μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい、90話です。

今回、優の新フォームであるインフィニティオリジンが戦っていきます!

では90話、スタートです!


90話 起源の力、インフィニティオリジン

〜前回のラブライブ!、µ’sと仮面ライダーの物語!〜

 

優「ダークインフィニティの正体が蓮の親友、秀夜だという事が明かされた。そんな時、俺も秀夜について何かを思い出した。

 

それに気づいた俺は焦り、ことりが見守る中江戸時代の仮面ライダーが使っていたデータボトル、オリジンデータボトルで変身しようとするが変身出来ない。そんな時、ことりに俺が思い出した事を話す。

 

そして、秀夜と戦う事を決意した俺は、秀夜の元へ…

 

秀夜と蓮が幼馴染という事だけでなく、更に俺までもが幼馴染と発言した俺。そして俺は、新たな姿…仮面ライダーインフィニティオリジンに変身したのだった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「仮面ライダー、インフィニティオリジン!俺の強さは…超次元をも超えてやる!!」

 

新たなインフィニティ、仮面ライダーインフィニティオリジンに変身した俺。

 

「秀夜…お前は俺が止める!」

 

「拓真…お前が相手でも、容赦しないぞ!」

 

「拓真!?」

 

秀夜の言葉に、驚く蓮。

 

「「はぁぁぁぁぁ!!」」

 

俺達はお互い、同時に攻撃する。

 

「はぁっ!」

 

そして秀夜が、2激目の攻撃をしてきた。俺はそれを止めて、

 

「はぁぁっ!」

 

今度は俺が秀夜に攻撃する。

 

「くっ…そのデータボトル、かなりの力を秘めてるな…」

 

「そりゃな。これは江戸時代で戦ってた、大!大!大先輩の仮面ライダーが、使ってたデータボトルだ!強いに決まってる。」

 

「そんな昔に、仮面ライダーが…?いや、今はそんな事どうでもいい。」

 

『スペシャル召喚!ダークソード!』

 

そう言って、秀夜は自身の黒い剣を呼び出した。あっ、その剣本当にダークソードだったんだ…やっぱり、ダサい…って、今はそんなことどうでもいい!

 

「まだまだ行くぞ!」

 

『スペシャル召喚!インフィニティソード!』

 

秀夜の言葉を聞き、俺はインフィニティソードを呼び出して構える。

 

「はぁっ!」

 

「せいっ!」

 

「やぁ!」

 

「おりゃあ!」

 

インフィニティソードとダークソードがぶつかり合っていく中、

「はぁぁぁっ!」

 

「ぐっ…」

 

一瞬の隙を見逃さなかった俺は、透かさずインフィニティソードの柄で、秀夜の腹部を殴る。それにより、秀夜が少し引き下がった。

 

〜side out〜

 

 

 

 

〜side 蓮〜

 

優が、拓真…?

 

俺は信じられない事実を突きつけられながらも、納得してしまう自分がいた。

 

何故か、優と拓真が似ていると思った事が何度もあった。それに優は転生時、この世界で死んだ仮野優という人間の体に入り、顔や体は転生前とは違う人になっている。なら、優が拓真でもおかしくない。

 

それに…今の2人の戦いを見て、俺は懐かしく思った…

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「はぁぁぁっ!」

 

「ぐっ…」

 

俺が殴った事で、少しよろけて後ずさる秀夜。

 

「これで、決める…!」

 

俺はインフィニティオリジンに変身した時に生まれた、新しい特殊能力カードをインフィニティバックルへ、秀夜もカードをバックルに入れた。

 

 

『スペシャルアタック オリジンフィニッシュ!』

 

『スペシャルアタック ダークストライク!』

 

 

「「はぁぁぁぁ…」」

 

俺達はそれぞれの必殺技待機に入る…そして、同時に飛んだ。

 

「「はああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!」」

 

俺達のライダーキックが、上空でぶつかり合う。

 

「はぁっ!」

 

「ぐぁっ…!?」

 

俺の威力が勝ち、秀夜は強制変身解除を受ける…

 

「俺の勝ちだ、秀夜。さて、なんで財団Xと手を組んでたのか、話してくれるか?」

 

そう言った俺は、インフィニティドライバーからオリジンデータボトルを取り出して変身解除した。

 

「俺は…」

 

そう小さく呟いた秀夜。その時、

 

 

ポツッ…ポツポツッ…ザァァーーーーーーー!!

 

 

突然大雨が降り出した。

 

「こんな時に、雨かよ…」

 

「くっ…はっ…はああああああああぁぁぁ!」

 

「おいっ、秀夜!?」

 

雨に文句を零した俺だったが、秀夜が俺に殴りかかってきた。そんな秀夜に驚きながらも、間一髪の所で防ぐ。

 

「俺には…絶対やらないといけない事があるんだよ…こんな所で、止まってる訳にはいかねぇんだよ!」

 

その言葉を聞いた俺は、秀夜の胸ぐらを掴む。

 

「馬鹿野郎!俺はお前がしなきゃいけねぇ事が何かは知らない!けど、財団Xと手を組んで…悪に落ちてまでして、やらなきゃいけねぇのかよ!少なくとも、俺が知ってるお前はそんな事するやつじゃない!」

 

「お前に…お前に何が分かるんだよ!!」

 

そう叫んだ秀夜は、再びの顔を殴る。

 

「グッ…」

 

俺が殴られた口元を拭うと、手に血がついていた。

 

「そうかよ…だったら、俺も力ずくでお前を止める!おりゃああああ!!」

 

俺も秀夜を殴る。

 

「あぁぁぁぁぁ!」

 

再び秀夜が殴り返す。

 

「はぁぁぁぁぁっ!!」

 

俺も殴り返す。雨が降る中、びしゃびしゃになりながらも、俺達の大事な物を駆けた殴り合いが始まった…

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 蓮〜

 

雨が降り出した事で、それぞれが傘を差す。

 

「あの2人、あんな雨の中変身もしないで戦ってるよ!?止めないと…」

 

そして穂乃果が、2本の傘を取り出してそう言った。

 

「いや、いいよ。」

 

「蓮くん?」

 

「昔も1回、あの2人が大喧嘩した時があったんだ…その時も、雨の中血だらけになっても喧嘩してた…理由はなんだったのかは忘れたけどな。多分、今の2人も、俺達が何言っても止まらないよ。」

 

「じゃあ、やっぱりあの秀夜って人と、蓮くんだけじゃなく、優くんも親友なの?」

 

「あぁ。」

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「あぁぁ!」

 

「おらぁぁ!」

 

「「うおりゃああああああああああああああああ!!!!」」

 

俺と秀夜は、同時に殴り、

 

「「うっ…」」

 

同時に倒れた。

 

「くっ…ハハハハハハッ!」

 

「……何笑ってんだよ…?」

 

突然笑い出した俺に、そう聞く秀夜。

 

「いや、違う世界に来ても…記憶無くしても…変わんねぇなって思ってな。」

 

「そうだな…お前の言う通りだと思うよ。」

 

「えっ?」

 

「多分、財団Xと手を組んであいつを助けても、あいつは喜ばないと思う…」

 

「あいつ…?助ける…?」

 

俺には、秀夜の言った言葉の意味が分からない。もしかして秀夜は、誰かを助けるために…?

 

「……美穂…いや、優奈か。優奈は元気か?」

 

「あぁ、元気だよ。」

 

「そっか。」

 

そう言って、寂しそうに秀夜は笑った。

 

「なぁ、秀夜。お前の目的とかは知らないけど、また俺達と親友に戻らないか?それで、俺達と一緒に戦って欲しい。」

 

俺は立ち上がって、秀夜に手を差し出した。

 

「俺とそう思ってる。」

 

そして、俺の隣に蓮が来て、同じく手を差し伸ばす。

 

「いいのか…?お前達の命を、何度も何度も奪おうとしたんだぞ…ずっと、騙してたんだぞ?」

 

「俺も、財団Xに操られてたとはいえ、優やµ’sのみんなの命を狙った事もある。」

 

「秀夜、お前はどうするんだ?」

 

「俺は…俺は…やっぱり、あんな奴らと組んでた俺が馬鹿だった…俺は、財団Xをぶっ潰す!」

 

そう言った秀夜は、昔の…俺達の大親友の秀夜顔に戻っていた。それと同時に、雨が止み、太陽が射してきた。

 

「やっぱり、お前はそうでなくちゃな!」

 

「ったく、心配させやがって。」

 

そう笑い合った俺達だったが、少し真剣な表情に戻って俺が切り出した。

 

「それで、なんでお前は財団Xと手を組んだんだ?」

 

「……詳しい事は後で話すけど、簡単に言えば美穂のためだ。」

 

「えっ?」

 

「実は、美穂は重い病気にかかってる。余命ももう短い…」

 

「嘘、だろ…?」

 

「俺も嘘だと信じたい…けど本当だ。そんな時、俺の前に財団Xとその仲間の女神が現れて、美穂を助けてくれるって言ったんだ。その交換条件として、俺が転生してダークインフィニティとして財団Xに入る事だったんだ。」

 

「美穂ちゃんが…」

 

美穂ちゃんを知っている蓮も、ショックを受けている。

 

 

 

〜〜〜〜〜

 

おっとと…ここまで見てきて、まだ謎な部分が多いと思うので、俺仮野優がパパっと説明したいと思います!ちなみに、今説明しようとしている俺は、本編とは関係ないので、気にしないでくれ!

 

まず、蓮と秀夜が前世からの幼馴染で、他に拓真と悠斗という幼馴染もいる。そしてその拓真という人物が俺、仮野優だったのだ!

 

まず、今の俺のおさらいから。今の俺は、この世界で死んだ仮野優という人物の体に、前世で死んだ俺の魂が入ってる。さらに、今の俺の体である仮野優の魂も入っているため、今の俺は2つの魂が入ってるらしい。まぁ、この世界に元々いた仮野優の魂の方はちょっと弱いらしいが…

 

まぁ、転生後の仮野優のおさらいはこんな感じ。で、ここからが本題。今の俺は仮野優の顔だから、俺が拓真という事に蓮は気づかなかったんだ。俺も前世の記憶が無いし。秀夜は知ってたみたいだけど…

 

そしてそして、さっき出てきた美穂ちゃんという人物についてだ。彼女の本名は黒崎美穂。秀夜の苗字も黒崎。そう、秀夜の実の妹だ。しかし、美穂ちゃんも俺達がいた前世で死んでいるようだ。それは何故か…美穂ちゃんは、俺が義理の妹として一緒に住んでる優奈だからだ。記憶を取り戻した時は、俺も驚いたぜ…

 

そんな美穂ちゃん…いや、今は優奈だな。優奈が重い病気にかかっているとはどういう事なのか…以上、本編とは関係ない所の仮野優でした!

 

〜〜〜〜〜

 

 

 

「とりあえず、この話は移動してからにしよう。大事な話だし、立って話すのもあれだろ。」

 

「だな。」

 

そして俺と蓮は、みんなの元へ戻る。秀夜はこれまでの事を気にして、少し離れた所にいる。

 

「みんな、ごめんな。俺達の問題に巻き込んじゃって。」

 

「ううん。それより、さっき言ってた事ってどういう事なの?」

 

みんなを代表して穂乃果が聞いてくる。さっき事情を話したことりと、俺が転生者だということを知ってる絵里は何となく察しているようだが、他のみんなは穂乃果同様気になっている様子だ。

 

「悪い。それはまた今度、ゆっくりと話すよ。俺達も俺達で、分かってない事も多いから。」

 

「うん、分かった。」

 

「ありがとな。」

 

そして、今日はそれぞれ解散する事に。俺と蓮、秀夜は色々話があるため俺の家に行くことにした。

 

「俺達も行くか。」

 

「あぁ。」

 

「あっ、あのっ!」

 

帰ろうとした秀夜の腕を、花陽が掴んだ。

 

「……なんだ?」

 

「この前は助けてくれて、ありがとうございました!」

 

「別に、助けてわけじゃない…」

 

花陽の言葉に、ぶっきらぼうに言う秀夜。

 

「それに、俺はこれまで、それ以上にお前達を危険な目に合わせてきたんだ…」

 

「それでもっ!私は助けてもらったと思ってます!」

 

「お前は、俺が怖くないのか?」

 

「怖くないって言ったら嘘になるかもしれないけど…でも、あなたが優くん達と戦ってたのも、何か事情があるみたいだし…とにかくっ、私は助けてもらったと思ってます。ありがとうございました!」

 

そう言って、花陽は帰って行った。そして、秀夜も無言で歩いていく。

 

「おいっ、待てよ!」

 

俺と蓮も、慌てて秀夜を追いかけた。

 

いろいろあったけど、秀夜がまた仲間になって良かった…

 

 

 

しかし、俺達の関係の修復はそう簡単にはいかないようだ…また新たな壁が、俺達に立ち塞がるのだった…

 

 

 

 

 

 

 




次回の、µ’sと仮面ライダーの物語!

黒崎美穂…今の仮野優奈が重い病気にかかり、その病気を治すために優達と敵対していた秀夜。その秀夜の話を聞き、優奈の事…更に、これまで謎に包まれてた財団Xの目的も、少し見えてくるのだった…

次回、『91話 財団Xの目的』






また新たな優達の仲間が増えるんですが…そう簡単には、行かないのか…

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