μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい、83話です。

この月曜から金曜までお腹壊して高熱出して寝込んでました、シーチです!夏休みに限って体調を崩したりしてしまうんですよねぇ…何とか今日83話を投稿出来て一安心…

あと、今回から会話ごとに1行開けて書くことにしました。今後も、多分そうしていくと思います。

では83話、スタートです!


83話 イマジン、参上!?

〜前回のラブライブ!、µ’sと仮面ライダーの物語!〜

 

優「絵里にカブトのベルト、希にブレイバックルを渡した財団Xの謎の男、『グラス』が俺と希の前に現れた。そして、デビュラーデータボトルとデビュラーブレスを使って謎の怪人、デビュラーに変身した女まで現れた。デビュラーと戦うが、今まで戦ってきた怪人よりもはるかに強いデビュラーに苦戦する俺。とうとう俺がトドメの一撃を受けそうになった時…」

 

希「ウチが仮面ライダーブレイドに変身することが出来た。そしてウチと優くんは、協力してデビュラーを倒すことが出来たんや!」

 

優「グラスは逃がしたが、デビュラーを倒すことが出来た俺達だが、俺の中には多くの疑問が残っていた。」

 

希「そんな中、また何かが動き出していた事を、この時のウチらはまだ、知らんかった…」

 

優「さぁ、どうなる83話!よしっ、言えたぞ…とうとうちゃんとあらすじ紹介が出来たぞぉーー!!」

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

『さっきから聞いてりゃ、てめぇガキのくせに生意気な事ばっかり言いやがって!』

 

今、俺に大声でこう言ってきたのは誰でしょう?

正解は…

 

 

 

 

 

 

 

花陽だ…いや、正確には花陽の中にいる何かが言ってきた。

 

何故こんな事になったのか、それは数十分前に溯る。

 

 

 

 

 

今朝…

 

「えっ?じゃあ希は、私が白服の人にベルトをもらった時、近くにいたって事?」

 

今日は希、絵里、にこの3年生3人と一緒に登校している。その時に、希が変身した事とその経緯を知った絵里がそう言った。

 

「そうなんよ。ごめんな、黙ってて。」

 

「でも、これで花陽以外のµ’sのメンバーが仮面ライダーに変身したって事でしょ?なら、花陽も変身するって事じゃないの?」

にこがそう言った。

 

「確かにな…花陽にも、何か身の回りで変わった事が起きるかもしれないから、気をつけるようにって言っておくか。」

 

 

 

そして、俺たちは音ノ木坂学院に着いて、アイドル研究部に入った。その時、俺は気づいた。花陽の身の回りで変わった事が起こるかもしれないのではなかった…

 

『おいっ、俺はこんな所にいる時間ねぇんだ!離せ!』

 

「かっ、かよちんどうしちゃったの?もうすぐ授業始まるよ?」

 

 

花陽の身に、もう何かが起こっていた…

 

俺たちがアイドル研究部に入った時の様子は、いつもより髪型が尖っていて、髪にところどころ赤色になっている花陽。目付きもいつも大人しい花陽とは違い、強い目付きをしている。さらに赤いカラコンでも入れたかのように、目が赤くなっている。声まで男みたいな声になっていた。そして、その花陽の周りで困惑している凛、真姫、蓮の1年生3人。

 

「なっ、なぁ、花陽のやつどうしたんだ?」

 

「さぁ…俺が来た時には、もうこんな状態だった…」

 

「私も来た時には、こうなってたわ…」

 

俺と蓮と真姫の言葉に、凛が答える。

「それが、朝は普通だったんだけど…」

 

 

〜side 凛 回想〜

 

凛は登校中、前を歩いているかよちんを見つけた。

 

「かーよちんっ!おはようにゃ!」

 

「あっ、凛ちゃんおはよう。」

 

凛は一緒にかよちんと登校する事になって、そこでいろいろ話していると、かよちんがいつもと違うことに気づいた。

 

「かよちん?なんだか今日は嬉しそうだよ、何かあったのかにゃ?」

 

「えっ?別に、嬉しかった事というか…//昨日ね、不良の人達に絡まれたんだ…」

 

「えっ!?大丈夫だったの?」

 

「うん。その時ね、知らない男の人に助けてもらったんだ…//」

 

顔を少し赤らめて言ったかよちん。そんなかよちんを見て、凛はもしかしてと思った。

 

「へぇ〜、もしかしてかよちん、その男の人の事が好きになっちゃったの?」

 

「へっ?ちっ、違うよ!かっこいいなとは思ったけど、べっ、別に好きになった訳じゃ…//」

 

「えぇ、うっそだぁ〜かよちん、すっごく顔赤いよ?」

 

「だっ、だから違うよ//」

 

凛がかよちんとそんな会話をしていた時、空で黄色い光が飛んでいた。

 

「ねぇ、かよちん。あれなんだろ?」

 

「光の玉が飛んでる…夜だったら、幽霊みたいで怖そうだね。今でも不気味だけど…」

 

その時、かよちんにその光の玉が入り込んだ。そして、かよちんは倒れそうになり、凛が咄嗟に支えた。

 

「かっ、かよちん!?大丈夫?」

 

凛がかよちんの事を見ると、さっきまでとは違い、髪が尖って赤色にところどころなっていた。そしてかよちんの目が覚めた。すると、目が赤色に変わっていた。

 

「かっ、かよちん?」

 

『あんっ?お前誰だ?』

かよちんのその声は、男の人の声みたいに低かった。

 

「えっ、かよちん!?どうし…うわっ!?」

 

凛が話している途中で、かよちんは凛の手を払い除けて立ち上がった。そして、どこかへ歩いていこうとしている。

 

「かよちん!?どこ行くの、学校始まっちゃうにゃ!」

凛はそう言って、かよちんの腕を掴んだ。

 

『おいっ、離せ!』

 

「いやにゃっ!かよちんどうしちゃったの?とにかく、学校始まっちゃうから行くにゃ!」

 

凛は無理やりかよちんを引っ張って、音ノ木坂学院のアイドル研究部まで連れていった。

 

〜side out 回想終了〜

 

 

 

〜side 優〜

 

「というわけなんだにゃ。」

 

なるほど…光の玉が入ってきて、今の状態になったのか…これって、まさか…

 

「確かに気になるな…」

 

俺が考えていると、珍しく真剣な表情で蓮がそう言った。蓮も流石に、今回は真面目に考えてるのか。俺が感心しながらそう考えていると…

 

「花陽に恋の相手が出来たのか!」

 

「いや、そこじゃねぇ!」

蓮の言葉に俺が突っ込んだ。確かにそれも気になるけど…今はそれよりも、花陽の体に何が入ったのか…

 

「とりあえず、今の話を聞いてなんとなく分かったことがある。」

 

「本当!?」

 

「あぁ、まずは落ち着いて話がしたい。とりあえず、花陽を座らせてくれないか。」

 

俺は花陽が…いや、花陽の体に入ってるやつがこのまま暴れているままじゃ拉致があかないと思い、みんなに花陽を座らせるようお願いした。俺と蓮は、流石に女の子である花陽の体に気安く触れるわけもないので、今回はみんなに任せるしかない…

 

俺の言葉を聞いて、絵里たち3年生と、凛と真姫が花陽を座らせようとするが…

 

『だから離せって言ってんだ!俺はこんな所で油売ってる暇ねぇんだよ!』

 

なかなか言うことを聞いてくれない…しかし、5人がかりで止められている花陽の体に入ってるやつは、動く事が出来ずに椅子へ座らされた。しかし、それでも抵抗しようとする花陽を止めるのに必死な5人。その時、

 

「おっはよー!」「おはようございます。」「おはよう、みんな♪」

 

穂乃果たち2年生の3人が部室に入ってきた。

 

「って、これどういう状況…?」

入ってきて、今の光景を見た3人は、困惑の表情を浮かべた。

 

 

 

とりあえず、穂乃果たち3人に大まかな事情を説明し、その間になんとか花陽の体に入ってるやつも落ち着いてくれた。

 

「えっと…じゃあまず、凛の話から推測すると花陽の体に入ってるやつは、恐らくイマジンと呼ばれる怪人だ。」

 

俺のその言葉に、俺と蓮以外が驚きと困惑の表情を浮かべる。

 

「じゃあ、花陽の体には、怪人が入っているという事ですか?」

海未がそう聞いてきた。

 

「多分な。」

すると今度は、花陽の体に入ってるイマジンが聞いてくる。

 

『お前、イマジンを知ってるのか?』

 

「あぁ。それで、お前の事を教えてくれないか?今のお前を見る限り、お前も何か困っているように見える。俺たちなら、何か解決出来るかもしれない。」

 

『お前に何が出来るってんだ?ただの高校生のガキのくせに…』

 

お前が入ってる体も、高校生の体なんだがな…俺はそう思ったが口には出さずに、次の言葉を発する。

 

「確かに俺は高校生だが、俺は仮面ライダーだ。ただの高校生じゃない。」

 

『!?お前()仮面ライダーなのか!?』

 

俺は今のこのイマジンの言葉を聞いて思った。なんとなくは考えてたが、恐らくこいつは仮面ライダー電王と協力して戦っていたイマジンの1人だろう。

 

「あぁ、俺たちは仮面ライダーだ。だから教えてくれ、頼む。」

 

『……分かった。俺の名はモモタロス。俺はイマジンではあるが、未来から来たイマジンを止めるため、仮面ライダー電王として俺の契約者と戦ってきた。』

やっぱりか…

 

「あの、私達はまだイマジンっていう怪人について詳しく知らないんだけど、どういうものなの?」

絵里が聞いてきた事に、今度は俺が答える。

 

「イマジンっていうのは、さっきモモタロスが言ったように 未来から来た怪人だ。正確には、未来から来た人類の精神体が、人間のイメージ(記憶)によって怪人になったものだな。」

 

「人のイメージ?」

穂乃果は全く話が分かってない様子で、そう聞いてきた。

 

「イマジンは、人間と契約する事で怪人体になるんだ。その契約者のイメージによって、そのイマジンの体が決まる。イマジンは契約者の望みを叶える代わりに、その人の1番大切な時間に飛んでしまう。そしてその過去で暴れて、未来を変える事が目的らしい。その望みを叶えるっていうのも、大体のイマジンは勝手な解釈で決めるから、ちゃんとした形で望みが叶う事はあんまりないな。」

 

「なんか、難しすぎてよく分かんないや…」

「そうにゃ…」

「そうね。」

穂乃果、凛、にこは全く分かっていないようだ。他のみんなも、あまり話についてこれてないな…

 

「まぁ、簡単に言うと、過去を壊して未来を消そうとする悪い怪人と思ってくれ。」

 

『お前、よく知ってんな…お前、何者なんだよ…』

感心したように、モモタロスがそう聞いてきた。

 

「まぁ、俺は普通の仮面ライダーじゃなくて、色んな仮面ライダーに変身出来るんだ。だから、電王の事も知ってるんだ。」

 

『じゃあ、お前は電王にも変身出来るのか?』

 

「前までは、仮面ライダーディケイドっていう仮面ライダーの力で変身する事が出来たんだけど、今は何故か変身出来なくなってるんだ…」

 

『ディケイド!?』

 

「知ってるのか?」

 

『前にちょっとな…』

 

「悪い、話がだいぶ逸れたな。続きを頼む。」

 

『あぁ。1週間前、俺が乗っていた、時の電車『デンライナー』から急に弾き飛ばされて、気づいたら、訳のわかんねぇ所にいたんだ。俺と一緒に、俺の他の3人のイマジンも弾き飛ばされたんだが、そいつらも今どこにいるのか分からねぇ…それからは、デンライナーとも、俺の契約者とも、他のイマジンとも連絡が取れなくなったんだよ…それに、体も俺の契約者と契約する前のように、実態が保てなくなっちまったし…』

 

「なるほどな…分かった。俺たちにも何か強力出来る事があれば協力する。だから、花陽の体を返してくれないか?」

 

『……悪いな。断る。』

 

「何?」

 

モモタロスの言葉に、みんな驚き、険しい表情になった。

 

『実態がない俺は、今は人間の体に入らないとまともに動けねぇんだよ。それにこの体は気に入った。俺の仲間が見つかるまでは、この体借りてくぜ。』

 

「そうか…だったら、力づくでもお前を引っ剥がす!」

俺は立ち上がって、モモタロスが憑依した花陽の所まで言った。

 

『はんっ、お前にそんな事出来んのかよ?この体、仲間の体なんだろ?仲間の大事な体を、傷つけられんのか?』

 

確かに、花陽の体に入っている以上手荒な真似は出来ない…どうする…あっ、そうだ!一か八か、やってみるか!

 

「アホそうなのに、そういう所は頭回んのかよ…」

 

『なんだと!?』

俺の言葉で火がついたモモタロスは、立ち上がって大声で言った。

 

『さっきから聞いてりゃ、てめぇガキのくせに生意気な事ばっかり言いやがって!』

そして、冒頭に戻ってきた訳だが…

 

『オラァッ!』

モモタロスが俺に殴りかかってきた。よしっ、かかった!あとはどうなるか…俺がそう思っていると、

 

『うっ…なにぃ…!?』

モモタロスの手が俺の顔の前で止まった。やっぱりか…

 

やめて…ください…

その時、花陽の声が聞こえた。

 

やめてください…やめて、ください!」

すると、花陽の体からモモタロスが抜け出して、砂の状態で地面から上半身、その上に下半身があるという奇妙な状態のモモタロスが現れた。

 

そして、花陽はその場に座り込んだ。

「かよちん、大丈夫!?」

 

「うっ、うん。ごめんね、凛ちゃん。」

 

『こいつ、まさか!?』

今の出来事で、モモタロスは気づいたようだ。

 

「何が起こったの?」

みんなの気持ちを代弁したように真姫が言った。

 

「それは、多分花陽が()()()と呼ばれる存在だからだと思う。」

 

「特異点…?」

 

「あぁ、時間からのあらゆる干渉を受けない数少ない人の事を特異点って言うんだ。特異点の人は、イマジンが過去を壊して未来が変えられたとしてもその影響を受けないし、自分が今いる時間が消滅したとしても、特異点の人だけは消滅しないんだ。それに、特異点はイマジンに体を乗っ取られたとしても完全に支配される事はない。だから花陽は、今のモモタロスを止める事が出来たんだと思う。まぁ、目が覚めるまでに少し時間がかかったみたいだけどな。」

 

「もしかして、優くんは気づいてたん?」

俺の説明を聞いた希がそう聞いてくる。

 

「もしかしてって思ったんだ。特異点の人間は時の干渉を受けないため、仮面ライダー電王にも変身出来るんだ。逆に言えば、特異点の人間にしか変身出来ない。そして今、µ’sの中で花陽だけが仮面ライダーに変身してない。だから、もしかして花陽が仮面ライダー電王に変身する資格を持ってるのかもしれないと思って、一か八かの賭けに出たって訳だ。」

 

『チッ…』

俺の言葉に舌打ちしたモモタロス。

 

「なぁ、本当に頼む。俺たちも今、強大な敵と戦っているんだ。お前が元の仲間と会えるように協力出来ることはする。だから、花陽の体を乗っ取るのはやめてくれないか?」

 

『分かったよ…』

 

「助かる。」

 

『おい、お前が今言った強大な敵ってなんなんだ?』

 

「それは、財団Xという組織で、過去の様々な仮面ライダーの敵怪人を送り出してくる奴らだ。」

 

その時、俺のペガサスアニマルと蓮のドラゴンアニマルが飛んできた。

 

「噂をすれば、こんな時に財団Xかよ…授業だってもうすぐ始まるのに…仕方ない。ここは俺が行くから、みんなはちゃんと授業受けてるんだぞ。穂乃果、海未、ことり、先生に俺は遅れますって伝えておいてくれ。」

 

「悪い。凛、花陽、真姫、俺も頼む!」

 

俺と蓮はそう言って、怪人が暴れている所へと向かった。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 花陽〜

 

『俺も行く!』

 

優くんと蓮くんが怪物が暴れている所に向かっていった後をモモタロスさんが砂の状態のまま追いかけていった。

 

「あっ、待って!」

 

私もその後を追いかけていった。さっきまで私の体を乗っ取られていたみたいだけど、何故か私はモモタロスさんが悪い人?悪いイマジンさんには見えなかった…

 

〜side out〜

 

 

 

〜side 絵里〜

 

「あっ、花陽!」

あのモモタロスっていうイマジンを花陽が追いかけていってしまった。

 

「凛たちも行こっ!」

凛がそう言ったが、

「ダメよ。」

私が止めた。

 

「えぇ、なんでにゃ?かよちん行っちゃったし、追いかけないと!」

 

「優くんに言われたやろ?みんなはちゃんと授業受けるんやって。それに、花陽ちゃんの所には優くんたちもいる。だから今は、ウチらのやるべき事をやらないと。」

 

希の言葉を聞いて、みんなは渋々納得して授業を受ける事になった。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「あれはイマジン!?」

 

「あんっ?なんだお前ら!」

 

俺と蓮がメカアニマルに呼ばれた所へ向かうと、ウルフイマジンがいた。

 

「あれは、イマジンじゃねぇか!」

 

俺が声が聞こえた方に振り返ると、

「モモタロス!?それに花陽まで…なんで!」

砂状態のモモタロスと、花陽が走って追いかけて来ていた。

 

「わっ、私はモモタロスさんが出ていったから…」

 

「はぁ…仕方ない、蓮。出来るだけ早く片付けるぞ!」

 

「あぁ!」

 

その時、何故か大量のグールが現れた。

 

「なっ、なんだ?こいつら…」

 

「なんでイマジンとグールの組み合わせなのかは知らないが、そんな事はどうでもいい。とにかく両方倒す!」

 

それぞれのブレスから俺はウィザードライバー、蓮はビーストドライバーを呼び出す。

 

 

『『ドライバーオン!』』

 

 

『シャバドゥビタッチヘンシン〜!シャバドゥビタッチヘンシン〜!』

 

 

「変身!」「変〜身!」

 

 

『フレイム プリーズ!ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!』

 

『セット!オープン!L・I・O・N!ライオン!』

 

 

俺は仮面ライダーウィザード フレイムスタイルに、蓮は仮面ライダービーストに変身した。

 

「さぁ、ショータイムだ!」

「ランチタイムだ!」

 

いや、蓮のビーストドライバーは魔力を食うわけじゃないんだから、ランチタイムじゃないと思うが…

 

そして俺はウィザーソードガン ソードモード、蓮はダイスサーベルでグールへと斬り掛かる。

 

「「はぁっ!セイッ!」」

 

『ルパッチ・マジック・タッチゴー!』

 

『ビッグ プリーズ!』

 

俺はビッグリングの力で右腕を巨大化させ、グールを数体叩き潰した。

 

「次はこいつだ!」

「だったら俺はこいつで!」

 

 

『ウォーター プリーズ!スイ〜スイ〜スイ〜スイ〜!』

 

『カメロオッ!ゴーッ!カカッ、カッカカッカ、カメロオー!』

 

 

俺は仮面ライダーウィザード ウォータースタイルに姿を変え、蓮はカメレオマントを身につけた。

 

そして俺は右手の魔法リングを変え、

『リキッド プリーズ!』

リキッドリングの能力で体を液状に変えて、地面を泳ぐ。

 

そして蓮はカメレオマントの力で姿を消し、俺と蓮の場所が分からなくなったグール。

そんなグールに、

「「はぁぁっ!」」

姿を現して俺はウィザーソードガン ガンモードで撃ち放った。蓮はダイスサーベルで斬りかかった。

 

 

『ハリケーン プリーズ!フーフー! フーフーフーフー!』

 

『ファルコッ!ゴーッ!ファッファッファッ、ファルコッ!』

 

俺は仮面ライダーウィザード ハリケーンスタイルに姿を変え、蓮はファルコマントを身につけた。それぞれの能力で飛び、上空からグールへと斬りかかった。

 

 

『ランド プリーズ!ドッドッドドドド、ドッドッドッドンッ!』

 

『バッファッ!ゴーッ!バッバ、バババババッファ!』

 

 

今度は、俺は仮面ライダーウィザード ランドスタイルに姿を変え、蓮はバッファマントを身につけた。お互いの強化されたパワーで、今度は肉弾戦で戦い始めた。

 

「「あぁ!オラァッ!はぁぁぁっ!」」

 

「クッ…倒しても倒しても、きりがない…」

 

俺がそう言った時、

 

「「グハァッ…」」

 

グールばかりに気を取られていた俺と蓮が、ウルフイマジンの攻撃を受けてしまう。その事にダメージを受けたが、俺達はもう一度立ち上がって戦い始めた。

 

〜side out〜

 

 

 

〜side 花陽〜

 

「優くん…蓮くん…」

 

怪物との戦いでダメージを受けている優くんと蓮くん…

 

「私が、仮面ライダーになれたら…2人のサポートだって出来るのに…」

 

その時、さっき部室でモモタロスさんが私に憑依していた時の、微かな記憶を思い出した。確か、モモタロスさんは今実態が保ててない…体を取り戻すには、契約者がいないとだめ…

 

「ねぇ、モモタロスさん…」

私は近くにいたモモタロスさんに話しかけた。

 

『なんだ?』

 

「もし…モモタロスさんの実態を取り戻す事が出来たら、優くんや蓮くんと一緒にあの怪物を倒す事が出来るの…?」

 

『あっ、あぁ…』

モモタロスさんは、私の言葉に戸惑いながらも答えた。

 

「じゃあ、本当の契約者の人が見つかるまで、私と契約してくれませんか…?」

 

『はぁ?俺からしたら得なことだが、いいのかよ?』

 

「うん…」

 

私とモモタロスさんの言葉を聞いた優くんが、

 

「おいっ、花陽!何言ってんだ!お前も聞いてたろ、イマジンと契約する事の危険さが!」

 

怪物と戦いながら言ってくる。

 

「うん、聞いてたよ。けど、私はモモタロスさんが悪いイマジンに見えないの。」

 

「だとしても危険だ!絶対ダメだ!」

 

「危険だとしても!私は、少しでも2人の戦いの力になれるなら、力になりたいの!!」

 

「花陽…」

 

その時、私の体から光が出てきた。

 

 

「なっ、何…!?ダッ、ダレカタスケテ~!!」

 

 

 




〜次回の、µ’sと仮面ライダーの物語!〜
花陽に新たな力が宿り、イマジンと協力してイマジンと戦う。
そして、更なるトラブルが起こる事になってしまう…

次回、『84話 電車の戦士』



ライダーアイテム、紹介コーナー!

『ペガサスアニマル』
ペガサスがモチーフのメカアニマル。優が作ったホークアニマル、シャークアニマルを元に優香が開発した。伝説の生物をモチーフにしたメカアニマルを作るあたり、流石女神様だ。ペガサスアニマルは、空からと地上から、両方の探索を得意とする。

『ドラゴンアニマル』
ドラゴンがモチーフのメカアニマル。優のメカアニマルを元に、咲が作った宮崎蓮が使うメカアニマル。空からと水中からの探索を得意とする。





今回、とうとうイマジンが登場しました!そして次回はとうとう花陽が○○します!

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次回もよければ、見てください!
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