今回で、合宿編は終了です。そして、今回まさかの海未と真姫が…
では63話、スタートです!
〜前回のラブライブ!、μ’sと仮面ライダーの物語!〜(ナレーション 絢瀬絵里)
真姫の家で合宿をすることになった私たち、μ’s。
衣装担当のことり、作詞担当の海未、作曲担当の真姫がスランプに陥ったため、3人ずつのグループに別れて作業を進める私たち。
別荘でピアノを弾いている優を見つけ、作詞作曲が出来ることを知った真姫と海未は、それぞれ優に手伝ってもらうことになった。裁縫などは出来ないが、少しアドバイスするなどことりの作業を手伝うことになり、4人が作業を始めた時、
ドゴォォォォォォォン!!
外から大きな爆発音が聞こえた。
ちっ、ちなみに、私は別に暗いのが怖いわけじゃないわよ!?
〜side 優〜
俺、ことり、海未、真姫で衣装作りや作詞、作曲を始めようとした時、別荘の外から大きな爆音が鳴り響いた。
「なっ、なんだ!?まさか、凛が見たっていう怪人が…!?」
「外の方から聞こえましたよね?」
「あぁ、ちょっと行ってくる!」
海未の言葉に答えた俺は、立ち上がって別荘から飛び出した。
「えっ、優くん!」
それに続いて、慌ててことりと海未と真姫も飛び出した。
別荘の外に出ると、案の定怪人がいた。ファンガイアが2体、ウォートホッグファンガイアとスパイダーファンガイアだ。
「ファンガイアか…なら大丈夫そうだな…」
今はディケイドのカメンライドが使えない以上、あまり厄介な敵は出てきて欲しくない。ファンガイアなら、他のライダーでも倒せるから大丈夫そうだ。
俺はインフィニティドライバーを腰に巻き付け、1歩前に出る。
「優くん!ことりも手伝うよ!」
「あっ、あぁ、悪い…でも、無茶はするなよ?」
「うん!」
そう答えたことりは、後ろを向いて別荘の窓に龍騎のバックルを向けて、ベルトが腰に巻き付いた。
「「変身!」」
俺は仮面ライダーインフィニティ、ことりは仮面ライダー龍騎に変身した。
「ことり、行くぞ!」
『スペシャル召喚 インフィニティソード!』
「うん!」
俺はインフィニティソードを取り出して、ウォートホッグファンガイアと、ことりはスパイダーファンガイアと戦闘を開始した。
「はぁぁぁっ!てやぁっ!全く…この忙しい時に出てきてくれたな!さっさと終わらせてやる!」
俺は何度も斬り掛かるが、防がれてしまう。
俺の隣で戦っていることりも、ソードベントでドラグセイバーを召喚し、斬撃攻撃を繰り広げていた。
「やっ!えいっ!悪さをする子には、ことりがお仕置きしちゃいます!」
『ストライクベント』
そして、ことりは手にドラグクローを取り付けた。
ウォートホッグファンガイアとスパイダーファンガイアが同じところに集まった瞬間、
「ことり、決めるぞ!」
「うん!」
俺はインフィニティソードにフォーゼデータボトルを入れ、レバーを引いた。
『フォーゼ!ライダー 宇宙ロケット!』
すると、インフィニティソードの後方から炎が出てきた。
「「はぁぁぁっ!やっ!」」
そして、ことりは昇竜突破を放ちスパイダーファンガイアに炎を浴びせ、俺はフォーゼデータボトルの影響で強くなった火力で飛び、ウォートホッグファンガイアへと攻撃し、爆煙が辺りに舞った。
と思ったが、その刹那何者かが俺たちの攻撃を弾き返し、俺とことりはダメージを負って強制変身解除に陥ってしまった。更に、ことりは気も失ってしまっている。
「グハッ…何者だ!?」
俺がそう言って辺りを警戒していると、徐々に爆煙が晴れていった。そして、そこから現れたのは俺が持っているガシャットギアデュアルアルファに内蔵されているダンシングハーモニーのバグスター、ハーモニーバグスターだった。
「フッ、ハハハハ。我はハーモニーバグスター、レベルは50だ!」
レベル50、俺と同じか…ことりは気を失ってるし、1対3はきついな…
「チッ、めんどくさい時に出てきてくれたな…こっちは、作曲に作詞、衣装作りとやらなきゃいけない事が山積みなんだ。また今度にしてくれるか?」
「何が作曲だ?そんなものになんの意味があるのだ?貴様らのようなど素人に、良い曲など作れるわけがない!所詮、耳障りにしかならない曲ができるだろうな!フハハハハッ!」
あからさまな挑発だと分かっていても、俺は湧き出る怒りが抑えられなかった。
「……はぁ?ふざけるなよ…良い曲など作れるわけがない?そんな訳ねぇだろ!!真姫の曲に海未の詞、2人で作った曲はな!どの曲もどの曲も凄い想いを乗せて作った曲なんだよ!」
「「優…」」
「2人の曲は、今まで聴いたこともないような最高の曲ばっかなんだよ!それに、その曲に合わせてことりの衣装で踊って歌うのは本当に最高のライブで、そのμ'sは最高のグループなんだよ!!それを…お前みたいなバグスターが、侮辱していい曲じゃねぇんだよ!」
「そうです!私たちが作った最高の曲で歌います!」
「それで、絶対にラブライブで優勝してやるわ!3年生のためじゃなく、1人1人、μ'sみんなのために作った曲でね!」
俺に続いて、海未と真姫が自分たちの想いを語った時…
「なっ、なんだ!?2人共どうした!?」
2人を目がくらむほど眩しい光が包んだ。
「なっ、なんですかこれは!?」
「イッ、イミワカンナイ!!」
そして、その光が止むと、海未の手には仮面ライダー響鬼に変身するための変身音叉 音角が握られ、真姫の腰には仮面ライダーキバに変身するためのフエッスルが6つ付いたベルトが巻かれていた。
「これって、もしかして…」
「優と同じように、仮面ライダーに変身するための…」
2人がそう呟いた時、空からコウモリ型のロボットが飛んで来た。
「へへっ、俺様はキバットバットⅤ世。お前らの熱い音楽への情熱、感じたぜ!」
キバットと名乗るコウモリがそう言った。
「ん、Ⅴ世?Ⅲ世じゃ…?」
俺がふと思った疑問を口にした。俺が知っている情報では、この黄色いキバットはⅢ世のはずだ。
「Ⅲ世は俺様のじいちゃん、俺様はⅤ世だ!俺様はじいちゃんと違って、ファンガイアの血を受け継いでいなくてもキバに変身することが出来るんだぜ!赤髪の嬢ちゃん、俺様で良ければ力貸すぜ!一緒にファンガイア…いや、人間を脅かす怪物共と戦う勇気があるならな。」
なるほど…前に姉ちゃんが言ってたファンガイアじゃなくても変身できる様に改善したってのは、本来キバに変身するためのⅢ世の孫、Ⅴ世が生まれたってことか…
俺がキバットが言った言葉の前半の部分について考えてあると、真姫はキバットの方に向いて、普段以上に目をキリッとさせていた。
「もちろんあるわ!私を誰だと思ってるの?」
「俺様を呼び出した、知らない嬢ちゃん。」
真姫の問いに、キバットはサラッと答えた。
「しっ、知らなかったのね…まあいいわ。よろしく、キバット。私は真姫よ!」
「おう!よろしくな、真姫!」
キバットがそう答えると、2人は羽と拳をコツンと合わせた。
「私も…私も、戦います!人を守るために!」
そう言い、海未も音角を構えた。本当は危険な目に合わせるようなことはしたくないけど、今はそれどころじゃないか…
そして、俺はゲーマドライバーを腰に巻いた。
『ダンシングハーモニー!』
「50コンボ!変身!」
俺はガシャットギアデュアルアルファのダイヤルをダンシングハーモニー側に回し、ゲーマドライバーに入れてレバーを開いた。
「キバット!行くわよ!」
「おう!」
真姫はキバットを右手で持ち、
『ガブッ!』
左手を噛ませ、
「変身!」
ベルトに装着した。
海未は変身音叉 音角を開き、指に当てた。
「はぁぁぁぁぁぁ…たぁぁっ!!」
真姫はキバットバット5世をベルトに取り付けた。そして、海未は変身音叉 音角を手に当てて音を出した。
『デュアルアップ!奏でる音〜合わさるハーモニー〜合わせて踊る最高のリズム!ダンシングハーモニー〜!』
俺は仮面ライダーインフィニティ ハーモニーゲーマーレベル50に、真姫は仮面ライダーキバに、海未は仮面ライダー響鬼に変身した。
「ノーミスフルコンで、クリアしてやるぜ!」
俺はハーモニーバグスターに、真姫はウォートホッグファンガイアに、海未はスパイダーファンガイアに向かって走り出し、それぞれ戦い始めた。
俺はハーモニーバグスターが出してくる音を、リズムよく弾き始めた。
「はぁっ!よっ!おいおいその程度か?俺たちにあんなこと言った割に、大した音色も奏でられないな?」
「ぐぬぬぬ…小癪なぁ…!」
そう言ったハーモニーバグスターが再び攻撃してくるが、俺も再びそれを弾き返す。
「はぁっ!やぁ!」
真姫はスクールアイドルの練習で鍛えた自慢の身体能力を使い、肉弾戦攻撃でウォートホッグファンガイアと戦っている。
「はっ!はっ!たぁっ!」
海未は音擊棒・烈火でスパイダーファンガイアに炎を飛ばし攻撃している。
「そろそろ決めるぜ!」
俺はそう言って、ゲーマドライバーのカバーを閉め、再び開いた。真姫はキバットにウェイクアップフエッスルをキバットに取り付け、海未は音擊鼓をベルトから取り外して倒れているスパイダーファンガイアに付けた。
『ウェイクアップ!』
『キメワザ!ダンシング クリティカルハーモニー!』
「はぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「やぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「火炎連打!はっ!はっ!やぁぁっ!」
俺たちはそれぞれの必殺技を繰り広げて、ファンガイアとバグスターを倒した。
「ふぅ…」
3体とも倒したことを確認して、俺たちは変身解除した。
それからすぐことりも目を覚まし、別荘に戻ってきた。
「それにしても、まさかだよな…」
「海未ちゃんと真姫ちゃんも仮面ライダーになっちゃうなんて…」
俺とことりがそう言うと、
「それには、私も驚きました…」
「私も…」
海未と真姫自身も驚いていた。
「まぁ、変身したのは事実だし、とりあえず今後について考えないとだな。前に穂乃果とことりにも言ったように、仮面ライダーの力はとても危険なものだ。その力を手に入れたからといって、2人が無理に戦う必要も無いし、俺もみんなをこれ以上危険な目に遭わせたくない。それを踏まえた上で、どうする?」
「そんなの決まっています。私は人を守るために戦います!これは決して中途半端な気持ちではありませんし、私の意思で決めたことです!」
「私も同じよ。だいたい、私たちが戦わないって言うと思う?」
そう答えた海未と真姫の顔は、真剣そのものだった。
「はぁ…まっ、そう言うと思った…ただ、絶対に無茶な戦いだけはするなよ?それだけは、約束してくれ。」
「分かってるわよ。」
「無茶はしません。私たちに出来る限りの力で、優や蓮のサポートをします。」
真姫と海未の返事を聞いて、一先ず安心した。
「よし!じゃあ、難しい話は終わりだ。作曲と衣装作りの続き、始めるか!」
「「「うん(はい)!」」」
そして、俺たちは作詞に作曲、衣装作りを再開した。
みんなには今後について考えるべきだと言ったが、やっぱりおかしいよな…穂乃果とことりだけじゃなく、海未と真姫まで変身するなんて、どういうことだよ…
そして、翌日の朝…
俺もアドバイスしたり手伝いながら、真姫は作曲、海未は作詞、ことりは衣装を作り終え、疲れて果てて寝てしまった。そんな3人にタオルケットを掛けていると、穂乃果たちが別荘に戻ってきた。
「みんな、おはよう。」
「優くん、おはよう!」
「3人共、曲作りや衣装作りで疲れてるから、もう少し寝かせてやってくれ。」
「全く、しょうがないわねぇ。」
「ゆっくり、寝かせといてあげようか。」
「そうね。でも、起きたらすぐ練習よ。みっちりね。」
俺の説明を聞いたにこ、希、絵里が言った。
「あれ、そういえば優くんはどこで寝てたの?」
ふと穂乃果がそう聞いてきた。
「俺?俺は寝てないぞ?」
「えっ?」
「もしかして、優も手伝ってたの?」
「あぁ、俺が作曲出来るってことを知ったら、真姫や海未が手伝って欲しいって頼んできたから。」
「じゃあ、やっぱり昨日のピアノは優だったのね。」
「あぁ、やっぱりにこは気づいたか…」
まぁ、にこは茜と一緒に何回か聴いてたからな…
「あっ、そうだ!言い忘れてたけど、昨日の夜怪人が現れたんだけど、海未と真姫もライダーに変身した。」
「「「「「「えっ?えぇ!?」」」」」」
打ち合わせでもしてたのかと思うぐらい息ぴったりで、みんな驚いた。まぁ、普通は驚くか…
「海未ちゃんと真姫ちゃんまで…」
みんなが驚いてる中、俺も眠気がやばくなってきた。
「悪い…俺、ちょっとだけ寝てきていいか?」
「えっ、えぇ。」
「練習の時になったら、起こしてくれ。」
「無理しないでいいのよ?」
「大丈夫。ちょっと寝れば大丈夫だ。」
そう答えて、ベットがある部屋に向かおうとしたが…
「ん?穂乃果、背中ちょっと汚れてるけど、どうかしたのか?」
穂乃果の背中に土などが付いて少し汚れていたのが気になって、そう聞いた。
「あぁ、これ?なんか朝気づいたら、崖で寝てたんだ〜」
「ふぅん…」
そう言って、俺はリビングから出た。
ん?いやちょっと待て、どうしたらそうなるだ…?まあいいや、もう眠い…寝よ…
それから、新曲や衣装に合わせた振り付けでの練習をし、合宿を終え音ノ木坂に帰った。
しかし、蓮は負けたのがよっぽど悔しかったのか、ずっと落ち込んだままだった。
ライダースペック、紹介コーナー!
仮面ライダーインフィニティ ハーモニーゲーマーレベル50
変身者 仮野優
身長 205cm
体重 123kg
パンチ力 63t
キック力 73t
ジャンプ力 64m(ひと跳び)
走力 1.7秒(100m)
優がガシャットギアデュアルアルファを用いて変身したもう1つの姿。ピアノをベースにした音ゲー、ダンシングハーモニーのガシャットであり、音を操り出し敵を攻撃したり、複数の敵がいる場合は雑魚兵程度の敵なら奏でた音楽で眠らせることや行動不能にすることも出来る。そして、このダンシングハーモニーのバクスター、ハーモニーバグスターはこのゲーマーでしか倒せないため、このゲーマーに変身し、ハーモニーバグスターが繰り出すリズムを叩いたり、逆に自らリズムを繰り出してハーモニーバグスターを倒す。
今回のライダースペック紹介は、今回の話でも活躍したハーモニーゲーマーでした!次回のスペック紹介は、レッドメモリーズフォームになると思います。
そして、今回で合宿編は終了です。そして、蓮は立ち直ることが出来るのでしょうか…
そして今回、真姫と海未と仮面ライダーに変身しましたね。優が変身アイテムを持っていないライダーは9人、μ’sのメンバーも9人…もしかして…
はい、ということで次回からは、ユメノトビラ編です。