように、ディケイド以外の仮面ライダーに変身するためのカードや、そんな仮面ライダーに変身して使うカードが、エンプティ状態になり使えない状態になってしまっている。

 

「どういうこと…?」

 

姉ちゃんにも分からないようだ。

 

「とりあえず、少し調べてみるわ。資料とかもないから、あんまり期待は出来ないけど…」

 

「ありがとう…」

 

もう既に外は暗くなっているため、今日は解散となった。

 

 

 

翌日…

 

それにしても、結局ディケイドのカードはなんでエンプティ状態に…?っていうか、いつからエンプティ状態だったんだ?これからは、もう少しこまめにアイテムの確認や整理をしよう。いざ使う時に使えなかったら危険だし…

 

俺が朝のホームルームの時間に、そんなことを考えていると…

 

「にゃんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

1年生の教室の方から、恐らく凛であろう叫び声が聞こえてきた。全くあいつは、朝から元気というかうるさいというか…あっ、海未の顔が強ばった。あーあ、凛のやつ、後で怒られるぞ…

 

 

 

放課後…

 

俺が穂乃果たちと一緒に部室に行くと、1年生も3年生全員が集まっていた。そして更にもう1人いる所を見て、今朝の凛の叫び声の原因が、何となく分かった。

 

「何となく予想はつくが、なんでお前がいるんだ?蓮?」

 

部室にいるもう1人の正体は、昨日会った新しい仮面ライダー、ネイチャーに変身する宮崎蓮。しかし、何故ここにいるのかはだいたい分かった。大方、蓮も転生者だし、俺と同じように音ノ木坂学院の共学化試験生になったんだろう…

 

俺が予想を立てていると、蓮が話し始めた。

 

「俺、今日から音ノ木坂学院の共学化試験生2号として転入してきたから!」

 

なんとも予想通り…

 

「それでね、穂乃果ちゃん!」

 

そこで、凛が穂乃果の名前を呼んだ。

 

「どうしたの?」

 

「蓮くんを、凛たちμ’sのマネージャーになってもらいたいんだけど、いいかな?」

 

凛が言った。

 

「なるほど!うん!いいと思う!あれ?でも、優くんがいるのにどうして?」

 

「えっ、ええっと…そっ、そのあれだにゃ!優くん1人だと、少し大変そうだったからにゃ!」

 

穂乃果の疑問に、アタフタしながら凛が答える。そこで、メンバー全員が悟った。

 

凛のやつ、蓮と一緒にいたかったから誘ったな…

 

「じゃあ、これからよろしくね!蓮くん!」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

「あぁ、敬語じゃなくていいよ!」

 

意外にも蓮が敬語を使ったが、それを穂乃果が止める。

 

「えっ?でも、穂乃果ちゃ…穂乃果さんたちは先輩ですし…」

 

「穂乃果たちスクールアイドル研究部は、先輩禁止してるんだ!だから遠慮なく、敬語無しでオッケー!」

 

「あぁ、そういえばそんな話あったような…」

 

「えっ?」

 

「あっ、なっなんでもないです!分かった!じゃあ、これからよろしくな!穂乃果ちゃん!」

 

「うん!」

 

「よろしくね、宮崎くん。」

 

「よろしくお願いします。宮崎さん。」

 

「よろしく!絵里ちゃん、海未ちゃん、それにみんなも。あっ、それとなんか堅苦しいし、名前で呼んでくれよ!」

 

ということで、μ’s全員が蓮を名前で呼ぶことになった。

 

こうして、μ’sに2人目のマネージャーが入った。




ライダースペック、紹介コーナー!

仮面ライダーインフィニティ ツムツムゲーマーレベル1
変身者 仮野優
身長 179cm
体重 137.5kg
パンチ力 7.7t
キック力 11.5t
ジャンプ力 30.5m(ひと跳び)
走力 7.6秒(100m)
変身ベルト ゲーマドライバー
変身アイテム つなげてツムツムガシャット

仮野優がつなげてツムツムガシャットを用いて変身した仮面ライダー。レベル1はレベル2とは違い、エナジーアイテムを繋げて使う能力はないが、通常のレベル1と同じようにバグスターウイルスに感染した患者とバグスターを分離することが出来る。レベル2で使う武器、ガシャコンソードバズーカーのソードモードを使って戦うこともある。



ということで、前回から始まったライダースペック、紹介コーナー!。今回はツムツムゲーマーのレベル1でした。パンチ力などは、他のレベル1と変わりないですね。では次回は、レベル2のスペックを紹介したいと思います!

そして今回は、財団Xに協力しているのが神に反乱している女神だったり、その女神のリーダーが優香の妹だったり、ディケイドのカードが使えなくなったりと、いろいろありましたね。
そして、とうとう2人目のμ’sのマネージャーが!
蓮は今後どのように活躍していくのでしょうか…
次回からはラブライブ本編に戻り、新マネージャーが加入しての合宿編です!
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