μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい、87話です。

今回のあとがきから、新コーナーが始まります。新コーナーでも説明しますが、2話に1度のペースぐらいで行おうと思っています。更に、その新コーナーで優やµ’sのメンバーも登場しますが、メタ発言も多く、本編とは別の優達と考えてください。メタ発言など、そういうのが苦手な方は、飛ばしてください。

では87話、スタートです!


87話 ハロウィンライブ!

〜前回のラブライブ!、µ’sと仮面ライダーの物語!〜

 

優「秋葉原で開催される事になったハロウィンイベントに、地元のスクールアイドルであるA‐RISEとµ’sがライブをする事に。ラブライブの最終予選でA‐RISEに勝つため、お客さんに強く印象に残るパフォーマンスをするため、いろんな部活動の格好をしたり、他のメンバーになり切ってみたりしてみたものの、中々いいアイディアが思いつかない…」

 

蓮「そんな中、バグスターウイルスが暴れだしたという知らせを受け、µ’sのみんなにはハロウィンイベントに専念してもらうため、俺と優で戦うことに。」

 

優「バグスターウイルスを倒したすぐ後、何者かの攻撃を受けた俺達。すると、俺が変身した姿である仮面ライダーインフィニティ ツムツムゲーマーレベル50の足が見えた…」

 

蓮「お前まさか、分身の術が使えたのか!」

 

優「んなわけねぇ…いや、確かアタックバックルで使えるカードの中に、分身出来るカードもあったような…」

 

蓮「じゃあ、お前が攻撃して来たのか!?」

 

優「はぁ、なんでそうなるんだよ…だいたいそんな事して俺になんのメリットが…ってか、まだ足しか見てねぇし…」

 

蓮「ツッコミが多いな…」

 

優「誰のせいだよ!ったく、相変わらずうるせぇやつだ…今からの話でそれもちゃんと分かるから、大人しくしとけよ…

それでは、どうなる87話!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺…?」

 

俺が変身した姿である仮面ライダーインフィニティ ツムツムゲーマーレベル50の足が見えたかと思うが、

 

「いや、違う…」

 

すぐ違うと分かった俺。

 

「まず、腰にゲーマドライバーが巻かれていない。それに、所々違うし、顔も違う。ただ似てるだけなのか…?お前は、何者だ?」

 

そいつはさっき俺が言ったようにゲーマドライバーを腰に巻かず、パラドクス レベル50が巻いてるパラドクスバックルの色が水色になっている物が腰に巻かれている。

 

「俺は、仮面ライダーラビリンス。」

 

「ラビリンス…?」

 

「このガシャットギアデュアルオメガで変身した、ツムツムゲーマーレベル50だ。」

 

「「…!?」」

 

ラビリンスは腰のベルトの右にあるガシャットホルダーに差し込んである、ガシャットギアデュアルを見せてきた。

 

「ガシャットギアデュアルオメガ…?ツムツムゲーマーレベル50…?おい、なんだそのガシャットギアデュアルは!なんで俺と同じ姿に変身出来るんだ!」

 

「そんな事どうだっていいだろ。それより、俺と遊ぼうぜ、優。」

 

「なんで俺の名前を…って聞いても無駄か…」

 

『パーフェクトツムツム!』

『バンバンシミュレーション!』

 

「50コンボ!」

「第五拾戦術」

 

「「変身!」」

 

 

『全てを繋いで 己の力へ!パーフェクトツムツム〜!』

 

『スクランブルだ!出撃発進 バンバンシミュレーションズ!発進!』

 

 

「はぁっ!」

 

俺はラビリンスと接近戦で戦い始め、スナイプは後ろから銃撃で援護している。

 

『鋼鉄化 4コンボ!』

 

しかし、ラビリンスは俺と同じパーフェクトツムツムのエナジーアイテムを自在に操る能力で防御した。

 

「そんなぬるい攻撃するなよ、お前の力はそんなもんか?優。」

 

「言ってくれんじゃねぇか…オラァ!」

 

俺は更にラビリンスを殴る。その後ろで、

 

「はぁ!」

 

スナイプが両手のオーバーブラストキャノンでラビリンスに銃撃を放つ。

 

「なんだ?」

 

しかし、ラビリンスはダメージをほぼ受けていない。

 

「俺は今優と遊んでんだ、邪魔すんなよ…」

 

『 重力操作 3コンボ!』

 

「なに!?うおっ!ちょっ、ぎゃあああ!うっ…」

 

『ガッシュー』

 

ラビリンスはスナイプへ手を向け動かすと、それに合わせてスナイプも浮いてぐるぐると動いていく。そしてスナイプが落ちると、そのダメージで強制変身解除した。

 

「どうだ、新しいエナジーアイテムの力。」

 

「新しい、エナジーアイテムまであるのか…」

 

「ついでにこいつもお見舞いしてやる!」

 

『ネガティブ化 4コンボ!』

 

「うっ…!?くっ…うぅぅ…どうせ俺なんか、なんの価値もない人間なんだ…」

 

そう座り込んで言い出したネイチャー。見てるだけで紫のネガティブオーラが見えてくる。

 

「こんなのまで出来るのか…」

 

「さぁ、優。これでお前とのフェアなバトルが楽しめるぜ。」

 

「なんでそんなに俺と戦いたいんだ?俺のファンか何かか?」

 

「へっ、俺とお前はもっと深い関係だぜ。」

 

もっと深い関係…?

 

「今はそんな事どうだっていい。さぁ、行くぜ!」

 

そう言ってラビリンスは俺に殴りかかってくる。俺はそれを左手で防ぎ、右手でラビリンスを殴る。それによりラビリンスは少し後退る。

 

「へっ…なかなかやるな。けど、勝つのは俺だ!」

 

そう言いながらラビリンスはエナジーアイテムを操り始めた。そして俺もエナジーアイテムを操り始める。

 

『『マッスル化 3コンボ!ジャンプ強化 2コンボ!』』

 

『キメワザ!パーフェクト クリティカルコンボ!』

『キメワザ!パーフェクト クリティカルコンボ!』

 

俺とラビリンスは高くジャンプし、空中でキックを放つ。

 

「「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

「ぐはぁぁぁ…!」

 

『ガッシュー』

 

しかし、俺はラビリンスの蹴りの威力に負け、強制変身解除して倒れてしまう。

 

「なんで…レベルも、使ったエナジーアイテムも同じなのに…」

 

「今のお前じゃ俺には勝てない。」

 

そう言って、ラビリンスは変身を解く。

 

「パラド!?って、違うか…」

 

その姿は、永夢さんに感染しているバグスター、仮面ライダーパラドクスの変身者であるパラドに似ている。と思ったが、服装が同じなだけで、顔を見て違うと分かった。

 

「俺はパラドであってパラドじゃない。」

 

「どういう意味だ?」

 

「俺はパーフェクトツムツムのバグスター、ラビリー。パラドに似ているが、パーフェクトパズルの進化したゲーム、パーフェクトツムツムのバグスターである俺は、パラドより強い。それに、お前よりもな。優。」

 

そう言ってニコッと笑うラビリー。その笑顔は、パラドの笑顔にそっくりな無邪気な笑顔だ。

 

「どういう意味だ?」

 

「俺はパーフェクトツムツムのバグスターだ。だから、俺はお前よりもエナジーアイテムの性能を活かせている。けど、俺と同じようにエナジーアイテムを扱えるのが可能なのは、お前だけだ。また遊ぼうな、優。」

 

そう言って、ラビリーは消えていった。

 

「あっ、待て!」

 

新たな敵のバグスターで、新たな敵のライダーか…謎が多いやつだな…俺はそう思いながら、未だ座り込んでる蓮の所へ行く。

 

「おい、大丈夫か?」

 

俺は手を差し伸べながら蓮に言った。

 

「どうせ俺なんか…お前の手を撮る資格もない人間なんだ…俺は、陽の光を求めることすら許されないんだ…」

 

お前はどこぞの地獄兄弟か…

 

「はぁ…そんな事ないだろ。お前はいつも元気なんだから、元気出せよ。」

 

「いいように言ってるけど、それって俺がバカってことなんだろ…」

 

「確かにお前は馬鹿だけど、そういう意味て言ったんじゃねぇぞ。」

 

「どうせ俺なんか…」

 

「ああもうめんどくさい!とりあえず、学校に戻るぞ!」

 

俺は蓮を無理やり引っ張って、音ノ木坂に戻って行った。

 

 

 

俺は蓮を引っ張りながら、音ノ木坂学院に戻ってきた。ネガティブ化のエナジーアイテムの効果は、いつまで続くんだ…?

 

「あれ、仮野くん?それに宮崎くんも。って、宮崎くんどうしたの?」

 

そんな俺に声をかけてきたのは、穂乃果の友達であるヒデコさん、フミコさん、ミカさんの3人、通称ヒフミトリオのヒデコさんだ。この3人、いつも一緒にいるな…穂乃果とことりと海未みたいだ。

 

「アハハ…ちょっといろいろあってね。」

 

ネガティブ化したままの蓮の事を聞かれたので、俺は誤魔化す。

 

「あっ、穂乃果達って今部室にいるのか?」

 

「いや、えっと…そのぉ、今理事長室に…」

 

フミコさんの言葉に、俺は頭の中にはてなマークを浮かべる。

 

「理事長室?なんで?」

 

「それは…行って、見た方が早いと思う…」

 

苦笑いしながらそう言うミカさん。なんか、嫌な予感してきた…

 

 

 

俺は3人に言われた通り、蓮を引っ張って理事長室に来た。

 

「蓮は…ここに座らせておいた方がいいな。この状態で理事長室に入らせる訳にも行かないし…」

 

「どうせ俺なんか、理事長室に入る価値もないんだ…」

 

ほんと、ラビリーのやつ、めんどくさい事をしてくれたな…

 

「理事長!違うんです、ふざけてたわけじゃないんです!」

 

「そうなの!ラブライブに出るためには、どうしたらいいのかなってみんなで話し合って…」

 

「今までの枠に捕われていては、新しいものは生み出せないと思って…」

 

ん?絵里にことり、海未の声だな。理事長室の中から、あいつら、ほんとに何したんだ…?

そう考えながら、俺は理事長室の扉をノックする。

 

コンコンコン

 

「どうぞ。」

 

俺は理事長の声が聞こえてきたのを確認して、理事長室へ入った。すると、そこには信じられない格好のみんなが…

 

 

 

「何、やってんだ…?」

 

 

 

顔には白黒のメイク、色々とギリギリな格好、手には鎖を持ってるやつも…海外のあのハードロックバンドの人達みたいな格好だ。その事に、俺の今の顔は自分でも想像出来ない顔になっている事だろう…

 

「優くん…いや、これは…」

 

「違うの!ふざけてたわけじゃないの!」

 

「一旦、アイドルっぽさをなくしてみようという話になりまして…」

 

穂乃果、ことり、海未が必死に弁解してくる。

 

「はぁ…」

 

最近、絵里がポンコツ化してきたと思ってたけど、海未もだったとは…この話になって誰も止めないなんて、µ’sが心配になってきた…

 

「理事長、本当にすみません…」

 

「いえ、仮野くんが謝ることじゃないわ。」

 

そう優しく言ってくれる理事長。理事長…いい人過ぎる…!理事長にとっては、自分の娘がこんな格好してるってことだよな…今の理事長の気持ちは、俺には想像も出来ない…

 

「とにかく、私達はふざけてたわけじゃありません!怒られるなんて心外です!」

 

「そうですそうです!」

 

穂乃果と凛がそう言うと、穂乃果は持っていた鎖を地面に落とす。危ないだろ…結構重そうな落としたぞ、その鎖…

 

「とにかく、怒られるのは納得できません!」

 

「分かったわ。じゃあ最終予選はそれで出るという事ね?それならば、今後その姿で活動する事を許可するわ。」

 

「あぁ…えぇぇっと…」

 

理事長の言葉で固まる一堂。

 

『すみませんでしたぁーー!!』

 

9人全員が、そう叫んで理事長室を飛び出した。

 

 

「はぁ…何やってんだよ…ほんと、すみません…」

 

みんなが飛び出した後、俺は理事長にもう一度謝る。

 

「いえ、あの子達らしくていいじゃない。」

 

理事長、優しいけど、それって褒めてはないですよね…?俺はそんな疑問を抱いたが、わざわざ口に出して言わない。

 

「それよりちょうど良かった。これを、仮野くんに渡したくて。」

 

そう言って、理事長は俺に少し古そうな、辞書ぐらい分厚い1冊の本を渡した。うわっ…こんなに分厚い本、読もうとは思えないな…

 

「これは?」

 

「音ノ木坂学院の歴史書みたいな物。歴史のある学校だから、一般で発売されてはないけど、この学校の図書室に数冊この本があるの。」

 

「なんで、これを俺に?」

 

「この本には、音ノ木坂学院の…いえ、音ノ木坂周辺の事も含めた歴史が書かれているんだけど、その後には音ノ木坂の有名な物だったり、色々な事が書いてあるの。その中に、音ノ木坂の伝説という欄がある。そこには、都市伝説だったり、幽霊だったりと、まだ現代の科学では証明出来ていない事なども数多く書かれているわ。

 

私は理事長だけど、こんなに分厚い本を読もうとは流石に思えなくて…それで、この前目次の所を何となく見ていたんだけど…これを見て。」

 

そう言って、理事長は目次のある部分を見せてきた。そこは、さっき理事長が言ってた『音ノ木坂の伝説』と括られている部分。『仮面の戦士伝説』と書かれていた。

 

「これって、もしかして…」

 

「えぇ、私もそう思ってその部分を読んでみたの。そこには、仮面ライダーの事らしい物が書かれていたわ。」

 

「ほんとですか!?」

 

「私も、仮面ライダーの事については詳しくないから、ちゃんとは分からないけど、多分そうだと思うわ。だから、また時間がある時に読んでみてもらえないかしら?」

 

「もちろんです。ありがとうございます!失礼しました。」

 

俺はその本を受け取り、学生鞄に入れて理事長室を出た。

 

 

 

あっ、こいつまだネガティブ化したままなのか…俺は理事長室の前の廊下に座り込んでいる蓮を見てそう思う。みんなは蓮に気づかないスピードで廊下を走ってったのか…

 

「どうせ俺なんか、みんなに気づいてもらえないぐらい影が薄いんだ…」

 

あっ、みんなに気づかれなかった事を気にしてんだな…

 

「ほら、蓮。とりあえずみんなのとこ戻るぞ。」

 

俺は蓮を引っ張って立ち上がらせて、アイドル研究部の部室まで向かう。

 

 

 

俺はみんなが着替え終わるまで外で待っている。

 

「あっ、優くん…その…」

 

着替えを終えて部室から出てきた穂乃果が、申し訳なさそうに言ってくる。

 

「反省してるようだし、もういいよ。別に、怒ってるわけじゃないしな。」

 

「ありがとう!」

 

すると、他のみんなも着替え終えて部室から出てきた。

 

「蓮くんどうしたの!?」

 

廊下の隅っこでネガティブ化している蓮を見て、凛が慌てて聞いてくる。

 

「ネガティブ化してしまう攻撃を受けてから、ずっとこんな感じだ…まぁ、そろそろ戻るはずなんだけど…」

 

「どうせ俺なんか、何をやってもダメなんだ…何をやっても、かっこ悪い人間なんだ…」

 

「そんな事ないにゃ!蓮くんは、すっごく優しくて、かっこいい人だよ!」

 

「凛…」

 

あっ、紫のネガティブオーラが消えた。

 

「そうか?俺かっこいいか?」

 

「うん!」

 

「そうか…そうだよな!俺はダメなやつじゃないよな!よっしゃあ!俺は最強だぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「ったく、調子の良い奴だ…」

 

 

 

 

 

「どうしてこうなるの!」

 

もう一度話し合いをするべく、ハンバーガー屋、ワックにやって来た俺達。まずにこが怒り気味でそう言う。

 

「そうです。もっと真面目にインパクトを与えるためにはどうしたらいいか、話していたはずです!」

 

「最初は海未ちゃんだよ!いろんな部活の格好してみようって!」

 

「それは…ですがその後は穂乃果達でしょ!」

 

そう言い合いを始めてしまう穂乃果と海未。

 

「それはそうやけど…」

 

「みんなでやろうって決めたんだし…」

 

「責任の擦り付け合いをしててもしょうがないよ。」

ことりの言葉で、とりあえず少し落ち着いた。

 

「そうよ。それより今は具体的に、衣装をどうするかを考えた方がいいんじゃない?」

「一応考えてはみたんだけど、みんなが着て似合う衣装にしたいなって思うの。」

 

真姫の言葉を聞いたことりがそう言う。

 

「だから、あまりインパクトは…」

 

さらに声を小さくしてそう言ったことりに、

 

「でも、それじゃA‐RISEには…!」

 

にこが反論する。みんなは暗い表情を浮かべ、結局その日はいい案が思いつかなかった…

 

 

とりあえず出来ることからライブの準備を進めることなった俺達は、ワックから出た。 すると、空は少し暗くなっていた。しかし、ハロウィンイベントの飾りなどがあって明るい。そんな中、穂乃果は上にある飾りや空を、じっと見つめている。

 

「何やってんだ?」

 

「置いていきますよ。」

 

俺と海未の言葉で気づいた穂乃果は、俺達の方へ振り返る。

 

「あっ、ごめん。ハロウィンって、昼と夜とじゃ、全然印象が違うんだねぇ。綺麗だなぁ…」

 

穂乃果の言葉を聞いて、俺と海未も上を見る。確かに綺麗だ…

 

「さぁ、行くわよ。遅くなるわ。」

 

絵里の言葉を聞いて、俺達はそれぞれライブの準備へ取り掛かることに。

 

 

 

 

 

ことりを中心に、にこ、花陽、そして俺は衣装作りのチーム。にこと花陽はミシンで、俺とことりは手縫いで進めている。

 

「そういえば優くん、お裁縫出来るようになったの?」

 

「あぁ。あの合宿の時以来、少しでもことりの力になれるようにって、ちょっとずつ練習してたんだ。」

 

「そうなんだ、ありがとう!」

 

俺とことりが、そんな会話をしながら作業を進めていると、

 

「あぁ…!ごめんなさい…間違えちゃった…」

 

花陽が少し失敗したらしい。

 

「おかしいと思うんだけど!なんで私達が衣装作りやってんの!」

 

にこが不満そうな顔でそう言った。

 

「みんなは、ライブの他の準備があるから。」

 

「よく言うわ。くだらない事で、時間使っちゃっただけじゃない!」

 

「そんなに無駄じゃなかったんじゃないかな。」

 

にこの言葉に、そう答えることり。

 

「はぁぁ?どこが?」

 

「私は楽しかったよ。おかげで衣装のデザインのヒントも貰えた。」

 

「衣装係って言われて、損な役回りに慣れちゃってるんじゃない?」

 

「おいにこ、言い過ぎ「優くん。」

 

俺がにこに注意しようとしたのを、ことりが止めた。

 

「ことり?」

 

「私には、私の役目がある。今までだってそうだよ。私はみんなが決めたこと、やりたいことにずっとついて行きたい。道に迷いそうになることもあるけど、それが無駄になるとは私は思わない。この衣装はにこちゃんのだよ。」

 

そう言って、ことりはにこの衣装を手に取る。

 

「みんなが集まって、それぞれの役割を精一杯やりきれば、素敵な未来が待っているんじゃないかな?」

 

ことり…そんなにµ’sの事を考えて…

 

 

そして、にこも納得し、俺達は衣装作りを再開した。

 

 

 

 

 

おぉ、すげぇ人…

今日はハロウィンイベント最終日、µ’sとA‐RISEのライブの日だ。会場には凄い数の人が集まっている。

 

「うぅ…いよいよライブ、緊張するねぇ…」

 

「でも楽しんで行きましょ。みんなもほら、楽しそうよ。」

 

絵里の言葉を聞いて、俺と穂乃果は振り返る。

 

そこには、大きなかぼちゃの風船を見てはしゃいでる凛と花陽と蓮。

 

それを見て、「まだまだ子供ね」とでも思っていそうな表情で見ている真姫とにこ。

 

その様子を暖かく見守る海未とことりと希。

 

 

そんな様子が見えた。

 

「どうしたの?」

 

それをじっと見ていた俺と穂乃果に、絵里が聞いてきた。

 

「ううん。ねぇ、絵里ちゃん、優くん。」

 

「「ん?」」

 

「私、このままでいいと思うんだ。A‐RISEがすごくて、私達もなんとか新しくなろうと頑張って来たけど…私達は、きっと今のままが1番良いんだよ。だって、みんな個性的なんだもん!普通の高校生なら、似たもの同士が集まると思うけど、私達は違う。時間をかけてお互いの事を知って、お互いの事を受け入れ合って、ここまでやってこれた。それが一番、私達の特徴なんじゃないかな?」

 

 

 

「私はそんなµ’sが好き!」

 

 

「えぇ、私も!」

「俺もだ!」

 

 

 

 

 

そして、µ’sのライブが始まった…

 

 

 

 

 

 

 

 

Dancing stars on me!/µ’s

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーしっ、絶対ラブライブで、優勝するぞぉー!」

 

「「「「「「「「「「「おぉぉーー!!」」」」」」」」」」」

 

 

こうして、µ’sのハロウィンイベントのライブは、大成功に終わった。

 

 

 

 

 

〜三人称視点〜

 

その頃…

 

優と蓮の姉であり、女神である仮野優香と宮崎咲が向かった並行世界の天界では、2人はその天界に関する事について記されている資料が大量に保管されている、資料室にいる。

 

「はぁ…それにしても、私達がいる天界でライダーシステムが盗まれてから、資料を見せてもらうどころか、他の天界に行くのにも大変になったわね…」

 

「そうね。まぁ、今までのセキュリティは甘すぎたと思うけど…」

 

優香の言葉を聞き、それに同意するも、後半は少し呆れながら言った咲。

 

「まぁ、1番偉い神様があんな感じだしねぇ…」

 

2人が言う1番偉い神様とはどんな人なのだろうか…優や蓮の様な人間界の人が、この会話を聞いたら、間違いなく「天界なのに大丈夫なのか…?」と思うだろう…

 

そんな会話をしながら、優香と咲は資料に目を通していく。すると、優香が1つの資料を見てある事に気づいた。

 

「これは…咲、これ見て!」

 

「ん?これは…!?」

 

果たして、2人が見たものとは…

 

 




優「第1回!何故私はこのライダー!?」

優「という事で今回から始まりました新コーナー。司会はわたくし、仮面ライダーインフィニティ 仮野優が務めさせていただきます。

最初に、このコーナーではメタ発言が出てくる事があります。そういうのが苦手な方は、このコーナーは飛ばしてください。

まずこのコーナーは、2話に1回ぐらいのペースで行われます。作者の都合で3話に1回になってしまう事などもあると思います。そしてこのコーナーでは、µ’sのメンバーを1人ずつゲストに呼んで、そのメンバーが変身するライダーの事や、何故そのライダーには変身する事になったのかを解説していくコーナーです。

では早速、第1回のゲストの登場です!」

穂乃果「高坂穂乃果、高校2年生です!」

優「穂乃果はことりと一緒に、初めてµ’sのメンバーで仮面ライダーに変身したメンバーだよな。」

穂乃果「そうなんだよぉ…あの時はビックリしたけど、何故かクウガの事が頭の中に入ってきたから、変身できたんだ!」

優「女神様が作ったコピーライダーシステムだから、そういう力も付いてるんだ。 」

穂乃果「けど、穂乃果が変身している仮面ライダークウガにも、本当の変身する人がいるんだよね?どんな人なの?」

優「仮面ライダークウガの変身者は五代雄介さん。冒険家で呑気な人だけど、優しくて、強い意志を持ってる人なんだ。

そして仮面ライダークウガとは、突如甦った古代種族のグロンギと戦うため、五代さんが古代遺跡から発掘されたベルトを使って変身した姿なんだ。マイティフォーム、ドラゴンフォーム、ペガサスフォーム、タイタンフォームに変身可能。大ダメージを受けたりするとグローイングフォームになり、2時間は戦えなくなってしまうんだ。」

穂乃果「へぇ。穂乃果はまだマイティフォームとタイタンフォームでしか戦った事がないなぁ…次は、ドラゴンフォームとペガサスフォームでも戦ってみたいな!」

優「あとは、基本の4フォームには進化し、雷の力を持つライジングフォームがそれぞれある。更にアメイジングマイティに、究極の力を持つアルティメットフォームがあるんだが…その力は危険だし、俺は穂乃果が使う事が無い事を望んでる。」

穂乃果「へぇ、そんなにいろんな姿になれるんだぁ…」

優「ここで本題に入るんだが、µ’s9人が何故か分からないけど、クウガからキバまでのコピーライダーシステムで変身した。そこで、何故そのメンバーが、9つのライダーシステムの中からこのライダーに変身したのか、という事について掘り下げていくのがこのコーナーだ。」

穂乃果「じゃあ早速、穂乃果が変身した仮面ライダーは、なんでクウガになったの?」

優「えっと…仮面ライダークウガは、平成最初のライダーで、その後の平成ライダーの軌道を作ったと言っても過言ではない仮面ライダーだ。そして穂乃果も、µ’sの発起人で、穂乃果がいないとµ’sは始まらなかったからな。」

穂乃果「えへへ…//なんかそう言われると照れるなぁ…」

優「あと、さっき言った五代さんの性格と、穂乃果が似てるってのもある。」

穂乃果「呑気で、優しくて強い意志を持ってるか…呑気っていうのがいいのかは分からないけど、優しくて強い意思を持ってるっているのは嬉しいなぁ。えへへ、穂乃果ってそうかな?」

優「俺と作者はそう思ってるぞ。まぁ、頭のネジは緩いけど。」

穂乃果「ムッ…優くん、酷いよ!別に、穂乃果はバカじゃ…バカじゃ…うぅ…」

優「自分でも自覚あるじゃねぇか。」

穂乃果「確かに穂乃果はおバカかもしれないけどぉ…むぅ、こうなったら、これからどんどん悪い怪物さん達を倒して、仮面ライダークウガとして活躍してみせるっ!」

優「気合い入れるのはいいけど、無茶したりはするなよ。おっと、そろそろ時間だ…とりあえず第1回のこのコーナーはここまで。最後に、次回予告をどうぞ!」



穂乃果「ハロウィンライブが無事終わって安心しているのも束の間、優くんと蓮くんと何度も死闘を繰り広げているダークインフィニティが再び現れる。」

優「ダークインフィニティはいつもより強く、苦戦する俺達。しかし、なんとか変身解除に追い込む事に成功。だが、その正体を知った蓮の様子が…」

2人「「次回、『88話 ダークインフィニティの正体…』


次回も是非、見てください!」」
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